パウル・シュミットのドイツ波動健康法―自分で守る自分のからだ (bio books) 新品価格 |
「振動医学」は、1970年代に、パウル・シュミットというひとりの天才の着想によって誕生しました。シュミットは、生命エネルギーが全身をスムーズに流れている状態が健康で、逆に何らかの原因で流れが滞ると、不調や病気になると考えました。ここでいう「生命エネルギー」とは、皆さんがよくご存知の、東洋医学で「気」と呼ばれるものと同じです。
すべてのものは固有の波動を持つことに着目したパウル・シュミットは、あらゆる「気の滞り」の固有周波数を突き止め、それと同じ周波数の波動によって、滞りをみつけたり解消する方法を開発しました。振動医学の「振動」とは「波動」のことを指します。(P3)
シュミットは、1985年に周波数を選んで波動を自在に送り出せる革新的な「波動送波器」を完成させました。
この波動送波器は、電気をいっさい使わず、電磁波の負荷をからだに受ける心配もありません。
健康法としてのバイオレゾナンスには2つの方式があります。ひとつは「加工方式」と言われるもので、微弱な電流をからだに流します。加工した逆位相の「反転波」を利用した方法です。
もうひとつは「自然方式」とよばれ、電気を使わず、自然界に存在する波の中から、被験者が必要とする周波数を選択して、からだに働きかけます。大自然に存在する様々な波動の中から、選んだ周波数の波だけ拾い出し、キャッチした波動を送り出す仕組みです。(P59)
バイオレゾナンスは、その後進化し2001年にBATという方式が開発され、2009年にはRHAシステムが完成され、気の波を短時間に自動的に変化させて送るようにできるようになりました。(P99)
パウル・シュミットが確立したバイオレゾナンス理論は、共鳴する周波数を突き止め、その共鳴現象を利用して、不調和な気の流れを整えることを可能にしました。
特定の周波数にレゾナンス(共鳴)が起これば、そこに気の流れを突き止めるブロック(滞り)が発見できます。さらに同じ周波数で波動を送波し続けると、ブロックを外すことができ、やがて気の流れが本来の状態を取り戻して、スムーズに流れはじめます。(P71)
生命力を低下させてリスクを高める様々な要因(P123)
身の回りにある健康リスクを高めるもの
・紫外線や放射線
・薬剤や有害化学物資
・ウイルスやバクテリアなどの病原性微生物、寄生虫、かび
・食品や水道水の添加物、混入物
・ニコチン、タール、アルコール、カフェインなど
・水銀、鉛、アルミニウムなどの金属
・アスベストなどの粉塵
・アレルゲンとなる花粉やハウスダスト
・酸とアルカリのアンバランス
・電磁波などによるエレクトロスモッグ
・不安や恐怖感、怒り、悲しみなどの精神的ストレス
・他人の憎しみや怒りなどを受けることによる波動的なストレス
・地下水脈、断層、碁盤目などのジオパシックストレス
健康を損なうリスクが身近にあるからといって、すぐさま病気につながるわけではありません。外部から危険なもの、害を与えるものが侵入しても、本来備わっている抵抗力や免疫力が働いて、外へ排出したり無害化することで、健康な状態を維持しようとします。
ところがエネルギーボディがダメージを受けて、生命力が低下すると、本来の機能が発揮されなくなるのです。微細なエネルギーのレベルで健康を維持する力が安定せず、細胞や臓器といった肉体もダメージを受けてしまうことになります。様々な危険因子にさらされる生活を送っていると、知らず知らずのうちに気の流れがブロックされ、時間の経過とともに病気を発症しやすくなると言えます。
例えば、煙草を吸って、体内にニコチンやタールが溜まれば、肺がんの危険性が高まるだけでなく、体内に留まるニコチンやタールの波動的な影響が、あらゆる病気の危険性を大きくしてしまいます。ニコチンやタールの害が最も危険なのは、その固有の波動が、からだに負担を与える他の波動と一緒になって、生命エネルギーの流れをブロックし生命力を弱めてしまうことにあると言えるでしょう。
ヘビースモーカーでもガンを発症するわけではありませんが、たとえ肉体に症状が出ていなくとも、確実に生命力が低下して、健康リスウを高めていることは間違いなしのです。
自然界も大宇宙も、あらゆる波動に満ちています。私たちは常に周囲のものから波に乗って運ばれれくる様々な情報も受け取っているわけです。その波動には歓迎すべきものもあれば、望ましくないものもあります。テレビや電子レンジ、コードレスフォン、パソコンなどから発生する低周波やマイクロ波の電磁波はエレクトロスモッグとよばれ、様々な健康被害の要因にあげられています。(P106)
エレクトロスモッグの発生源として、注意が必要だと指摘されるものにコードレスフォンがあります。一般的なコードレスフォンの場合、特に親機は常に電源が入った状態で使用するというだででなく、通話中でなくても、24時間、送信状態になっているのです。このため、周囲には途切れることなく電磁波が発生していることになります。(P150)
WHOも指摘するエレクトロスモッグ
無線通信・レーダー装置・鉄道の電場・TV、ラジオ、家電製品・電話、コピー機、パソコン、ネオン管・衛生通信地上局・TV送信・高圧送電線(P128)
不思議な宇宙のパワーが広がる聖地「ヴォルムバッハ」(ドイツ中央部シュマレンベルグ)
古い時代の建造物や聖地の遺跡の多くがそうであるように、ヴォルムバッハの協会は、太陽の冬至点と夏至点を正確に考慮して建てられているのが特徴です。そのことからもこの聖地を築いた修道士たちは、天体の動きなど、自然に対する深い理解と、その恩恵を享受する知恵を備えていたのだろうと推測できます。(P116)
科学の進歩が、人間の認知能力を飛躍的に高めてくれたことは事実です。その一方で、五感で捉えられるもの、すなわち物質的なものばかりに意識が偏り過ぎていないでしょうか?
昔の人々は自己の都合や便利さだけを優先して、一方的に自然を破壊するようなことはしませんでした。
常に自然のエネルギーと共生し、その恩恵によって幸福な暮らしを営んできました。私たち人間も自然の一部であり、調和という宇宙の秩序のもとに、一人ひとりが生かされています。そのことに対する感謝の念を、近代以前までの人々は忘れることがなかったのでしょう。.
かつて人々が大切にしていたもの、目に見えない”いのち”や”こころ”あるいは自然界の調和というもの、さらには全宇宙のサイクルを司っている大いなる力(あるいは神、創造主、宇宙根源のエネルギーと言ってもいいでしょう)に対する意識が、現代は薄れてきているように思うのです。(P117)
チャクラは生命エネルギーを取り入れるポイント
西洋医学では、エネルギーを主に食べ物から取り入れると考えています。
一方、いのちを養うものは、食べ物以外にも存在すると考えるのが、伝統的中医学です。
わたしたちのからだには、食べ物から取り入れた栄養を全身に運ぶ血管と、もうひとつのエネルギーである気の通り道があり、それを「気血」という言葉で表現しています。
外界からの気の取り込み口は経穴と呼ばれ、中医学では、全身に360個以上のツボとして存在すると考えられています。
また同様にチベット医学も大自然からの見えないエネルギー、プラーナ(気)をからだに取り入れているというのが基本の考え方です。
エネルギーを取り入れる「チャクラ」は生命力の基盤として重視しています。7つの主要なチャクラはからだの中心に沿って並んでいると教えています。
ヨーガなどで一般に知られているメインチャクラの位置は7つすべてが背骨に沿って一直線上にあるのに対し、バイオレゾナンスが認めているチャクラの位置は、心臓と脾臓の位置がやや左に寄っています。これは、それぞれのチャクラについて、パウル・シュミットがバイオレゾナンスの測定によって確認したポイントです。
7つのチャクラは、私たちのからだの最上位のエネルギーボディに存在します。そこが、自然界のエネルギーを吸収するからだであると同時に、からだと心と魂とのバランスを整え、生命エネルギーの流れをコントロールする「司令塔」なのです。バイオレゾナンスでは、生命エネルギーがダイナミックに循環するうえで、7つのチャクラが活性化していることが基本であると教えています。
チベット医学の「プラーナ」、中国の気功の「気」、パウル・シュミットがバイオレゾナンスで確認した「自然界の微細なエネルギー(波動)」の本質は同じものを指しています。(P162)
体内に取り込まれる3種類のライフパワー(P167)
パウル・シュミットは、私たちが自然界から取り入れたエネルギーの性質を3種類のライフパワーに分類しています。これら3つのパワーが互いに補いあい、バランスをとりながら、からだと心、魂の営みを支えているのです。
制御力
人体のあらゆる臓器の活動をコントロールするパワーを「制御力」と言います。バイオレゾナンスが最も重視しているライフパワーです。制御力の取り入れ口となるのが、7つのメインチャクラ。それぞれのチャクラから取り入れられたエネルギーは、導体軌道を通って、額の奥にある松果体へ導かれます。松果体から送り出されたエネルギーは大脳辺縁系、視床下部、大脳基底核を通って、末端の各組織へ枝分かれしていきます。
全身を調整するこの制御のルートが、常に正常に流れることで各々の臓器が正しくコントロールされ、バランスのとれた生命活動を維持できます。逆に、そのルートのどこかにエネルギーの滞りが生じると、次第に生命力が失われ、からだの不調や病気の症状が現れてくると考えています。
地力(ちりょく)
一番下にある根チャクラを通して吸収されるのが、大地にあふれる豊かなライフパワーです。そのエネルギーは根チャクラから脊髄に流れ込み、宇宙からのパワー(制御力)を増大させたりエネルギーボディ全体をパワフルに活性化すると考えれれています。
ヨーガでは、生命の本体「クンダリニー」が根チャクラに存在すると考えられています。
活力
心臓や呼吸器といった生命維持の臓器と、脳神経の働きをコントロールし、強化するのが「活力」です。7つのチャクラの回転を通じて脾臓チャクラから体内に取り入れられます。
脾臓チャクラが健全に働かないと、思考力や判断力、洞察力、精神的なバイタリティに大きな影響を与えます。やる気が出ない、意欲が涌かないという時は脾臓チャクラを活性化させると、本来のエネルギーが戻ってきます。
日本では、パワースポットブームが続いているそうですが、波動送波器で聖地のバイブレーションを再生すれば、自宅や職場のパワースポット化することも可能です。
ただし、聖地と同じ波動を再生したからといって、すべての人にとって癒しの空間になるかどうかはわかりません。自分がブロックされている周波数と同じ波動が放射されている場所では、共鳴が起きて、「気持ちいい!」と感じるのです。(P122)
体内の酸とアルカリのバランスを保つことの有益性(P218)
ここ10年ほどのバイオレゾナンスの臨床データから、病気の人の体内phが酸性状態にあることがわかってきました。
なぜなら、細菌、ウイルスや寄生虫などは、酸性になった環境を好むからです。酸性食品を摂りすぎたからだは老廃物を排泄する働きを担う腎臓をはじめ、様々な臓器に負担がかかります。例えば、酸性食品の過剰摂取により、骨粗鬆症のリスクが高まることが、医学的にも言われています。これは、酸性に傾いた血液を中和してバランスをとるために、骨のカルシウムが使われるからです。健康のためにはアルカリ食品を多く食べたほうがいいことは明らかです。(P218)
・アルカリ形成の代表的な食べ物
葉もの野菜全般、キュウリ、キャベツ、トマト、カボチャ、人参、大根、長ネギ、茄子、セロリ、ジャガイモ、ルッコラ、白豆、バナナ、いちご、オレンジ、野菜ジュース、小麦胚芽、ハーブティー、ひまわりの種、かぼちゃの種など
・酸形成の代表的な食べ物
珈琲、紅茶、アルコール、コーラ、レモネード類、肉、ソーセージ、魚肉等の動物たんぱく、ファーストフード、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品、白砂糖、白砂糖を使った菓子類、人工甘味料、小麦粉、小麦粉を使った食品
WHOの健康の定義の中に新たに「霊的」(spritial)という言葉を加えたのは、1998年のことでした。その背景には、病気そのものを単体で扱う西洋医学では、完治させたり健康を取り戻すことに、限界が見えてきたという現実的な問題があるのです。
Health is a dynamic state of complete physical,spiritual and spcial well-being and not merely the absence of disease or infimity. 健康とは、身体的にも精神的にも、また霊的にも、社会的にも完全で良好な活動状態にあることをいう。単に病気でない状態、虚弱でない状態が健康というわけではない。(P27)
スピリチュアルヒーラーの庭山直樹さんによると、私たちの地球環境は、非常に大きな変化の時を迎えているそうです。「太陽の強力な紫外線や電磁波など、宇宙から地球に注がれるエネルギーは、とても破壊的なパワーを秘めているのが現状です。私たちは、今まで以上に過酷な環境に身を置くことになり、敏感な人ほど心身のバランスを大きく崩すことになるでしょう。何かの対策が早急に必要です」(P93)
価格:10,800円 |
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image