お金をかけないアンチエイジング! 若さを保つ栄養メソッド [ 藤川徳美 ] 価格:1,430円 |
■慢性的な疾患、不調の原因は、必要な栄養素の絶対量が足りていない「質的栄養失調」にあります。
質的栄養失調とは、「糖質過多+タンパク不足+脂肪酸不足+ビタミン不足+ミネラル不足」です。(P4)
■マグネシウムの種類(P99)
最も吸収がいいのは、硫酸マグネシウム入りの点滴です。次が経皮です。3番目として経口です。
■硫酸マグネシウムと塩化マグネシウム、どちらを選ぶ?(P104)
どちらのマグネシウムを選んでも大きな違いはありません。予算や好みによって自由に選んでいただいても結構です。
■ATP産生力が下がると細胞が老化する(P38)
ATP(adenosine tri-phosphate)は、ミトコンドリアという細胞小器官でつくられます。ATPは生体内のエネルギーを貯蔵したり、供給したり、運搬を仲介したりする、とても重要な物質です。そのため、生きるための「エネルギー通貨」とよばれたり、電気に例えられたりします。
人はATPをつくり、消費しながら生きているのです。呼吸をはじめ、生命活動のすべてにATPが必要です。
若さと健康のためには、ATPの安定供給が必要で、慢性的なATP不足がつづくと、何らかの不調や慢性疾患を発症してしまいます。
■ATP生産過程にマグネシウムが必須(P94)、
■飲酒後のこむら返り 利尿作用によるマグネシウム不足
尿排出量の増加でマグネシウムも体内から出ていきますが、お茶やコーヒーは利尿作用が強いとはいわれますが、よほど大量に飲みすぎなければ、大丈夫でしょう。利尿作用が最も強いのは、アルコールです。お酒を飲んだ後にこむら返りになりやすいのは、アルコールの利尿作用で、マグネシウムが大量に排出されるためです。
高齢の患者さんの場合、マグネシウム不足によって、感情過多、震え、衰弱、睡眠障害、健忘症、認知障害などが生じやすくなります。(P120)
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