医者が学んだ祈りの力 自然治癒のパワーを細胞に取り込む生き方【電子書籍】[ 小松健治 ] 価格:880円 |
■「地球安全祈願塔」の「権現仙人の由来」−益田市乙子町
この仙人は、明治維新のときに、徳川幕府に属した武士でしたが、長州征伐のときに益田の戦いで破れて、乙子町に逃れてきました。権現山の籠立まで来て倒れているところを権現山の主神に救われました。
主神が与えた神秘薬を飲んで元気になった仙人は、その後出家し、中国山脈の比婆山にこもって修行し霊感を授かりました。そして、明治43(1910)年、乙子権現山の主神にお礼参りに来た仙人は、その霊感で100年後の予言をしたのです。仙人は当時小学六年生だった高橋芳太郎氏に伝言を依頼しました。資料の一部を紹介
「今から100年を過ぎたころから、天災と人災によって、逐次地球上には大異変が起こり、人類が滅亡する時期が必ず来る。それを防ぐには、全世界の人々が、人種や思想や宗教や性別や年齢などの別なく一致団結して地球の安全を祈願することだ」
「この地球変動に打ち勝つためには、強靭なる体力と健全なる精神を宿す子孫を後世に残さねばならない」
「天災や人災で地球上に大変動が発生したら、都会の人は半分滅亡し、田舎の山間部の人は辛うじて生き残ることができる。しかし、食料の不足が生じ、飢餓死するから、これを防ぐためには、今のうちから自然食の保存に留意しておかねばならない」
「戦争は地球上に人類が生存する限り、いつ起こるかわからないので、自然食は平素から確保しておくことを忘れてはんならない。」
「文明は進歩するが、同時に地球上を破壊し、人体を毒化するものであるから、それに負けない力をつけるように努力することだ」 (P75)
比礼振山(権現山) [島根県]
「文明は進歩するが、同時に地球上を破壊し、人体を毒化しつつある」という文言は、自分がやっている通常医療は、薬物療法にしても、放射線療法にしても、手術療法にしても、「人体の毒化」に大きく加担しているのではないかと思いました。
そして、私は、日赤を退職し、開業を決意したのです。通常医学に疑問を待つようになった私は、さらに「革新の生命と医学の千島学説」に共感し、「あうん健康庵」(元「養生所あうんくらぶ」)をつくるつことになったのです。
■オルゴン療法
2009年8月に「オルゴン療法」を知り、現在はこの療法を取り入れている。
一般社団法人 日本オルゴン物理療法師協会
オルゴンリングによる、体の足先や指先などの末梢神経からの、痛みを伴う刺激は、血管系(動脈・静脈・毛細管網)、リンパ管系、神経系(中枢・末梢)、ホルモン系、さらに気の通り道=経絡など、全身に張り巡らされたあらゆる系統に働きかけます。
それは、海辺に寄せては返す波のように、あるときは柔らかく心地よく、あるときは荒波のように強力にのたうち回るような激痛を脳に送り込みます。そして、複雑解放系で著しく進化した完璧な生命力に働きかけるのです。
その結果、体内に「凝集したエネルギー=東洋医学でいう邪気(人生の業)を放出します。その一方では、損傷部修復のエネルギー(気虚、気滞、気逆を生気に戻すエネルギー)を注ぎこんで、完全な回復への連鎖反応を呼び起こすのです。(P182)
「オルゴン」という言葉は、異端の精神分析医学者・生理物理学者のウィルヘルム・ライヒが使ったものです。生命力の根源的なエネルギー「宇宙エネルギー」を「オルゴン」と称しました。
これは、性的快感のオーガズム(orgasm)と、有機体(organisum)に由来する言葉です。オーガズムは、男性性の局所的な一瞬のものでなく、女性性の性感度による「全細胞の至福感」につながり、宇宙そのものの営みに通じるとされています。
LBA(Live Blood Analysis)は血液を生きた状態で観察する技術で、この技術を使って、末梢組織のすき間に、その場を走る毛細血管から流れ出て、指先に留まっている血液を観察すると、一部螺旋構造を持った長大な管状構造物があります。その出現頻度は、私の見たところでは約30%でした。
この管状構造物こそが、東洋医学でいう生命エネルギーの「気」の通り道である経絡のちぎれた部分であることが確認されたのです。
これは、もちろん、西洋医学の解剖学的研究では認められていません。しかし、平壌大学のキム・ボンハン教授が、鍼灸や指圧などに使われる経絡や経穴の実存を証明したと言われています。
言われていますというのは、西洋医学ではほとんど無視されてしまったからです。キム教授が。「経絡の実態に関する研究」という論文で「経絡の解剖学的実態を確認した」と主張したのは、1961年のこどでした。
それによると、経絡は、血管系や神経系とは、まったく別の解剖組織学的な存在で、生体内で客観的に見られているとしています。その実態は、「ボンハン小体」とそれを連結する「ボンハン管」で構成されているというのです。
つまり、私が日常診断で行っているLBAで観察・記録した長大な管状構造物の正体はキム博士の言う「ボンハン管」だったのです。(P188)
■赤血球こそ万能細胞だった(P139)
定説では、赤血球は、常に血管内を循環していて、血管の外にでることはないとしています。しかし、千島博士の観察によれば、赤血球は毛細管の解放端から、組織のすき間に出ています。
血管から飛び出した赤血球は、それぞれの場所や細胞や組織の誘導作用、あるいは、連鎖反応によって、接した細胞と同じ細胞に分化します。
つまり、肝細胞に接した赤血球は、肝細胞に、卵細胞に接した赤血球は、卵の細胞質へ分化します。筋肉や骨、毛髪に至るまで、すべての細胞は、血球が分化したものなのです。これが、「赤血球は万能細胞」とする「千島学説」です。
というわけで、「千島学説」によれば、哺乳類の赤血球は、集合し融合し分化成長し発展しながら核を新生し、白血球になります。そして、卵子や精子などの生殖細胞、神経細胞、筋肉、骨、毛髪に至るまで、あらゆる組織に分化します。
赤血球内には、ガストン・ネサーチンが言う「ソチマッド」、千島博士の言う「基本小体」が宇宙にまたたく星々のように、活発にうごめいているのです。(P59)
■祈りを過去完了形で言う効果の秘密(P105)
「祈り」のしかたについて言えば、よくある「お願い」の祈りより、「何々が叶いました。ありがとうございました」と、過去完了の「祈り方」のほうがいいようです。
ロンドン五輪の金メダリスト村田涼太氏は、未来日記形式の練習ノートをつけたと語っています。
たとえば、今日予定していることを「今日は何時に起きました」「ロードワークを何本しました」と記してから、練習や試合に向かいます。こうして過去完了形で書いておくと、実際にそのとおりの実行が可能になるというのです。そして、彼は、日記の最後に必ず「金メダルを取りました。ありがとうございました。!」と書くことを忘れませんでした。
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