現場で監理技術者を目指す人の中には、受験された方も多いと思います。または、1級建築施工管理技士の次のステップとして、受験された方も多いと思います。
明暗を分けた日になったと思いますが、合格された方、おめでとうございます。そうでなかった方は、少し休息をとり、来年も頑張りましょう。
私はカド番を逸してしまった経験があります。
しかし、その次の年は初年度受験と同じラインにならぶのか(これは私の想像ですが・・)、製図試験はあっけなくパスできました。なので、それほど落胆する必要はありません。
(落ち込む気持ちは大いにわかりますが・・)
再度の学科試験に対する場合は、それ相応の問題をこなす必要はありますので、
合格できなかった時のショック度が大きいのは、資格学校へ大金をはたいているからという要因が大きなものを占めているからだと思います。
資格学科へいかずとも、必要な学習(過去問題のみで十分)を徹底的にすれば、それだけで合格できます。
無駄に資格学校へは行かないことをおすすめします。
パラドックス的かもしれませんが、資格学校へ行くことによって、合格できないという弊害が発生します。
そういう私自身も、一度は大金をはたいて資格学校へ行ったことがあります。だからこそ、「その無駄さ」がわかるのです。
過去問題をあの手この手とかえて、編集して(それなりに手を加えてはいる場合もあると思いますが)、学生に提供しているだけです。
もちろん、新傾向の予想問題もありますが、それは過去問題を徹底的に行うのと業界ニュースに目ととおしておけば、おのずとその方向は見えてきます。もっとも、過去問題のみをするだけでも十分に合格することはできます。
それは、製図試験においても同じです。製図試験こそ、資格学校へ通う必要はありません。
近年では、設計をするのもCADで行うケースばかりなので、図面を書く手順がわからないから、製図を書く手順を習うためには十分意義があるという人もいます。
なるほど、一度は学んでおく方がよいかもしれませんが、それには授業料の代償が高すぎます。また、近頃は製図においてもよい教材が書店でも多く出回ってるので、それだけで十分です。
製図には基本的な手順はありますが、結局は自分にあった、自分の手法を確立しなければ、合格はできません。
一級建築士の製図試験は、ある一定水準の計画能力、作図能力を求められますが、自分の設計手法を確立していなければ、決まった課題にしか対応できません。過去問題を通じて、自分の設計手法を確立することが大切です。それには、資格学校へ行くよりも、自分の周りの人の様々設計手法を見たり、聞いたりすることです。
資格学校でそういった仲間ができれば、ある程度の効果と得るものはあるかもしれませんが、資格学校へいく資金があるならば、今後の自分のためにためておくほうがよいと思います。
1級建築施工管理技士試験も同様です。
独学という言葉は、資格学校がつくったのでしょうか?
建設業はたくさんの人が関わって、すすめていくものです。決して独りでできるものではありません。
教材、先生は身の回りにたくさんいます。その人たちを利用しない手はありません。
その方が、今後のチームワームも形成されていくと思います。
人の弱みにつけこんで足元を見る、資格学校へこそこそと頼るのはやめましょう。
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