2023年11月21日
2級建築施工管理技士 令和5年度 二次 問題5–C 解答・解説
第二次検定問題 解答・解説
※受検種別:仕上げの受検者は解答してください。
問題5–C
次の1.から4.の各記述において、 [ ] に当てはまる最も適当な語句又は数値を、下の該当する枠内から1つ選びなさい。
1.屋根保護アスファルト防水において、現場打ちコンクリート保護層には [ @ ] が発生することを防ぐために伸縮目地を設ける。
伸縮目地の割付けは、中間部の縦横間隔を3,000mm程度とし、端部を立上りパラペット及び塔屋等の立上り際から [ A ] mm程度とする。
@ 1. ふくれ 2. 水たまり 3. ひび割れ 4. ジャンカ
A 1. 100 2. 600 3. 900 4. 1,200
解答・解説
@-3、A-2
[ 解説 ]
屋根保護アスファルト防水において、現場打ちコンクリート保護層にはひび割れが発生することを防ぐために伸縮目地を設ける。
伸縮目地の割付けは、中間部の縦横間隔を3,000mm程度とし、端部を立上りパラペット及び塔屋等の立上り際から 600mm程度とする。
2.セメントモルタルによる外壁タイル張りにおいて、 [ B ] 工法は、タイルを下地に塗り付けた張付けモルタルに押し付け、軟らかいうちに振動工具を用いて振動を与え、モルタルに埋め込むようにタイルを張り付ける工法である。
タイル張付け後、 [ C ] 時間以上経過した後、張付けモルタルの硬化を見計らって目地詰めを行い、目地ごてで目地深さをタイル厚さの 1/2以下に仕上げる。
B 1. 改良積上げ張り 2. 改良圧着張り 3. 密着張り 4. マスク張り
C 1. 6 2. 12 3. 18 4. 24
解答・解説
B-3、C-4
[ 解説 ]
セメントモルタルによる外壁タイル張りにおいて、密着張り工法は、タイルを下地に塗り付けた張付けモルタルに押し付け、軟らかいうちに振動工具を用いて振動を与え、モルタルに埋め込むようにタイルを張り付ける工法である。
タイル張付け後、24時間以上経過した後、張付けモルタルの硬化を見計らって目地詰めを行い、目地ごてで目地深さをタイル厚さの 1/2以下に仕上げる。
3.フローリングボード張りにおいて、下張り用床板の上に接着剤を併用してフローリングボードを釘打ちで張り込む場合、下張り用床板は乱に継ぎ、継手部は根太心で突付けとし、 [ D ] mm程度の間隔で釘打ちとする。
フローリングボードは、所定の接着剤を下張り用床板に塗布し、通りよく敷き並べて押さえ、 [ E ] の付け根から隠し釘留めとする。
D 1. 150 2. 300 3. 450 4. 600
E 1. ほぞ 2. 溝じゃくり 3. 雌ざね 4. 雄ざね
解答・解説
D-1、E-4
[ 解説 ]
フローリングボード張りにおいて、下張り用床板の上に接着剤を併用してフローリングボードを釘打ちで張り込む場合、下張り用床板は乱に継ぎ、継手部は根太心で突付けとし、 150mm程度の間隔で釘打ちとする。
フローリングボードは、所定の接着剤を下張り用床板に塗布し、通りよく敷き並べて押さえ、雄ざねの付け根から隠し釘留めとする。
4.押出成形セメント板工事において、外壁パネルの取付け方法は、縦張り工法及び横張り工法がある。
縦張り工法の場合、パネルは各段ごとに構造体に固定された下地鋼材で受け、パネルが [ F ] により層間変形に追従できるように、取付け金物を上下端部に正確に、かつ、堅固に取り付ける。
横張り工法の場合、パネルは積上げ枚数 3枚以下ごとに自重受け金物で受け、パネルがに [ G ] より層間変形に追従できるように、取付け金物を左右端部に正確に、かつ、堅固に取り付ける。
F 1. ロッキング 2. スライド 3. スプリット 4. ストレッチ
G 1. ロッキング 2. スライド 3. スプリット 4. ストレッチ
解答・解説
F-1、G-2
[ 解説 ]
押出成形セメント板工事において、外壁パネルの取付け方法は、縦張り工法及び横張り工法がある。
縦張り工法の場合、パネルは各段ごとに構造体に固定された下地鋼材で受け、パネルがロッキングにより層間変形に追従できるように、取付け金物を上下端部に正確に、かつ、堅固に取り付ける。
横張り工法の場合、パネルは積上げ枚数 3枚以下ごとに自重受け金物で受け、パネルがにスライドより層間変形に追従できるように、取付け金物を左右端部に正確に、かつ、堅固に取り付ける。
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