03節 街きょ、縁石及び側溝
21.3.1 材 料
(1) 「標仕」では、縁石及び側溝は、表21.3.1により種類、形状及び寸法は特記によると規定している。主な材料の規格を以下に示す。
(ア) 道路用境界ブロックに関するJIS A 5371(プレキャスト無筋コンクリート製品)の抜粋を次に示す。
推奨仕様B-2 境界ブロック
B-2.4 形状,寸法及び寸法の許容差
ブロックの形状、寸法及び寸法の許容差は、推奨仕様 B-2 図1、推奨仕様 B-2 図2、推奨仕様B-2 図3 及び推奨仕様 B-2 表3による。
推奨仕様 B-2 図1 - 片面歩車道境界ブロックの形状及び寸法
推奨仕様 B-2 図2 - 両面歩車追境界ブロックの形状及び寸法
推奨仕様 B-2 図3 - 地先境界ブロックの形状及び寸法
推奨仕様 B-2 表3 - ブロックの寸法及び寸法の許容差
JIS A 5371: 2016
(イ) 道路用コンクリートL形側溝に関するJIS A 5371(プレキャスト無筋コンクリート製品)及びJIS A 5372(プレキャスト鉄筋コンクリート製品)の抜枠を次に示す。
推奨仕様 C-1 L形側溝
C-1.4 形状、寸法及び寸法の許容差
L形の形状寸法及び寸法の許容産は、推奨仕様 C-1 表3による。
推奨仕様 C-1 表3 - L形の形状,寸法及び寸法の許容差
推奨仕様 E-4 L形側溝
E-4.2 種 類
L形の種類は、用途によって推奨仕様 E-4 表1のとおり区分する。
推奨仕様 E-4 表1 - L形の種類
E-4.4 形状,寸法及び寸法の許容差
L形の形状、寸法及び寸法の許容差は、推奨仕様 E-4 図1及び推奨仕様 E-4 表3による。
推奨仕様 E-4 図1 - L形の形状、寸法及び配筋
推奨仕様 E-4 表3 - L形の形状、寸法配筋及び寸法の許容差
JIS A 5372 : 2016
(ウ) 道路用上ぶた式U形側溝に関する JIS A 5372(プレキャスト鉄筋コンクリート製品)の抜粋を次に示す。
推奨仕様 E-2 上ぶた式U形側溝
E-2.2 種類
側溝の種類は、用途によって、推奨仕様 E-2 表1のとおり区分する。
推奨仕様 E-2 表1 - 側溝の種類
E-2.4 形状、寸法及び寸法の許容差
側溝の形状、寸法及び寸法の許容差は、推奨仕様 E-2 表4 又は推奨仕様 E-2 表5による。
推奨仕様 E-2 表4 - 側溝(本体)の形状、寸法、配筋及び寸法の許容差
推奨仕様 E-2 表4 - 側溝(本体)の形状、寸法、配筋及び寸法の許容差(続き)
推奨仕様 E-2 表5 - 側溝(ふた)の形状、寸法、配筋及び寸法の許容産
推奨仕様 E-2 表5 - 側構(ふた)の形状、寸法、配筋及び寸法の許容差(続き)
JIS A 5372 : 2016
21.3.2 施 工
(1) 工法
街きょ等を通りよく排水勾配を確保して仕上げるには、基礎となる砂利や砕石の層及びモルタルについて、平たんに仕上げなければならない。それらの施工については、4.6.3[ 砂利及び砂地業 ]及び 4.6.4[捨コンクリート地業]を、コンクリートについては「標仕」6章14節を参照する。
なお、「標仕」21.3.2 (1)では、砂利地業の厚さは、特記による。特記がなければ、厚さは100mmとしているが、軟弱地盤等で地盤改良が必要な場合は、設計担当者等と協議する。
(2) 現場打ちの場合、寒冷期等の施工及び養生は、21.2.2 (1)による。
(3) 凍上抑制層の敷均しは、21.2.2 (6)による。
(4) 街きょ、縁石及び側溝の設置例を図21.3.1に示す。
図21.3.1 街きょ等の設置例