2023年07月31日
2級建築施工管理技士 平成30年度 実地 問題5−A 解答・解説
実地試験 解答・解説
平成30年11月11日(日)
問題5−A
※受検種別:建築の受験者は解答してください。
次の1.から8.の各記述において、下線部の語句又は数値が適当なものには○印を、不適当なものには適当な語句又は数値を記入しなさい。
1.建築物の位置を定めるために、建築物の外形と内部の主要な間仕切の中心線上に、縄やビニルひもを張って建築物の位置を地面に表すことを遣方という。このとき、建築物の隅には地杭を打ち、地縄を張りめぐらす。
解答
縄張り
[ 解説 ]
建築物の位置を定めるために、建築物の外形と内部の主要な間仕切の中心線上に、縄やビニルひもを張って建築物の位置を地面に表すことを縄張りという。
2.透水性の悪い山砂を埋戻し土に用いる場合の締固めは、建物躯体等のコンクリート強度が発現していることを確認のうえ、厚さ600mm程度ごとにローラーやタンパーなどで締め固める。入隅などの狭い個所の締固めには、振動コンパクターやタンパーなどを使用する。
解答
300
[ 解説 ]
透水性の悪い山砂を埋戻し土に用いる場合の締め固めは、建物躯体等のコンクリート強度が発現していることを確認のうえ、厚さ300mm程度ごとにローラーやタンパーなどで締め固める。
3.柱や壁の型枠を組み立てる場合、足元を正しい位置に固定するために、根固めを行う。敷桟で行う場合にはコンクリート漏れ防止に、パッキングを使用する方法やプラスチックアングルを使用する方法などがある。
解答
根巻き
[ 解説 ]
柱や壁の型枠を組み立てる場合、足元を正しい位置に固定するために、根巻きを行う。敷桟で行う場合にはコンクリート漏れ防止に、パッキングを使用する方法やプラスチックアングルを使用する方法などがある。
4.高力ボルトの締付けは、ナットの下に座金を敷き、ナットを回転させることにより行う。ナットは、ボルトに取付け後に等級の表示記号が外側から見える向きに取り付ける。
解答
適当である
[ 解説 ]
高力ボルトの締付けは、ナットの下に座金を敷き、ナットを回転させることにより行う。ナットは、ボルトに取付け後に等級の表示記号が外側から見える向き(表)に取り付ける。
高力ボルトとナット
5.JISによる建築用鋼製下地材を用いた軽量鉄骨天井下地工事において、天井のふところが1.5m以上3m以下の場合は、吊りボルトの水平補強、斜め補強を行う。水平補強の補強材の間隔は、縦横方向に2.7m程度の間隔で配置する。
解答
1.8
[ 解説 ]
JISによる建築用鋼製下地材を用いた軽量鉄骨天井下地工事において、天井のふところが1.5m以上3m以下の場合は、吊りボルトの水平補強、斜め補強を行う。水平補強の補強材の間隔は、縦横方向に1.8m程度の間隔で配置する。
6.壁下地に用いるセメントモルタルを現場調合とする場合、セメントモルタルの練混ぜは、機械練りを原則とし、上塗りモルタルの調合は、下塗りモルタルに比べ富調合としてセメントと細骨材を十分に空練りし、水を加えてよく練り合わせる。
解答
貧調合
[ 解説 ]
壁下地に用いるセメントモルタルを現場調合とする場合、上塗りモルタルの調合は、下塗りモルタルに比べ貧調合とする。セメントモルタルの貧調合とは、セメント分の割合の少ないモルタルの調合をいい、富調合とは、セメント分の割合の多いモルタルの調合をいう。
7.塗装工事において、所定の塗膜厚さを得られているか否かを確認する方法として、塗料の搬入量から塗装した面積当たりの塗料の塗付け量を推定する方法や、専用測定器により膜厚を測定する方法がある。
解答
使用量
[ 解説 ]
塗装工事において、所定の塗膜厚さを得られているか否かを確認する方法として、塗料の使用量から塗装した面積当たりの塗料の塗付け量を推定する方法や、専用測定器により膜厚を測定する方法がある。
8.断熱工事における吹付け硬質ウレタンフォームの吹付け工法は、その主な特徴として、窓回りなど複雑な形状の場所への吹付けが容易なこと、継ぎ目のない連続した断熱層が得られること、平滑な表面を得にくいこと、施工技術が要求されることなどがあげられる。
解答
適当である
[ 解説 ]
断熱工事における吹付け硬質ウレタンフォームの吹付け工法の主な特徴として、窓回りなど複雑な形状の場所への吹付けが容易なこと、継ぎ目のない連続した断熱層が得られること、平滑な表面を得にくいこと、施工技術が要求されることなどがあげられる。
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/12127344
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。