GHQ焚書図書開封 米占領軍に消された戦前の日本 [ 西尾幹二 ] 価格:1,870円 |
焚書は、民間人の一般家庭や図書館の書物は没収対象にせず、狙いをつけた本は書店や出版社からでなく、すべての公共ルートから虱つぶしに探し出し廃棄することとした。(P23)
昭和22年9月を境に没収される本が毎月1000冊になった。これは知見のある日本人(尾崎邦雄、金子武蔵、牧野栄一)の手が加わって、能率的に処理させるようになった。(P26)
GHQから狙われて、自社の出版物を多く廃棄させられたベストスリーは、朝日新聞社140点、大日本雄弁会講談社83点、毎日新聞社81点。この三社は戦後長いあいだ、反米左翼のムードをよしとし、日本の侵略、日本のアジア攪乱といいつづけた歴史自虐の代表的マスコミです。
岩波書店の左傾化は純粋に戦後の現象。しかし、朝日、毎日、講談社はそうでなく、GHQに焚書されたことに深層心理的に深い関係があると私は見ています。敗北者は精神の深部を叩きのめされると勝利者にすり寄り、へつらい、勝利者の神をわが神として崇めるようになるものである。(P49)
スペインがなぜ今元気がない国家か? 理由は、現在の南米の公用語がほとんどスペイン語であることからわかるように、16世紀に南米を侵略した。そこで「虐殺国家」という名前を与えられた。それをさかんに宣伝したのが、イギリスとオランダである。(P197)
戦後、日本のマスコミはGHQにより支配され、日本を弱体化するために利用されている。朝日新聞の南京虐殺捏造事件など、GHQの”過去に成功した手口を利用する”という手法は巧妙である。
本書は日本文化チャンネル桜の放送がもとにして発刊されたそうです。是非ごらん下さい。
GHQ焚書図書開封 第1回
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