![2級建築施工管理技師_とらの巻.jpg](/2ndsekokan/file/2E7B49AE5BBBAE7AF89E696BDE5B7A5E7AEA1E79086E68A80E5B8AB_E381A8E38289E381AEE5B7BB.jpg)
R06 前期 速報(分析)
R05 後期 R05 前期
R04 後期 R04 前期 R03 後期 R03 前期
R02 後期 R01 後期 R01 前期
H30 後期 H30 前期 H29 後期 H29 前期
★1級建築施工管理技士 とらの巻
-
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-
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2
[ 解答解説 ]
1.◯
2.×
日の出から日没までの時間は、可照時間という。日照時間とは、実際に日照のあった時間、すなわち可照度時間のうちの晴天の時間をいう。(令和3年後期)
3.◯
4.◯
3
[ 解答解説 ]
1.◯
2.◯
3.×
フラットスラブ構造は、柱とスラブを直結して梁をなくした構造で、室内空間を有効に利用できる。
(令和3年後期)
4.◯
3
[ 解答解説 ]
支点A及びBの反力を下図のように、VA及びVBと仮定する。
鉛直方向の力のつりありより
VA + P1 + P2 + VB = 0
VA + 1 - 4 + VB = 0
VA + VB = 3
支点Aについてのモーメントのつり合いより
MA = 4m × P1 + 6m ×(-P2) + 10m × VB = 0
4 × 1 + 6 ×(-4) + 10 × VB = 0
4 - 24 +10VB = 0
VB = 2
よって、VA = 1 となる
ゆえに、せん断力図は図のようになる。
よって、D点のおけるせん断力の値は、2 kN となる。
4
[ 解答解説 ]
1.◯
2.◯
3.◯
4.×
耐候性とは、構造,強度,表面状態などがある期間にわたり使用に耐え得る品質を保持している程度と規定されている。環境の変化に対して形状寸法が変化しない程度は、形状安定性のことである。(JIS A 1513)(平成30年前期)
4
[ 解答解説 ]
1.◯
2.◯
3.◯
4.×
輝度とは、光源からある方向への光度を、その方向への光源の見かけの面積で除した値である。単位は、[ cd/m2]で表される。光の強さを示す量は、光度である。尚、光源から単位立体角当たりに発する光束をいい、単位は [ cd(カンデラ) ]で表される。
2
[ 解答解説 ]
1.◯
2.×
一般にコンサートホールの客席後方部は,エコーを防ぐため,吸音板を設置する。反射板を設置すると音が反響し、エコーの原因となる。
3.◯
4.◯
3
[ 解答解説 ]
1.◯
2.◯
3.×
筋かいは、その端部を柱と梁その他の横架材との仕口に接近して、ボルト、かすがい、釘その他の金物で緊結しなければならない。
4.◯
1
[ 解答解説 ]
1.×
柱と梁を接合する接合部に設けるダイアフラムは、梁のフランジ厚さの1サイズもしくは2サイズ以上厚いものを用いる。
(例)梁フランジ厚 ダイアフラムの板厚
19(16< t ≦ 19)→ 22mm(1サイズアップ)
又は
25mm(2サイズアップ)
2.◯
3.◯
4.◯
4
[ 解答解説 ]
1.◯
2.◯
3.◯
4.×
地下凍結深度とは、温水が氷点下になる地表からの深さをいう。直接基礎の底面は、冬季の地下凍結深度より深くする。(令和4年前期)
4
[ 解答解説 ]
1.◯
2.◯
3.◯
4.×
物体に外力を加えて変形した後に,外力を除いても変形が残る性質は塑性という。
応力–ひずみ曲線において、弾性限度を超えて変形がのこる。
1
[ 解答解説 ]
単純梁ABの一部分に等分布荷重が作用する問題である。
等分布荷重w を集中荷重( w × ℓ/3 )と仮定すると
曲げモーメント図は次の様になる。
一方、支点Aと支点Bの間全てに等分布荷重がかかっている場合には、
曲げモーメントの図は、選択肢3の形状になる。
支点がピン構造の場合(図の△マーク)にはモーメントが発生しないので、
選択肢2は異なる。
選択肢4は明らかにおかしいので異なる。
よって解答は選択肢1となる。
3
[ 解答解説 ]
1.◯
2.◯
3.×
コンクリートは、不燃材料であるが、長時間火熱を受けると変質し、圧縮強度も低下する。
4.◯
1
[ 解答解説 ]
1.×
アスファルトルーフィングは,有機天然繊維を主原料とした原紙にアスファルトを浸透,被覆し,裏表全面に鉱物質粉末を付着させたものである。
2.◯
3.◯
4.◯
4
[ 解答解説 ]
ウレタン樹脂系塗床材の一般的な特徴は、
・弾力性、耐衝撃性に優れる。
・高湿下で発泡しやすい。
・耐摩耗性に優れる。
主な用途は、
一般事務所床、廊下、学校、体育館、病院、歩経路等
である。
ゆえに、4.が不適当である。
4
[ 解答解説 ]
1.◯
2.◯
3.◯
4.×
ます又はマンホールの底は、専ら雨水その他の地表水を排除すべきますにあっては深さが15cm以上の泥だめが、その他のます又はマンホールにあってはその接続する管きょの内径又は内法幅に応じ相当の幅のインバートが設けられていること。(都市計画法施行規則第26条第七号) よって、10cmでは足りない。
1
[ 解答解説 ]
1.×
通路誘導灯は、避難の方向を明示した緑色の灯火とし、防火対象物又はその部分の廊下、階段、通路その他避難上の設備がある場所に、避難上有効なものとなるように設けること。(消防法施行令第26条第2項第二号)
2.◯
3.◯
4.◯
3
[ 解答解説 ]
1.◯
2.◯
3.×
定風量単一ダクト方式は、一定の風量で送風するシステムであり、送風量を変化させる変風量方式よりも、負荷変動の異なる複数の空間の空気調和には適していない。
4.◯
2
[ 解答解説 ]
1.◯
2.×
2階より上の基準墨は、通常建築物の四隅の床に穴を開けておき、下げ振り等により、1階から上に基準墨を上げる。セオドライト(トランシット)は用いない。
3.◯
4.◯
1
[ 解答解説 ]
1.×
セメントミルク工法は、埋め込み杭工法に分類されるプレボーリング工法の一種。掘削液を注入しながらアースオーガーで掘削し、支持層到達後、根固め液を注入し、その後、杭周囲固定液を満たしてから、杭を建て込む。
2.◯
3.◯
4.◯
4
[ 解答解説 ]
1.◯
2.◯
3.◯
4.×
鉄筋の継手は、部材に生じる曲げ応力の圧縮側に設ける。したがって、下からの地盤反力を受ける基礎梁主筋の継手の位置は、上端筋はスパンの両眼部、下端筋はスパンの中央部とする。
3
[ 解答解説 ]
1.◯
2.◯
3.×
溶融亜鉛めっき高力ボルトのめっき前の孔径は、高力ボルトによる。(公共建築工事標準仕様書)溶融亜鉛めっき高力ボルトのめっき前の孔径は、同じ呼び径の高力ボルトの孔径と同一である。
4.◯
2
[ 解答解説 ]
1.◯
2.×
せいが異なる胴差の継手は、受材心より150mm程度持ち出し、腰掛けかま継ぎとし、接合金物は、短ざく金物当てボルト締め、又は、ひら金物両面当て釘打ちのいずれかとする。
3.◯
4.◯
4
[ 解答解説 ]
1.◯
2.◯
3.◯
4.×
立上りと平場のアスファルトルーフィング類は別々に張り付け、立上り部のアスファルトルーフィング類は各層とも平場のアスファルトルーフィングに 150mm以上張り掛ける。(公共建築工事標準仕様書 建築工事編9.2.4(4)(イ)(f))
2
[ 解答解説 ]
1.◯
2.×
乾式工法による外壁の張り石工事において、石材の厚さは25mm以上とし、特記による。(建築工事標準仕様書 10.3.2 材料)
3.◯
4.◯
2
[ 解答解説 ]
1.◯
2.×
丸縦どいの長さ方向の継手は、縦どいを流れる水が継手で漏出しにくいように、上にくる縦どいを下にくる縦どいの中に、といの直径程度差し込んで継ぐ。
3.◯
4.◯
3
[ 解答解説 ]
1.◯
2.◯
3.×
アルミニウムに接する小ねじ等の材質は、ステンレス製とする。(公共建築工事標準仕様書建築工事編 16.2.3(6))
4.◯
1
[ 解答解説 ]
1.×
磁器質床タイルの張替え部分の撤去は、ダイヤモンドカッター等を用いて撤去部分を縁切りし、斫り器具等を用いて撤去を行う。(公共建築改修工事標準仕様書建築工事編 6.2.2(1)(エ))
2.◯
3.◯
4.◯
3
[ 解答解説 ]
1.◯
2.◯
3.×
計画建築物が近隣に与える日影に関する影響は設計時に検討すべき事項であり、鉄骨建方計画においては関係が少ない。
4.◯
4
[ 解答解説 ]
1.◯
2.◯
3.◯
4.×
仮囲いの高さは地盤面から 1.8m以上としなければならない。(建築基準法施行令第136条の2の20)
1
[ 解答解説 ]
1.×
ロール状に巻いたカーペットは、横置きにし、変形防止のため2〜3段までの俵積みで保管する。
2.◯
3.◯
4.◯
2
[ 解答解説 ]
1.◯
2.×
各作業の実働日数は,作業の総施工数量を1日当たりの施工数量を割って求める。
作業の総施工数量
= 1日当たりの施工数量 × 各作業の実働日数
3.◯
4.◯
2
[ 解答解説 ]
1.◯
2.×
バーチャート工程表は、各作業の工程に対する影響がわかりにくく、重点管理作業やクリティカルパスが明確になりにくい。
3.◯
4.◯
2
[ 解答解説 ]
1.◯
2.×
抜取検査とは、検品の方法で、生産、製造されたものの中から一部をサンプルとして抜き取って調べる方法のこと。一部検査ともいう。
品物がロットとして検査できない場合は、対称全部をくまなく調べる方法(全数検査)をする必要がある。
3.◯
4.◯
4
[ 解答解説 ]
1.◯
2.◯
3.◯
4.×
隅肉溶接部分の測定は、余盛高さ、角度測定、すき間測定、長さ測定がある。この測定には溶接用ゲージを用いる。
2
[ 解答解説 ]
1.◯
2.×
普通コンクリートの空気量の許容差は,± 1.5%である。
3.◯
4.◯
4
[ 解答解説 ]
1.◯
2.◯
3.◯
4.×
OJT(オン ザ ジョブ トレーニング)とは、職場で実務をさせることで行う従業員の職業教育のこと。企業内で行われるトレーング手法、企業内教育の一種である。
4
[ 解答解説 ]
1.◯
2.◯
3.◯
4.×
型枠支保工の組立て等作業主任者の職務について、労働安全衛生規則247条に記載されている。
事業者は、型枠支保工の組立て等作業主任者に、次の事項を行わせなければならない。
一 作業の方法を決定し、作業を直接指揮すること。
二 材料の欠点の有無並びに器具及び工具を点検し、不良品を取り除くこと。
三 作業中、要求性能墜落制止用器具等及び保護帽の使用状況を監視すること。
よって、作業の方法を決定し、作業を直接指揮するのは、型枠支保工の組立て等作業主任者である。
2
[ 解答解説 ]
1.◯
2.×
梁の側型枠の寸法はスラブ下の梁せいとし、取り付く底型枠の寸法は梁幅で加工すると、型枠を組むことができない。いずれかを長めに加工して根太や桟木の取付け代を確保する。
3.◯
4.◯
5.◯
1
[ 解答解説 ]
1.×
寒中コンクリートとは、コンクリートの打込み後の養生期間で凍結のおそれのある場合に施工されるコンクリートである。寒冷な環境の下では、加熱された空間内の湿度は極めて低い値となりやすく、水分の蒸発が促進される。コンクリートの硬化には水分が必須である。加熱養生では、保湿に対する配慮も必要となる。(JASS5)
2.◯
3.◯
4.◯
5.◯
5
[ 解答解説 ]
1.◯
2.◯
3.◯
4.◯
5.×
上塗りモルタルの調合は,下塗りモルタルよりも貧調合とする。(公共建築工事標準仕様書建築工事編15.3.3)
2
[ 解答解説 ]
1.◯
2.×
グリッパー工法のグリッパーは、壁際からのすき間を均等にとって、床材に打ち付ける。
3.◯
4.◯
5.◯
3
[ 解答解説 ]
1.◯
2.◯
3.×
計画(Plan)、実施(Do)、点検(Check)、処置(Action)のサイクルを確実、かつ、継続的に回して、プロセスのレベルアップを図る考え方は、PDCAである。QCDSとは、品質(Quality)、価格(Cost)、納期(Delivery)、サービス(Servicw)の頭文字をとったもので、製品の評価指標である。
4.◯
5.◯
3
[ 解答解説 ]
1.◯
2.◯
3.×
主要構造部とは、壁、柱、床、はり、屋根又は階段をいい、構造耐力上主要な部分とは、基礎、基礎ぐい、壁、柱、小屋組、土台、斜材(筋かい、方づえ、火打材その他これらに類するものをいう、)、床版、屋根版又は横架材(はり、けたその他これらに類するものをいう。)で、建築物の自重若しくは積載荷重、積雪荷重、風圧、土圧若しくは水圧又は地震その他の震動若しくは衝撃を支えるものをいう。(建築基準法第2条第五号、同法施行令第1条第三号)
よって、建築物の構造上重要でない間仕切壁は,主要構造部ではない。
4.◯
4
[ 解答解説 ]
1.◯
2.◯
3.◯
4.×
住宅、学校、病院、診療所、寄宿舎、下宿その他これらに類する建築物で政令で定めるものの居室(居住のための居室、学校の教室、病院の病室その他これらに類するものとして政令で定めるものに限る。)には、採光のための窓その他の開口部を設け、その採光に有効な部分の面積は、その居室の床面積に対して、住宅にあっては7分の1以上、その他の建築物にあっては 5分の1から10分の1までの間において政令で定める割合以上としなければならない。ただし、地階若しくは地下工作物内に設ける居室又は温湿度調整を必要とする作業を行う作業室その他用途上やむを得ない居室については、この限りでないと規定されている。(建築基準法第28条第1項)
したがって、地階に設ける居室には、必ずしも採光を確保するための窓その他の開口部を設けなくてもよい。
1
[ 解答解説 ]
1.×
建設業を営もうとする者は、2以上の都道府県の区域内に営業所を設けて営業をしようとする場合にあっては国土交通大臣の、1の都道府県の区域内にのみ営業所を設けて営業をしようとする場合にあっては当該営業所の所在地を管轄する都道府県知事の許可を受けなければならない。ただし、政令で定める軽微な建設工事のみを請け負うことを営業とする者は、この限りでない。(建設業法第3条第1項柱書)法第3条第1項のただし書きの政令で定める軽微な建設工事は、工事1件の請負代金の額が 500万円(当該建設工事が建築一式工事である場合にあっては、1,500万円)に満たない工事または建築一式工事のうち延べ面積が150m2に満たない木造住宅を建設する工事とする。(建設業施行令第1条の2第1項)
2.◯
3.◯
4.◯
1
[ 解答解説 ]
1.定められていない
建設工事における発注者との請負契約書に記載しなければならない事項は、建設業法第19条第1項に規定があり、同項第五号に、「請負代金の全部又は一部の前金払又は出来形部分に対する支払の定めをするときは、その支払の時期及び方法」と定められている。工事の完成または出来形部分に対する下請代金の支払の時期及び方法並びに引渡しの時期は定められていない。
2.定められている
3.定められている
4.定められている
3
[ 解答解説 ]
1.◯
2.◯
3.×
使用者は、労働者が業務上負傷し、又は疾病にかかり療養のために休業する期間及びその後30日間並びに産前産後の女性が休業する期間及びその後30日間は、解雇してはならない。(労働基準法第19条第1項)
4.◯
1
[ 解答解説 ]
1.行わなくてもよい
事業者は、その事業者の業種が政令で定めるものに該当するときは、新たに職務につくこととなった職長その他の作業中の労働者を直接指導又は監督する者(作業主任者を除く)に対し、厚生労働省令で定めるところにより、安全又は衛生のための教育を行わなければならない。(労働安全衛生法第60条)
よって、新たに選任した作業主任者には行わなくてもよい。
2.行わなくはならない
3.行わなくはならない
4.行わなくはならない
1
[ 解答解説 ]
1.×
廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令第2条第一号により、産業廃棄物に該当する。
2.◯
3.◯
4.◯
2
[ 解答解説 ]
1.該当する
2.該当しない
連結散水設備は、消火活動上必要な施設である。消火設備は、水その他消火剤を使用して消火を行う機械器具又は設備であって、消火器及び簡易消火用具、屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、動力消防ポンプ設備等である。(消防法施行令第7条 消防用設備等の種類)
3.該当する
4.該当する
1
[ 解答解説 ]
1.×
単位乾燥空気中(1kg当たり)に含まれている水蒸気の質量は、絶対湿度という。湿り空気中の水蒸気量とその温度のおける飽和水蒸気量を比で表したものを相対湿度という。
2.◯
飽和水蒸気量は、1m3あたりに含まれる水蒸気の量をグラムで表したものである。また、乾球温度とは、空気中の温度のことをいう。飽和水蒸気量(水蒸気の量)は、空気中の温度のよって異なる。
3.◯
表面結露とは、冬季暖房時に、室内の水蒸気により外壁などの室内側表面で生じる結露をいう。外壁の断熱性が低い場合は、室内側に表面結露が生じやすくなるため、断熱性の高い材料を施す必要がある。
4.◯
断熱材は、躯体外周部をすきまなく覆う必要があるが、部分的に覆うことができていない部分が発生する場合があり、その部分を熱橋部(ヒートブリッジ)という。外気の温度と室内の温度をつなぐという意味で断熱の弱点となる部分である。冬季であると、室内側を暖房してもその部分のみ温度が低下しやすく、室内のその部分に表面結露が生じやすくなる。
4
[ 解答解説 ]
1.◯
光束法とは、部屋の床面に降り注ぐ光束の量を計算し、当該部屋の床面の平均照度を算出する方法である。
平均照度(E)
= F × N × U × M / 部屋面積 A
F:器具1台あたりの光束
N:器具台数 [ 台 ]
U:照明率
M:保守率
上記の式により表され、設計対象面上の平均照度(E)は設計対象面の面積(A)に反比例する。
2.◯
ものの見やすさを示すための条件は、該当するものの明るさ、背景との対比、色、大きさ、動き(時間)が関係してくる。
3.◯
点光源による照度は、光源の光度に比例し、光源からの距離の2乗に反比例する。
4.×
照明器具の光源の色は色温度 [ K:ケルビン ]を用いて表現する。色温度とは、光を完全に吸収する黒体の温度放射により生ずる光お色を用いて、色合いを絶対温度で表示したものをいう。 lm(ルーメン)は光源の光束の単位である。
1
[ 解答解説 ]
1.×
無彩色とは、黒色、灰色、白色などの色味を持たない、明度だけをもつ色をいう。
2.◯
補色の関係にある二色を対比させると、互いに強調しあい、鮮やかさが増して見える。
3.◯
色の温度感覚には、赤色などの暖かみを感じる暖色や、青色などの涼しさを感じる寒色と、それらに属さない中性色がある。
4.◯
補色とは、2つの有彩色を混ぜて無彩色(灰色)になるときの2色の関係をいう。
2
[ 解答解説 ]
1.◯
階数が2以上の建築物におけるすみ柱又はこれに準ずる柱は、通し柱としなければならない。(建築基準法施行令第43条第5項)
2.×
引張り力を負担する筋かいは、厚さ1.5cm以上で幅9cm以上の木材又は径9mm以上の鉄筋を使用したものとしなければなだない。圧縮力を負担する筋かいは、厚さ3cm以上で幅9cm以上の木材ろ使用したものとしなければならない。(建築基準法施行令第45条第1項、2項)
3.◯
地階を除く階数が2を超える建築物の1階の構造耐力上主要な部分である柱の断面は、原則として、小径13.5cm以上とする。(建築基準法施行令第43条第2項)
4.◯
壁を設け又は筋かいを入れた構造耐力上必要な軸組の長さは、各階の床面積が同じ場合、1階のほうが2階より大きな値となる。(建築基準法施行令第46条第4項第二号)
1
[ 解答解説 ]
1.×
構造耐力上主要な部分である柱の主筋の和は、コンクリートの全断面積の0.8%以上とする。(建築基準法施行令第77条第六号)
2.◯
構造耐力上主要な部分である柱の帯筋比(コンクリートの断面に対する帯筋の断面積の比)は、0.2%以上とする。(建築基準法施行令第77条第四号)
3.◯
配力筋は、スラブの長辺方向に配置される鉄筋をいい、主筋と直角に配置される。
4.◯
四辺固定の長方形床スラブは、下側に引張力を受けるため、当該床スラブの中央部の引張鉄筋は、スラブの下側に配筋する。
3
[ 解答解説 ]
1.◯
すべり係数とは、摩擦接合面のすべりにくさを表す値で、値が大きいほどすべりにくいことを表す。高力ボルト接合は、接合面の摩擦力により応力を伝達するので、ショットブラスト処理等による一定の値以上のすべり係数が必要がある。ショットブラスト処理とは、研磨剤の噴射により部材の表面をザラザラに加工する処理工法である。
2.◯
完全溶込み溶接の継目の有効長さは、接合される鋼材の全ての幅の長さが有効長さとなる。鋼材の両端にはエンドタブ(溶接欠陥を逃す補助材)を用いるが、エンドタブは有効長さに含まれない。
3.×
高力ボルトを先に締め付ける場合は、両方の許容耐力を加算できるが、溶接を先を行う場合は、板が溶接熱により、曲がってしまい、接合面が高力ボルト締め付けても密着しない場合があることから、両方の耐力を加算することができない。
4.◯
隅肉溶接継目の許容応力度は、母材に応じた適切な材料を使えば、許容応力度を母材と同じ値にできる。(建築基準法施行令第92条、第94条、第98条、第99条)
2
[ 解答解説 ]
1.◯
ST杭は、杭の先端支持力をより大きく確保するために、先端部を太くした既製コンクリート杭で、大きな支持力を得ることが可能である。
2.×
中掘り工法は、先端が開放されている杭の中空部にオーガーを挿入し、地盤の掘削を行い、杭の中空部から掘削土を排出しながら、杭を圧入する工法である。比較的杭径の大きい場合に適している。
3.◯
SC杭(外殻鋼管付きコンクリート杭)は、PHC杭(遠心力高強度プレストレストコンクリート杭)と組み合わせて、一般に継ぎ杭の上杭として用いられる。
4.◯
鋼杭の地中での腐食防止方法には、塗装やライニング(被膜)を行う方法や、腐食による減肉を見込んで鋼杭の肉厚を厚くする方法等がある。
1
[ 解答解説 ]
1.×
建築物の地上部分の地震力については、当該建築物の各部分の高さに応じ、当該高さの部分が支える部分に作用する全体の地震力として計算するものとし、その数値は、当該部分の固定荷重と積載荷重との和(建築基準法施行令第86条第2項ただし書の規定により特定行政庁が指定する多雪地区においては、更に積雪荷重を加えるものとする。)に当該高さにおける地震層せん断力係数を乗じて計算しなければならない。(建築基準法施行令第88条第1項)
したがって、地上部分にある層に作用する地震層せん断力は、算定しようとする層の支える荷重に、その階の固定荷重と積載荷重との和に、その層の高さの地震層せん断力係数を乗じて計算する
2.◯
地震層せん断力(C=Ci×その階以上の重量)は、建築物の振動特性を表すもの(Rt)がCi(地震層せん断力係数)を求める公式の中に含まれている。建築物の振動特性を表すもの(Rt)は、建築物の弾性域における固有周期及び地震の種類に応じて国土交通大臣が定める方法により算出した数値とする。よって、地震層せん断力は、建築物の設計用一次固有周期及び地震の種類に応じて算定する。(建築基準法施行令第88条第1項)
3.◯
地震層せん断力係数は、次の式で計算するものとする。(建築基準法施行令第88条第1項)
Ci(地震層せん断力係数)
= Z × Rt × Ai × C0
Z:地域地震係数
Rt:建築物の振動特性係数
Ai:建築物の振動特性に応じて地震層せん断力係数の高さ方向の分布を補正する係数行列
C0:標準せん断力係数
Z、Rt 、C0は、一定の係数であるため、階によって変わることはない。Aiは、高さ方向の補正係数であり、その数値は上階になるほど大きくなる。よって、地震層せん断力係数は、上階になるほど大きくなる。
4.◯
地震地域係数(Z)は、その地方における過去の地震の記録に基づく震害の程度及び地震活動の状況その他地震の性状に応じて1.0から0.7までの範囲内において国土交通大臣が定める数値とする。(建築基準法施行令第88条第1項)
4
[ 解答解説 ]
まず、
@w [ N/m ]の等分布荷重
A左端 0[ N/m ]、右端 w[ N/m ]等変分布荷重
に分解して考える。
@の等分布荷重を集中荷重に置き換えると、
左端から ℓ/2 の位置に wℓ(=V1) の力が下向きにかかる。
Aの等変分布荷重を集中荷重に置き換えると、
左端から 2ℓ/3の位置に wℓ/2(=V2) の力が下向きにかかる。
鉛直方向の力のつり合いより
VA + VB = wℓ + wℓ/2 = 3wℓ/2 ・・・(1)
A点はピン支点なので、
MA = V1×ℓ/2 + V2 × 2ℓ/3 – VB × ℓ = 0
これと解くと
wℓ×ℓ/2 + wℓ/2× 2ℓ/3 – VB × ℓ = 0
wℓ2/2 + 2wℓ2/6 = VB × ℓ
5wℓ2/6 = VB × ℓ
VB = 5wℓ/6 ・・・(2)
(2) と (1) に代入して、
VA = 3wℓ/2 – 5wℓ/6 = 4wℓ/6
よって、VA : VB = 4:5 となり、正答は 4 となる。
1
[ 解答解説 ]
C点とD点は向きが反対で大きさがモーメントなので、CD間でモーメントのつり合いは取れている。
よって、CD間から外れた部分にはモーメントは働かない。
また、CD間は上側が引張り(下側が圧縮に)なるので、正答は 1 となる。
4
[ 解答解説 ]
1.◯
スランプとは、スランプ試験により得られる値で、フレッシュコンクリートの流動性を示す指標である。スランプが大きいほど、フレッシュコンクリートの流動性は大きくなる。
2.◯
ヤング係数とは、ひずみと応力の関係を示す係数で、ヤング係数が大きいほど、ひずませるのに大きな応力を要し、変形しにくい硬い性質となる。コンクリートの圧縮強度が大きくなると、ヤング係数も大きくなる。
3.◯
暑中コンクリートの適用期間は、特記に記載がない場合、日平均気温の平年値が25℃を超える期間を基準として定め、工事監理者の承認を受ける。(JASS 5)
4.×
コンクリートの設計基準強度をF [ N/mm2 ] とすると、圧縮強度はF、引張強度は F/10である。(建築基準法施行令第97条第1項)
4
[ 解答解説 ]
1.◯
セラミックタイルは、陶磁器質タイルのことをいう。粘土又はその他の無機質材料を成形し、高温で焼成した厚さ 40mm未満の板状の不燃材料である。
2.◯
裏連結ユニットタイルとは、タイルの裏面や側面を裏連結材で連結したものをいう。裏連結材には、ネット、台紙、樹脂などがあり、施工時にそのまま埋め込まれる。
3.◯
有機系接着剤によるタイル後張り工法で施工するタイルには、裏あしがなくてもよい。裏あしとは、セメントモルタル等との接着をよくするために裏面につけたあし、リブ又は凹凸をいう。
4.×
セメントモルタルによる外壁タイル後張り工法で施工するタイル等、外装タイル及び外装タイル以外で屋外の壁に使用する場合、裏あしがなくてはならない。タイルの裏あしの形状は、あり状とする。あり状とは、裏あしの形状の一種をいう。
2
[ 解答解説 ]
1.◯
アスファルトプライマーは、コンクリート下地に塗布する塗料であり、下地と防水層の接着性を向上させるために用いる。
2.×
防水層の末端部に使用し、防水層のずれ落ち、口あき、はく離等の防止に用いられるものは、ストレッチルーフィングである。絶縁用テープは、コンクリートスラブの打継ぎにおいて、ストレッチルーフィングを増張りする前に用いられる。
3.◯
アスファルトフェルトとは、屋根や外壁の防水、防湿に用いられる材料で、有機天然繊維を主原料とした原紙にアスファルトを浸透させたものをいう。
4.◯
改質アスファルトは、通常のアスファルト(石油アスファルト)に合成ゴムや合成樹脂、天然アスファルト等を添加して、当該アスファルトの温度特性等を改良したものである。
3
[ 解答解説 ]
1.◯
木毛セメント板とは、リボン状に細長く削り出した木材をセメントペーストで圧縮成形したもので、断熱性、吸音性に優れている。
2.◯
けい酸カルシウム板は、石灰質原料(セメントを含む)、けい酸質原料、石綿以外の繊維・混和材料を原料とし高温高圧蒸気養生を施したもので、軽量で耐火・断熱・音響性能に富み、温度や湿度による伸縮、反り等の変形が小さい。
3.×
強化せっこうボードは、芯材のせっこうに無機質繊維等を混入したもので、防火性を向上させたものである。防火・準防火・耐火、遮音構造に用いる。油脂をしみ込ませると燃えやすくなるため、使用しない。
4.◯
シージングせっこうボードとは、両面の紙と内部のせっこうに防水加工を施してあるせっこうボードをいい、普通せっこうボードに比べ、吸水時の強度低下が少ない。