精神科医が教える50歳からのお金をかけない健康術 (だいわ文庫) [ 保坂隆 ] 価格:715円 |
■一般的なスクワット(P72)
@足を肩幅と同じに広げる。
A足先をやや外側に向ける。
B背筋をまっすぐ伸ばす。
C腕の位置は肩の高さよりやや低め、前に出して伸ばす。
Dこの姿勢のまま、息を吸いながら、床面と太ももが平行になるまで体を下げいく。顔はまっすぐ前に向け、視線はゆやや下に向ける。
E息を吐きながら、ゆっくり立ち上がる。ひざが伸びきらない程度に立ち上がったら、ふたたぶ体を下げていく。
20回繰り返したら、30秒ほど休み、また20回。ふたたび30秒休み、あと20回が1セット。これが1日のメニュー。朝夕、行うとより効果的
■1日五分の「股関節体操」で大腿骨骨折を防ぐ(P92)
仰向けに寝て、足をまっすぐに伸ばしてから、行う。
@両手で太ももを抱くようにして筋肉を抱え足を胸に近づける。これを左右、各6回行う。
A次は上半身を起こし、片足の膝を立て、もう一方の足を伸ばす。この伸ばした足の先に、足と反対の側の手を近づけ、イチ、ニィと数えたら体を起こす、また近づけるをリズミカルに行う。六回繰り返したら、反対側の足を伸ばし、同様の動きを六回繰り返す。
B仰向けになり、両足を外向きに開き閉じるを六回行う。
C仰向けで片足を、ひざを伸ばしたまま斜めに六回上げ下げする。反対の足も同様に六回上げ下げする。
D横向きになり、ひざを伸ばしたまま片足を斜めに上げ下げする。体の向きを変え、もう一方の足も同様に斜め上げ下げを六回行う。
E腹這いになり、両手を首に下にあて、ひざを伸ばしたまま片足ずつ斜めに上げ下げを各六回行う。
■エイジス(AGEs)はほとんどの病気の引き金になる物質で、がんやアルツハイマー病、白内障、心筋梗塞、骨粗しょう症などの症状を引き起こす主役だとも言われています。糖質は砂糖だけでなく、ご飯やパン、うどんなどに含まれる炭水化物、果物の果糖などもすべて糖質です。
高齢になったらご飯やパンなどを若い時の60〜70%程度まで落とすようにしましょう。甘いものの食べ過ぎにも注意しましょう。
盲点は果物です。果物に含まれる果糖の糖成分は単糖類で砂糖(蔗糖)に比べて吸収されやすいのです。それだけエイジスを増やすことになるのです。(P115)
■ロンドン大学のマグワイア博士はロンドンのタクシー運転手は、経験を積めば積むほど、脳の海馬が大きくなっていることを明らかにしました。
タクシー運転手はロンドン中の数万もの地形、通りなどをすべて覚え、お客が通りの名前をいっただけで、間違えることなく、最短の距離で運転していかなければならないとされています。そのため、免許を取得するには厳しい試験をパスしなければなりません。さらに免許は数年に一度更新しなければならず、そのために彼らは猛勉強を繰り返します。
タクシー運転手は中年以降の人がおおく、記憶を鍛える努力をしていると、中年以降でも脳が発達していくことを証明したと言えます。(P19)
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