難易度を知るためには、受験する人たちが、
まずはどういった頭の持ち主で、
どういった経験の持ち主が、
どれぐらいの人数受験して、何人が合格しているか?
という事を知るのが最も合理的だと思います。
そのためには、まずは受験資格はどうなっているか?
知る必要があります。
【受験資格】
大学卒、短大卒、中高校卒、その他とあるので、
最終学歴は問われません。
ただし、最終学歴により
必要とされる実務経験の年数が違います。
建築系の指定学科卒業の場合で、順に、
大学卒、短大卒、中高校卒、その他
3年、 5年、 10年、 15年
となっています。
指定学科以外の場合は
大学卒、短大卒、中高校卒
4.5年、7.5年、11.5年
となっています。
詳しくは 建設業振興基金
1級建築施工管理技術検定のご案内
をご確認ください。
つまり、思い立ったら、
経験を積みさえすれば、
最終学歴は問われません。
中卒であっても、11.5年の現場経験を積めば、
(その場合は、1.5年の指導的経験が必要)
20代後半には最短で取得可能です。
20代合格は28%であることを考えると
(総合資格調べ)
大卒で現場経験3年で取得する場合よりも、貴重な存在だと思います。
現場経験の豊富さという強みを活かせれます。
難易度を計るもうひとつの手立ては
どれほどの範囲の知識が必要とされているか?
ということです。
大まかに上げると、
下記に挙げているように多方面からの知識が試されます。
•機器や材料に関する一般知識
•専門的な工事における技術的知識
•遵守するべき法律の知識
•工程管理、安全管理といったマネジメントの知識
上記のように、
現場施工の知識のみではなく現場を監督する人物として
必要な知識が広く出題されます。
そして、これまで経験してきた工事の中でも、
自分が詳しくない分野やあまり経験していない工事の内容も
くまなく学習する必要があります。
こうして考えてみると、
決して簡単ではない試験だということがわかります。
それでも、
難しいと感じるか簡単だと感じるかはそれぞれ個人次第です。
出題される問題はある程度は決まっています。
過去の問題を約10年分を約5巡
すれば、合格は見えてくると思います。
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1級建築施工管理技士
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