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■通常、野菜の皮やへた、茎、根、種は捨ててしまうと思いますが、それらの野菜くずには実の何倍ものファイトケミカルが大量に含まれています。そうしたファイトケミカルを体内に摂り込むには、まるごとコトコト煮込んでスープにするのが一番なのです。
野菜は生で食べたほうがいいと思っている方がよくいますが、逆なのです。なぜなら、野菜は生のまま食べても胃腸で細胞壁が壊れないので栄養が吸収できませんが、加熱することによって、野菜の硬い細胞壁が壊れ、ファイトケミカルや食物繊維などの有効成分がからだに吸収されやすくなるからです。(P34)
■「まるごと野菜スープ」に色や味のことなる食材を5種類いれるのは、五行思想に基づいています。(P36)
■発酵塩豆腐(P69)
材料
木綿豆腐 1丁 塩 小さじ2・1/2
作り方
1.豆腐の全面にまんべんなく塩をぬりつける。保存容器に豆腐を入れる
2.冷蔵庫で3日以上おく。しみ出た水分は捨てる。冷蔵保存:約10日間
■天日干ししょうが(P76)
材料
しょうが 500g(れんこん、ごぼう、人参も干し野菜向き)
作り方
1.しょうがを暑さ1mmの薄切りにする。
2.蒸し器に1.を並べ15分蒸す。
3.晴れた日に2.を2日ほど天日干しにする
■ベビーほたてのわかめ汁(P190)
材料
ベビーほたて 20個 乾燥わかめ 10g 味噌 大さじ2
作り方
1.乾燥わかめは水に数分つけて戻し、水けを絞る。ベビーほたては貝ひもをはずし、貝ひもはみじん切るりにする。
2.鍋に水300ml、1.貝ひもとわかめを入れ、中火にかける。煮立ったら弱火にし、わけめがトロトロになるまで煮る。
3.ベビーほたての身を加え、さらに1分ほど煮る。
4.みそを溶きいれ、再度沸騰する直前に火を止める。
■こんにゃくのコロコロステーキ(P191)
材料
こんにゃく 1枚 しょうゆ 大さじ1 柚子こしょう(または練りからし)小さじ1
作り方
1.こんにゃくはひと口大に切る。フライパンを中火で熱し、こんにゃくを入れて水けを飛ばしながら焼く。
2.しゅうゆを加え、香りと味をしみこませるようにしながら炒める。
3.器に盛り、柚子こしょうを添える
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