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2級建築施工管理技士試験
年別 一次(学科)解答解説
─────────────
令和 5年(後期)一次
令和 5年(前期)一次
令和4年(後期)一次
令和4年(前期)一次
令和3年(後期)一次
令和3年(前期)一次
令和2年(後期)学科
令和元年(後期)学科
令和元年(前期)学科
平成30年(後期)学科
平成30年(前期)学科
平成29年(後期)学科
2級建築施工管理技士試験
項目別 一次(学科) 解答解説
─────────────
建 築 学環境工学
建築構造
構造力学
建築材料

 共通問題
施  工
躯体工事
 仮設工事
 土工事
 地業工事
 鉄筋工事
 型枠工事
 コンクリートの調合
 鉄骨工事
 木造軸組構法
 解体工事
仕上工事
 コンクリートブロック工事等
 防水工事
 石工事
 タイル工事
 屋根及びとい工事
 金属工事
 左官工事
 建具工事
 塗装工事
 内装工事
 仕上改修工事

施工管理
施工計画
 事前調査
 仮設計画
 材料の保管
 申請及び届出等
工程管理
 工程計画
 バーチャート工程表
 品質管理工程表
品質管理
 用  語
 鉄骨工事
 鉄筋工事
 コンクリート工事
 品質管理に関する記述
 試験及び検査
安全管理
 工事現場の安全管理
 労働安全衛生法

応用能力問題躯体工事
仕上工事

法  規建築基準法
建設業法
労働基準法
労働安全衛生法
廃棄物処理法
建設リサイクル法
消防法
騒音規制法
道路法
2級建築施工管理技士試験
年別 二次(実地) 解答解説
─────────────
令和4年 二次検定
令和3年 二次検定
令和2年 実地試験
令和元年 実地試験
平成30年 実地試験
平成29年 実地試験
平成28年 実地試験
平成27年 実地試験
平成26年 実地試験
平成25年 実地試験
2級建築施工管理技士試験
項目別 二次(実地) 解答解説
─────────────
問題1 経験記述
問題2 用語の解説
問題3 工程管理
問題4 法規
問題5-A 建築工事
問題5-B 躯体工事
問題5-C 仕上工事

2級建築施工管理技士試験
過去問題
───────────── 第一次検定(学科)

令和05年 一次検定(前期)
令和05年 一次検定(後期)
令和04年 一次検定(前期)
令和04年 一次検定(後期)
令和03年 一次検定(前期)
令和03年 一次検定(後期)
令和02年 学科(前期)(中止)
令和02年 学科(後期)
令和01年 学科(前期)
令和01年 学科(後期)
平成30年 学科(前期)
平成30年 学科(後期)
平成29年 学科(前期)
平成29年 学科(後期)
平成28年 学科
平成27年 学科
─────────────
第二次検定(実地)

令和05年 二次検定
令和04年 二次検定
令和03年 二次検定
令和02年 実地
令和01年 実地
平成30年 実地
平成29年 実地
平成28年 実地
平成27年 実地
(建設業振興基金より)
官庁営繕の技術基準

公共建築工事標準仕様書
(令和4年度版)
建築工事編
電気設備工事編
機械設備工事編

官庁営繕事業における
BIM モデルの作成及び利用に関するガイドライン
建築工事監理指針

1章 各章共通事項序節 監督職員の立場及び業務
01節 共通事項
02節 工事関係図書
03節 工事現場管理
04節 材  料
05節 施  工
06節 工事検査及び技術検査
07節 完成図等

2章 仮設工事01節 共通事項
02節 縄張り,遣方,足場他
03節 仮設物
04節 仮設物撤去等
05節 揚重運搬機械

3章 土工事 01節 一般事項
02節 根切り及び埋戻し
03節 山留め

4章 地業工事 01節 一般事項
02節 試験及び報告書
03節 既製コンクリート杭地業
04節 鋼杭地業
05節 場所打ちコンクリート杭地業
06節 砂利,砂及び
   捨コンクリート地業等

07節 「標仕」以外の工法

5章 鉄筋工事 01節 一般事項
02節 材  料
03節 加工及び組立て
04節 ガス圧接
05節 機械式継手,溶接継手

6章 コンクリート工事 01節 一般事項
02節 種類及び品質
03節 材料及び調合
04節 発注、製造及び運搬
05節 普通コンの品質管理
06節 現場内運搬並びに
   打込み及び締固め

07節 養  生
08節 型  枠
09節 試  験
10節 軽量コンクリート
11節 寒中コンクリート
12節 暑中コンクリート
13節 マスコンクリート
14節 無筋コンクリート
15節 流動化コンクリート
 [ 参考文献 ]

7章 鉄骨工事 01節  一般事項
02節  材  料
03節  工作一般
04節  高力ボルト接合
05節  普通ボルト接合
06節  溶接接合
07節  スタッド,デッキプレート溶接
08節  錆止め塗装
09節  耐火被覆
10節  工事現場施工
11節  軽量形鋼構造
12節  溶融亜鉛めっき工法
13節  鉄骨工事の精度
14節  資  料

8章 コンクリートブロック工事等 01節 一般事項
02節 補強コンクリートブロック造
03節 コンクリートブロック帳壁及び塀
04節 ALCパネル
05節 押出成形セメント板
  一般事項、材料
  外壁パネル工法
  間仕切壁パネル工法
  溝掘り及び開口部の処置
     施工上の留意点

9章 防水工事 01節 一般事項
02節 アスファルト防水
03節 改質As.シート防水
04節 合成高分子系
   ルーフィングシート防水

05節 塗膜防水
06節 ケイ酸質系塗布防水
07節 シーリング

10章 石工事 01節 一般事項
02節 材  料
03節 外壁湿式工法
04節 内壁空積工法
05節 乾式工法
06節 床および階段の石張り
07節 特殊部位の石張り

11章 タイル工事01節 一般事項
02節 セメントモルタルによる
   陶磁器質タイル張り

03節 接着剤による
   陶磁器質タイル張り

04節 陶磁器質タイル
   型枠先付け工法

05節 「標仕」以外の工法

12章 木工事 01節 一般事項
02節 材  料
03節 防腐・防蟻・防虫
04節 RC造等の内部間仕切等
05節 窓、出入り口その他
06節 床板張り
07節 壁及び天井下地
08節 小屋組(標仕以外)
09節 屋根野地,軒回り他
   (標仕以外)

13章 屋根及びとい工事 01節 一般事項
02節 長尺金属板葺
03節 折板葺
04節 粘土瓦葺
05節 と  い

14章 金属工事 01節 一般事項
02節 表面処理
03節 溶接,ろう付けその他
04節 軽量鉄骨天井下地
05節 軽量鉄骨壁下地
06節 金属成形板張り
07節 アルミニウム製笠木
08節 手すり及びタラップ

15章 左官工事 01節 一般事項
02節 モルタル塗り
03節 床コンクリート直均し仕上げ
04節 セルフレベリング材仕上
05節 仕上塗材仕上げ
06節 マスチック塗材仕上げ
07節 せっこうプラスター塗り
08節 ロックウール吹付け

16章 建具工事 01節 一般事項
02節 アルミニウム製建具
03節 樹脂製建具
04節 鋼製建具
05節 鋼製軽量建具
06節 ステンレス製建具
07節 木製建具
08節 建具用金物
09節 自動ドア開閉装置
10節 自閉式上吊り引戸装置
11節 重量シャッター
12節 軽量シャッター
13節 オーバーヘッドドア
14節 ガラス

17章 カーテンウォール工事 01節 共通事項
02節 メタルカーテンウォール
03節 PCカーテンウォール

18章 塗装工事 01節 共通事項
02節 素地ごしらえ
03節 錆止め塗料塗
04節 合成樹脂調合ペイント塗
   (SOP)

05節 クリヤラッカー塗(CL)
06節 アクリル樹脂系
  非水分散形塗料塗(NAD)

07節 耐候性塗料塗(DP)
08節 つや有合成樹脂
  エマルションペイント塗り(EP-G)

09節 合成樹脂エマルションペイント塗
   (EP)

10節 ウレタン樹脂ワニス塗(UC)
11節 オイルステイン塗
12節 木材保護塗料塗(WP)
13節 「標仕」以外の仕様

19章 内装工事 01節 一般事項
02節 モルタル塗り,ビニル床タイル
   及びゴム床タイル張り

03節 カーペット敷き
04節 合成樹脂塗床
05節 フローリング張り
06節 畳敷き
07節 せっこうボード、
   その他ボード、
   及び合板張り

08節 壁紙張り
09節 断熱・防露
10節 内装材料から発生する室内空気汚染物質への対策

20章 ユニットその他工事 01節 共通事項
02節 ユニット工事等
  2 フリーアクセスフロア等
  3 可動間仕切
  4 移動間仕切
  5 トイレブース
  6 手すり
  7 階段滑り止め
  8 床目地棒
  9 黒板,ホワイトボード
 10
 11 表示
 12 タラップ
 13 煙突ライニング
 14 ブラインド
 15 ロールスクリーン
 16 カーテン,カーテンレール
03節 プレキャスト
   コンクリート工事

04節 間知石及び
   コンクリート間知ブロック積み

05節 敷地境界石標

21章 排水工事 01節 共通事項
02節 屋外雨水排水
03節 街きょ,縁石,側溝

22章 舗装工事01節 共通事項
02節 路  床
03節 路  盤
04節 アスファルト舗装
05節 コンクリート舗装
06節 カラー舗装
07節 透水性アスファルト舗装
08節 ブロック系舗装
09節 砂利敷き
10節 補  修
11節 「標仕」以外の舗装
12節 用  語

23章 植栽,屋上緑化工事 01節 共通事項
02節 植栽基盤
03節 植  樹
04節 芝張り,吹付けは種
   及び地被類

05節 屋上緑化

原発・放射能

>放射能について正しく学ぼう
>内部被ばくを考える市民研究会
>国際環境NGO FoE Japan
>代々木市民観測所
>チェルノブイリへのかけはし
>放射線防護の仕方(緊急時編)
>放射線防護の仕方(日常編)
>放射線防護の仕方(食品編)
>セシウム汚染全国マップ
>Sv/Bq換算ツール
>経口時の年齢換算計算ツール
>Fukushima Voice version 2
>Simply Info
>日本原子力産業協会
原子力発電を考える
>グリーンアクション
>サイエンス・メディア・センター
>バンクーバー食品放射能モニタリング
>東京江戸川放射線
>品川区ママ友からの 放射線情報便
>福島30年プロジェクト
>全国の空間線量率
>村田 光平 オフィシャルサイト
>国会事故調査委員会
>福島第一原発カメラ(LIVE)
>全国放射線量測定マップ

2023年08月09日

2級建築施工管理技士 第二次検定(実地)の攻略 問題5−B 躯体工事

2級建築施工管理技術検定 第二次検定(実地試験)

問題5–B の攻略

令和4年度


次の1.から4.の各記述において、[  ] に当てはまる最も適当な語句文字又は数値を、下の該当する枠内から1つ選びなさい。

1.敷地の地盤の構成や性質などを調査する地盤調査には、一般にロータリーボーリングが行われている。ボーリングによる掘削孔を用いて[ @ ] 、試料の採取、地下水位の測定等の調査を行う。

また、採取された試料は各種の土質試験を行い、土質柱状図にまとめられる。

[ @ ] は、ハンマーを自由落下させて、SPTサンプラーが地層を 300mm貫入するのに必要な打撃回数を求める試験である。ここで得られた打撃回数を[ A ] といい、地盤の硬軟や締り具合を推定するのに使われる。


@ (1)フロー試験 (2)平板載荷試験 (3)標準貫入試験 (4)CBR試験

A (1)K値     (2)NC値     (3)トルク係数値 (4)N値



答え

 @-3、A-4

[ 解答解説 ]
敷地の地盤の構成や性質などを調査する地盤調査には、一般にロータリーボーリングが行われている。ボーリングによる掘削孔を用いて標準貫入試験 、試料の採取、地下水位の測定等の調査を行う。

また、採取された試料は各種の土質試験を行い、土質柱状図にまとめられる。

標準貫入試験は、ハンマーを自由落下させて、SPTサンプラーが地層を 300mm貫入するのに必要な打撃回数を求める試験である。ここで得られた打撃回数をN値といい、地盤の硬軟や締り具合を推定するのに使われる。(建築工事監理指針)

R04_5B_1_標準貫入試験.jpg




2.型枠工事において、コンクリート型枠用合板を用いた柱型枠や壁型枠を組み立てる場合、足元を正しい位置に固定するために[ B ] を行う。敷桟で行う場合にはコンクリートの漏れ防止に、パッキングを使用する方法やプラスチックアングルを使用する方法等がある。

床型枠においては、設計者との協議を行い、フラットデッキ(床型枠用鋼製デッキプレート)を使用することがある。その場合、梁側板型枠との接合方法として、フラットデッキの長手方向に対する梁へののみこみ代は、原則として、一般階では[ C ] mmとしている。


B (1)根固め  (2)根巻き  (3)根回し  (4)根がらみ

C (1)10   (2)20   (3)30   (4)40



答え

 B-2、C-1

[ 解答解説 ]

柱や壁の型枠を組み立てる場合、足元を正しい位置に固定するために、根巻きを行う。敷桟で行う場合にはコンクリート漏れ防止に、パッキングを使用する方法やプラスチックアングルを使用する方法などがある。

フラットデッキの長手方向に対する梁へののみこみ代は、原則として、一般階では、10mmとする。(建築工事監理指針)





3.鉄筋工事において、鉄筋相互のあきは、鉄筋とコンクリートの間のによる応力の伝達が十分に行われ、コンクリートが分離することなく密実に打ち込まれるために必要なものである。

柱や梁の主筋の継手に、ガス圧接継手を採用し、異形鉄筋を用いる場合の鉄筋相互のあきの最小寸法は、隣り合う鉄筋の平均径(呼び名の数値)の1.5倍、粗骨材最大寸法の1.25倍、[ E ] mmのうちで、最も大きい値以上とする。


D (1)定 着 (2)付 着 (3)引 張 (4)圧 着

E (1)20  (2)25  (3)30  (4)35



答え

 D-2、E-2

[ 解答解説 ]
鉄筋工事において鉄筋相互のあきは、鉄筋とコンクリートの間の付着による応力の伝達が十分に行われ、コンクリートが分離することなく密実に打ち込まれるために必要なものである。

鉄筋相互のあきの最小寸法は、隣り合う鉄筋の平均径(呼び名の数値)の1.5倍、粗骨材最大寸法の1.25倍、25mmのうちで、最も大きい値以上とする。(公共建築工事標準仕様書建築工事編 5.3.5(4)(ア)(イ)(ウ))





4.鉄骨工事において、トルシア形高力ボルトを使用した接合部の本締めは、梁フランジの場合には図の[ F ] のように行っていく。また、本締め後の検査は、ピンテールが破断していること、共回り・軸回りがないこと、ボルトの余長がネジ1山から6山までの範囲であること、ナットの回転量が平均回転角度 ±[ G ] 度以内であることを目視確認する。

R04_2次_問題5B-4_高力ボルトの締付け順序.jpg


F (1)a  (2)b  (3)c  (4)d

G (1)15  (2)20  (3)30  (4)45



答え

 F-4、G-3

[ 解答解説 ]
1群のボルトの締付けは、群の中央から周辺に向かう順序で行う。(公共建築工事標準仕様書建築工事編 7.4.7(4))よって、図のdのように行っていく。

トルシア型高力ボルトの締付け後の確認は、
・ピンテールが破断していること。
・一次締め付けの際につけたマークのずれにより、共回り及び軸回りが生じていないこと。
・ナットの回転量は、各ボルト群のナットの平均回転角度 -30°から平均回転角度 +30°までの範囲であること。
・ボルトの余長は、ねじ1山から6山までの範囲であることを確認する。
(公共建築工事標準仕様書建築工事編 7.4.8(1)(ア)(a)〜(d))




令和3年度


次の1.から4.の各記述において、[  ] に当てはまる最も適当な語句又は数値を、下の該当する枠内から1つ選びなさい。

1.建築物の高さ及び位置の基準となるものを [ @ ]という。高さの基準は隣接の建築物や既存の工作物に、位置の基準は一般に建築物の縦、横2方向の通り心を延長して設ける。工事測量を行うときの基準のため、工事中に動くことのないよう2箇所以上設けて、随時確認できるようにしておく。

また、建築物の位置を定めるため建築物の外形と内部の主要な間仕切の中心線上に、ビニルひも等を張って建築物の位置を地面に表すことを [ A ]という。このとき、建築物の隅には地杭を打ち地縄を張りめぐらす。


@ (1)親墨  (2)逃げ墨  (3)ベンチマーク (4)ランドマーク

A (1)縄張り  (2)水貫  (3)遣方  (4)いすか切り



解答


@ (3)ベンチマーク、A (1)縄張り

[ 解説 ]
建築物の高さ及び位置の基準となるものとベンチマークという。高さの基準は隣接の建築物や既存こう工作物に、位置の基準は一般に建築物の縦、横2方向の通り心を延長して設ける。工事測量を行うときの基準のため、工事中に動くことのないよう2箇所以上設けて、随時確認できるようにしておく。




2.鉄筋工事において、コンクリートの中性化や火災等の高温による鉄筋への影響を考えた鉄筋を覆うコンクリートの厚さを「かぶり厚さ」といい、建築基準法施行令で規定されており、原則として、柱又は梁にあって [ B ]mm以上、床にあっては20mm以上となっている。

また、かぶり厚さを保つためにスペーサーが用いられ、スラブ筋の組立時には [ C ]のスラブ用スペーサーを原則として使用する。

B (1)25  (2)30  (3)35  (4)40

C (1)木レンガ  (2)モルタル製  (3)鋼製  (4)プラスチック製



解答


B (2)30、C (3)鋼製

鉄筋工事において、コンクリートの中性化や火災等の高温による鉄筋への影響を考えた鉄筋を覆うコンクリートの厚さを「かぶり厚さ」といい、建築基準法施行令第79条で規定されている。原則として、柱、梁にあっては、30mm以上、床にあっては 20mm以上となっている。(最小かぶり厚さ)
また、かぶり厚さを保つためにスペーサーが用いられ、スラブ筋の組立時には原則として鋼製のスラブ用スペーサーを使用する。




3.コンクリート工事において、日本産業規格(JIS)では、レディーミクストコンクリートの運搬時間は、原則として、コンクリートの練混ぜを開始してからトラックアジテータが荷卸し地点に到着するまでの時間とし、その時間は [ D ]分以内と規定されている。このため、できるだけ運搬時間が短くなるレディーミクストコンクリート工場の選定をする。

また、コンクリートの練混ぜ開始から工事現場での打込み終了までの時間は外気温が25℃未満の場合 [ E ]分以内、25℃以上の場合90分以内とする。

D (1)60  (2)70  (3)80  (4)90

E (1)60  (2)120  (3)150  (4)180




解答



D (4)90、E (2)120

コンクリート工事において、日本産業規格(JIS A 5808)では、レディミクストコンクリートの運搬時間は、原則として、コンクリートの練混ぜを開始してからトラックアジテータが荷卸し地点に到着するまでの時間とし、その時間は90分以内と規定されている。このため、できるだけ運搬時間が短くなるレディミクストコンクリート工場の選定が必要である。

また、コンクリート練り混ぜ開始から工事現場での打ち込み終了までの時間は外気温が25℃未満の場合120分以内、25℃以上の場合90分以内とする。




4.木造在来軸組構法において、屋根や上階の床などの荷重を土台に伝える鉛直材である柱は、2階建てでは、1階から2階まで通して1本の材を用いる通し柱と、各階ごとに用いる [ F ]とがある。

一般住宅の場合、柱の断面寸法は、通し柱は [ G ]cm角、 [ F ]では10.5cm角のものが主に使用されている。

F (1)継柱  (2)止柱  (3)間柱  (4)管柱

G (1)10.5  (2)12  (3)13.5  (4)15




解答



F (4)管柱、G (2)12

木造在来軸組構法において、屋根や上階の床などの荷重を土台に伝える鉛直材である柱は、2階建てでは、1階から2階まで通して1本の材を用いる通し柱と、各階ごとに用いる管柱とがある。一般住宅の場合、柱の断面寸法は、通し柱は 12cm角、管柱では10.5cm角のものが主に使用されている。




令和2年度


次の1.から4.の各記述において、下線部の語句又は数値が適当なものには○印を、不適当なものには適当な語句又は数値を記入しなさい。

1.既製コンクリート杭地業におけるセメントミルク工法において、杭径が300〜500mmの場合は、杭径よりも@200mm程度大きいオーガーヘッドを使用する。

また、掘削は、安定液を用いて孔壁の崩壊を防止しながら、杭心に合わせて鉛直に行い、予定の支持層に達した後、根固め液及び杭周固定液を注入しながらアースオーガーを引き抜いていき、その後、既製コンクリート杭を掘削孔内に建て込む。

この施工法は、既製コンクリート杭のA打込み工法に分類される。


解答


@  100
A  埋込み

[ 解説 ]
セメントミルク工法におけるアースオーガーヘッド径は、杭径 + 100mm程度とする。(公共建築工事標準仕様書)この施工法は、既製コンクリート杭の埋込み工法に分類される。
5-B_1.図4.3.3_杭の施工法の分類.jpg
(建築工事監理指針より)




2.鉄骨工事におけるトルシア形高力ボルトを使用する接合部の組立てにおいて、接合部の材厚の差などにより、接合部にB1mmを超える肌すきがある場合には、フィラープレートを用いて肌すきを埋める。

締付け後の検査は、一次締付け後に付けたマーキングのずれやピンテールの破断などを確認し、ナットの回転と共にボルトや座金も一緒に回転するC軸回りを生じているボルトは、新しいボルトセットと交換する。


解答


B  ◯
C  共回り

[ 解説 ]
接合部の材厚の差等により1mmを超える肌すきがある場合は、フィラープレートを入れる。(公共建築工事標準仕様書)

ナットの回転とともにボルトや座金が一緒に回転する現象を共回りという。軸回りとは、ボルトだけが回転する現象をいう。共回りや軸回り等が生じた場合は、高力ボルトのセットを新しいものに取り替える。
5-B_2.図7.4.7_マーキング.jpg
(建築工事監理指針より マーキング)




3.コンクリート工事において、公称棒径45mmの棒形振動機を締固めに用いる場合、コンクリートの1層の打込み厚さは、棒形振動機部分の長さである60〜80cm以下とし、棒形振動機の挿入間隔はD90cm以下とする。

また、棒形振動機は、コンクリート表面にセメントペーストが浮き上がる時まで加振し、加振時間は1箇所当り5〜E45秒程度とするのが一般的である。


解答


D  60
E  15

[ 解説 ]
コンクリート工事において、棒形振動機の挿入間隔は60cm以下とする。(公共建築工事標準仕様書)

棒形振動機の1箇所当たりの加振時間は、一般的に 5〜15秒程度とする。




4.市街地における、鉄筋コンクリート造建築物の躯体の解体工事を行う場合は、建物の周囲に外部足場を架設し、コンクリート片の飛散防止や騒音防止のためFメッシュシートを足場外面に隙間なく取り付ける。

また、階上解体作業による解体をする場合は、屋上に揚重した解体重機で最上階から解体し、各階の解体はG中央部から先行して解体していく。解体で発生したコンクリート小片などを利用してスロープをつくり、解体重機を下の階に移動させて順次地上階まで解体していく。


解答


F  防音シート
G  ◯

[ 解説 ]
コンクリート片の飛散防止とともに騒音防止のためには、防音シートを足場外面に隙間なく取り付ける。

階上作業による解体では、外壁を残しながら中央部を先行して解体する。外壁の転倒工法等を用いる場合は、同時に解体する部分の一体性を確保するとともに、過度な力を加えずに内側に安全に転倒させる。




令和元年度


次の1.から4.の各記述において、下線部の語句又は数値が適当なものには○印を、不適当なものには適当な語句又は数値を記入しなさい。

1.土工事において、軟弱な粘土質地盤を掘削する場合に、根切り底面付近の地盤が山留壁の背面から回り込むような状態で膨れ上がる現象を@液状化という。

また、砂質地盤を掘削する場合に、根切り底面付近の砂質地盤にA上向きの浸透流が生じ、この水流によって砂が沸騰したような状態で根切り底を破壊する現象をボイリングという。



解答


@ ヒービング
A ◯

[ 解説 ]
土工事において、軟弱な粘土質地盤を掘削する場合に、根切り底面付近の地盤が山留壁のから回り混むような状態で膨れ上がる現象をヒービングという。また、砂質地盤を掘削する場合に、根切り底面付近の砂質地盤に上向きの浸透流が生じ、この水流によって砂が沸騰したような状態で根切り底を破壊する現象をボイリングという。

 問題5-B_1.図3.3.15_ヒービングの説明図.jpeg
     ヒービングの説明図

 問題5-B_1.図3.3.16_ボイリングの説明図.jpeg
     ボイリングの説明図

 問題5-B_1.図3.3.17_被圧地下水による盤ぶくれの説明図.jpeg
     盤ぶくれの説明図




2.鉄筋(SD345)のガス圧接継手において、同径の鉄筋を圧接する場合、圧接部のふくらみの直径は鉄筋径dの1.4倍以上とし、かつ、その長さを鉄筋径dのB1.0倍以上とする。

また、圧接面のずれは鉄筋径dの1/4以下、圧接部における鉄筋の中心軸の偏心量は鉄筋径dのC1/4 以下、圧接部の折曲がりは2度以下、片ふくらみは鉄筋径dの1/5 以下とする。

ただし、dは異形鉄筋の呼び名に用いた数値とする。



解答


B 1.1
C  1/5

[ 解説 ]
鉄筋(SD345)のガス圧接継手において、同径の鉄筋を圧接する場合、圧接部のふくらみの直径は鉄筋径dの1.4倍以上とし、かつ、その長さを鉄筋径dの1.1倍以上とする。(アセチレン系ガスの場合)
また、圧接面のずれは鉄筋径dの1/4以下、圧接部における鉄筋の中心軸の偏心量は鉄筋径dの1/5以下、圧接部の折曲がりは2度以下、片ふくらみは鉄筋径dの1/5以下とする。
ただし、dは異形鉄筋の呼び名に用いた数値とする。

問題5-B_2.図5.4.3_圧接部のふくらみの形状及び寸法.jpeg
     圧接部のふくらみの形状及び寸法




3.鉄筋コンクリート造でコンクリートを打ち継ぐ場合、打継ぎ部の位置は、構造部材の耐力への影響が最も少ない位置に定めるものとし、梁、床スラブ及び屋根スラブの鉛直打継ぎ部は、スパンの中央又は端からD1/4付近に設け、柱及び壁の水平打継ぎ部は、床スラブ及び梁の上端に設ける。

また、打継ぎ部の形状は、構造部材の耐力の低下が少なく、コンクリート打込み前の打継ぎ部の処理が円滑に行え、かつ、新たに打ち込むコンクリートの締固めが容易に行えるものとし、柱及び梁の打継ぎ面は主筋にE平行となるようにする。



解答


D ◯
E 垂直

[ 解説 ]
鉄筋コンクリート造でコンクリートを打ち継ぐ場合、打継ぎ部の位置は、構造部材の耐力への影響が最も少ない位置に定めるものとし、梁、床スラブ及び屋根スラブの鉛直打継ぎ部は、スパンの中央又は端から1/4付近に設け、柱及び壁の水平打継ぎ部は、床スラブ及び梁の上端に設ける。防水層と関連するパラペット部分は、水上仕上天から100mm以上の位置、もしくは水平打継ぎなしとする。

また、打継ぎ部の形状は、構造部材の耐力の低下が少なく、コンクリート打込み前の打継ぎ部の処理が円滑に行え、かつ、新たに打ち込むコンクリートの締め固めが容易に行えるものとし、柱及び梁の打継ぎ面は主筋に対して垂直となるようにする。




4.鉄骨工事における露出形式の柱脚ベースプレートの支持方法であるベースモルタルの後詰め中心塗り工法は、一般にベースプレートの面積がF小さく、全面をベースモルタルに密着させることが困難な場合や建入れの調整を容易にするために広く使われている。

また、ベースモルタルの厚さはG100mm以下、中心塗り部分の大きさは200〜300mmの角形又は円形とし、建て方中に柱脚に作用する応力に見合うものとする。



解答


F 大きく
G 30mm以上50

[ 解説 ]
鉄骨工事における露出形式の柱脚ベースプレートの支持方法であるベースモルタルの後詰め中心塗り工法は、一般にベースプレートの面積が大きく、全面をベースモルタルに密着させることが困難な場合や建入れの調整を容易にするために広く使われている。

また、ベースモルタルの厚さは30mm以上50mm以下、中心塗り部分の大きさは200〜300mmの角形又は円形とし、建て方中に柱脚に作用する応力に見合うものとする。




平成30年度


次の1.から4.の各記述において、下線部の語句又は数値が適当なものには○印を、
不適当なものには適当な語句又は数値を記入しなさい。


1.墨出し等に用いる鋼製巻尺は、工事着手前に@ゲージ合わせを行い、同じ精度を有する鋼製巻尺を2本以上用意して、1本は基準鋼製巻尺として保管しておく。

@ゲージ合わせの際には、それぞれの鋼製巻尺に一定の張力を与えて、相互の誤差を確認する。

建築現場では特に規定しない場合は、通常A150Nの張力としている。



解答


 @ テープ合わせ
 A 50

[ 解説 ]
墨出し等に用いる鋼製巻尺は、工事着手前にテープ合わせを行い、同じ精度を有する鋼製巻尺を2本以上用意して、1本は基準鋼製巻尺として保管する。テープ合わせの際には、それぞれの鋼製巻尺に一定の張力を与えて、相互の誤差を確認するが、特に規定しない場合は、通常 50Nの張力とする。




2.木構造の在来軸組構法における和小屋において、次の図の束立て小屋組は、小屋梁を約1,800mm間隔にかけ、その上に約900mm間隔に小屋束を立て、小屋束で棟木や母屋などを支える小屋組である。

束立て小屋組の中で、小屋梁を軒桁の上に乗せかけるかけ方をB折置組といい、小屋梁を軒桁の上に乗せかける仕口はかぶとあり掛けで納め、羽子板ボルト締めとする。棟木の継手は、小屋束心より約150mm持出し腰掛あり継ぎ、両面かすがい打ちとする。母屋の断面寸法はC 90mm角を標準とし、棟木や母屋には、垂木を取り付けるため垂木欠きを行い、垂木の取付けは母屋の上で、そぎ継ぎとして、釘打ちを行う。

R30_J5-B_図_束立て小屋組.jpg
          束立て小屋組


解答


 B 京呂組
 C ◯

[ 解説 ]
束立て小屋組の中で、小屋梁を軒桁の上に乗せかけるかけ方を京呂組という。折置組とは、柱の上に小屋梁をのせ、その上に軒桁を取り付けるかけ方をいう。母屋の断面寸法は 90mm角を標準とする。




3.鉄筋相互のあきは、鉄筋とコンクリートの間のD付着による応力の伝達が十分に行われ、コンク
リートが分離することなく密実に打ち込まれるために必要なものである。

柱や梁の主筋の継手に、ガス圧接継手を採用し、異形鉄筋を用いる場合の鉄筋相互のあきの最小寸法は、隣り合う鉄筋の平均径(呼び名の数値)の1.5倍、粗骨材最大寸法の1.25倍、E20mmのうちで、最も大きい値以上とする。



解答


 D ◯
 E 25

[ 解説 ]
鉄筋相互のあきは、鉄筋とコンクリートの間の付着による応力の伝達が十分に行われ、コンクリートが分離することなく密実に打ち込まれるために必要なものである。鉄筋相互のあきの最小寸法は、隣り合う鉄筋の平均径(呼び名の数値)の1.5倍、粗骨材最大寸法の1.25倍、25mmのうちで、最も大きい値以上とする。

R30_J5-B.3_鉄筋相互のあきと間隔.jpg
鉄筋相互のあきと間隔




4.レディーミクストコンクリートの運搬時間は、JISにおいて、コンクリートの練混ぜF完了からトラックアジテータが荷卸し地点に到着するまでの時間として90分以内と規定されている。

このため、できるだけ運搬時間が短くなるレディーミクストコンクリート工場の選定をする。

また、コンクリートの練混ぜF完了から工事現場での打込み終了までの時間は、外気温が25℃未満で120分以内、25℃以上でG100分以内とする。

打込み継続中の打重ね時間の間隔限度は、外気温が25℃未満のときは150分以内、25℃以上のときは120分以内を目安とし、先に打ち込まれたコンクリートの再振動が可能な時間内とする。



解答


 F 開始
 G 90

[ 解説 ]
レディーミクストコンクリートの運搬時間は、JISにおいて、コンクリートの練混ぜ開始からトラックアジテータが荷卸し地点に到着するまでの時間として90分以内と規定されている。また、コンクリートの練混ぜ開始から工事現場での打込み終了までの時間は、外気温が25℃未満で120分以内、25℃以上で 90分以内とする。

打込み継続中の打重ね時間の間隔限度は、外気温が25℃未満のときは150分以内、25℃以上のときは120分以内を目安とし、先に打ち込まれたコンクリートの再振動が可能な時間内とする。





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