平成28年度 2級建築施工管理技術検定
実地試験 解答・解説
平成 28年 11月 12日(日)
問題5
「建設業法」、「建築基準法」及び「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(建設リサイクル法)」に定める次の各法文において、それぞれ誤っている語句の番号を 1 つあげ、それに対する正しい語句を記入しなさい。
1. 建設業法(第 24 条の2)
@元請負人は、その請け負った建設工事を施工するために必要なA費用の細目、作業方法その他@元請負人において定めるべき事項を定めようとするときは、あらかじめ、B下請負人の意見をきかなければならない。
解答
誤ってる番号 A
正しい語句 工程
[ 解説 ]
建設業法
第 24 条の2(下請負人の意見の聴取)
元請負人は、その請け負った建設工事を施工するために必要な工程の細目、作業方法その他元請負人において定めるべき事項を定めようとするときは、あらかじめ、下請負人の意見をきかなければならない。
2. 建築基準法(第 89 条第1項)
第6条第1項の建築、大規模の修繕又は大規模の模様替の工事の施工者は、当該工事現場の見易い場所に、国土交通省令で定める様式によって、建築主、設計者、工事@施工者及び工事のA作業主任者の氏名又は名称並びに当該工事に係る同項のB確認があった旨の表示をしなければならない。
解答
誤ってる番号 A
正しい語句 現場管理者
[ 解説 ]
建築基準法
第 89 条第1項(工事現場における確認の表示等)
第6条第1項の建築、大規模の修繕又は大規模の模様替の工事の施工者は、当該工事現場の見易い場所に、国土交通省令で定める様式によって、建築主、設計者、工事施工者及び工事の現場管理者の氏名又は名称並びに当該工事に係る同項の確認があった旨の表示をしなければならない。
3. 建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(建設リサイクル法)(第5条第1項)
建設業を営む者は、建築物等の設計及びこれに用いる建設資材の選択、建設工事の施工方法等を工夫することにより、建設資材廃棄物の@発生を抑制するとともに、A分別解体等及び建設資材廃棄物の再資源化に要する費用をB負担するよう努めなければならない。
解答
誤ってる番号 B
正しい語句 低減
[ 解説 ]
建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(建設リサイクル法)
第5条第1項(建設業を営む者の責務)
建設業を営む者は、建築物等の設計及びこれに用いる建設資材の選択、建設工事の施工方法等を工夫することにより、建設資材廃棄物の発生を抑制するとともに、分別解体等及び建設資材廃棄物の再資源化に要する費用を低減するよう努めなければならない。
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