2023年03月31日
2級建築施工管理技士 施工管理 工程管理 バーチャート工程表 練習問題
【 工程管理 】
■ バーチャート工程表 ■
( 1 )
バーチャート工程表に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(令和3年後期_No.33)
1.縦軸に工事項目を、横軸に月日を示し、各作業の開始から終了までを横線で表したものである。
2.主要な工事の節目をマイルストーンとして工程表に付加すると、工程の進捗状況が把握しやすくなる。
3.各作業の相互関係が表されていないため、工期に影響する作業がどれであるか掴みにくい。
4.工程表に示す作業を増やしたり、作業を細分化すると、工程の内容が把握しやすくなる。
答え
4
[ 解答解説 ]
1.◯
バーチャート工程表は、縦軸に各工事項目を列記し、横軸に月日を設け、作業開始から終了までを棒グラフで表す。
2.◯
バーチャート工程表に、主要な工事の節目をマイルストーンとして付加すると、工程の進捗状況が把握しやすくなる。
3.◯
バーチャート工程表では、各作業の相互関係を明確に把握することはできない。また、各作業の全体工期への影響度が把握しにくい。
4.×
バーチャート工程表に、作業を細分化して表に示す作業を増やしたりたりすると、工程の内容が把握しにくくなる。
( 2 )
バーチャート工程表に関する記述として、最も適当なものはどれか。(令和3年前期_No.33)
1.工事出来高の累積値を表現しているため、工事進捗度合が把握しやすい工程表である。
2.各作業に対する先行作業、並列作業、後続作業の相互関係が把握しやすい工程表である。
3.作業間調整に伴う修正が容易な工程表である。
4.各作業ごとの日程及び工事全体の工程計画が、比較的容易に作成できる工程表である。
答え
4
[ 解答解説 ]
1.×
バーチャート工程表では、工事出来高の累積値を表現していないため、工事進捗度合が把握しにくい。
2.×
各作業に対する先行作業、並列作業、後続作業の相互関係が把握しやすい工程表は、バーチャート工程表ではなく、ネットワーク工程表である。
3.×
バーチャート工程表は、各作業の順序関係を明確に把握することができないため、作業間調整に伴う修正は容易ではない。作業間調整の修正がしやすいのは、ネットワーク工程表である。
4.◯
バーチャート工程表は、各作業ごとの日程及び工事全体の工程計画が、比較的容易に作成できる工程表である。
( 3 )
バーチャート工程表に関する記述として、最も適当なものはどれか。(令和2年後期_No.37)
1.工事全体を掌握することが容易で、作成しやすい。
2.工事を構成する各作業を縦軸に記載し、工事の達成度を横軸にして表す。
3.工程上のキーポイント、重点管理しなければならない作業が判断しやすい。
4.多種類の関連工事間の工程調整に有利である。
答え
1
[ 解答解説 ]
1.◯
バーチャート工程表は、工事全体を掌握することと、作成が容易である。
2.×
バーチャート工程表は、縦軸に各作業、横軸に暦日を表す。縦軸に各作業、横軸に達成度を表した工程表は、ガンチャート工程表という。
3.×
バーチャート工程表は、ネットワーク工程表等と比較して、工程上のキーポイントの作業や重点管理しなければならない作業を判断しにくい。
4.×
バーチャート工程表は、ネットワーク工程表等と比較して、多種類の関連工事間の工程調整に不向きである。
( 4 )
バーチャート工程表に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(令和元年後期_No.37)
1.作業進行の度合い、工期に影響する作業やクリティカルパスが把握しやすい。
2.作業の流れ、各作業の所要日数や施工日程が把握しやすい。
3.手軽に作成することができ、視覚的に工程が把握しやすい。
4.出来高の累計を重ねて表現したものは、工事出来高の進ちょく状況が把握しやすい。
答え
1
[ 解答解説 ]
1.×
バーチャート工程表は、作業進行の度合い、工期に影響する作業やクリティカルパス(最も時間がかかる作業経路)は把握しにくい。
2.◯
バーチャート工程表は、作業の流れ、各作業の所要日数や施工日程が把握しやすい。
3.◯
バーチャート工程表は、手軽に作成することができ、視覚的に工程が把握しやすい。
4.◯
バーチャート工程表のうち、出来高の累計を重ねて示したものは、工事出来高の進ちょく状況が把握しやすい。
( 5 )
バーチャート工程表に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(令和元年前期_No.37)
1. 各作業の全体工期への影響度が把握しにくい。
2. 各作業の開始時期、終了時期及び所要期間を把握しやすい。
3. 工程表に示す作業を増やしたり、作業を細分化すると、工程の内容が把握しやすくなる。
4. 主要な工事の節目をマイルストーンとして工程表に付加すると、工程の進捗状況が把握しやすくなる。
答え
3
[ 解答解説 ]
1.◯
バーチャート工程表は、各作業の全体工期への影響度が把握しにくい。
2.◯
バーチャート工程表は、各作業の開始時期、終了時期及び所要期間を把握しやすい。
3.×
バーチャート工程表に、作業を細分化して工程表に示す作業を増やしたりすると、工程の内容が把握しにくくなる。
4.◯
バーチャート工程表に、主要な工事の節目をマイルストーンとして工程表に付加すると、工程の進捗状況が把握しやすくなる。
( 6 )
バーチャート工程表に関する記述として、最も適当なものはどれか。(平成30年後期_No.37)
1. 工事全体を掌握するには都合がよく、作成しやすい。
2. 工程上のキーポイント、重点管理しなければならない作業が判断しやすい。
3. 各作業の順序関係を、明確に把握することができる。
4. 工事を構成する各作業を縦軸に記載し、工事の達成度を横軸にして表す。
答え
1
[ 解答解説 ]
1.◯
バーチャート工程表は、作成がしやすく、視覚的に工事全体を把握しやすい。
2.×
バーチャート工程表は、工程上のキーポイント、重点管理しなければならない作業やクリティカルパスが把握しにくい。
3.×
各作業の順序関係を、明確に把握することができるのは、ネットワーク工程表である。
4.×
バーチャート工程表は、縦軸に各作業、横軸に暦日を表す。縦軸に各作業を記載し、横軸に工事の達成度を表した工程表は、ガンチャート工程表という。
( 7 )
バーチャート工程表に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(平成30年前期_No.37)
1.各作業ごとの日程及び工事全体の工程計画が、比較的容易に作成できる。
2.出来高の累計を重ねて表現すれば、工事出来高の進ちょく状況を併せて把握しやすい。
3.多くの種類の関連工事間の工程調整に有利である。
4.縦軸に工事項目を、横軸に各工事日数を示し、各作業を横線で表したものである。
答え
3
[ 解答解説 ]
1.◯
バーチャート工程表は、各作業ごとの日程及び工事全体の工程計画が、比較的容易に作成できる。
2.◯
バーチャート工程表は、主要な工事の節目をマイルストーンとして付加したり、出来高の累計を重ねて表現すれば、工事出来高の進ちょく状況を併せて把握しやすくなる。
3.×
バーチャート工程表は、いくつかの種類の関連工事間の工程調整には不向きである。多くの種類の関連工事間の工程調整に有利なのはネットワーク工程表である。
4.◯
バーチャート工程表は、縦軸に工事項目を列記し、横軸に月日を示し、各作業を棒グラフで表したものである。
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