【 施工管理 】
■ 材料の保管 ■
( 1 )
工事現場における材料の保管に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(令和3年後期_No.31)
1.アスファルトルーフィングは、屋内の乾燥した場所に平積みで保管する。
2.ALCパネルは、台木を水平に置いた上に平積みで保管する。
3.巻いた壁紙は、くせが付かないように屋内に立てて保管する。
4.アルミニウム製建具は、平積みを避け、縦置きにして保管する。
答え
1
[ 解答解説 ]
1.×
アスファルトルーフィングは、屋内の乾燥した場所に立てて保管する。
2.◯
ALCパネルは、台木を水平に置いた上に平積みで保管する。
3.◯
壁紙は、くせが付かないように屋内に立てて保管する。その際、ポリエチレンフィルム等を掛けれ養生を行う。
4.◯
アルミニウム製建具を保管する場合は、接触腐食を起こすおそれのある異種金属との接触を防ぎ、縦置きとする。また、結露による汚れを防止するため、室温を外気温より高くする。
( 2 )
工事現場における材料の保管に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(令和2年後期_No.35)
1.高力ボルトは、箱の積上げ高さを5段までとして保管する。
2.型枠用合板は、直射日光が当たらないよう、シートを掛けて保管する。
3.袋詰めセメントは、風通しのよい倉庫に保管する。
4.防水用の袋入りアスファルトは、積重ねを10段までとして保管する。
答え
3
[ 解答解説 ]
1.◯
箱の強度を考慮し、積み上げる段数は4〜5段以下とすること。(高力ボルト協会)
2.◯
型枠用合板は、シブ(アク)や硬化不良を防止するため、水ぬれを避け、長時間直射日光に当てないように、シートで養生して保管する。
3.×
袋詰めセメントは、二酸化炭素による風化と湿気による硬化を防ぐため、風通しを避けて保管する。
4.◯
防水用の袋入りアスファルトを屋外で保管する場合は、シート等を掛けて雨露に当たらず、土砂等に汚れないようにする。なお、積み重ねて保管する時は、荷崩れに注意して10段を超えて積まないようにする。(建築工事監理指針)
( 3 )
工事現場における材料の保管に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(令和元年後期_No.35)
1.鉄筋は、直接地面に接しないように角材間に渡し置き、シートを掛けて保管した。
2.壁紙は、ポリエチレンフィルムを掛けて養生し、屋内に立てて保管した。
3.ALCパネルは、台木を水平に置いた上に平積みで保管した。
4.ガラスは、クッション材を挟み、屋内の乾燥した場所に平積みで保管した。
答え
4
[ 解答解説 ]
1.◯
鉄筋を、直接地面に接しないように角材間に渡し置き、シートを掛けて保管することは適当である。
2.◯
壁紙に、ポリエチレンフィルムを掛けて養生し、屋内に立てて保管することは適当である。
3.◯
ALCパネルを、台木を水平に置いた上に平積みで保管することは適当である。
4.×
ガラスの保管は、平置きせずに立置きとする。
( 4 )
工事現場における材料の保管に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(平成30年前期_No.35)
1.型枠用合板は、直射日光が当たらないよう、シートを掛けて保管する。
2.木毛セメント板は、平滑な床の上に枕木を敷き、平積みで保管する。
3.砂は、周辺地盤より高い場所に、置場を設置して保管する。
4.ロール状に巻いたカーペットは、屋内の乾燥した場所に、縦置きにして保管する。
答え
4
[ 解答解説 ]
1.◯
型枠用合板は、直射日光が当たらないよう、シートを掛けて保管する。
2.◯
木毛セメント板は、平滑な床の上に枕木を敷き、平積みで保管する。
3.◯
砂は、周辺地盤より高い場所に、置場を設置して保管する。
4.×
ロール状に巻いたカーペットは、横置きにし、変形防止のため2〜3段までの俵積みで保管する。
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