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■朝食抜きのほうが天地の法則にかなっている(P151)
現代医学は栄養を取り入れるというプラスの面をよく考えた合理的なものだが、体内に生成された老廃物を完全に出すというマイナス栄養も、プラス栄養に劣らず重要である。「入れる」より「出す」ほうが先というのが天地の法則である。電車でも、エレベーターでも中に入っている人が出て、それから外で待っている人達が中へ入るというのが順序。
朝食抜きという午前中の断食は、実は前日に生成された老廃物を完全に出す、つまり、マイナス栄養の時間帯であるのです。ここのところを現代栄養学は全く気がついていない。
■人体は、断食を行うと、エネルギーを口から補給できないため、体内にある「組織」も融解してエネルギー源となるわけですが、その癒着部も溶けてエネルギー源として使われるのです。その結果、癒着が剥がれてしまい、癒着したために起こっていた症状も消えてしまうわけです。(P58)
(※癒着−離れているべき組織や臓器同士が部分的にくっついていること)
■アクリルアミドに強い発ガン性があるということを最初に報告したのは、スエーデンのストックホルム大学が2002年4月のことです。
*アクリルアミドはポテトチップスなどを160〜180度で焼くとジャガイモに含まれている糖質とアスパラギン酸というアミノ酸がメイラード反応を起こし生成される。要するに、料理ではなるべく温度を100度以上に上げないという工夫が必要。つまり煮たり、ゆでたりする場合には生成されない。(P138)
市販食品のアクリルアミド含有量(2002年10月国立医薬品、食品衛生研究所調査)
ポテトチップス 3544(最高値)アクリルアミド(ug/1kg)
二度焼きカリントウ 1895
フライドポテト 784
ほうじ茶 567
コーンスナック 535
ビスケット 302
コーヒー 231
■”いのち”を粗末にする人達(P145)
卵にしても魚にしても、または菜っ葉にしても、これが天よりいただく大切な”いのち”なんだとほんとうにわかっていない。単なる食物、つまり、”モノ”あるいは”栄養素”ぐらいにしか考えていない。このような人が実に多いのです。
人類独尊という「差別思想」、この差別思想のために、人類はいま歴史始まって以来の大きな行き詰まりを迎えているのではありませんか。
人類がこの地球に出現してから約500万円のあいだ、人類独尊という差別思想に基づいた生活態度でやってきたのです。人類に役立つ”いきもの”は飼いならして利用し、人類に害を与える”いきもの”は平気で皆殺しにしてきたではありませんか。農作物には農薬をどっさりばらまいて、病害虫を一匹とも生かさない。また医学でも抗生物質を乱用していることは周知のとおりです。このような私達の行為を天が許さないのです。
人類独尊という差別思想によって人類がいまや環境問題などで行き詰まったのが、天からの警告であるわけです。
個人的には、過食・飽食という”いのち”を粗末にしてきた警告として、病気なるものが与えられているのです。
これからは、単に人類だけでなく、動植物や微生物など、この地球上に生存するすべての”いのち”と共存共栄をはかる生き方、つまりあの2500年前に説かれた釈尊の真の平等思想に基づいた生き方がいま問われているのです。
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