UA-42523422-5

1級建築施工管理技士
実地 過去問と解説


令和元年度
詳細

 問題1 経験記述問題
 問題2 施工(仮設)計画
 問題3 躯体工事(記述・正誤)
 問題4 仕上工事(記述・正誤)
 問題5 施工管理
 問題6 法  規


平成30年度
詳細

 問題1 経験記述問題
 問題2 施工(仮設)計画
 問題3 躯体工事(記述・正誤)
 問題4 仕上工事(記述・正誤)
 問題5 施工管理
 問題6 法  規


平成29年度
詳細

 問題1 経験記述問題
 問題2 施工(仮設)計画
 問題3 躯体工事(記述・正誤)
 問題4 仕上工事(記述・正誤)
 問題5 施工管理
 問題6 法  規


平成28年度
詳細

 問題1 経験記述問題
 問題2 施工(仮設)計画
 問題3 躯体工事(記述・正誤)
 問題4 仕上工事(記述・正誤)
 問題5 施工管理
 問題6 法  規


平成27年度
詳細

 問題1 経験記述問題
 問題2 施工(仮設)計画
 問題3 躯体工事(記述・正誤)
 問題4 仕上工事(記述・正誤)
 問題5 施工管理
 問題6 法  規


平成26年度
詳細

 問題1 経験記述問題
 問題2 施工(仮設)計画
 問題3 躯体工事(記述・正誤)
 問題4 仕上工事(記述・正誤)
 問題5 施工管理
 問題6 法  規


平成25年度
詳細

 問題1 経験記述問題
 問題2 施工(仮設)計画
 問題3 躯体工事(記述・正誤)
 問題4 仕上工事(記述・正誤)
 問題5 施工管理
 問題6 法  規


平成24年度
詳細

 問題1 経験記述問題
 問題2 施工(仮設)計画
 問題3 躯体工事(記述・正誤)
 問題4 仕上工事(記述・正誤)
 問題5 施工管理
 問題6 法  規


平成23年度
詳細

 問題1 経験記述問題
 問題2 施工(仮設)計画
 問題3 躯体工事(記述・正誤)
 問題4 仕上工事(記述・正誤)
 問題5 施工管理
 問題6 法  規


1級建築施工管理技士
学科 過去問と解説


令和二年度
詳細

【 午前 】
1. [ No.01 ] 〜[ No.15 ]
2. [ No.16 ] 〜[ No.20 ]
3. [ No.21 ] 〜[ No.33 ]
4. [ No.34 ] 〜[ No.45 ]
5. [ No.46 ] 〜[ No.50 ]
【 午後 】
6. [ No.51 ] 〜[ No.70 ]
7. [ No.71 ] 〜[ No.82 ]


令和元年度
詳細

【 午前 】
1. [ No.01 ] 〜[ No.15 ]
2. [ No.16 ] 〜[ No.20 ]
3. [ No.21 ] 〜[ No.33 ]
4. [ No.34 ] 〜[ No.45 ]
5. [ No.46 ] 〜[ No.50 ]

【 午後 】
6. [ No.51 ] 〜[ No.70 ]
7. [ No.71 ] 〜[ No.82 ]


平成30年度
詳細

【 午前 】
1. [ No.01 ] 〜[ No.15 ]
2. [ No.16 ] 〜[ No.20 ]
3. [ No.21 ] 〜[ No.33 ]
4. [ No.34 ] 〜[ No.45 ]
5. [ No.46 ] 〜[ No.50 ]

【 午後 】
6. [ No.51 ] 〜[ No.70 ]
7. [ No.71 ] 〜[ No.82 ]


平成29年度
詳細

【 午前 】
1. [ No.01 ] 〜[ No.15 ]
2. [ No.16 ] 〜[ No.20 ]
3. [ No.21 ] 〜[ No.33 ]
4. [ No.34 ] 〜[ No.45 ]
5. [ No.46 ] 〜[ No.50 ]

【 午後 】
6. [ No.51 ] 〜[ No.70 ]
7. [ No.71 ] 〜[ No.82 ]


平成28年度
詳細

【 午前 】
1. [ No.01 ] 〜[ No.15 ]
2. [ No.16 ] 〜[ No.20 ]
3. [ No.21 ] 〜[ No.33 ]
4. [ No.34 ] 〜[ No.45 ]

【 午後 】
5. [ No.46 ] 〜[ No.70 ]
6. [ No.71 ] 〜[ No.82 ]


平成27年度
詳細

【 午前 】      
1. [ No.01 ] 〜[ No.15 ]
2. [ No.16 ] 〜[ No.20 ]
3. [ No.21 ] 〜[ No.33 ]
4. [ No.34 ] 〜[ No.45 ]

【 午後 】
5. [ No.46 ] 〜[ No.70 ]
6. [ No.71 ] 〜[ No.82 ]


平成26年度
詳細

【 午前 】      
1. [ No.01 ] 〜[ No.15 ]
2. [ No.16 ] 〜[ No.20 ]
3. [ No.21 ] 〜[ No.33 ]
4. [ No.34 ] 〜[ No.45 ]

【 午後 】
5. [ No.46 ] 〜[ No.70 ]
6. [ No.71 ] 〜[ No.82 ]


平成25年度
詳細

【 午前 】      
1. [ No.01 ] 〜[ No.15 ]
2. [ No.16 ] 〜[ No.20 ]
3. [ No.21 ] 〜[ No.33 ]
4. [ No.34 ] 〜[ No.45 ]

【 午後 】
5. [ No.46 ] 〜[ No.70 ]
6. [ No.71 ] 〜[ No.82 ]


平成24年度
詳細

【 午前 】      
1. [ No.01 ] 〜[ No.15 ]
2. [ No.16 ] 〜[ No.20 ]
3. [ No.21 ] 〜[ No.33 ]
4. [ No.34 ] 〜[ No.45 ]

【 午後 】
5. [ No.46 ] 〜[ No.70 ]
6. [ No.71 ] 〜[ No.82 ]


平成23年度
詳細

【 午前 】
1. [ No.01 ] 〜[ No.15 ]
2. [ No.16 ] 〜[ No.20 ]
3. [ No.21 ] 〜[ No.33 ]
4. [ No.34 ] 〜[ No.45 ]

【 午後 】
5. [ No.46 ] 〜[ No.70 ]
6. [ No.71 ] 〜[ No.82 ]

1級建築施工管理技士試験
過去問題

令和01年 学科試験
平成30年 学科試験
平成29年 学科試験
平成28年 学科試験

令和01年 実地試験
平成30年 実地試験(臨時)
平成30年 実地試験
平成29年 実地試験
(建設業振興基金)

1級建築施工管理技士
合格基準と統計データ


令和01年度
1級(学科)
1級(実地)
2級(学科前期)
2級(学科後期)
2級(実地)

平成30年度
1級(学科)
1級(実地)

平成29年度
1級(学科)
1級(実地)
★鉄骨特集★

構造図の見方
(日本建築構造技術者協議会)

鉄骨工事 工場製作
材料
めっきFAQ
(日本溶融亜鉛鍍金協会)

★鉄骨工事特集


鉄骨用語集
(日鉄エンジニアリング)

ここに注意!
鉄骨工事管理のポイント

工場製作編及び現場施工編
((一社) 日本建設業連合会)

スタッド溶接の施工と管理 技術資料
(日本スタッド工業(株))

10章 石工事

1節 一般事項

いしらべ

ADVAN
★施工計画書雛型
施工計画書の雛型データ
(エクセル形式)
((一社)日本建設業連合会)
建設物価建築費指数
★建築費指数 2020 .12
Computational Design

グラマジオ・コーラー研究室
/ETHZ

自律システム研究所

ICD/Univ. Stuttgart
(Institute of C.D.)

CAAD/ETHZ

★☆BIM活用ツール☆★

ArchiCad編

ARCHICAD 21ではじめる BIM設計入門 [企画設計編]

ARCHICAD 22ではじめるBIM設計入門[基本・実施設計編]

ARCHICADでつくるBIM施工図入門

コンクリート工事に関するJIS規格

JIS検索
(日本工業標準調査会)

【 種類・強度・品質 】
JIS A 5308に適合する
レディミクストコンクリートの種別
> JIS A 5308  
 レディーミクストコンクリート

【 コンクリートの材料 】
■セメント
> JIS R 5210  
 ポルトランドセメント
> JIS R 5211  
 高炉セメント
> JIS R 5212  
 シリカセメント
> JIS R 5213  
 フライアッシュセメント
> JIS R 5214  
 エコセメント

−−−−−−−−−−−−
■骨材
> JIS A 5005  
 コンクリート用砕石及び砕砂
> JIS A 5011-1  
 コンクリート用スラグ骨材
 −第 1 部:高炉スラグ骨材

> JIS A 5011-2  
 コンクリート用スラグ骨材
 −第 2 部:フェロニッケルスラグ骨材

> JIS A 5011-3  
 コンクリート用スラグ骨材
 −第 3 部:銅スラグ骨材

> JIS A 5011-4  
 コンクリート用スラグ骨材
 −第 4 部:電気炉酸化スラグ骨材

> JIS A 5021  
 コンクリート用再生骨材 H
> JIS A 5022  
 再生骨材Mを用いたコンクリート
> JIS A 5023  
 再生骨材Lを用いたコンクリート
> JIS A 5031  
 一般廃棄物,下水汚泥又は
 それらの焼却灰を溶融固化した
 コンクリート用溶融スラグ骨材


――――――――――――
■混和剤
> JIS A 6204  
 コンクリート用化学混和剤
> JIS A 6201  
 コンクリート用フライアッシュ
> JIS A 6202
  コンクリート用膨張材
> JIS A 6203  
 セメント混和用
 ポリマーディスパージョン及び
 再乳化形粉末樹脂



鉄骨工事に関するJIS規格 
【 溶接材料 】
> JIS B 1198
 頭付きスタッド
【 デッキプレート 】
> JIS G 3302 Z08 フェローデッキ
 JIS G3302
 溶融亜鉛めっき鋼板及び綱帯

【 錆止め塗装 】
> JIS K 5674
鉛・クロムフリーさび止めペイント
> JIS H 8641 溶融亜鉛めっき



建築工事標準仕様書・同解説 5
―JASS 5 2015 鉄筋コンクリート工事




建築工事標準仕様書JASS〈6〉鉄骨工事

品質マネジメントに関するJIS 規格
> JIS Q 9000
 品質マネジメントシステム
 − 基本及び用語
 


> JIS Q 14001
 環境マネジメントシステム
 −要求事項及び利用の手引


リンク(その他)

> 気象庁
 南海トラフ地震に関連する情報


> NHK そなえる防災
いつくる南海トラフ【巨大地震】


> (社)地震予兆研究センター

> 高感度地震観測網(Hi-net)

> 地震調査研究推進本部

> 木村政昭のHP

> 東海大学 長尾教授

> 東海大学地震予知研究センター

> 第三管区津波防災情報図

> 浸水マップ

> 栃木の研究者

> 大気中ラドン濃度

> 地震前兆ラボ

> 揺れやすい地盤診断

> SDGs とは?
NEWSチャンネル
ディテール



納まりのしくみを徹底解剖 構造ディテール図集




木造・S造・RC造 ディテール集 (エクスナレッジムック)




名作住宅から学ぶ 窓廻りディテール図集
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2021年01月24日

実地 本番まで あと4週間

1級建築施工管理技士 実地試験の本番まで、あと4週間

いま、しておかなければならないこと


【経験記述について】
 合理化と品質管理について
 自分なりの解答をとりあえず書く
 各3項目、最低2種類
 例(合理化)
 ・工種又は職種
 ・実施した内容
 ・合理化に結びつく理由
 ・品質を確保できる理由

 それが過去問題の解答例などの
 論理の流れと同じであるか?
 ちがっていれば、解答例になぞらえて
 調整を行う。

 国語力に自信がない場合、
 専門用語は別として、まわりの人に見てもらう。
 文章構成がおかしくないか?
 誤字、脱字はないか?
 不安な漢字・表現は直ぐに調べて確認しておく。
 最近はネットがあるので、すぐに調べる。

 建設業の近い先輩がいる場合はその人をつかまえて見てもらう。
 自分の解答がまとまれば、それをひたすら書いて覚える。
 なにも見ずに書けるようになるまで、
 それをひたすら書いて覚える。

 問題2は自分の考えを問う問題なので、
 過去問、問題集等の解答をまる覚えでも問題ありません。

【一般記述】もしかり。

【躯体に関する問題】
(令和元年度は記述問題)
 今年の問題は、不適合語彙の見つけて正解の記入、
もしくは3択になるでしょうが、
 重要となる部分は限られてくるので、
 過去問題を繰り返して覚える。
 特に、重要語句

【仕上げに関する問題】
(令和元年度は不適合語彙を見つけて記入する問題)
 今年の問題はおおよそ記述になると考えられますが、
 範囲が広く、重要な部分は各種工事においてはどれも重要で
 過去の問題が再度出題されたことはあまりないので、
 予想問題を解くか、やまをかけるしかありません。

バーチャート工程表、法規は
合理的に学習するならば、
落としてはならない科目です。
範囲がそれほど広くなく、
得点しやすいからです。

【バーチャート工程表】
 過去問題を一通りおこなって、
 鉄筋コンクリート造、鉄骨造、
 鉄骨鉄筋コンクリート造の
 全体イメージをつかむ。
 その上で、過去出題されているポイント
 例えば、乗入れ構台の解体のポイント
 などを見ていく。
「森を見て、次に樹木、枝葉を見る」

【法規】
 出題されるところは決まってるので
 過去問題を繰り返し行う。

いずれにしても、誤字・脱字が重なり
減点が増えていくとおおきな被害になるので
ないように注意することと、
採点官が安心して読めるように
丁寧に記述することが重要である。

全体を通して、自分が苦手なところがわかってきたら
その部分を徹底的に学習する。

学習時間の問題ではなく、

★★ 覚えるまでする。★★

苦手部分が克服できたら
得意な部分に関しても、細かい部分を潰していく。

最終的には、4週間後、
1級建築施工管理技士という試験の全貌を網羅すると
自ずと勝利は見えてくる。



2020年10月30日

1級建築施工管理技士 とらの巻

1級建築施工管理技士 とらの巻


学科試験対策

実地試験対策

実務対策


1級建築施工管理技士 実地 過去問題と解答試案

1級建築施工管理技士 実地 過去問題と解答試案


実地試験の主な出題内容の例

(問題1)【 経験記述 】
 ・合理化 ・品質管理
 ・環境管理・施工計画

(問題2)【 一般記述 】
 ・災害別の防止対策
 ・仮設物ごとの災害防止対策

(問題3)【 く体工事 】
 ・地盤調査
 ・仮設工事
 ・土工事・山留め工事
 ・鉄筋工事・型枠工事
 ・コンクリート工事
 ・鉄骨工事
 ・メーソンリー工事
 ・施工機械

(問題4)【 仕上げ工事 】
 ・防水工事 ・シーリング工事
 ・張り石工事 ・タイル工事
 ・屋根及び金属工事 ・軽量鉄骨工事
 ・カーテンウォール・建具・ガラス工事
 ・塗装工事 ・内装工事
 ・木工事 ・ALCパネル工事
 ・押出成形セメント板工事
 ・改修工事 
※問題3、問題4のうち一方が記述、他方が3択(1年毎)

(問題5)【 施工管理法 】
  〜工程表に関する問題
 ・バーチャート工程表の読み取り
 ・平成12年まではネットワーク工程表も出題
 ・平成9年までは品質管理として特性要因図「魚の骨」も出題

(問題6)【 法 規 】
 ・建設業法
 ・労働安全衛生法
 ・その他の法規
  建築基準法/労働基準法/廃棄物の処理及び清掃に関する法律/騒音規制法など



【 過去問題 】















1級建築施工管理技士 学科 過去問題と解説

1級建築施工管理技士 学科 過去問題と解説

学科試験の主な出題内容の例

四肢択一のマークシート形式で、82問出題され、
そのうちの60問に解答する。

【必須問題と選択問題】
午前の部で50問については、
  1〜15問から12問選択、
 16〜20問は全問、
 21〜33問は5問選択、
 34〜45問は5問選択
 46〜50問は全問(計32問)

午後の部32問については、
 51〜70問は全問、
 71〜82問は8問選択(計28問)

【問題内容の例】
■午前の部

@環境工学(3問)
 換気、日照日射、音

A建築構造(4問)
 木質構造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造、基礎構造

B構造力学(3問)
 荷重及び外力、モーメント

C建築材料(5問)
 鋼材、左官材料、ガラス、シーリング材、内装材料

D建築設備等(3問)
 植栽工事、避雷設備、空気調和設備、消火設備

E契約図書(1問)
 請負契約、積算

F躯体工事(13問)
 乗入れ構台、土工事、地工事、鉄筋工事、型枠工事、
 コンクリート工事、鉄骨工事、木工事、仮設工事

G仕上工事(13問)
 防水工事、タイル工事、屋根及びとい工事、金属工事、
 建具工事、塗装工事、内装工事、
 改修工事、植栽及び屋上緑化工事

H施工計画(5問)
 仮設計画、解体工事、舗装工事、改修工事、仕上工事

■午後の部

@施工計画(2問)
 材料の保管、工事の記録

A工程管理(4問)
 工期とコスト、工程計画、タクト手法、ネットワーク工程表

B品質管理(7問)
 品質管理、用語、管理値、検査、品質試験、振動、騒音対策

C法規(安全管理)(19問)
 労働災害、公衆災害防止対策、労働安全衛生法、
 ゴンドラ安全規則、建築基準法、建設業法、労働基準法、
 建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律、
 騒音規制法、道路交通法


★重要問題は、過去10年分、
☆最重要問題は、一昨年とその前の年、及び8年前の問題です。
つまり、平成30年、平成29年及び平成24年の問題





【 過去問題 】
令和二年度
【 午前 】
 1. [ No.01 ]〜[ No.15 ]
 2. [ No.16 ]〜[ No.20 ]
 3. [ No.21 ]〜[ No.33 ]
 4. [ No.34 ]〜[ No.45 ]
 5  [ No.46 ]〜[ No.50 ]
【 午後 】
 6. [ No.51 ]〜[ No.70 ] 
 7. [ No.71 ]〜[ No.82 ]

令和元年度
【 午前 】
 1. [ No.01 ]〜[ No.15 ]
 2. [ No.16 ]〜[ No.20 ]
 3. [ No.21 ]〜[ No.33 ]
 4. [ No.34 ]〜[ No.45 ]
 5  [ No.46 ]〜[ No.50 ]
【 午後 】
 6. [ No.51 ]〜[ No.70 ] 
 7. [ No.71 ]〜[ No.82 ]








平成26年度
【 午前 】     
 1. [ No.01 ] 〜[ No.15 ]
 2. [ No.16 ] 〜[ No.20 ]
 3. [ No.21 ] 〜[ No.33 ]
 4. [ No.34 ] 〜[ No.45 ]

【 午後 】
 5. [ No.46 ] 〜[ No.70 ]
 6. [ No.71 ] 〜[ No.82 ]

平成25年度
【 午前 】     
 1. [ No.01 ] 〜[ No.15 ]
 2. [ No.16 ] 〜[ No.20 ]
 3. [ No.21 ] 〜[ No.33 ]
 4. [ No.34 ] 〜[ No.45 ]

【 午後 】
 5. [ No.46 ] 〜[ No.70 ]
 6. [ No.71 ] 〜[ No.82 ]

平成24年度
【 午前 】     
 1. [ No.01 ] 〜[ No.15 ]
 2. [ No.16 ] 〜[ No.20 ]
 3. [ No.21 ] 〜[ No.33 ]
 4. [ No.34 ] 〜[ No.45 ]

【 午後 】
 5. [ No.46 ] 〜[ No.70 ]
 6. [ No.71 ] 〜[ No.82 ]



第10章 石工事 一般事項

第10章 石工事


1.一般事項

10.1.1 適用範囲

a)適用除外の工法
「標仕」では、現場打ちコンクリートの表面に、天然石またはテラゾを取り付ける工事を適用範囲としている。
次の場合は、適用しない。

@)下地に鉄骨造(間柱及び胴縁)が用いられる場合もあるが、下地としての適否を個々に検討する必要があり、「標仕」では対象としていない。

A)石材に近似した用い方をする大形の陶板及び結晶化ガラス等は、物性、使用板厚等が異なることから、対象としていない。

B)薄石をセメントモルタルや接着剤を用いて壁面に張り付ける工法は対象としてない。また、帯とろ工法も、耐震性が懸念され、適用から除外されている。


b)作業の流れ
  略

c)製作工場の決定

現在でも一部は国内産の石材が用いられているが、多くは外国産となっている。また、表面仕上げ方法も機械化されている。そのために、製作工場の取り扱い石種、機械能力、得手不得手等を十分に検討し、適切な工場を選定させる。一般には設計図書で指定されることが多いが、指定のない場合には次のような事項に留意する。

@工場の経歴・実績

A工場の規模及び機械の設備

B受注能力(月産加工能力)

C製品の出来ばえ

Dその他


d)施工計画書の記載事項

施工計画書の記載事項は、おおむね次のとおりである。
なお、ゴシック部分を考慮しながら品質計画を検討する。

@工程表(見本決定、製品の検査・着工・完了等の時期)

A施工業者名、作業の管理組織

B製作工場の機械設備

C現場における揚重・運搬計画・設備

D石材・テラゾの種類、仕上げの種類及びその使用箇所

E材料加工の方法、石の裏面処理方法・材料

F置場の確保、整備(運搬しやすい場所、破損に対して安全な場所、角材等の受台準備等)

G保管方法

H標準的石張り工法、施工順序

Iアンカー、下地鉄筋、引金物、だぼ、かすがい、取付け金物等の材質、形状、位置、寸法
J伸縮調整目地

K取付け後の養生

L作業のフロー、管理の項目・水準・方法、品質管理体制・管理責任者、品質記録文書の書式とその管理方法等


e)施工図の記載内容

石工事に必要事項は特記仕様に記載されている。この記載事項について設計担当者と十分に打合わせを行い、施工図(石割り図、取り付け工作図、その他の詳細図及び原寸図等)に反映させる。施工図の内容については工事開始前に詳細な検討を行い、具体的に工事条件と照合し、相互に疑義や相違がないかを関係者と十分に協議して決定する。
施工図の内容は、おおむね次のとおりである。

@各面の石の割付け

A一般部、出隅、入隅等の各部の収まり詳細

B湿式・空積工法においては、取付け金物類(引金物、だぼ、緊結金物、受金物等)の使用箇所及びその詳細、特に落下時の危険性が高い箇所の詳細

C乾式工法においては、取付け金物類(乾式工法用ファスナー等)の使用箇所及びその詳細、特に落下時の危険性が高い箇所の詳細

D特殊部位(窓、出入口、エレベーター等の開口部、アーチ、上げ裏、笠木、甲板、隔て板等)周辺の詳細

E関連工事との取合い(設備機器等の取付けのために必要な穴あけ、欠き込み等の位置、寸法及び目地等)

F水切、水返し等の詳細

Gその他必要と思われる部分の詳細



10.1.2 基本的要求品質

a)使用する材料

石材は、設計図書に指定されたものとするが、天然材料であることから、同一の種類の石材であっても、品質のばらつきが大きい。特に、石材の色調、模様、仕上げの種類や程度については意匠上の要求が厳しく、あらかじめその限度を実物見本により確認し、同時に納まりや施工方法についても、検討しておく必要がある。

また、石材は、そのほとんどが外国産であり、使用部位による石種の選定、必要量の確保が可能かどうか、加工の難易度についてもあらかじめ確認しておく必要がある。

石材が建築物に取り付けらえているのは、金物類によってである。石工事に用いる金物類は、重量物である石材に堅固に留め付ける強度、外気や水分にさらされても性能劣化しない耐久性等要求される品質は極めて高い。実際に使用する以前に、材質、形状等を十分検討しておく。


b)仕上り状態

石工事は高級な仕上げであり、その仕上りについても他の仕上材料の場合と比べて高い精度が要求される。このため、仕上り面の形状や寸法の許容差は、他の仕上材料の場合よりも小さいものとなる。石材は工場において加工されるもので、通常は建築部材として必要な精度を持つものとなっている。しかし、石工事の仕上り面は、下地に石材を取付けた結果として得られるため、単に材料としての石材の精度が良いだけでは、適切な状態とはんらない。したがって、石工事の仕上り面の精度を上げるためには、下地面の精度を適切に管理することが重要なポイントとなる。

「標仕」10.1.3(c)では、下地面の精度の標準値を示しているが、建物の規模、石張り面の見え掛りの程度等のほか、石材施工業者の施工能力も含めて総合的に必要な目標精度を定めるようにする。また、「所要の状態」とは、仕上げの不ぞろいの程度、色合の程度等について、あらかじめ限度を定めておき、この限度内に収まるように管理を行うことと考えればよい。これらの限度を定める場合にあっては、同時に限度を外れたものの処置方法についても明確にしておく。


c)機能・性能

石材の下地への取付けは、建築物の一部として必要な性能を発揮するために重要なものであり、外壁、内壁、床、特殊部位等によって適切な工法を具体的に定めている。「下地への取付けが所要の状態」とは、想定される外力等に対して安全であることを下地を含めて要求していると考えれば良い。

「品質計画」の立案に当たっては、プロセスの管理をいかに行うかという観点で、例えば、定められて工法が手順どおりに行われたことをどのように記録していくかを提案させることが考えられる。


10.1.3 施工一般

a)石材の割付け

「標仕」には一般部よりもむしろ、事故が発生しやすく最も注意しなければならない部分の割付け方法が規定されている。

@)動きのある目地周辺
水平打継ぎ部、伸縮調整目地部分等は、下地の乾燥収縮量や熱膨張量の違いなどで挙動差が生じる。また、地震時の変位量を正確に推定することは難しく、かつ予想以上に大きくなる可能性もある。したがって、この部分をまたいで一枚の石を取り付けないことを原則としている。やむを得ず取り付ける場合には、乾式工法を用い、ファスナーを工夫するなど挙動差を吸収する検討が必要である。

A)開口部回り
開口部回りは、地震の際の変位が大きくなりやすく、破損や脱落の可能性が大きい部分であり、適切な割付けが必要である。開口隅角部で不整形な石をバランスよく取り付けることは難しく、かつ、欠き込み部分に応力集中が生じて割れやすいため、L型に欠き込んだ石材を用いないような割付けとすることが望ましい。また、開口部回りは通常、建具のファスナーやフラッシングが石材に当たらないように納める。


b)石材の加工

1)加工範囲
入隅等でのみ込みとなる部分は、見え隠れとなる部分でも、施工上の誤差を考慮して、あらかじめ所定の目地位置より 15mm以上、表面仕上げと同じ仕上げをしておく。ただし、自動機械で行う石材の表面仕上げの場合は、石材全面が同一の仕上げとなるのでこの限りではない。

 図10.1.2_表面仕上げの範囲.jpg
図10.1.2 表面仕上げの範囲 [ 壁水平断面(湿式工法) ]


2)加工場所
だぼ、引金物及びかすがいを取り付ける穴は、位置・径・深さを精度良く加工するため、工場加工を原則とする。ただし、加工の容易な大理石や砂岩等の場合には、外壁への適用を除き現場加工が一般的である。

道切りは、引金物を目地部に突き出させないために、合端に設ける溝であり、小形カッター等で溝彫りする。


 図10.1.3引金物・だぼ・かすがい取付用穴の例.jpg
図10.1.3 引金物・だぼ・かすがい取付け用穴の例


c)下地面の精度

1)下地への要求精度寸法
石材の取付けには、引金物やファスナーのような金物を用いるので、下地面と石材裏面との間隔が場所によって大きく異なると準備した金物が使えなくなる。そのため、下地には、「標仕」表10.1.1に示す精度を求めることとされている。

2)ファスナーの寸法調整範囲
乾式工法では、石材を下地に取付ける金物をあらかじめ設計寸法に合わせて製作して用いる。通常、乾式工法に用いる金物はファスナー内で ± 8mm程度の面外調整機構を組み込んでいるが、下地面精度が許容範囲を超えていると、使用できない金物が出てしまう。その結果、工期の遅れを来したり、複数の調整代を持つ金物を用意しなければならないことがる。

3)下地のはつり作業回避
仕上げ代を確保するために躯体のはつり作業は行わない。取付け金物あるいは取付け工法の変更で対応する。


10.1.4 養  生

a)雨水に対する養生
雨水時のモルタル作業及び目地詰め作業は、雨水が入らないようにシート等で養生するか、作業を中止する。また、モルタルが完全に硬化するまでは、雨・雪等が掛からないようにシート等で覆いをする。

b)壁面の養生
目地詰めまで完了した仕上げ面は、ビニルシートによる汚れ防止のほか、ものが当たりやすく破損のおそれのある所や、溶接作業による火花の飛び散るおそれのあるところでは、クッション材を挟んで合板等を用いて損傷を防ぐ。また、出隅部、作業通路等で石の破損を防止するためには、樹脂製の養生カバーを取り付ける。

c)床面の養生
床の施工終了後、建築物が完成するまで歩行禁止することは困難であるが、モルタルが硬化するまで歩行を禁止するとともに、石の表面を汚さないようにポリエチレンシートを敷き、その上に合板を敷き並べるなどにより破損防止を目的とした養生を行う。


10.1.5 清  掃

石材の清掃は。石種や仕上げによって留意点が若干異なるが、原則は「標仕」に示すとおりである。

1)花崗岩・砂岩等の粗面仕上げ
原則として水、場合によっては石けん水、合成洗剤等でナイロンブラシを用いて洗い、塩酸類に使用は極力避ける。セメント等の汚れの場合は、事前に十分含水させ、希釈した塩酸で洗う。この場合、酸洗い後も十分水洗いを行う。


2)花崗岩・大理石等の磨き仕上げ
日常の軽度な汚れは清浄な布でからぶきする。付着した汚れは、水洗い又は濡れた布でふき取り、乾いた布で水分を除去して乾燥を待ち、再度からぶきする。目地回りに付着した汚れは目地材を損傷させないように、ブラシで取り除く。水洗いで除去できない汚れは中性合成洗剤等を溶かしたぬるま湯を用いて洗い。乾いた布で水分を除去して乾燥を待ち、再度からぶきする。


3)テラゾの磨き仕上げ
種石部分よりセメント部分が汚染されやすい。施工中のセメントモルタル等による汚染は、その都度速やかに清水を注ぎ、ナイロンブラシ等を用いて洗い落とす。特にテラゾは水洗いによってつやが消えやすいので、汚染しないことと乾燥した布での清掃が前提である。


4)床及び階段
石材の清掃は原則として水洗いまでであるが、維持管理のために、石工事でワックス掛けを行う場合もあるので、「標仕」ではワックス掛けの要否は特記によるとしている。ワックス掛けが特記された場合には、ワックスは仕上材を汚染しないものとし、ワックス掛けを石材の施工後すぐに行うと下地モルタルの水分により汚染が生じる場合があるので、その時期にも注意する。



1級建築施工管理技士 令和二年 学科 問題1解説

令和二年 1級建築施工管理技士 学科 解答解説@


問題番号[ No.1 ]〜[ No.15 ]までの 15 問題のうちから、12 問題を選択し、解答してください。

[ No.1 ]
換気に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.換気量が一定の場合、室容積が小さいほど換気回数は多くなる。


2.給気口から排気口に至る換気経路を短くするほうが、室内の換気効率はよくなる。


3.全熱交換器を用いると、冷暖房時に換気による熱損失や熱取得を軽減できる。


4.換気量が同じ場合、置換換気は全般換気に比べて、換気効率に優れている。



答え

  2

給気口から排気口に至る換気経路を短くすると、取り込んだ新鮮な外気が空間内に行き渡ることなく、そのまま排出されるため換気効率は悪くなる




[ No.2 ]
日照及び日射に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.同じ日照時間を確保するためには、緯度が高くなるほど南北の隣棟間隔を大きくとる必要がある。


2.夏至に終日日影となる部分は永久日影であり、1年を通して太陽の直射がない。


3.北緯 35度付近で、終日快晴の春分における終日直達日射量は、東向き鉛直面よりも南向き鉛直面のほうが大きい。


4.昼光率は、全天空照度に対する室内のある点の天空光による照度であり、直射日光による照度を含む。



答え

  4

昼光率とは、全天空照度に対する室内のある点の天空光による照度の比をいう。採光窓の位置は形状が変わらない限り、室内のある点の明るさは、屋外の明るさが時刻や天候で変化しても、同じ割合で増減し、昼光率は一定となる。
昼光率 D = 室内のある点の水平面照度 [ E ] / 全天空照度 [ E0 ] × 100 [ % ]




[ No.3 ]
音に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.人間が聞き取れる音の周波数は、一般的に 20Hzから 20kHzといわれている。


2.室内の向かい合う平行な壁の吸音率が低いと、フラッターエコーが発生しやすい。


3.自由音場において、無指向性の点音源から 10m 離れた位置の音圧レベルが 63dB のとき、20m 離れた位置の音圧レベルは 57dB になる。


4.音波が障害物の背後に回り込む現象を回折といい、低い周波数よりも高い周波数の音のほうが回折しやすい。



答え

  4

音波が波の性質によって障害物の裏側まで回り込んで伝わる回折現象は、すき間の間隔や障害物の大きさが波長に比べて小さいと起こりやすい。また、高い周波数の音よりも低い周波数の音の方が回折しやすい




[ No.4 ]
木質構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.枠組壁工法は、木材を使用した枠組に構造用合板その他これに類するものを打ち付けることにより、壁及び床を設ける工法で、枠組壁は水平力と鉛直力を同時に負担することはできない。


2.2階建の建築物における隅柱は、接合部を通し柱と同等以上の耐力を有するように補強した場合、通し柱としなくてもよい。


3.燃えしろ設計は、木質材料の断面から所定の燃えしろ寸法を除いた断面に長期荷重により生じる応力度が、短期の許容応力度を超えないことを検証するものである。


4.構造耐力上主要な部分である柱を基礎に緊結した場合、当該柱の下部に土台を設けなくてもよい。



答え

  1

枠組壁工法は、木材で組まれた枠組に構造用合板その他これに類するものを打ち付けることにより、床及び壁を設ける工法である。釣り合いよく配置された枠組壁は水平力と鉛直力を同時に負担することができる




[ No.5 ]
鉄筋コンクリート構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.床スラブは、地震力に対し同一階の水平変位を等しく保つ役割を有する。


2.柱のじん性を確保するため、短期軸方向力を柱のコンクリート全断面積で除した値は、コンクリートの設計基準強度の 1/2 以下とする。


3.壁板のせん断補強筋比は、直交する各方向に関して、それぞれ 0.25% 以上とする。


4.梁に貫通孔を設けた場合、構造耐力の低下は、曲げ耐力よりせん断耐力のほうが著しい。



答え

  2

柱のじん性を確保するため、短期軸方向力を柱のコンクリート全断面積で除した値は、コンクリートの設計基準強度の1/3以下とする。 









[ No.6 ]
鉄骨構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.梁の材質を SN400A から SN490B に変えても、部材断面と荷重条件が同一ならば、梁のたわみは同一である。


2.トラス構造は、部材を三角形に組み合わせた骨組で、比較的細い部材で大スパンを構成することができる。


3.節点の水平移動が拘束されているラーメン構造では、柱の座屈長さは、設計上、節点間の距離に等しくとることができる。


4.構造耐力上主要な部分である圧縮材については、細長比の下限値が定められている。



答え

  4

細長比λは次式で求められる。

細長比(λ)= 座屈長さ( lk ) / 断面二次半径( i )

座屈長さが大きくなるほど、また、断面二次半径が小さくなるほど、細長比は大きくなる。したがって、細長い圧縮材となり、細長比が大きいほど、座屈しやすい

圧縮材に対して、有効細長比として上限値が定められている。
(建築基準法施行令 第65条 )
構造耐力上主要な部分である鋼材の圧縮材(圧縮力を負担する部材をいう。以下同じ。)の有効細長比は,柱にあつては200以下,柱以外のものにあつては250以下としなければならない。




[ No.7 ]
地盤及び基礎構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.直接基礎における地盤の許容応力度は、基礎荷重面の面積が同一ならば、その形状が異なっても同じ値となる。


2.直接基礎下における粘性土地盤の圧密沈下は、地中の応力の増加により長時間かかって土中の水が絞り出され、間隙が減少するために生じる。


3.圧密による許容沈下量は、独立基礎のほうがべた基礎に比べて小さい。


4.基礎梁の剛性を大きくすることにより、基礎の沈下量を平均化できる。



答え

  1

地盤の許容応力度は、土質試験、載荷試験等により地盤が破壊する極限鉛直支持力を求め、それに安全率を乗じて求める。極限鉛直支持応力度には、基礎の形状係数が関係するため、基礎底面の面積が同じであっても、その形状が正方形と長方形とでは、地盤の許容応力度は異なる。




[ No.8 ]
床の構造計算をする場合の積載荷重として、最も不適当なものはどれか。

1.店舗の売り場の積載荷重は、2,900 N/m2 とすることができる。


2.集会場の客席が固定席である集会室の積載荷重は、2,900 N/m2 とすることができる。


3.倉庫業を営む倉庫の積載荷重は、2,900 N/m2 とすることができる。


4.百貨店の屋上広場の積載荷重は、2,900 N/m2 とすることができる。



答え

  3

倉庫業を営む倉庫における床の積載荷重は,実況に応じて計算した数値が3900N/m2未満の場合においても, 3900N/m2としなければならない。(建築基準法施行令85条:積載荷重)




[ No.9 ]
図に示す3ヒンジラーメン架構の AD 間に等分布荷重が、CE 間に集中荷重が同時に作用したとき、支点A 及び B に生じる水平反力(HA、HB)、鉛直反力(VA、VB)の値と して、正しいものはどれか。ただし、反力は右向き及び上向きを「+」、左向き及び下向きを「−」とする。


 R02-09_3ヒンジラーメン.jpg

 1.HA =−40kN

 2.HB =+40kN

 3.VA =−20kN

 4.VB =+20kN



答え

  3


等分布荷重を1点荷重 Px と想定すると
Px = 20 kN/m × 4m = 80 kN

点AにおけるモーメントはMA = 0 より
MA = – Px × 2m – 20kN × 4m + VB × 6m = 0
  = – 80kN × 2m – 20kN × 4m + VB × 6m
VB = 40kN

点BにおけるモーメントはMB = 0 より
MB = – Px × 2m + 20kN × 2m – VA × 6m = 0
VA = – 20kN

MC右 =– 20kN × 2m + VB × 4m + HB × 4m = 0
 VB + HB = 10
 HB = 10 – 40 = –30 kN

HA + HB + Px = 0 より
 HA = – 50kN

よって、以下のようになる 
 HA =– 50kN
 HB =– 30kN
 VA =−20kN
 VB =+40kN
より、3が正しい。




[ No.10 ]
図に示すラーメン架構に集中荷重 3P 及び 2P が同時に作用したときの曲げモーメント図として、正しいものはどれか。ただし、曲げモーメントは材の引張り側に描くものとする。

 R02-10_ラーメン架構.jpg

 R02_10-1_モーメント図1.jpgR02_10-2_モーメント図2.jpg

 R02_10-3_モーメント図3.jpgR02_10-4_モーメント図4.jpg


答え

  3


左側柱の柱脚はローラー支点であるから、
力の合計の作用は右側柱の柱脚に、
右側に P (=3P – 2P)に作用するが、
ピン支点であるので、柱脚にはモーメントは発生せず、
梁と剛接合である柱頭部にモーメントが発生する。
梁の左端も剛接合であるのでモーメントは伝わる。

よって、3が正解である。








[ No.11 ]
鋼材に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.TMCP鋼は、熱加工制御により製造された鋼材で、高じん性であり溶接性に優れた鋼材である。


2.低降伏点鋼は、モリブデン等の元素を添加することで、強度を低くし延性を高めた鋼材である。


3.鋼材の溶接性に関する数値として、炭素当量(Ceq)や溶接割れ感受性組成(PCM)がある。


4.鋼材の材質を変化させるための熱処理には、焼入れ、焼戻し、焼ならしなどの方法がある。



答え

  2

低降伏点鋼(LY100,LY225)は、添加元素を極力減らした純鉄に近い鋼で、軟鋼に比べて強度は低いが、延性が極めて高いため、塑性変形によるエネルギーの吸収が必要な制振ダンパー等に用いられる




[ No.12 ]
左官材料に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.せっこうプラスターは、水硬性であり、多湿で通気不良の場所で使用できる。


2.ドロマイトプラスターは、それ自体に粘性があるためのりを必要としない。


3.セメントモルタルの混和材として消石灰を用いると、こて伸びがよく、平滑な面が得られる。


4.しっくい用ののりには、海藻、海藻の加工品、メチルセルロース等がある。



答え

  1

せっこうプラスターやドロマイドプラスターは空気中の湿気を吸い取る性質があるため浴室や外壁にはむかない。また、せっこうプラスターは、自硬性セメントに属し、主成分は焼せっこうである。したがって、硬化が早く、比較的強度もあり、収縮ひび割れが生じにくい




[ No.13 ]
JIS(日本産業規格)のサッシに規定されている性能項目に関する記述として、不適当なものはどれか。

1.スライディングサッシでは、「気密性」が規定されている。


2.スイングサッシでは、「水密性」が規定されている。


3.スライディングサッシでは、「ねじり強さ」が規定されている。


4.スイングサッシでは、「遮音性」が規定されている。



答え

  3

スライディングドアセットの性能項目には、ねじりの強さは規定されていない。




[ No.14 ]
建築用シーリング材に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.シリコーン系シーリング材は、表面にほこりが付着しないため、目地周辺に撥水汚染が生じにくい。


2.2成分形シーリング材は、施工直前に基剤と硬化剤を調合し、練り混ぜて使用する。


3.弾性シーリング材は、液状ポリマーを主成分としたもので、施工後は硬化し、ゴム状弾性を発現する。


4.シーリング材のクラスは、目地幅に対する拡大率及び縮小率で区分が設定されている。



答え

  1

撥水汚染という現象は、外壁に使用した石材・タイル・ほうろう・塗装パネルに多くみられ、シリコーン系シーリング材から遊離したシリコンオイルが、大気中の汚れを吸着し、目地周辺を薄黒く汚染することに起因するものである。




[ No.15 ] 内装材料に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.構造用せっこうボードは、芯材のせっこうに無機質繊維等を混入したうえ、くぎ側面抵抗を強化したものである。


2.ロックウール化粧吸音板は、ロックウールのウールを主材料として、結合材及び混和材を用いて成形し、表面化粧加工したものである。


3.けい酸カルシウム板は、石灰質原料、けい酸質原料、石綿以外の繊維、混和材料を原料として、成形したものである。


4.強化せっこうボードは、両面のボード用原紙と芯材のせっこうに防水処理を施したものである。



答え

  4

強化せっこうボードは、ボードの心材にガラス繊維等を混入したもので、防火性に優れた材料である。





2020年10月29日

1級建築施工管理技士 令和二年 学科 問題2解説

令和二年 1級建築施工管理技士 学科 解答解説A


※ 問題番号[ No.16 ]〜[ No.20 ]までの 5 問題は、全問題を解答してください。

[ No.16 ]
構内アスファルト舗装に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.盛土をして路床とする場合は、一層の仕上り厚さ 300mm程度ごとに締め固めながら、所定の高さに仕上げる。


2.アスファルト混合物の敷均し時の温度は、一般に 110℃以上とする。


3.アスファルト混合物の締固め作業は、一般に継目転圧、初転圧、2次転圧、仕上げ転圧の順に行う。


4.アスファルト舗装の継目は、既設舗装の補修、延伸等の場合を除いて、下層の継目の上に上層の継目を重ねない。



答え

  1


切土の施工においては、路床表面から30cm程度以内の木根/転石などの不均質な物質を除去し、山側からの浸透水などを考慮して、山側に地下排水施設を設置する。
盛土の施工においては、1層当たりの敷均し厚さは25〜30cm程度、締固め後の仕上がり厚さは20cm以下とされている。




[ No.17 ]
避雷設備に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.高さが 15m を超える建築物には、原則として、避雷設備を設けなければならない。


2.指定数量の 10 倍以上の危険物を貯蔵する倉庫には、高さにかかわらず、原則として、避雷設備を設けなければならない。


3.受雷部システムの配置は、保護しようとする建築物の種類、重要度等に応じた保護レベルの要求事項に適合しなければならない。


4.鉄骨造の鉄骨躯体は、構造体利用の引下げ導線の構成部材として利用することができる。



答え

  1


高さが 20m を超える建築物には、原則として、避雷設備を設けなければならない。




[ No.18 ]
空気調和設備に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.ファンコイルユニット方式における2管式は、冷水管及び温水管をそれぞれ設置し、各ユニットや系統ごとに選択、制御して冷暖房を行う方式である。


2.パッケージユニット方式は、小容量の熱源機器を内蔵するパッケージ型空調機を、各空調区域や各室に設置して空調を行う方式である。


3.定風量単一ダクト方式は、還気と外気を空調機内で温度、湿度、清浄度を総合的に調整した後、ダクトにより各室に一定の風量で送風する方式である。


4.
二重ダクト方式は、2系統のダクトで送られた温風と冷風を、混合ユニットにより熱負荷に応じて混合量を調整して吹き出す方式である。



答え

  1


ファンコイルユニット方式の2管式配管は、温水または冷水を往き還りの2本の配管で循環させる方式である。

設問の記載は、冷水配管、温水配管の往き管に対してそれぞれ還り菅を設け、各ユニットあるいは系統ごとに同時、自由に冷房・暖房を行うことができる方式で、ファンコイルユニット方式の4管式である。4菅式は各系統ごとに運転が可能で、室内環境の制御性に優れている。




[ No.19 ]
消火設備に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.屋内消火栓設備は、建物の内部に設置し、人がノズルを手に持ち、火点に向けてノズルより注水を行い、冷却効果により消火するものである。


2.閉鎖型ヘッドのスプリンクラー消火設備は、火災による煙を感知したスプリンクラーヘッドが自動的に開き、散水して消火するものである。


3.泡消火設備は、特に低引火点の油類による火災の消火に適し、主として泡による窒息作用により消火するものである。


4.連結散水設備は、散水ヘッドを消火活動が困難な場所に設置し、地上階の連結送水口を通じて消防車から送水して消火するものである。



答え

  2


スプリンクラーは、火災の際の熱等によって自動的にヘッドから散水し消火を行うものであり、煙感知とは関係がない。

閉鎖型とは水の出口が常に閉じられているものをいい、湿式、乾式、予作動式の3種類がある。

湿式(一般ビル向)
配管内に水が充満している方式で、スプリンクラーヘッドの感熱部の可溶片が、熱のために溶けてシール部分が開き、湿式流水検知装置が作動して放水する。冬期配水管の凍結の恐れのない部分に使用する。

乾式(寒冷地工場向)
乾式流水検知装置の二次側の配管部を加圧空気で満たし、スプリンクラーヘッドの感熱部の作動により加圧空気を放出し、乾式流水検知装置が作動して放水する方式。冬期凍結のおそれのある部分等に用いられる。

予作動式(病院、共同住宅、重要文化財、建電算機室など)
火災感知器等の作動により、予作動式流水検知装置が開放し、スプリンクラー配管中に圧力水を送り、更に加熱によるスプリンクラーヘッドの作動により放水を開始する。
※予作動式とはヘッドと火災感知器等の両方が作動しない限り放水しない。


開放型は劇場の舞台部などに使用され、火災感知器等と連動して作動するか、又は手動によって一斉開放弁を開いて放水する方式である。




[ No.20 ]
数量積算に関する記述として、「公共建築数量積算基準(国土交通省制定)」上、正しいものはどれか。


1.根切り又は埋戻しの土砂量は、地山数量に掘削による増加、締固めによる減少を見込んで算出する。


2.鉄筋コンクリート造のコンクリート数量は、鉄筋及び小口径管類によるコンクリートの欠除を見込んで算出する。


3.鉄骨鉄筋コンクリート造のコンクリート数量は、コンクリート中の鉄骨及び鉄筋の体積分を差し引いて算出する。


4.鉄筋の数量は、ガス圧接継手の加工による鉄筋の長さの変化はないものとして算出する。



答え

  4



1 ×
土の処理による土砂量の増加または減少ないものとする。(公共建築数量積算基準第3編第1章第2節1の3)


2 ×
コンクリートの数量の算出については以下の通りである。

@鉄筋及び小口径管類に欠除はないものとする。

A鉄骨鉄筋コンクリート造の場合の鉄骨によるコンクリートの欠如は、鉄骨の設計数量について、 7.85 t を 1 m3として換算した体積とする。

B開口部の内法の見つけ面積が1箇所当たり 0.5 m2以下の場合は、開口部によるコンクリートの欠如はないものとする。


3 ×
コンクリート中の鉄骨及び鉄筋の体積分を差し引いて算出するが、鉄筋による欠除はないものとする。





2020年10月28日

1級建築施工管理技士 令和二年 学科 問題3解説

令和二年 1級建築施工管理技士 学科 解答解説B


※ 問題番号[ No.21 ]〜[ No.33 ]までの 13 問題のうちから、5 問題を選択し、解答してください。

[ No.21 ]
乗入れ構台の計画に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.乗入れ構台の支柱と山留めの切梁支柱は、荷重に対する安全性を確認したうえで兼用した。


2.道路から乗入れ構台までの乗込みスロープは、勾配を 1/8 とした。


3.幅が 6 m の乗入れ構台の交差部は、使用する施工機械や車両の通行の安全性を高めるため、隅切りを設置した。


4.乗入れ構台の支柱は、使用する施工機械や車両の配置によって、位置を決めた。



答え

  4


乗入れ構台の支柱の位置は、地下構造図と重ね合わせるなどして、基礎梁、柱、梁等の位置と重ならないように配置して決める。




[ No.22 ]
土工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.ヒービングとは、軟弱な粘性土地盤を掘削する際に、山留め壁の背面土のまわり込みにより掘削底面の土が盛り上がる現象をいう。


2.盤ぶくれとは、掘削底面付近の砂地盤に上向きの水流が生じ、砂が持ち上げられ、掘削底面が破壊される現象をいう。


3.クイックサンドとは、砂質土のように透水性の大きい地盤で、地下水の上向きの浸透力が砂の水中での有効重量より大きくなり、砂粒子が水中で浮遊する状態をいう。


4.パイピングとは、水位差のある砂質地盤中にパイプ状の水みちができて、砂混じりの水が噴出する現象をいう。



答え

  2


盤ぶくれとは、掘削底面下方に被圧地下水を有する帯水層がある場合、被圧帯水層からの揚圧力によって、掘削底面の不透水性土層が持ち上げられる現象である。(JASS3)




[ No.23 ]
ソイルセメント柱列山留め壁に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.多軸のオーガーで施工する場合、大径の玉石や礫が混在する地盤では、先行削孔併用方式を採用する。


2.掘削土が粘性土の場合、砂質土に比べて掘削攪拌速度を速くする。


3.H 形鋼や鋼矢板などの応力材は、付着した泥土を落とし、建込み用の定規を使用して建て込む。


4.ソイルセメントの硬化不良部分は、モルタル充填や背面地盤への薬液注入などの処置を行う。



答え

  2

掘削土が粘性土の場合にあっては、砂質土と比較し掘削かくはんの速度を遅くして掘削する。(JASS3)




[ No.24 ]
場所打ちコンクリート杭地業に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.リバース工法における2次孔底処理は、一般にトレミー管とサクションポンプを連結し、スライムを吸い上げて排出する。


2.オールケーシング工法における孔底処理は、孔内水がない場合やわずかな場合にはハンマーグラブにより掘りくずを除去する。


3.杭頭部の余盛り高さは、孔内水がない場合は 50cm以上、孔内水がある場合は 80〜100cm 程度とする。


4.アースドリル工法における鉄筋かごのスペーサーは、D10 以上の鉄筋を用いる。



答え

  4

鉄筋かごには、かぶり厚さを確保するためにスペーサーを深さ方向に3〜5m間隔を目安として、最低1断面で4箇所以上取り付ける。スペーサーはケーシングチューブを用いる場合は、D13以上の鉄筋を用いる
ケーシングチューブを用いない場合に鉄筋を用いると孔壁を損傷するので、杭径 1.2m以下の場合は鋼板4.5 × 38mm、杭径 1.2mを超える場合は鋼板 4.5 × 50mm程度のものを用いる。(建築工事監理指針)








[ No.25 ]
異形鉄筋の継手及び定着に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.梁の主筋を柱内に折曲げ定着とする場合、仕口面からの投影定着長さは、柱せいの 3/4倍以上とする。


2.D35 以上の鉄筋には、原則として、重ね継手を用いない。


3.大梁主筋に SD390 を用いる場合のフック付定着の長さは、同径の SD345 を用いる場合と同じである。


4.腹筋に継手を設ける場合の継手長さは、150mm 程度とする。



答え

  3

SD390のフック付定着の長さは、SD345を用いる場合よりも、全てのコンクリート強度において、5d長く確保する必要がある。(JASS5)

鉄筋の重ね継手長さ.jpg




[ No.26 ]
鉄筋の機械式継手に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.ねじ節継手とは、鉄筋表面の節がねじ状に熱間成形されたねじ節鉄筋を使用し、雌ねじ加工されたカップラーを用いて接合する工法である。


2.充填継手とは、異形鉄筋の端部に鋼管(スリーブ)をかぶせた後、外側から加圧して鉄筋表面の節にスリーブを食い込ませて接合する工法である。


3.端部ねじ継手とは、端部をねじ加工した異形鉄筋、あるいは加工したねじ部を端部に圧接した異形鉄筋を使用し、雌ねじ加工されたカップラーを用いて接合する工法である。


4.併用継手とは、2種類の機械式継手を組み合わせることでそれぞれの長所を取り入れ、施工性を改良した工法である。



答え

  2


充填継手とは、内面に凹凸のついた比較的径の大きい鋼管(スリーブ)に異形鉄筋の端部を挿入した後、スリーブ内に高強度の無収縮モルタル等を充填して接合する工法である。




[ No.27 ]
型枠の設計に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.支保工以外の材料の許容応力度は、長期許容応力度と短期許容応力度の平均値とする。


2.コンクリート型枠用合板の曲げヤング係数は、長さ方向スパン用と幅方向スパン用では異なる数値とする。


3.パイプサポートを支保工とするスラブ型枠の場合、打込み時に支保工の上端に作用する水平荷重は、鉛直荷重の5%とする。


4.コンクリート打込み時の側圧に対するせき板の許容たわみ量は、5mmとする。



答え

  4


コンクリート打込み時の側圧に対するせき板の許容たわみ量は、3mmとする。





[ No.28 ]
構造体コンクリートの調合に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.アルカリシリカ反応性試験で無害でないものと判定された骨材であっても、コンクリート中のアルカリ総量を 3.0kg/m3 以下とすれば使用することができる。

2.コンクリートの単位セメント量の最小値は、一般に 250 kg/m3 とする。


3.細骨材率が大きくなると、所定のスランプを得るのに必要な単位セメント量及び単位水量は大きくなる。


4.水セメント比を小さくすると、コンクリート表面からの塩化物イオンの浸透に対する抵抗性を高めることができる。



答え

  2

コンクリートの単位セメント量の最小値は、一般に 270 kg/m3 とする。








[ No.29 ]
コンクリートの運搬及び打込みに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.高性能 AE 減水剤を用いた高強度コンクリートの練混ぜから打込み終了までの時間は、原則として、120分を限度とする。


2.普通コンクリートを圧送する場合、輸送管の呼び寸法は、粗骨材の最大寸法の2倍とする。


3.コンクリート棒形振動機の加振は、セメントペーストが浮き上がるまでとする。


4.打継ぎ面への打込みは、レイタンスを高圧水洗により取り除き、健全なコンクリートを露出させてから行うものとする。



答え

  2

コンクリート輸送菅の径は、コンクリートポンプの圧送性に直接影響し、径が大きいほど圧力損失が少なくなり、圧送性も良くなる。粗骨材の最大寸法が 25mmの場合の輸送菅の呼び寸法は 100A 以上とする。




[ No.30 ]
高力ボルト接合に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.締付け後の高力ボルトの余長は、ねじ1山から6山までの範囲であることを確認した。


2.ねじの呼びが M22 の高力ボルトの1次締付けトルク値は、150 N・m とした。


3.ねじの呼びが M20 のトルシア形高力ボルトの長さは、締付け長さに 20mmを加えた値を標準とした。


4.高力ボルトの接合部で肌すきが 1 mm を超えたので、フィラープレートを入れた。



答え

  3


トルシア形高力ボルトは、JIS形高力ボルトと比較して、頭側に座金を使用しないため、座金1枚分首下長さを短くできる。締付け長さに加える長さは、M24を例にとると、トルシア形は40mm、JIS形は45mmとする




[ No.31 ]
大空間鉄骨架構の建方に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.スライド工法は、移動構台上で所定の部分の屋根鉄骨を組み立てた後、構台を移動させ、順次架構を構築する工法である。


2.総足場工法は、必要な高さまで足場を組み立てて、作業用の構台を全域にわたり設置し、架構を構築する工法である。


3.リフトアップ工法は、地上又は構台上で組み立てた屋根架構を、先行して構築した構造体を支えとして、ジャッキ等により引き上げていく工法である。


4.ブロック工法は、地組みした所定の大きさのブロックを、クレーン等で吊り上げて架構を構築する工法である。



答え

  1

スライド工法は、地上及び一部分に作業構台を組み、その作業構台上で所定の部分の屋根鉄骨を組み立て、組み立てられた屋根鉄骨ユニットを軒梁などに沿って所定の位置まで順次滑動横引きしていき、最終的に架構全体を構築する工法である。




[ No.32 ]
木質軸組構法に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.1階及び2階の上下同位置に構造用面材の耐力壁を設けるため、胴差し部において、構造用面材相互間に、6mm のあきを設けた。


2.接合に用いるラグスクリューの締付けは、先孔をあけ、スパナを用いて回しながら行った。


3.接合金物のボルトの締付けは、座金が木材へ軽くめり込む程度とし、工事中、木材の乾燥収縮により緩んだナットは締め直した。


4.接合金物のボルトの孔あけは、ねじの呼びにかかわらず公称軸径に 1.5 mm を加えたものとした。



答え

  4


接合金物のボルトの孔あけ加工の大きさは、ねじの呼びが M16未満の場合は公称軸径に 1mmを加えたものとし、M16以上の場合は、1.5mmを加える。




[ No.33 ]
揚重運搬機械に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.建設用リフトは、人及び荷を運搬することを目的とするエレベーターで、土木、建築等の工事の作業で使用される。


2.建設用リフトは、組立て又は解体の作業を行う場合、作業を指揮する者を選任して、その者の指揮のもとで作業を実施する。


3.移動式クレーンは、10分間の平均風速が 10 m/s 以上の場合、作業を中止する。


4.移動式クレーンは、旋回範囲内に 6,600 V の配電線がある場合、配電線から安全距離を 2m以上確保する。



答え

  1


建設用リフトとは荷のみを運搬することを目的とするエレベーターで、土木、建築等の工事の作業に使用されるもの(ガイドレールと水平面との角度が80度未満のスキップホイストを除く。)をいう。(労働安全衛生法施行令第1条)





2020年10月27日

1級建築施工管理技士 令和二年 学科 問題4解説

令和二年 1級建築施工管理技士 学科 解答解説C


※ 問題番号[ No.34 ]〜[ No.45 ]までの 12 問題のうちから、5 問題を選択し、解答してください。

[ No.34 ]
合成高分子系ルーフィングシート防水に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.塩化ビニル樹脂系シート防水において、シート相互の接合にクロロプレンゴム系の接着剤を用いた。


2.塩化ビニル樹脂系シート防水において、接合部のシートの重ね幅は、幅方向、長手方向とも 40 mm 以上とした。


3.加硫ゴム系シート防水接着工法において、防水層立上り端部の処理は、テープ状シール材を張り付けた後にルーフィングシートを張り付け、末端部は押さえ金物で固定し、不定形シール材を充填した。


4.加硫ゴム系シート防水接着工法において、平場の接合部のシートの重ね幅は 100mm以上とし、立上りと平場との重ね幅は 150 mm 以上とした。



答え

  1


塩化ビニル樹脂系シート防水において、シート相互の接合は、テトラヒドロフラン系溶剤を用いて溶剤接着するか熱融着により接合する。




[ No.35 ]
シーリング工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.ALC など表面強度が小さい被着体に、低モジュラスのシーリング材を用いた。


2.ボンドブレーカーは、シリコーン系シーリング材を充填するため、シリコーンコーティングされたテープを用いた。


3.先打ちしたポリサルファイド系シーリング材の硬化後に、変成シリコーン系シーリング材を打ち継いだ。


4.プライマーの塗布及びシーリング材の充填時に、被着体が5℃以下になるおそれが生じたため、作業を中止した。



答え

  2

シリコーン系シーリング材を充填する場合、ポリエチレンテープのボンドブレーカーを用いるのが一般的である。(JASS8)




[ No.36 ]
セメントモルタルによる壁タイル後張り工法に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.モザイクタイル張りの張付けモルタルは、2度塗りとし、総塗厚を 3mm 程度とした。


2.マスク張りの張付けモルタルは、ユニットタイル裏面に厚さ 4mm のマスク板をあて、金ごてで塗り付けた。


3.改良積上げ張りの張付けモルタルは、下地モルタル面に塗厚 4mm 程度で塗り付けた。


4.密着張りの化粧目地詰めは、タイル張付け後、24時間以上経過したのち、張付けモルタルの硬化を見計らって行った。



答え

  3

改良積上げ張りは、張付けモルタルを塗厚7〜10mmとしてタイル裏面に塗り付けた状態で張り付ける。(JASS19)




[ No.37 ]
金属板葺屋根工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.下葺きのルーフィング材は、上下(流れ方向)の重ね幅を 100mm、左右(長手方向)の重ね幅を 20 mm とした。


2.塗装溶融、鉛めっき鋼板を用いた金属板葺きの留付け用のドリルねじは、、鉛めっき製品を使用した。


3.心木なし瓦棒葺の通し吊子の鉄骨母屋への取付けは、平座金を付けたドリルねじで、下葺、野地板を貫通させ母屋に固定した。


4.平葺の吊子は、葺板と同種同厚の材とし、幅 20mm、長さ 50mm とした。



答え

  4

平葺の吊子は、葺板と同様、同厚の板で、幅30mm、長さ70mm程度とする。








[ No.38 ]
軽量鉄骨壁下地に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.鉄骨梁に取り付く上部ランナーは、耐火被覆工事の後、あらかじめ鉄骨梁に取り付けられた先付け金物に溶接で固定した。


2.コンクリート壁に添え付くスタッドは、上下のランナーに差し込み、コンクリート壁に打込みピンで固定した。


3.スタッドは、上部ランナーの上端とスタッド天端との隙間が 15 mm となるように切断した。


4.上下のランナーの間隔が 3m の軽量鉄骨壁下地に取り付ける振れ止めの段数は、2段とした。



答え

  3

スタッドは、上部ランナーの上端とスタッド天端との隙間が 10 mm となるように切断する。




[ No.39 ]
防水形合成樹脂エマルション系複層仕上塗材(防水形複層塗材E)仕上げに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.下塗材は、0.2 kg/m2 を1回塗りで、均一に塗り付けた。


2.主材の基層塗りは、1.2 kg/m2 を1回塗りで、下地を覆うように塗り付けた。


3.主材の模様塗りは、1.0 kg/m2 を1回塗りで、見本と同様の模様になるように塗り付けた。


4.上塗材は、0.3 kg/m2 を2回塗りで、色むらが生じないように塗り付けた。



答え

  2

主材の基層塗りは2回塗りとし、だれ、ピンホール、塗り残しのないよう下地を覆うように塗り付ける。主材基層の所要量は 1.5〜1.7 kg/m2 以上とする。




[ No.40 ]
アルミニウム製建具工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.表面処理が着色陽極酸化皮膜のアルミニウム製部材は、モルタルに接する箇所の耐アルカリ性塗料塗りを省略した。


2.外部建具周囲の充填モルタルは、NaCl 換算 0.04 %(質量比)まで除塩した海砂を使用した。


3.建具枠のアンカーは、両端から逃げた位置から、間隔を 500 mm 以下で取り付けた。


4.水切りと下枠との取合いは、建具枠まわりと同一のシーリング材を使用した。



答え

  1

絶縁用の塗料は、一般の建具では、建具表面に塗装されるものと同一材とする。 JIS H8602(アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化塗装複合皮膜)に規定される塗膜は建具表面及び裏面が同時に塗装されるため絶縁処理も兼ねている。したがって、モルタルに接する箇所の耐アルカリ性塗料塗りを省略できる。




[ No.41 ]
コンクリート素地面の塗装工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.常温乾燥形ふっ素樹脂エナメル塗りにおいて、塗料を素地に浸透させるため、下塗りはローラーブラシ塗りとした。


2.合成樹脂エマルションペイント塗りにおいて、屋内の水がかり部分は、塗料の種類を1種とした。


3.アクリル樹脂系非水分散形塗料塗りにおいて、中塗りを行う前に研磨紙 P80 を用いて研磨した。


4.つや有合成樹脂エマルションペイント塗りにおいて、最終養生時間を 48 時間とした。



答え

  3

アクリル樹脂系非水分散形塗料塗りにおいて、中塗りを行う前に研磨は、研磨紙 P120〜220 を用いて行う。








[ No.42 ]
合成樹脂塗床に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.エポキシ樹脂系モルタル塗床の防滑仕上げは、トップコート1層目の塗布と同時に骨材を散布した。


2.エポキシ樹脂系コーティング工法のベースコートは、コーティング材を木ごてで塗り付けた。


3.プライマーは、下地の吸込みが激しい部分に、硬化後、再塗布した。


4.弾性ウレタン樹脂系塗床材塗りは、塗床材を床面に流し、金ごてで平滑に塗り付けた。



答え

  2

合成樹脂塗り床のコンクリート又はモルタル下地は金こて押え仕上げとする。




[ No.43 ]
壁のせっこうボード張りに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.ボードの下端部は、床面からの水分の吸上げを防ぐため、床面から 10mm 程度浮かして張り付けた。


2.テーパーエッジボードの突付けジョイント部の目地処理における上塗りは、ジョイントコンパウンドを幅 200 〜 250 mm 程度に塗り広げて平滑にした。


3.軽量鉄骨壁下地にボードを直接張り付ける際、ボード周辺部を固定するドリリングタッピンねじの位置は、ボードの端部から 5 mm程度内側とした。


4.木製壁下地にボードを直接張り付ける際、ボード厚の3倍程度の長さの釘を用いて、釘頭が平らに沈むまで打ち込んだ。



答え

  3

軽量鉄骨下地にボードを直接張り付ける場合、ボード周辺部を固定するドリリングタッピンねじの位置は、ボードの端部から10mm程度内側の位置で留め付ける。(JASS26)




[ No.44 ]
外壁の押出成形セメント板張りに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.パネルの割付けにおいて、使用するパネルの最小幅は 300 mm とした。


2.パネル取付け金物(Z クリップ)は、下地鋼材に 30 mm のかかりしろを確保して取り付けた。


3.横張り工法のパネルは、積上げ枚数5枚ごとに構造体に固定した自重受け金物で受けた。


4.縦張り工法のパネルは、層間変形に対してロッキングにより追従するため、縦目地を8 mm、横目地を 15 mm とした。



答え

  3

横張り工法のパネルは、積上げ枚数3枚以下ごとに構造体に固定した自重受け金物で受け、縦張り工法のパネルは各段ごとに構造体の固定した下地鋼材で受ける。




[ No.45 ]
鉄筋コンクリート造の外壁改修工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

1.コンクリート打放し仕上げにおいて、コンクリートに生じた幅が 0.5mm の挙動のおそれのあるひび割れ部分は、軟質形エポキシ樹脂を用いた樹脂注入工法で改修した。


2.コンクリート打放し仕上げにおいて、コンクリートのはく落が比較的大きく深い欠損部分は、ポリマーセメントモルタル充填工法で改修した。


3.小口タイル張り仕上げにおいて、1箇所当たりの下地モルタルと下地コンクリートとの浮き面積が 0.2 m2 の部分は、アンカーピンニング部分エポキシ樹脂注入工法で改修した。


4.小口タイル張り仕上げにおいて、タイル陶片のみの浮きの部分は、浮いているタイルを無振動ドリルで穿孔して、注入口付アンカーピンニングエポキシ樹脂注入タイル固定工法で 改修した。



答え

  2

ポリマーセメントモルタル充填工法は、軽微な剥がれや比較的浅い欠損部を美観上の観点からポリマーセメントモルタルを充填して改修する工法である。(建築改修工事監理指針)





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マスメディアとしての近代建築―アドルフ・ロースとル・コルビュジエ

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