パンと牛乳は今すぐやめなさい! 3週間で体が生まれ変わる [ 内山葉子 ] 価格:1,430円 |
パンと牛乳(ケースによっては小麦製品・乳製品)をまず、3週間やめてみると、疲れにくくなる、よく眠れる、頭がクリアになる。気持ちが落ち着くなど、不調の取れることが多い。(P118)
■現代の小麦は、昔のものとは大きく違います。品種改良を重ねて、すぐ収穫できるように生育期間の短いものにしてきたからです。また、フワフワの食感を引き出せるように、昔の小麦より多くのグルテンを含んでいます。
つまり、現代の小麦は、本来の形のものでなく、もともと持っている人の消化酵素では、消化しにくいものへと変化しているのです。
小麦のグルテンは消化されにくいために、体内で「異物」と見なされ、それを攻撃する抗体ができてしまいます。
このことが、小麦アレルギーを起こす原因になります。
しかし、小麦の本当の恐ろしさは別にあります。
小麦のグルテンと、人間の臓器や体内物質は、その構造(アミノ酸配列)が似ています。
異物を排除するためにできる「抗体」は、アミノ酸配列で敵を見分けて攻撃します。そのため、グルテンを攻撃目標として作られた抗体が、小脳の組織を、敵と見誤って攻撃してしまうのです。その抗体から攻撃を受ける臓器には以下のようなものがあることがわかっています。
・何種類かの神経細胞
・肝臓・脳・副腎皮質でできる酵素
・甲状腺・卵巣・精巣・膵臓・胃・心臓・骨などの組織(P42〜)
■グルテンとの関係が疑われる病気の数々(P47)
・腸のトラブル(過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎など)
・神経系の異常(自律神経失調症、神経症、頭痛、パーキンソン病、多発性硬化症など)
・精神疾患(うつ、躁うつ病、統合失調症、不安障害、自閉症、多動症、認知症など)
・自己免疫疾患(慢性関節リュウマチ、橋本病、バセドウ病、全身性エリテマトーデスなど)
・皮膚疾患(アトピー性皮膚炎、疱疹状皮膚炎乾癬、など)
・慢性疾患(自律神経失調症、繊維筋痛症、慢性疲症候群など)
・生活習慣病(糖尿病・肥満など)
セリアック病
■牛乳に含まれるカゼインというたんぱく質が、小麦のグルテンと同様に、さまざまな弊害をもたらす。(P98)
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