2023年04月20日
2級建築施工管理技士 法規 騒音規制法 練習問題
【 騒音規制法 】
( 1 )
「騒音規制法」上、指定地域内における特定建設作業を伴う建設工事の施工に際し、市町村長への届出書に記入又は添附する必要のないものはどれか。(令和3年前期_No.50)
1.建設工事の目的に係る施設又は工作物の種類
2.特定建設作業の開始及び終了の時刻
3.特定建設作業の工程を明示した工事工程表
4.特定建設作業に係る仮設計画図
答え
4
[ 解答解説 ]
1.必要
建設工事の目的に係る施設又は工作物の種類は、騒音規制法上、市町村長へ届出書に記入又は添附する必要がある。(騒音規制法第14条第1項第二号)
2.必要
特定建設作業の開始及び終了の時刻は、騒音規制法上、市町村長へ届出書に記入又は添附する必要がある。(騒音規制法第14条第1項第五号、同施工規則第10条第2項第四号)
3.必要
特定建設作業の工程を明示した工事工程表は、騒音規制法上、市町村長へ届出書に記入又は添附する必要がある。(騒音規制法第14条第3項、同施工規則第10条第3項)
4.不要
特定建設作業に係る仮設計画図は、騒音規制法上、市町村長への届出書に記入又は添附する必要はない。
( 2 )
次の建設作業のうち、「騒音規制法」上、特定建設作業に該当しないものはどれか。ただし、作業は開始した日に終わらないものとする。(令和元年前期_No.50)
1. 環境大臣が指定するものを除く、原動機の定格出力が 80 kW のバックホウを使用する作業
2. 環境大臣が指定するものを除く、原動機の定格出力が 70 kW のトラクターショベルを使用する作業
3. くい打機をアースオーガーと併用するくい打ち作業
4. 圧入式を除く、くい打くい抜機を使用する作業
答え
3
[ 解答解説 ]
1.該当する
環境大臣が指定するものを除く、原動機の定格出力が 80kW以上のバックホウを使用する作業は、特定建設作業に該当する。(騒音規制法施行令第2条別表第二第六号)
2.該当する
環境大臣が指定するものを除く、原動機の定格出力が 70kW以上のトラクターショベルを使用する作業は、特定建設作業に該当する。(騒音規制法施行令第2条別表第二第七号)
3.該当しない
くい打機をアースオーガーと併用するくい打ち作業は、特定建設作業に該当しない。(騒音規制法施行令第2条別表第二第一号)
4.該当する
圧入式のくい打くい抜機を使用する作業は、特定建設作業に該当しないが、圧入式を除く、くい打くい抜機を使用する作業は、特定建設作業に該当する。(騒音規制法施行令第2条別表第二第一号)
( 3 )
「騒音規制法」上の指定地域内における特定建設作業を伴う建設工事の施工に際し、市町村長への届出書に記入又は添付の定めのないものはどれか。(平成30年後期_No.50)
1. 特定建設作業の開始及び終了の時刻
2. 建設工事の目的に係る施設又は工作物の種類
3. 特定建設作業の場所の附近の見取図
4. 特定建設作業に係る仮設計画図
答え
4
[ 解答解説 ]
1.必要
特定建設作業の開始及び終了の時刻は、騒音規制法上、市町村長へ届出書に記入又は添附する必要がある。(騒音規制法第14条第1項第五号、同施工規則第10条第2項第四号)
2.必要
建設工事の目的に係る施設又は工作物の種類は、騒音規制法上、市町村長へ届出書に記入又は添附する必要がある。(騒音規制法第14条第1項第二号)
3.必要
特定建設作業の場所の附近の見取図は、騒音規制法上、特定施設の設置の届出書に添付しなければならない書類のひとつである。(騒音規制法第4条第3項)
4.不要
特定建設作業に係る仮設計画図は、騒音規制法上、市町村長への届出書に記入又は添附する必要はない。
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