種子法廃止でどうなる?: 種子と品種の歴史と未来 (農文協ブックレット) 新品価格 |
■安倍政権、ひっそり種子法廃止
■安田節子さん『どうなる?私たちの食べもの』 種子法の廃止
■種子法廃止は、2016年10月に行われた規制改革推進会議農業ワーキング・グループと未来投資会議の合同会議ではじめて定義された。その資料には、資材価格の引き下げと国際競争力を図るため、「戦略物資である種子・種苗については、国は、国家戦略・知財戦略として、民間活力を最大限に生かした開発・供給体制を構築する。そうした体制整備に資するため、地方公共団体中心のシステムで、民間の品種開発意欲を阻害している主要農作物種子法は廃止する」と掲げられている。
しかし誰しも疑問に思うことは、都道府県が一般財源を使って公的種子事業に取り組んでいるからこそ現状の価格で種子が供給されているのであり、民間企業にゆだねた場合、種子の価格はあがるのではないか、ということだ。
現状では、種籾の価格は1kg400〜600円。民間企業の種子はそれに比べると5〜10倍高いといわれている。たとえば、F1多収品種として知られる「みつひかり」(三井化学アグロ)の種籾は1kg4000円だ。
■種子法のことは安田節子さん『どうなる?私たちの食べもの』 がオススメです
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