現代病は塩が原因だった!―「精製塩=化学塩」はこんなに怖い!「にがり」不足が諸悪の根源だ 中古価格 |
■人間は海から生まれ、いまなお海の影響を受けているということです。結論からいえば、人間は海水中のすべての成分を必要としているのです。
その証拠が海水成分と血漿成分(血液の液体部分)の驚くべき酷似です。(P55)
人間の体をつくっている元素は29です。これを「生元素」といいます。
人体を構成する主元素として、酸素、炭素、水素、窒素の四元素があり、全体の96%以上を占めています。
次の多いのが、リン、イオウ、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、塩素の七元素で割合は約3%です。
その次が微量金属元素で、鉄、亜鉛、銅の三つです。
残りが極微量元素で15あります。フッ素、ヨウ素、セレン、ケイ素、ヒ素、ホウ素、マンガン、モリブデン、コバルト、クロム、バナジウム、ニッケル、カドミウム、スズ、鉛。これらの金属元素は食物として体内に入ります。
このミネラル(極微量元素)が人体に占める割合は0.02%とごくわずかですが、次のような非常に重要な働きをします。(P92)
・骨や歯の材料としての働き
・体の発育や新陳代謝、生理機能をつかさどるホルモンとしての働き
・体液に溶け込んでのイオンとしての働きです。これが正しく機能しないと一切の神経伝達はできません。(P131)
■専売公社がイオン交換法を使って塩(塩化ナトリウム99%以上の化学塩)を製造しはじめたのは1960年です。1971年には「塩業近代化臨時措置法」という法律がつくられ、イオン交換以外の塩はつくってはいけないことになりました。当時残っていた塩田はすべて廃止に追い込まれました。
私たちはこの人体の生理を無視した化学塩を食べらされました。(P19)
このミネラル不足の塩化ナトリウム99%以上の化学塩が多くの現代病を引き起こしました。
(塩の専売制は1997年廃止され、ミネラルを10%以上含む自然岩塩も販売されている。しかし、化学塩の原価が大幅に安価のため、多くの場所で使用されている。)
■この化学塩が人体の生理をいかに無視したものであるか、「リンゲル液」が証明してくれます。「リンゲル液」とは、瀕死の重病人に打つ(注射 点滴)塩の溶液のことです。塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウムを主成分とし、他にリン酸などの酸が含まれます。
私は戦時中に、「いいか、手近にリンゲル液がなければ、海水を3倍に薄めてそれを打て」と教えられました。(P20) リンゲル液
■農薬も食品添加物も化学製品も公害もなかった昔、人々は「身土不二」といって、せいぜい半径20キロ以内でとれた物を食べ、味噌や漬物を自制して生活していました。病気になれば薬草を煎じて飲み、五穀が豊かに稔れと祭りをしました。
いまの人間が賢く、昔の人間は頭が悪いと考えるのは大きな間違いです。知恵ということに関してなら、むしろ昔の人間のほうがあったでしょう。
その人たちが生きていくうえで試行錯誤して得た医療の知恵すべてが間違いだとは到底思えまさん。
なにより昔の人は自然に逆らってはいけないという認識や自然に対する畏怖の念が強くありました。ともすれば自然を過小評価しがちな今日、この姿勢こそ私たちが学ぶべきことだと思います。(P26)
■昭和45年(1970年)頃から私の医院を訪れる患者の病気がそれまでと顕著な変化を見せるようになったのです。結核、赤痢からガン・糖尿病・高血圧症への変化です。
花粉症、アトピー性皮膚炎、ぜんそくなどアレルギー性の病気や、うつ病、拒食症、子どもの情緒不安定など心の病を訴える人も増え始めました。
現場の医者として、何が原因なのか考え込まざるを得ません。
いろいろ思いを巡らした結果、毎日摂取するものの変化が病気の変化につながったのではないかと考えるようになりました。
水、米、塩、醤油、油・・・毎日摂取するこれらの食品の中で「変わった」ものは何か一つ一つチェックしてみました。どれも少しずつ変わっている中で一つだけ劇的に変貌したものがあるとわかりました。塩です。
昭和30年の終わりごろから塩は真っ白い、乾いた砂のような、きれいな塩に変わりました。
それまでは、ざらついた、湿り気のある決してきれいとはいえない粒々でした。それが昭和35年に導入されたイオン交換法によりサラサラとした白い塩に変わっていったのです。(P17)
■塩は人体生理の根幹をつかさどります。塩は体内に入ると血液はリンパ液などに溶けて陽イオンや陰イオンとなり、60兆個以上ある細胞のバランスをとり、血圧、体温、血液のPHを正常なレベルに維持する働きをします。この点では塩はまさに「命のもと」といえましょう。(P21)
塩を控えすぎていませんか? 〜予防医学から見る、減塩の弊害〜
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