水ぼうそうと帯状疱疹は同じウイルスによる病気です。
水ぼうそうは、一度感染すると二度と感染しないのではなく、実は発症しないだけなのです。二度目の感染時には、早く強くウイルスに反応し、症状がでないまま、さらに強い免疫がつきます。
ところが、水ぼうそうのワクチン接種を受けると、水ぼうそうには感染しません。しかし、ワクチン接種によってつくられる免疫は、自然感染でつく免疫に比べて、はるかに弱く、思った以上に早く免疫が切れてしまいます。
その結果、20代、30代という若い世代での帯状疱疹を発症するようになったのです。(昔は、帯状疱疹は、70歳以上の高齢者が多かった。)
風疹の予防接種も同様のことです。
水ぼうそう、風疹は子供の頃かかると軽くてすみますが、大人になって発症すると大きな問題となります。特に、妊婦の風疹は重い先天性疾患を持つ子供が生まれることがあります。
下記書籍より要約
![]() | 価格:1,430円 |

【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image