2024年06月28日
2級建築施工管理技士 令和6年度(前期) [ No.15 ] 〜[ No.17 ] 解答・解説
令和6年度(前期) 2級建築施工管理技術検定
第一次検定問題 [ No.15 ] 〜[ No.17 ] 解答解説
令和6年6月6日(日)
3.問題の解答の仕方は,次によってください。
ハ.[ No.15 ]から[ No.17 ]までの3問題は,全問題を解答してください。
[ No.15 ]
敷地内の雨水排水工事に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
1.硬質ポリ塩化ビニル管の継手は,接着剤を用いて接合した。
2.硬質ポリ塩化ビニル管をコンクリート桝に接合する部分は,砂付きの桝取付け短管を用いた。
3.地中埋設排水管勾配は,1/100 以上とした。
4.雨水用排水桝の底部には,深さ10cmの泥だめを設けた。
答え
4
[ 解答解説 ]
1.◯
2.◯
3.◯
4.×
ます又はマンホールの底は、専ら雨水その他の地表水を排除すべきますにあっては深さが15cm以上の泥だめが、その他のます又はマンホールにあってはその接続する管きょの内径又は内法幅に応じ相当の幅のインバートが設けられていること。(都市計画法施行規則第26条第七号) よって、10cmでは足りない。
[ No.16 ]
防災設備に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
1.通路誘導灯は,避難口の位置の明示を主な目的とする避難設備である。
2.劇場の客席に設ける客席誘導灯は,避難上必要な床面照度の確保を主な目的とする避難設備である。
3.定温式スポット型熱感知器は,火災時の熱により周囲が一定の温度に達することにより作動する。
4.光電式スポット型煙感知器は,火災時の一局所の煙により光電素子の受光量が変化することにより作動する。
答え
1
[ 解答解説 ]
1.×
通路誘導灯は、避難の方向を明示した緑色の灯火とし、防火対象物又はその部分の廊下、階段、通路その他避難上の設備がある場所に、避難上有効なものとなるように設けること。(消防法施行令第26条第2項第二号)
2.◯
3.◯
4.◯
[ No.17 ]
空気調和設備に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
1.ファンコイルユニットは,熱源機器でつくられた冷水や温水の供給を受け,冷暖房を行う機器である。
2.全熱交換器は,換気のために排出する室内空気が持つ熱量を回収する装置である。
3.定風量単一ダクト方式は,一定の風量で送風するシステムで,負荷変動の異なる複数の空間に適している。
4.各階ユニット方式は,各階ごとに空調機を分散設置して空調を行う方式で,各階ごとの負荷変動に対応できる。
答え
3
[ 解答解説 ]
1.◯
2.◯
3.×
定風量単一ダクト方式は、一定の風量で送風するシステムであり、送風量を変化させる変風量方式よりも、負荷変動の異なる複数の空間の空気調和には適していない。
4.◯
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