2級建築施工管理技術検定 練習問題
【 工程管理 】
■ 品質管理工程表 ■
( 1 )
施工品質管理表(QC工程表)の作成に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(令和3年後期_No.34)
1.工種別又は部位別に作成する。
2.管理項目は、目指す品質に直接関係している要因から取りあげる。
3.管理項目は、品質に関する重要度の高い順に並べる。
4.管理項目ごとに、管理担当者の分担を明確にする。
答え
3
[ 解答解説 ]
1.◯
QC工程表とは、品質確保のために各工程において行う管理・検査等をまとめたものである。一般的に工種別又は部位別に作成する。
2.◯
管理項目とは、目標の達成を管理するために、評価尺度として選定した項目をいう(JIS Q 9023 2018)管理項目は、結果を導く要因を総合的に評価する尺度を代替的な管理項目として用いられるので、目指す品質に直接関係している要因から取りあげていく必要がある。
3.×
QC工程表では、管理項目を並べる順序は決められていない。
4.◯
品質管理を組織的に行うために、管理項目ごとに工事監理者、施工管理者、専門業者など、管理担当者の分担を明確にすることが重要である。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image