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■背中には瘀血のタンクがある(P96)
体表部の瘀血がたまっていく場所は、毛細血管と細胞の間です。つまり血管内ではないのです。血管を流れていない血液があるなんて、と不思議に思われるかもしれませんね。しかし、「ドロドロ血液」は、ドロドロであろうと、とりあえずは、「流れている血液」です。
それに対して瘀血はゼリーかレバーのような塊で流れるどころではありません。もちろん通常の血液のように栄養や酸素を運んだりすることもなく、いっさいの体の維持に役立っていません。
体表近くの毛細血管は、それぞれが体の中心部にある太い血管とつながっています。しかし、その毛細血管同士は直接にはつながっていません。そのため血液は体の中心にある太い血管と体表部の毛細血管との間を相互に循環しますが、毛細血管と毛細血管の間を循環することはないのです。そのため瘀血は細くて血液が渋滞しやすい毛細血管が集中した体表近くにたまってしまうというわでです。
体表の中でも最もたまりやすいのは背中です。背中には瘀血のタンクがあるといってもいいのです。肩こりがある人は、肩から首周辺、脊椎のあたりに、特に瘀血がたまっています。腰痛のある人は腰周辺に瘀血がたまっています。
■瘀血の原因
車の排気ガスや工場の排出する煤煙。電化製品から発生している電磁波。農薬は化学肥料の使われた野菜や果物の摂取。薬。脂肪やたんぱく質、糖分のとりすぎ
■病気の原理はたったの5つ(P65)
@咳込み 肺に余計な脂肪やタンパク質がたまりすぎ、それが肺の気管支の繊毛に触れることによって咳が生じます。
A発熱 喉や肺など上半身に瘀血がたまりすぎた状態で3か月すると発熱します。汚泥が沼の底部に沈んでいると上部の水が温まって
くるのと同じ原理です。
B疲労
C痛み 体のどこかにタンパク質の塊がつまって不通になると痛みが発生する。
D痒み 体内に悪いタンパク質や化学薬品が入ると、それが痒みの因子となって痒みが生じます。
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