フィット・フォー・ライフ 健康長寿には「不滅の原則」があった! [ ハーヴィ・ダイアモンド ] 価格:2,310円 |
果物を正しく食べること
消化はほかのどんな活動よりも多量にエネルギーを使う。果物はほかのどんな食べ物よりも、消化するのにわずかなエネルギーしか必要としない。
また、果物は水分を多量に含んでいて、その成分の80〜90%は浄化に役立ち、生命力を与えてくれる水である。そのうえ人間が生命を維持していくうえで必要とするビタミン、ミネラル、炭水化物、脂肪酸のすべてが、大量に含まれている。
だから、果物が正しく摂取されたとき、どんな食べ物も果物に勝るものはない。
正しい摂取法
@新鮮な果物だけをたべる(他の食べ物と一緒にたべない)。 加工処理されたり、熱されたものはいかなる状態でも役にたたないし、かえって有害である。(マクロビオテックの考え方とは一致しない。)
ジュースのもとになる野菜も当然新鮮でなければならない。ジュースにするより丸ごとたべた方がいいが、人間は飲み物好きで、コーヒーやお茶、アルコール、ソーダー類、牛乳などの有害で常習癖のつく飲み物をとるかわりにジュースにして飲めば、体内に悪いものを取り入れなく有益である。
A空腹時にのみ食べる(デザート扱いは禁物)。
・「サラダまたは生の野菜」を食べたあとなら、2時間待つ
・「正しく組み合わされた食事(肉・魚を含まないもの)」を食べたら3時間まつ
・「正しく組み合わされた食事(肉・魚を含むもの)」を食べたら4時間まつ
・「正しく組み合わされていない食事」を食べたら8時間まつ
朝起きたときから少なくとも正午まで、新鮮な果物とフルーツジュース以外は、何も摂取しない。(「朝食信仰」の嘘)
食事のあと果物を食べると、果物だけを食べた場合は胃から腸にストレートに行くはずの果物が、他の食べ物によって腸へ行くことが妨げられ、消化不良や胸やけになったりする。(医学的には証明されていない。)
正しく摂取された果物は、いったん体内に入ると、すべてアルカリ性になる。野菜同様、体内組織の中で作られた酸を中和するというすばらしい効能を果物は持っているのだ。
体内に毒を発生させ組織を酸性化させてしまう原因としては、次のようなことが挙げられる。
・食べ物の組み合わせが不適切であること。
・水分んを含む食べ物の量が不十分であること。
・凝縮食品(果物、野菜以外の食品)を多量に摂取すること。
・食品添加物を摂取すること。
・汚染された大気や水を摂取すること。
・ストレスを感じること。
過剰タンパク質は諸病の根源
肉は最も理想的タンパク源だと考えられている。その理由の一つは、動物タンパク質は植物タンパク質よりも人間の体に似ているからというものだが、そこには大きな矛盾が潜んでいる。
象、牛、馬、ラバ、ラクダ、水牛などの動物は木の葉や草果物を食べている。ゴリラも周囲に果物がある限り、他の食べ物に手をつけることがない。この事実は「スタミナをつけるためには肉をたべなければならない」という言葉が無意味なものであることを物語っている。
私たちの体のタンパク質は、タンパク質を食べることによって体内で作られるのではなく、食べ物に含まれるアミノ酸からつくられるのだ。
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