自己啓発書籍の紹介
☆★★☆★☆★☆☆
今年の抱負、スケジュールをまとめるのに
すくなくとも、年始に一冊、自己啓発の書籍
個人的なかたよりがあるかもしれませんが..(笑)
●「ブラック・スワン ー 不確実性のリスクと本質 」
ナシーム・ニコラス・タブレ著・望月衛訳 ダイヤモンド社
人は自分で思っているほど実際には物事を把握し予測することはできない
と著者タブレは言う。
表題のブラッグ・スワンとは、
白鳥は白いと信じられてきたが、
オーストラリア大陸で黒い白鳥が発見され
常識が覆された逸話に由来する。
本書では「ブラック・スワン」の特徴として以下の3つをあげる。
1.予測できない
2.非常にインパクトがある
3.実際に起きると後付けの説明で予測可能もしくは既知のこととして扱われる。
「サブプライムローン危機」発生以前に刊行されたこともあり、
経済・金融関係者の話題をさらった示唆に富んだ書籍。
●本当に自分に合った仕事を見つけるにはどうしたらいいか?
「バタフライハンター」
クリス・バラード書・渡辺佐智江訳 日経BP
人は自分の仕事を「労務」「キャリア」「天職」
のいずれかとして捉えて働いているという仕事学者の分析
●「クリエイティブ・クラスの世紀」
リチャード・フロリダ著・井口典夫訳 ダイヤモンド社
ホワイトカラー/ブルーカラーという分類、
またナレッジワーカー(知識労働者)以降の、
いわゆるプロフェッショナルとされる知識労働者を指して本書では
「クリエイティブ・クラス」と呼んでいるが、その意味合いは多様。
●「プロジェクト・ブック」
阿部仁史・本江正成・小野田泰明・堀口徹著、彰明社
●「考える技術・書く技術 ー 問題解決力を伸ばすピラミッド原則」
バーバラ・ミント著・山崎 康司訳、ダイヤモンド社
●「ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代」
ダニエル・ピンク著、大前 研一訳、三笠書房
歴史的に見て価値の高いものは、第一次産業から第二次産業へ近年では情報への移動してきており、現代ではコンセプトが重要だと説く。このような時代では、情報時代には最も価値があるとされてきた医師・会計士・弁護士などのプロフェッションまでもが、コンセプトが加わらないと大きく価値を減じてしまう。この本では、コンセプトを、
1.機能だけでなく「デザイン」
2.議論よりは「物語」
3.個別よりも「全体の調和」
4.論理ではなく「共感」
5.まじめだけではなく「遊び心」
6.「モノ」よりも「生きがい」の感性
として定義している。
●「水源」
アイン・ランド書・藤森かよこ訳、ビジネス社
フランク・ロイド・ライトがモデルともいわれる建築家を主人公にした、創造性を発揮する自己実現の欲望に正直な個人が社会にどのような影響を及ぼすのかを描いたフィクション小説。全米で500万部以上発行されている。日本では同書がゲーリー・クーパー主演で映画化された「摩天楼」が有名。
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