1級建築施工管理技術検定
実地試験 解答試案
平成30年度 1級建築施工管理技士 解答試案
(10月14日(日)分)
問題1
(省 略)
建設副産物対策に係る事例の「発生抑制」
で考えらるもの
・デッキプレート型枠の使用による
型枠廃材の発生抑制、解体作業の省略
・在来天井をシステム天井に変更し、
軽量鉄骨、石こうボードの端材発生抑制
など
「再使用」で考えられるもの
・建設発生土を社内情報共有を行い、他現場で使用
処分費用の削減
など
「再生利用」で考えられるもの
・杭頭処理発生したコンクリートがらを現場にてクラッシャー処理を行い、仮設道路の路盤材として再利用した。
など
問題2
1.墜落、転落による災害
( 1 )
外壁タイル張り工事作業における足場からの転落事故を防ぐため、足場の作業床は幅40p以上、床材間のすきまは3p以下、かつ床材と建地とのすきまを12p以下とする。
( 2 )
ダメ穴等の床開講部分からの作業員の墜落事故を防止するため、大きな開講部分には手すりを設けるとともに、安全ネットの設置を計画する。
2.電気による障害
( 1 )
鉄骨溶接工事における感電事故を防止するため、交流アーク溶接棒はほこりの少ない場所に設置し、専用アース線または躯体鉄筋等にアースを確実に設置する。
( 2 )
工事作業員の感電事故を防止するために、キュービクル、変圧器などを設置する際は、仮囲いを施して取扱責任者以外の立入りを禁止する。
3.車両系建設機械による災害
( 1 )路肩、傾斜地でのブルドーザーの転倒事故を防止するため、転倒のおそれがある箇所にあらかじめ誘導員を配置し、その者に誘導させる。
( 2 )外壁補修工事における高所作業車の転倒または転落による作業員の危険を防止するため、地盤の傾斜や地耐力を確認した上で、車両よりアウトリガーを張り出す。
問題3
[ 不適当な番号 ] [ 適当な語句 ]
1 @ 1/5
2 B 盤ぶくれ
3 @ ケーシングチューブ
4 B D25
5 @ 加圧
6 B 近接させる
7 B 15
8 B 5
問題4
1 留意事項
@ルーフィングの継ぐ方法は、水上側のルーフィングを水下側の上に張るとともに、重ね幅は、長手、幅方向ともに100mm以上とする。
Aアスファルト防水絶縁工法に用いる穴あきアスファルトは、絶縁面である砂付き面を下にし、アスファルトプライマー塗りの後、突き付けとする。
2 留意事項
@仕上塗材の模様、色、つや等は製造所によって差異があるので、工程ごとの所要量または塗厚がわかる見本を色番号を指定の上、提出させる。
A仕上塗材仕上をシーリング面に行う場合は、シーリングが硬化した後行うものとし、塗重ね適合性を確認し、必要な措置を行う。
3 留意事項
@笠木の継手部は、ジョイント金具によるはめあい方式とし、ジョイント部はオープンジョイントを原則とし、5〜10mmのクリアランスを設ける。
A取付けは、コーナー部分笠木を先に取付け、直線部材については、パラペット全体の形状を勘案し、定尺及び躯体目地を考慮して割り付ける。
4 留意事項
@張り付けモルタルの1回の塗付け面積の限度は2m2以下とし、塗付け面積の限度は、60分以内に張り終える面積とする。
Aタイル裏面全体に張り付けモルタルを平らに塗り付け、適切な方法でタイル周辺からモルタルがはみ出すまでたたき締め、通りよく平らに張り付ける。
問題5
1 作業A8、作業B8の作業内容
ソフト幅木取付け
2 @ 総所要日数 17日
A 班数 1班
3 あ A3
い 18日
う 1日
問題6
1 @ 請負契約
A 経費
「建設業法」見積もり等に関する事項
2 B 2
C 低い
「建築基準法施工令」仮囲い
3 D 工場
E 条件
「労働安全衛生法」事業者の資格
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