試験時間:14時15分〜16時15分( 2時間)
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工種名:鉄筋工事
検討し行ったこと:
悪天候が予想されたため、ガス圧接継手を機械式継手に変更した。
理 由:
機械式継手は、雨、風など悪天候による影響は受けにくく、予定されている工期を順守できるため。
工種名:型枠工事
検討し行ったこと:
敷地が狭小なため、柱、梁の型枠は、工場で組み立てて現場に搬入した。
理 由:
敷地の有効利用と現場での省力化による工期短縮のため。
工種名:鉄骨工事
検討し行ったこと:
本締めが終了した1節目の床最上部デッキプレート敷き込み作業を急ぎ、2節目の鉄骨建方の上下作業の安全行動の防止をした。
理 由:
上下作業になってしまうため、どちらかの作業を中止せざるを得なくなり、効率が悪くなる。安全確保、工期短縮のため。
工種名:コンクリート工事
検討し行ったこと:
高い壁の中間に作業足場を設置した。
理 由:
壁のコンクリート打設において、壁のたたき、壁のバイブレータを確実に行い、じゃんかを防ぐため。
工種名:コンクリート工事
検討し行ったこと:
夏場の施工のため、コンクリート打設後、自動散水装置を設置して5日間は、コンクリート表面に湿潤に保った。
理 由:
コンクリート強度は硬化初期の養生が特に重要であり、特に夏期や風の強い日に施工した床スラブ・ひさし等薄い部材ではコンクリートが急速に乾燥するため。
工種名:アスファルト防水工事
検討し行ったこと:
防水下地コンクリートの表面が平坦で突起物が完全に撤去されていることを管理者と同時に確認する体制とした。
理 由:
不十分な下地状態では、防水性能が確保できないため。
工種名:タイル工事
検討し行ったこと:
外壁タイル張りは、前面道路を先行して早期に外部足場を解体し、接着試験などはゴンドラで行うこととした。
理 由:
前面道路側の埋設物、外構工事の期間を十分の確保するため。
@鉄筋工事
周知徹底方法:
職長が、毎日作業前に行われる朝礼において、その日に作業を行うガス圧接の施工方法や管理の方法など重点項目について説明し周知徹底を図る。
確認方法:
ガス圧接完了後の検査に立会い、判定基準を満たしているかを確認する。
A塗装工事
周知徹底方法:
試験施工の見本を製作して、工事打ち合わせの際に要求される品質を確認させ、具体的な施工方法や管理方法を指示する。
確認方法:
各工程完了時に現場確認を行い、管理項目を満足しているか確認する。
[ 用語の説明 ]
アルミサッシのかぶせ工法とは、建具の改修工事において既存枠を撤去せずに新規の建具枠をかぶせて施工する方法であり、撤去工法に比べ、経済性、施工性に優れているが、窓開口部が既存の物に比べ小さくなる。
[ 施工上留意すべきこと ]
建具の耐食性を維持するため、新規建具の下枠と躯体間にシーリングを施さない等により、既存枠と新規建具との間に水分を溜めないよう配慮することが必要である。
[ 用語の説明 ]
セパレーターとは、型枠工事で相対するせき板相互の間隔を正しく保持するために使用するものである。主なものは、コーンを使用しないもの(丸セパC型)と使用するもの(丸セパB型)がある。
[ 施工上留意すべきこと ]
コーン穴の処理方法について、防水下地や薄い下地等の場合は、丸セパB型を用いコンクリート面と同一にモルタルを充填する。普通のモルタルでは垂れ下がりや乾燥収縮のおそれがあるので、硬練りモルタルを用いるなどの配慮が必要である。
[ 用語の説明 ]
コンクリートの打継ぎ部は、構造上の欠陥となりやすいので問題の少ない位置を選んで打継ぎ部を決定する。梁や床の打継ぎは、せん断応力が最小となるスパン中央付近とする。
[ 施工上留意すべきこと ]
水密性能、気密性能などが要求される部位には、原則として、打継ぎ部を設けない。やむを得ず、打継ぎ部を設ける場合は、性能が満たされる処置が必要である。
[ 用語の説明 ]
シーリング工事でプライマー塗布及びシーリング材充填の際の汚染防止と目地縁の線を通りよく仕上るために用いる粘着テープである。
[ 施工上留意すべきこと ]
除去後、粘着剤が残存せず、シーリング材の接着を妨げない材質のものを用いる。へら仕上げ終了後は、速やかにマスキングテープを剥がすこと。
[ 用語の説明 ]
コーナービードとは、柱や壁の出隅を保護するために取り付ける金属製などの部材である。
[ 施工上留意すべきこと ]
コーナービードは、釘、ドリリングタッピンねじ、接着材などを用いて留めつける。
[ 用語の説明 ]
モザイクタイル張りとは、外壁及び内壁において、下地コンクリートの上に下地モルタル、張り付けモルタルを施工し、小口未満のタイルをユニット化したものを張り付ける工法である。
[ 施工上留意すべきこと ]
たたき押えは、全面にわたって十分に行う必要があるが、その目安は、タイル目地に盛りあがった張付けモルタルの水分で、紙張りの目地部分がぬれてくることによって判断する。
[ 用語の説明 ]
鉄筋部材などを一定の間隔に保持するかいもの。鉄筋コンクリート工事では、せき板面と鉄筋あるいは鉄筋相互を所定の間隔に保持するために挿入するもので、鋼製、コンクリート製、梁・柱・基礎ばり、壁及び地下外壁のスペーサーは側面に限りプラスチック製でもよい。
[ 施工上留意すべきこと ]
設置方法は、スラブについては、上端筋、下端筋は 1.3個/m2程度、端部上端筋及び中央部下端筋には必ず設置、梁については間隔は1.5m程度、端部は1.5m以内、側梁以外の梁は上又は下に設置、側梁は側面の両側へ対称に設置、柱においては上段は梁下より 0.5m程度、中段は柱脚と上段の中間、柱幅 1.0mまで2個、1.0m以上 3個などが必要である。
[ 用語の説明 ]
工場又は敷地内で、ベース筋、柱筋、梁筋などの部分を先に組み立てる工法で、組立てや運搬の省力化を狙いとする。工法としては、地組みした柱筋や梁筋を、鉄骨のように先行自立させる方法と、柱筋の縦方後に梁や床の型枠を組み、その後に梁筋を建て込む方法がある。
[ 施工上留意すべきこと ]
鉄筋加工の先組ヤード、組み立てられた鉄筋のストックヤードの確保が必要である。また、鉄筋組立材の揚重計画の検討、その他としては鉄筋接合方法などの留意が必要である。
[ 用語の説明 ]
リーマー掛けとは、リーマーという穴ざらい用切削刃を用い、ボルト孔の修正または食違いを修正する作業である。部材の孔合わせを行う際、通常、2mm以下のボルト孔の食違いは、リーマー掛けして修正してよい。
[ 施工上留意すべきこと ]
ボルト孔心の不一致の著しい場合は、添え板を取り換え、現場に合うようなボルト孔をあけ直す。
[ 用語の説明 ]
布基礎や基礎梁の位置に沿って、連続的に帯状に掘削する根切り方法である。
[ 施工上留意すべきこと ]
根切り範囲を定めるには、山留め、コンクリート型枠の組立、取外し作業が十分にできるように間隔を見込んでおく。布掘りでは基礎幅から300〜600mmが必要である。
[ 用語の説明 ]
塗装する素地や塗り面の汚れ、ごみ、粒などを研磨紙を用いて取り除いて平滑にし、塗装材料の付着性を高め、仕上げをよくするために行う下地調整のことである。
[ 施工上留意すべきこと ]
木材面の研磨紙ずりは、木目に平行にかける。塗り面を研磨紙ずりする場合は、塗膜が十分に乾燥してから行う。
[ 用語の説明 ]
気密工事に用いる防湿気密シートの材料は防湿気密層の剛性が高いとともに、防湿気密層の平面保持がよく、仕上げ材で防湿気密層を押えたとき、重ね部分の気密精度が向上する。
[ 施工上留意すべきこと ]
気密シートを取り付けるとき、シートがゆるまないよう押さえをすることが必要である。また、シート同士の重ね幅は約10cm以上が必要である。
[ 用語の説明 ]
床開口部は、型枠解体材、使用材料の搬出入のために必要なものである。開口部からの落下を防ぐため、開口部周りに手すり、中さん、安全ネットを設置して墜落、転落及び物の落下防止対策を行う。また、開口部は特に照明を明るくし、かつ、赤い布を下げたり、又は、黄と黒のまだらな塗装をするなどの方法により表示することも必要である。
[ 施工上留意すべきこと ]
高さ 2m以上の床の開口部は、「囲い等」で落下防止措置をすることが定められているので、フタをする等の安全確保に留意する。(労働安全衛生規則第519条)
[ 用語の説明 ]
移動式足場ともいい、枠組足場を積み重ね、その脚部に車輪を付けて水平方法への移動を容易にした足場である。
[ 施工上留意すべきこと ]
作業時は、足元のストッパー4箇所すべて固定して安全帯を使用して作業する。また、移動の場合には上部に人間は乗せない。
A → B → E → J → L
[ 解説 ]
@全イベントの右上に□を表示する。(形は□でなくても、何でも良い)
A最初のイベントの右上の□に 0 を記入し、最初の作業Aの最早開始時刻(EST)とする。
Bイベント番号の若い順に、□(最早開始時刻)と所要日数との和を記入する。
これが各作業の最早開始時刻となる。
C2本以上の矢線(アロー)がイベントに流入するときは、そのうち最大値(max)を最早開始時刻とする。こうして計算した、最終イベントの最早開始時刻が工期となり、その経路がクリティカルパスとなる。
A → B → E → J → L
= 3 + 4 + 11 + 8 + 7
= 33日
EFT(最早終了時刻):22日
フリーフロート :4日
[ 解説 ]
EFT(最早終了時刻)とは、その作業が最も早く終了できる時刻である。
その作業の最早開始時刻(EST) + 所要日数(D)
により求める。
つまり、その作業が開始できる時刻になって、直ちに開始し、予定の所要日数で終了する時刻をいう。
作業 H のEFTは、
最早開始時刻(10日) + 所要時間(12日)
= 22 日
フリーフロートとは、作業の中で自由に使っても、継続する作業に影響を及ぼさない余裕時間のことである。
作業 H のフリーフロートは、
イベントIの最早開始時刻(26日)− イベントDの最早開始時刻(10日)– 作業日数(12日)
= 4日
36日
[ 解説 ]
工程表において、作業Dと作業Kがそれぞれ3日間遅延したときのクリティカルパスは図による。
D + G + K + M
= 13日 + 8日 + 10日 + 5日
= 36日
300
[ 解説 ]
締め固めは、川砂及び透水性のよい山砂の場合は水締めとし、透水性の悪い山砂の類及び粘性土の場合はまきだし厚さ約300mm程度ごとにローラー、ランマー等で締め固めながら埋め戻すのが原則である。(建築工事監理指針3)
◯
[ 解説 ]
寒中コンクリート工事における被覆養生は、水分の蒸発と風による影響を防ぎ、打ち込まれたコンクリートの冷却を遅らせることを目的とするため、外気温が−2℃程度以上の時期の保温養生方法としては有効であるが、初期凍害の防止を目的とするためには、打込み時のコンクリート温度を10℃以上とすることが必要である。
大きい
[ 解説 ]
鉄筋のあきは、呼び名の数値の1.5倍、粗骨材最大寸法の1.25倍、25mmのうち、最も大きい数値とする。鉄筋のあきは、鉄筋とコンクリートの付着による応力の伝達が十分に行われ、かつ、コンクリートが分離することなく密実に打ち込まれるよう過小であってはならない。
共回り
[ 解説 ]
軸回りとは、トルシア形高力ボルトで回転の反力がとれずナットが回転せずにボルトガ回転して、ピンテールが破断することである。ナットの回転とともにボルトも回転する場合とナットの回転とともに座金が回転する場合を共回りという。(建築工事監理指針7)
裏面
[ 解説 ]
改質アスファルトシートの張付けは、シートの裏面及び下地をトーチバーナーであぶり改質アスファルトを十分溶融させ、丁寧に張り付ける。張付け及びシート相互の接合に当たっては、シート端部から溶融した改質アスファルトが、はみ出すように十分溶融させて施工する。(建築工事監理指針9)
◯
[ 解説 ]
ランナー両端部の固定位置は、端部から50mm内側とする。継手は突付け継ぎとし、端部より約50mm内側に固定する。ランナーの固定間隔は、ランナーの形状や断面性能及び軽量鉄骨壁の構成等から900mm程度を限度としている。(建築工事監理指針14)
前
[ 解説 ]
ローラーブラシ塗りは、建築工事における主流の塗装工法であり、はけより1回で広い面積に対して効率よく塗装できる。隅、ちり回りは等は、小ばけや専用ローラーを用い、他の部分に対して先行して(前に)塗る。(建築工事監理指針18)
3
[ 解説 ]
木製下地に釘打ちする場合は、ボード厚さの3倍程度の長さをもつ釘を用い、頭が平らになるまで十分に打ち付ける。
誤ってる番号:B
正しい語句 :施工体制台帳
[ 解説 ]
建設業法
第 24 条の7 (施工体制台帳及び施工体系図の作成等)
第1項
特定建設業者は、発注者から直接建設工事を請け負った場合において、当該建設工事を施工するために締結した下請契約の請負代金の額(当該下請契約が2以上あるときは、それらの請負代金の額の総額)が政令で定める金額以上になるときは、建設工事の適正な施工を確保するため、国土交通省令で定めるところにより、当該建設工事について、下請負人の商号又は名称、当該下請負人に係る建設工事の内容及び工期その他の国土交通省令で定める事項を記載した施工体制台帳を作成し、工事現場ごとに備え置かなければならない。
誤ってる番号:A
正しい語句 :2
[ 解説 ]
建築基準法施行令
第 136 条の2の 20(仮囲い)
木造の建築物で高さが13m 若しくは軒の高さが 9m を超えるもの又は木造以外の建築物で 2以上の階数を有するものについて、建築、修繕、模様替又は除却のための工事(以下この章において「建築工事等」という。)を行う場合においては、工事期間中工事現場の周囲にその地盤面(その地盤面が工事現場の周辺の地盤面より低い場合においては、工事現場の周辺の地盤面)から高さが1.8 m以上の板塀その他これに類する仮囲いを設けなければならない。
ただし、これらと同等以上の効力を有する他の囲いがある場合又は工事現場の周辺若しくは工事の状況により危害防止上支障がない場合においては、この限りでない。
誤ってる番号:B
正しい語句 :低減
[ 解説 ]
建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(建設リサイクル法)
第5条 第1項(建設業を営む者の責務)
建設業を営む者は、建築物等の設計及びこれに用いる建設資材の選択、建設工事の施工方法等を工夫することにより、建設資材廃棄物の発生を抑制するとともに、分別解体等及び建設資材廃棄物の再資源化に要する費用を低減するよう努めなければならない。
[ 工事概要 ]
イ.工事名 ◯◯伏見丹波橋計画
(プロジェクト名称を記載する)
ロ.工事場所 京都府京都市伏見区丹波橋○丁目△番地
(正確な住所を都道府県名から記載する)
ハ.工事の内容
建物用途:共同住宅
(建築基準法でいう用途を記載する。× マンション)
構造:鉄筋コンクリート造
(RC造などと略さずに鉄筋コンクリート造と記載する)
階数:地上7階建、地下1階
延べ面積:16,605.59 m2
主な外部仕上げ:タイル張り
主要室の内部仕上げ:床 フローリング張り
壁・天井 ビニルクロス張り
ニ.工期:平成18年6月〜平成19年11月
(できるだけ最近の物件がよい)
ホ.あなたの立場:設計監理
(主には、現場主任などであるが、
設計監理、工事監理などでも正確に記載する)
ヘ.業務内容:品質監理
(主には、施工管理、品質管理、工事総合管理であるが、
設計者、工事監理者は、品質監理等、工事に際して実際に行った内容を記載する)
@
工種名:コンクリート工事
工事の着手前に着目した工期を遅延させる要因とその理由:
前面道路幅員が狭い上に通学路であるので、工事用車両の通行制限時間があり、かつ大型車両のすれ違い通行が困難であるため、建設資材の搬入や搬出に通常よりも時間がかかる。
遅延させないために実施した内容:
生コンクリート打設時に地元の住民、警察と綿密に打ち合わせを行い、交通誘導員を現場出入口以外にも道路の要所に配置し、通行車両、通行人の誘導をスムーズに行い、予定打設数量を確実にした。
A
工種名:鉄筋工事
工事の着手前に着目した工期を遅延させる要因とその理由:
敷地が狭く、余裕がない。ストックヤードや材料加工用スペースが少なく、あらかじめ現場内に次工程の資材の準備ができない。
遅延させないために実施した内容:
現場加工を行わず、柱、梁の鉄筋加工は全て工場加工とし、搬入時には荷卸しをせず、トラック荷台で製品点検後そのままクレーンにて取り付けを行なった。
B
工種名:鉄筋工事
工事の着手前に着目した工期を遅延させる要因とその理由:
鉄筋工事の溶接継手は雨天等の影響が大きく、雨天時には中止せざるを得ない場合がある。
遅延させないために実施した内容:
鉄筋の継手に機械式継手を採用し、雨天による施工中止の影響のないものとした。
@
工種名:鉄筋コンクリート工事
合理化の方法:
現場打設のコンクリート部材をPC化を行う。
工期短縮となる理由:
雨天の影響に関わりなく製作できるので、工期を短縮することができる。
派生する効果:
工場製作とすることにより、安定した品質も確保できる。
A
工種名:型枠工事
合理化の方法:
スラブの合板型枠をフラットデッキスラブに変更する。
工期短縮となる理由:
型枠脱型の手間が省略でき、配筋工事の現場での作業量も少なくできるので、工期短縮することができる。
派生する効果:
合板型枠の切断加工に伴う端材や木くずの発生がなくなるので、建設副産物の発生抑制にもつながる。
[ 用語の説明 ]
壁や柱の型枠を組み立てるとき、その根元を正確な位置に設けるためのモルタルのこと。
[ 施工上留意すべきこと ]
モルタル漏れがないように、隙間なく正確に施工する。
[ 用語の説明 ]
エチレンプロピレンゴム等を原料とし、ガラスをサッシ内で支え、サッシの溝底とガラスとの接触を避けるとともに、適当なエッジクリアランスをガラスの掛り代を確保することを目的に使用される。
[ 施工上留意すべきこと ]
セッティングブロックの位置は、両端部からガラスの横幅寸法の1/4のところに2箇所設置し、サッシ水抜き孔を塞がないようにする。
用語の説明:
石表面をバーナーで加熱し、それを水で急冷することにより、石材を構成する鉱物の熱膨張率の違いを利用して、表面の一部をはく離させて均一な仕上げにしたもの。(建築工事監理指針)
施工上留意すべきこと:
ジェットバーナー仕上等の粗面仕上げでは出来上りの厚さで2mm以上厚くなるように設定しておく。
[ 用語の説明 ]
屋根露出防水絶縁工法で、下地面より発生する水蒸気を気中に放出する装置。
[ 施工上留意すべきこと ]
取付け間隔は、平場で 25〜100m2に1個程度、立上り部で長さ 10m間隔に1個程度を目安に、装置の排出能力に応じた分担面積とする。
用語の説明:
継ぎ目のテーパーエッジをジョイントテープジョイントコンパウンドを用いて仕上げる工法。
施工上留意すべき内容:
中塗り、上塗りは各ジョイントコンパウンド乾燥後に行い、平滑に仕上げる。
[ 用語の説明 ]
鉄骨の建て方時、本締め、溶接の前に仮に締め付けるボルト。
[ 施工上留意すべきこと ]
高力ボルト継手の場合、一般的にはボルト一群に対して 1/3程度、かつ2本以上で締め付ける。
[ 用語の説明 ]
天井を吊る下地受けの金物のこと。前施工、あと施工方式がある。
[ 施工上留意すべきこと ]
インサート間隔は900mm程度とし、周辺部は端から150mm以内とする。
用語の説明:
砂利地業や捨てコンクリートが打設できるよう、根切底を所定の深さに掘り揃え、平たんにする作業のこと。
施工上留意すべきこと:
床付け面が砂質地盤の場合は転圧でよいが、粘土質地盤の場合は床付け面を乱さないよう十分に注意する。乱した場合は適切な地盤改良材を混入し転圧する。
[ 用語の説明 ]
鉄筋工事の梁配筋時、梁の変形を防止するため、上下主筋の中間に平行に設置する鉄筋。
[ 施工上留意すべきこと ]
梁にスリーブがある場合は、かぶり厚さは腹筋から確保する。
[ 用語の説明 ]
仮設足場で落下物に対する保護のために、中間部に突出して取り付ける棚。
[ 施工上留意すべきこと ]
防護棚は骨組みの外側から2m以上突出させ、工事を行う部分の下10m以内ごとに設置する。
用語の説明:
2つの木材を接合するために刻んだ、ほぞや継手の総称。
施工上留意すべきこと:
種類には渡りあご、蟻かけ、当り欠け、大入れなどがあるが、いずれも構造上十分に性能を発揮するよう正確な加工と、丁寧な施工が求めらている。
用語の説明:
陸屋根の屋上やバルコニーの雨水排水用の鋳鉄製やステンレス製の金物のこと
施工上留意すべきこと:
雨水の漏水を防止するため水勾配を取る。スラブ天端から 30〜50mm下げて設置する。ルーフドレン内へのアスファルトやコンクリートの流入、付着に注意する。
用語の説明:
仮設工事において、水平高さを表す墨のこと。壁面に出す。
施工上留意すべきこと:
施工において、水平、垂直は建物施工の基本。常時、確認が必要である。
30日
[ 解説 ]
総所要日数の計算
まず、最初のイベント@の右肩に [ 0 ] と記入する。
次に、イベントAの右肩に 作業Aの作業日数3を加えて [ 3 ]と記入する。
順次、その足し算を行うが、
イベントに対してアロー(矢印)が2本以上入ってる部分のイベントについては、最大の日数を記入して上記工程表のようにクリティカルパスを得る。総所要日数は 30日となる。
A → C → G → J → L
[ 解説 ]
作業C、作業Dがそれぞれ3日間遅延したときのクリティカルパス
作業C(A → B)が3日遅延、作業日数 5日 → 8日
作業D(A → C)が3日遅延、作業日数10日 →13日
と変更し、問1と同じ操作を行い、下記のネットワーク工程表を得る。
作業 T を1日間短縮、作業Jを2日間短縮する。
[ 解説 ]
作業C、作業Dが3日間遅延したとき、当初総所要日数にするために作業 I、作業Jは最小限何日間短縮すればよいか?
作業C、作業Dが3日間遅延であるので、問題2のネットワーク工程表をベースに考察する。
当初の総所要日数にするので、イベントIの右肩の数字を [30] とする。
Lの作業日数を引くと、イベントHの右肩の数字は [28]となる。
同様に計算して、作業 I の作業終了時のイベントGの右肩の数字は [22]となり、
下記ネットワーク工程表を得る。
以上の結果より作業 I を1日間、作業J を2日間短縮する。
ちなみに、右肩の□マークの数字は、次の作業の最早開始時刻(EST)という。