2017年02月23日
テレビじゃ言えない
テレビじゃ言えない ■現代のニッポン人は、「世の中を疑う」って気持ちがまるでなくなっている。「一億総活躍社会」って怪しいい言葉を、みんなが信じられないほどすんなり受け入れてしまっているのに象徴されている。
この「一億総活躍社会」って言葉は、最悪のキャッチコピーなのは間違いない。「一億玉砕」とか「一億火の玉」みたいな、戦時中の危なかっしい国威発揚のスローガンとほとんど同じに見えちゃう。これだけ世間から「好戦的な首相」と言われているのに、なぜわざわざツックミどころを自ら作ってしまうんだろう。「軍国主義を日本中・世界中に思い起こさせたい!」とあえて狙ってやっているのかとおもうぐらいだよ。
■政治家や権力がなぜ若い世代に選挙権を広げたかというと、それは単に「都合が良かった」からだ。別に「10代に政治への興味をもってもらうため」でも「若者の声を政治に反映させるため」でもない。そう主張したとしても、単なる建前だよ、実際は、知識がなくて浅はかだから選挙権をやっておけばこちらの思う通りに操れるぐらいに思われているだけ。都合のいい票田と見なされたんだよ(P30)
「18歳選挙権」は徴兵制導入の地ならしか | 日刊ゲンダイDIGITAL
■発明王のエジソンの名言で、「天才とは1%のひらめきと99%の努力である」ってヤツ。これを「天才でも努力のほうが大事なんだ」「99%の努力をすればエジソンみたいになれる」って受け取るのは間違いでね。
実際は1%のひらめきがなきゃ、99%の努力は無駄になる」ってことなんだよ。どうやら、エジソン本人も後者の意味で語っていたらしいぜ。この「1%のひらめき」がまさにポイントでさ、どんなに一生懸命考えたってこの1%が出てこないのが普通の人間だってことを知らなきゃいけない。(P39)
■ちょっと前に流行った「アイス・バケツ・チャレンジ」は愚の骨頂だった。難病であるALSの研究を支援する運動で、指名された人は24時間以内に頭からバケツに入った水をかぶるか、100ドルをアメリカのASL協会に寄付するか、あるいはその両方をやるかを選ばなきゃいけないらしい。この運動には有名人がこぞってやっていることもあって、この運動に賛同したり、褒め讃たり、肯定的なニュースばかりだった。しかし、気になるのは「カネの使い道」について詳しる論じられていないことだ。氷水をかぶっった人たちは「自分が払った金がどう使われるか」ってことをしっかり調べてから参加したんだろうか。
もしかしたら、ほとんどが宣伝費やロビー活動に使われて、実際に救うべき人たちに渡っているのは収益の1割、2割程度ってこともありうるわけだからね。(P93)
■最近、ハロウィンというニッポン人にな馴染みない文化で若いヤツがバカ騒ぎしている。これも「スマホとネットありき」のブームだろう。仮装して、その日限りでもいいから「スター」になって注目を集めたいって考えるのは、その姿をSNSでいろんな人に拡散できるからだよ。誰にも気がついてもれえないんなら、わざわざそんな手間のかかることはやらないだろう。(P25)
■最近イライラしているのがワイドショーやらに出てくる「評論家」を名乗るやつだよ。「ショーンK」ならまだ何者かわからないからいいんだけど、「その道の権威」を名乗るヤツのほうがよっぽどタチが悪い。そいつらがしたり顔でいい加減なこと言っているのに腹が立つんがよ。(P72)
■「ネットがあれば何でもできる」と思っている世代は、「世の中にはネットに書かれていないもっと深い世界がある」ということに思いが至らない。それが弱点なんだよ。そのことに気がついていればいいんだけど、そうじゃない気がするね。(P27)
■最近の若い人たちは、オイラの若い頃と比べて「素直すぎる」って気がしちゃう。どんなブームも、「儲けたい大人」の意図が少なからずあるもんだけど、そこを気にしたり、反発する人間がすくない。最新のスマホのアプリだって、町おこしだって、素直に全部受け入れて、旗振り役になってくれる。(P28)
■なんでニッポン人は何でも一言でまとめたがるんだろう。「今年の漢字」ってヤツもオイラは嫌いだ。色々あった一年間を「絆」みたいな一文字で総括しようって了見が気に食わない。世の中、みんなそれぞれ悲しいこと、悔しいことや、苦しんでたり、いろんな人であふれている。それなのに、「そんな簡単な一言でくくられてたまるか」って思う。(P74)
この「一億総活躍社会」って言葉は、最悪のキャッチコピーなのは間違いない。「一億玉砕」とか「一億火の玉」みたいな、戦時中の危なかっしい国威発揚のスローガンとほとんど同じに見えちゃう。これだけ世間から「好戦的な首相」と言われているのに、なぜわざわざツックミどころを自ら作ってしまうんだろう。「軍国主義を日本中・世界中に思い起こさせたい!」とあえて狙ってやっているのかとおもうぐらいだよ。
■政治家や権力がなぜ若い世代に選挙権を広げたかというと、それは単に「都合が良かった」からだ。別に「10代に政治への興味をもってもらうため」でも「若者の声を政治に反映させるため」でもない。そう主張したとしても、単なる建前だよ、実際は、知識がなくて浅はかだから選挙権をやっておけばこちらの思う通りに操れるぐらいに思われているだけ。都合のいい票田と見なされたんだよ(P30)
「18歳選挙権」は徴兵制導入の地ならしか | 日刊ゲンダイDIGITAL
■発明王のエジソンの名言で、「天才とは1%のひらめきと99%の努力である」ってヤツ。これを「天才でも努力のほうが大事なんだ」「99%の努力をすればエジソンみたいになれる」って受け取るのは間違いでね。
実際は1%のひらめきがなきゃ、99%の努力は無駄になる」ってことなんだよ。どうやら、エジソン本人も後者の意味で語っていたらしいぜ。この「1%のひらめき」がまさにポイントでさ、どんなに一生懸命考えたってこの1%が出てこないのが普通の人間だってことを知らなきゃいけない。(P39)
■ちょっと前に流行った「アイス・バケツ・チャレンジ」は愚の骨頂だった。難病であるALSの研究を支援する運動で、指名された人は24時間以内に頭からバケツに入った水をかぶるか、100ドルをアメリカのASL協会に寄付するか、あるいはその両方をやるかを選ばなきゃいけないらしい。この運動には有名人がこぞってやっていることもあって、この運動に賛同したり、褒め讃たり、肯定的なニュースばかりだった。しかし、気になるのは「カネの使い道」について詳しる論じられていないことだ。氷水をかぶっった人たちは「自分が払った金がどう使われるか」ってことをしっかり調べてから参加したんだろうか。
もしかしたら、ほとんどが宣伝費やロビー活動に使われて、実際に救うべき人たちに渡っているのは収益の1割、2割程度ってこともありうるわけだからね。(P93)
■最近、ハロウィンというニッポン人にな馴染みない文化で若いヤツがバカ騒ぎしている。これも「スマホとネットありき」のブームだろう。仮装して、その日限りでもいいから「スター」になって注目を集めたいって考えるのは、その姿をSNSでいろんな人に拡散できるからだよ。誰にも気がついてもれえないんなら、わざわざそんな手間のかかることはやらないだろう。(P25)
■最近イライラしているのがワイドショーやらに出てくる「評論家」を名乗るやつだよ。「ショーンK」ならまだ何者かわからないからいいんだけど、「その道の権威」を名乗るヤツのほうがよっぽどタチが悪い。そいつらがしたり顔でいい加減なこと言っているのに腹が立つんがよ。(P72)
■「ネットがあれば何でもできる」と思っている世代は、「世の中にはネットに書かれていないもっと深い世界がある」ということに思いが至らない。それが弱点なんだよ。そのことに気がついていればいいんだけど、そうじゃない気がするね。(P27)
■最近の若い人たちは、オイラの若い頃と比べて「素直すぎる」って気がしちゃう。どんなブームも、「儲けたい大人」の意図が少なからずあるもんだけど、そこを気にしたり、反発する人間がすくない。最新のスマホのアプリだって、町おこしだって、素直に全部受け入れて、旗振り役になってくれる。(P28)
■なんでニッポン人は何でも一言でまとめたがるんだろう。「今年の漢字」ってヤツもオイラは嫌いだ。色々あった一年間を「絆」みたいな一文字で総括しようって了見が気に食わない。世の中、みんなそれぞれ悲しいこと、悔しいことや、苦しんでたり、いろんな人であふれている。それなのに、「そんな簡単な一言でくくられてたまるか」って思う。(P74)
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