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にゃるら(著),お久しぶり(イラスト)「承認欲求女子図鑑 〜SNSで出会ったヤバい女子たち〜」




何というか、今はコレが普通なのだろうか。私も歳を取ったな、と感じる事が増えたがこの本の後読感もそんな感じ。
SNSネイティブとの剥離というか、永沢光雄の「AV女優」のノスタルジーや中村淳彦の「名前のない女たち」の同世代感とは遠く離れてしまった感じを受けた。
「終わりなき日常を〜」とかスカしてるこっちを尻目に、彼女らは裏垢で全てを晒していて、こっちからもそれを覗けてしまう状態だからだろうか?
圧倒的な抜けの悪さが現代的に感じてしまった。「時代の閉塞感」とか言ってた頃の方がまだだいぶマシに思える。「どこにも行けない」どころか、どこにも行く気がない、スマホで完結している状態。コスパや効率の果てのディストピア。最新のスマホで部屋の隅で女優ライト当てて自撮りだ。
みんな口を揃えて繋がる方法は「金」だと言う。身も蓋もなさが息苦しい。



一つ一つの記事は長くもなく、ほとんど仮名(アカウント名を出さない)だし、ほぼSNSを使わない人も居たりして「承認欲求」というテーマで統一も出来ていないように感じてしまった。
著者のにゃるらさんのファンなので読んだのだが、あくまでインタビュアー/ライターとしての役割なのでその色が濃く出るでもなかった点も物足りない。もちろんにゃるらさんだから話してくれたという事はあるのだろうが。
でもやっぱりちょっと物足りないかなー。
SNSを通じて見つけた興味深い人にインタビュー、というのが難しいのだろうか?当然ある程度はそのアカウント名としてのキャラクターがあるわけで、しかもそれを5個も6個とか持ってるんだもんな。どういう人柄とか言ってもな、というのはある。

あとはポンコツ・やよい@gokkundekitane(元「風俗大好きお姉さん」)が強烈すぎて他が霞むってのもあるかな。にゃるらさんのインタビュー記事がキッカケでTwitterでフォローしてるんだけど、今だに色々起こし続けてるからね。

上手くだまし続けてな!そんなに自分がかわいいなら!ですよ。着眼点は悪く無いと思うけど、やよいちゃんのTwitterフォローして、過去ツイ遡って読む方が100倍面白いです、正直。

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ジャレット・コベック(著),浅倉卓弥(翻訳)「ぜんぶ間違ってやれ──XXXテンタシオン・アゲインスト・ザ・ワールド」




非常に興味深い読み物ではあったが、予想と違っていたのでなんとも消化が難しくてしばらく放っておいてしまった。
「評伝」という事なので、私が慣れ親しんでいた「自伝」「自叙伝」などとは違い、あくまで作者の作品という感じだ。現行のヒップホップを書くことはイコール現代を書くことにもなる。ロックやブルースのファンの私としては羨ましい限りだ。
たかだか4年ほどの短い活動期間ながら強烈なインパクトと結果を残したXXXTentacion​なので、どう描くか、というところが問題になるであろうけど、このやり方は大正解であったと思う。
Xを「ネットの中で生まれ、育ち、そしてその中で死んだ」とし、彼の残したツイートから彼の軌跡を追っていく。

彼の人生は勿論なのだが、まず興味深かったのが、チャートの集計方法の変化の話。以前読んだ『誰が音楽をタダにした?──巨大産業をぶっ潰した男たち』にも同様のことを書いていたが、あちらはビルボード、サウンドスキャンからMP3の登場まで。こちらはその後のストリーミング時代のことまでを書いている。現代はやはりそこから話をはじめないといけないのだろう。
彼が天才である事はもちろんなのだが、このヒットチャートというものに載らないと広く知られる事はできないという現実はある。「何回のストリーミング再生で売り上げ一曲分」などという曖昧でどうにでも変えられるルールによってメインストリームにポコっと出てきた彼はさぞ衝撃的だっただろう。

この本では本人の回想はもちろんの事、関係者へのインタビューなども無し、あくまでツイートを遡り、裁判などの記録を調べ、著者は考える。
辛かった過去と成り上がり、のような物語にも回収しないし、若き獰猛な天才ラッパーの殉死というような書き方もしない、淡々とツイートを遡り、検証し思考する。

彼の最期が悲劇なのは間違い無い。Lil Peep、Juice wrldの死と併せてエモラップは死んだともいわれた。
しかし、未完成とも揶揄される粗く生々しい2分足らずの曲でビルボードの1位を奪取したこの一瞬の輝きは大きな影響を残した。
誰でも投稿できるプラットフォームであるSoundCloudから全くのインディーズで1位の奪取。それは既存のシステムの終わりでもあり、時代の隙間に突っ込まれた錆びたナイフのようでもあった。

先述のようにいわゆる自叙伝ではないので、Xの残したインタビューやレコーディング時のエピソードなんかを期待すると肩透かしを食らうかもしれないが、評論として、又読み物としてとても優れていると思いました。


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ジミー桜井(著),田坂圭(著)「世界で一番ジミー・ペイジになろうとした男」




コピーバンド、又はトリビュートバンドというものはどうしてもオリジナル曲を演奏するバンドより一段も二段も低く見られてしまう。
私もオリジナル曲を演奏するバンドにいた事もあり、コピーバンドやヒット曲を演奏する営業バンドには抵抗があった。もちろん私を含め誰しもがコピーからはじめるのだけど、ある程度経つと「まだやってるの?」という感じがどうしてもしてしまう。趣味ならばともかくプロを目指すなら尚更だ。もちろんギャラを貰えばプロという考えもあるのだが、誘われても営業バンドをやる気にはなれなかった。
海外ではコピーバンドがパブなどで演奏する文化があり、各都市にオラが街のビートルズだのディープパープルだのがおり、それで生計を立てていて、ツアーを回る人気バンドもある。「キャリアの最初はトップ40を演奏するバンドだったよ」なんていうのはよくミュージシャンのインタビューでも出てくる。
不遇な時代の長かったSteel Pantherのメンバーも元Van Halenのトリビュートバンドだったりするし、お遊びのパーティバンドとしてプロミュージシャンがカヴァーバンドを結成することもある。コスプレなども取り入れたりしていて、フェスなどではむしろその方が盛り上がったりもする。
ティム・リッパー・オーウェンズや、Journeyのボーカルなど、コピーバンドから本家に誘われる事もある。栗田貫一のルパンみたいなね。

だがそれはやはりかなり特殊ケースだ。



この本の主人公であるジミー桜井はある種新たな道を切り開いたとも言える。「コピーバンドの人間の自叙伝?」と興味は惹かれるも購入には至らず、Amazon unlimitedで発見したので暇つぶしに読んでみたんだけど、コレね、ちょっと凄いですよ。
「現在ジェイソン・ボーナムとバンドを組んでいる」「50歳で脱サラ渡米してプロに」みたいな帯に書いてあるような事は確かに凄いし興味深い。凄いね、上手いんだね、で終わらせてしまいそうになるが、いやメチャメチャ異常なんですよ。

サラリーマンやりながらツェッペリンのコピーバンドやってたんだよ?
日曜大工を極め過ぎて人間国宝みたいな事よ、コレ。

バンドやってる/た人間ならこの異常さがよりわかると思うんですよ。

上手い人はいるよ。Shigeo rolloverだって凄いし、それこそ王様だって面白い。
でもこうなると思う?それもサラリーマンの趣味としての活動よ?当然本人もプロ志向ではないわけですよ。

といことで、単純に「趣味が高じて…」なんて次元では無い、ある種狂気じみた極め方を高校時代からエレハモの営業部長やりながら50歳まで続けてきた、もうアウトサイダーアートみたいに思える人の本でした。
シュヴァルの理想郷とか思い出しちゃいましたよ、もう。

という事で、意外や意外、すごく面白かったです。Amazon unlimitedに加入してる人は読んで損はないと思います。特に30歳以上のバンドマンや元バンドマン。

いやー、なんか読後は凄く清々しい気分で、久しぶりにギター弾こうかなとか思いました。


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味野くにお「先生白書」




発売前に物凄く話題になって、発売後にスッと消えて感想すら見なかった。そんな印象。
買ったの2回目、間違えた。というかマジで3分の1くらい読むまで一回読んでた事に気が付かなった。今過去記事を検索しても感想書いてなかったね。そりゃそうだ、そのくらい印象薄かったもの。
なんというか、偉人伝を買ったつもりが日常ほのぼの漫画だった的な感じ。



ご存じの通り、著者は冨樫義博の元アシスタント、それも『幽☆遊☆白書』の連載開始時期から『レベルE』までという、売れ始め〜大人気作家になるまでのすごく良い時期にアシスタントをしていた人物で、この本はその時の思い出エッセイ漫画です。



御多分に漏れず私も冨樫義博先生のファンでして、『レベルE』なんて何度買い直したかわからないくらいマジで大好きなんで勿論この本も買ったんですが、ねぇ...。
いやー、期待外れもいいとこですよ、マジで自分が何の本を買ったのか分からなくなるくらいうっすーい内容でねぇ...これで10回以上もネーム直したとか書かれても...。



まぁ百歩譲って、アシスタントの仕事ってどんな感じなんだろうって事は知れますよ。それは確かに。
アシスタント先の先生が売れていけば環境も良くなっていくでしょう、そりゃ。でも本当に冨樫義博関係ないような話ばっかりでねぇ。
いや、アシスタントっていうパーソナルな部分に触れてきた人だとは思うけどさ、昼飯の話とかはさすがにいいよ、しかも「コンビニ弁当でした」「たまに定食屋でテイクアウトして持ってくと喜んでいるようでした」ってレベルの話をされても困るよ。
今思い出そうとしても全く引っかかったエピソードとかないもの。
あの名作制作の裏側とか、先生の変人エピソードとか、そういうのを期待するわけですよ。「冨樫義博の元アシスタント」って売ろうとしてるんだから。
私は著者のアシ先が『冨樫義博』だから買ったの!

いやー、本当に呆然とするくらいつまらないです。さっきの昼飯レベルの話が1冊丸ごと続きます。
穏やかな良い先生と、ゲームしたりして息抜きしながら漫画を描いていた、という話です。

でしょうね!

本当に、もう、言葉が無いです、だって内容が無いんだもの。
そんなものを2回も買っちゃったんだから、ちょっとは元を取りたいというだけで今これ書いてます。広告いっぱい貼っとこうかな。なんかだんだんムカついてきたわ。

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高橋ヨシキ「悪魔が憐れむ歌 暗黒映画入門(ちくま文庫)」




買うのを忘れていたら文庫になっているのを発見したので購入。高橋ヨシキさんですね、映画の初監督作『激怒』が今年公開されるようだし、まぁ、最近ね、映画秘宝で色々あったので関係の深い彼もイロイロと...という感じですが、まぁともかくこの本ですね。
いろんなところで名前も聞くし、手掛けたアートワークや文章も見かけるし、ラジオ出演をはじめ各メディアに出ているし、という事で意外だったのだけど初の単独映画評論集との事です。
町山智浩つながりで名前を知って、オモシロい人だなと思って今は閉鎖されてしまったHP『INFERNO PRISON』なんかも見ていたので、どんどん変化していくヴィジュアルに驚きつつもチョコチョコ追ってましたね。最近は宇多丸さんのラジオでの出演回が毎回面白くて良く聞いてました。コレなんかいまだに聞く↓最高

帰国子女で早稲田大学除籍の語り口がソフトなインテリでフランス語と英語が堪能、そしてデザイナーでライターというのと、最終的に赤髪のドレッドでタトゥーだらけになって、なおかつ悪魔主義者という、なんていうんだろう、中二病の人間の夢想するキャラクターみたいな人です。
パッと見の印象はともかく、凄く才能のある面白い人です。そしてシネマストリップでの映画評を聞いたり、『高橋ヨシキのサタニック人生相談』を読むと、思慮深く、マイノリティの気持ちに寄り添うコメントが素晴らしい優しい人です。
先程書いたように外見が大きく変化し、見るからに異様に、そしてそれも攻撃的なタイプに見られてしまうせいで、攻撃される側のマイノリティだった頃から大きく周りの反応が変わってしまったように見え、最近の映画秘宝事件関連の事に関しても、なんか大変そうに思えますね。
ずっと外見云々の話を書いてもしょうがないのだけど、帰国子女というマイノリティプラス育ちの良さに加え、地味な外見でスプラッターだの女囚映画だのって言ってた頃の世間からの目ってキツイかった思うんですよ。彼のマイノリティへの優しいまなざしはそこからきていると思うし、それと相反するように外見を変えていった事も併せて考えるべきだと思うんですよね。同じ事やったり言ったりしても今は全然違うように受け取られるっていう。
今、この本を読んでも、メチャメチャ気を使っていると思うんですよ。『INFERNO PRISON』とか酷かったからね。露悪的な世界への憎悪の発露だったと思うし、いわゆる90年代鬼畜系文化の一部なんだけど、現在ではどう受け止められるかをちゃんとわかっていて改めるところは改めて、当時の自分への反省もキチンと出来ている。そして勿論、変えないところは変えない。
そのあたりは前書きでキチンと書かれているのでまず是非そこを読んでほしいんだけど、まずそこで私は感銘を受けたんですよね。あの時代を生きた人たちは皆同じような事を思っていると思うんだけど、キチンと文章に出来ている人がほとんどいない中でそれを出来る知性がある、しかも自分の幼稚さも認めた上で覚悟を決めているという。



この本の話。
この本の中では私は、ヤコペッティのインタビュー、『エクソシスト』の元となったといわれる事件の詳細な検証、そしてやはりコロンバイン事件について書かれた部分が特に興味深かったですね。

「エリックとディランは、恐ろしいまでの『強い意志』で、自らの『弱さ』を封じ込めた。ナチズム由来の『強さ』が咆哮した。無防備な少女は『自然淘汰』されてしまった。ナチスによる言葉のすり替えがいかに醜く、唾棄すべきものであるかはっきりと分かるだろう   p.239 『意志の勝利 コロンバイン事件』」

処女作にはその作家の全てが表れているという。私もやはりファーストアルバム、むしろデモテープが好きだ。この「初の単独映画評論集」もやはり粗い部分もあるが素晴らしい。

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2021年度第4回英検 2021/6/25 英検S-CBT準1級を受けました。




前回が3月だったので3ヵ月ぶりに英検を受けてきました。前回と同じ準一級。落ちちゃったからね。↓前回
https://fanblogs.jp/gateofdoom/archive/757/0

今年度よりCBT方式をS-CBTに統合という事で元々S-CBT方式で受けていた私には好都合だし、ライティングも手書きかタイピングか選べるという事で今回は初めてタイピングで申し込んでみました。
あとは、同一級の受験は検定期間内に1回だけだったのが2回になったみたいね。

まぁ前回は落ちただろうなー、とは思ってたんだけど、スピーキングで落ちたと思ったらむしろリーディングで落ちるっていう。しかもかなり惜しかったという事で、英語の勉強はもういいかな、と思ってたんですがやっぱり受ける事にしたんですね。「迷ってたら申込日の閉め切り過ぎちゃったからしょうがないやー」って自分に言い訳してたら締め切り延長のメールが来ちゃったんで...あぁこりゃ受けろって事だなと思って申し込んじゃったんです。
実は今、日本語教師の資格取るために勉強してて学校にも行ってるんで(今はほぼzoom授業なんですけどね)、仕事しつつそっちの勉強しつつで英語の勉強に時間はほぼ取れないんですけど、この2週間くらいがポコッとカリキュラムの狭間で空いてまして、ちょうどいいじゃんっていう。ギリギリの申し込みだったせいで受験会場は家から遠いし、時間は最終の18:45スタートになっちゃったんですけど。

ということで久々に1週間くらいちゃんと英語の勉強に時間が取れたんですが、改めて英検3級あたりの問題から解いていってみると、結構間違ったりして焦りつつ当日。
朝起きて、洗濯したりちょっと勉強したりして、昼寝までして、やっと出発。試験会場まで電車で1時間半くらいかかったんだけど、そこで今更ながらにライティングの回答の型を覚えたりできたのでむしろ良かったのかな。というかマジでノープランで好きにエッセイ書いてたのによく今までどうにかなってたわ。いや、なって無いから落ちたんだけど。



という事で、受けてきたんですが、毎回イライラさせられた試験前のチェックのオペレーションも統一されて慣れた感じで、今回はストレスなく終わる。
受験者も少なく、今回は一番いい感じの環境で受けられましたね。昼寝までして体調も良かったし。部屋が寒かったくらい。
今回はタイピング方式を選んだので一応筆記用具は持ち込んだものの、用途はメモ用紙に書くだけでした。後は全部パソコン。ライティングはやっぱりタイピングの方が楽でしたね。手書きより作業時間が短縮できたし、コピペも出来るし編集が楽ですよ。試験で「手書きの温かみが〜」とか無いし、どうせ字の書き方なんかでゴマかせないしね。よっぽどタイピングが苦手な人じゃなけりゃこっちを選んだ方がいいと思います。テーマは税金に関してだったかな?やっぱこの手の話題で書かされるんですけど、それにしては120〜150語って短いです。むしろどこを削るかって毎回なるんですよね。
出来の方は、まぁ...。日本語教師の資格取得までまだ半年くらいあるんでもう一回くらい受けてもいいやくらいリラックスして受けました。いつも全てにおいて急いで時間前に終わらせちゃうんで、今回はとりあえず時間いっぱいまで粘るって事をテーマにやりました。スピーキングも時間オーバーするまで喋ったし、リーディングとライティングの見直しではじめて時間いっぱいまで座ってました。
出来た!という感触は無いものの、やり切った!という感覚で終われたので、とりあえず良かったかなと。
久しぶりに英語の勉強しましたけど、やっぱ英語の勉強の方が楽しいなぁ...8月にTOEICも受けよう、とか思いました。日本語教師資格と一緒に英検準一級とTOEIC800点って書けたら素敵ですからね。

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2020年度第3回英検 2021/3/21 英検S-CBT準1級を受けました&結果




受けた時のことを思い出しながら書くか...もう結構前なんだよな。
受験会場が近いとはいえ、仕事の休みのほぼすべてが転職の面接と資格のスクーリングと試験に費している現状で試験を受けるのは中々辛い。
あいにくの雨の中到着し、試験を待つ。
毎回毎回オペレーションが違うのには本当にウンザリする。今回は「携行品」に筆記用具が記載されていたにも関わらず持ち込みは一切禁止、筆記用具は主催者側が用意したものが配られました。マスクの裏まで見られるような厳密なチャックは今回は無かったですね。
今後はCBT形式が一本化されるそうなので何も持たずに入室することになるだろうけど、この毎回違うっていうの地味にストレスだったなぁ。スタッフも慣れていないから手際も悪いし。片手に筆記用具、片手に受験票って状態でマスクの着脱とかを強いられたし。

なんにせよ無事試験スタート。毎回最初にくるスピーキングのテストで心が折れる。筆記は毎回時間が余るのだけど、準1級にもなるとTOEICと同じようにパッパッと数秒で解いていくと間違えるんですよね。最も適したものが別にある的な感じで。問題文や選択肢をちゃんと全部読んで答えるというのを英検では心がけないといけないんですよね...落ちてから後悔して書いてるんですが。
まぁ結果ですね。ダメでした。また2点差というギリで落ちるっていう...。
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スピーキングで失敗したと自分では思ってたんですが、そこは合格点を取れていたので、もっと注意深くリーディングの方を解いていれば...とも思うのですが、そこはやはり実力が足りなかったですね。
先程書いたようにTOEICとは違う感覚で臨まなければいけない、単語だけでなく熟語をもっと勉強しなくてはいけない、というあたりが今後の課題ですかね。2級までは私の強みだったライティングも、やはり準1級になると評価が厳しくなってきたのでそこもか。
ただ1級はだいぶ遠いと感じているので、準1級を取れたらひとまず英検の勉強は終わろうと思っているのですが、準1級はどうにかなりそうだな、という事は感じましたね。
受験料が値上がりして10,200円かかるので、今回で合格してたかったですけどね...まぁしょうがないです。
6月24日の試験にまた申し込んだので、そこでは確実に合格する気で勉強します。
クソー、あと2点だよー...。

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第263回TOEIC Listening & Reading公開テスト結果。




また働きはじめたのと新たに日本語教師の資格を取るために勉強している事で忙しくてしばらくブログを書けなかったのだけど、それ以外にもまぁ、結果が芳しくなかったので書くの嫌だったってのもありますね、正直。
toeic 3 03.jpg
やはり予想通り結果は良くなかったです。特にリーディングの問題は解きながら「こんなに解らない状態で問題解いたことあったっけ?」と思ったくらいだったので、この結果も頷けます。
スコア的には455→790→775→700という推移ですね。
さすがにこれ以上スコアが下がる事は無いと思いますが、まぁ順当に下がったな、という感じです。使わないと錆びる。それ以外に言いようがないですね。
まぁ基本的にはほとんど試験対策をしないできたので、試験対策に特化した勉強をすれば元に戻る、なんなら多少はスコアを上げていける自信はあるのですが、基本的な現状のスキルとしてはやっぱりこんなもんなんだろうなぁ...。
現状は通勤電車の中や仕事の休憩時間くらいしか英語の勉強の時間を取れないのですが、コツコツやってくしかないわなぁ。でも、最近日本語教師の資格の勉強をしているのですが、やはり通ずるものがあるというか、違う視点から「第二言語習得」というものを考えられているというのは中々面白いし、英語の学習にも生かせそうです。

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第263回TOEIC Listening & Readingを受けました




例によって午後の部です。午前/午後に分かれたのはコロナで変わったことの中で唯一いい事だったかも。私は朝が苦手なので。
結局、転職活動はうまくいかず、とりあえず契約社員として3月から留学前に働いていた会社に戻る事になっていたので、無職最終日にTOEICという事になりました。なんかちょうどいい感じ。
場所は渋谷。前回ほど近くは無いものの、昼前に起きてゆったり行けました。
ちょっと歩けば代官山の蔦屋書店なんかもあって、天気も良く、時間もあったので散歩してたら迷子になって軽く焦りつつも無事に入場。
綺麗な会場で、席は一番前。隣に座る筈だった人は結局来なかったので一人で机を使え、音響も良い。
今までで最高の環境でした。
残念ながらこの2ヶ月程は転職活動に専念していた為にろくに試験の準備が出来なかったので、正直出来の方は全然でしたが...。
あともう一つ英検準1級を既に申し込んでいるのですが、これでしばらくは試験を受ける事は無いと思います。

いまだに転職は叶っていないものの、とりあえずTOEIC790、英検2級と履歴書に書いて転職活動が出来ている、そして以前なら応募できなかった求人に応募出来たり、呼ばれなかったであろう面接の場に行けたりする事は進歩だと思っています。
今日も英語学校のコーディネーター職の面接に行ってきたのですが、今日の面接を通過したというメールがさっき届いたので、次の休みに二次面接に行ってきます。

TOEICは900を超えるまで、英検は準1級まで試験を受け続けようと思っていますが、現在日本語教師の資格取得の為の勉強もはじめており、勿論仕事もあるので英語の勉強の時間を取るのは結構ハードになっています。
英検の値段も高くなっちゃったしどうしようかなぁ、とは思ってるんですけどね。TOEICは2ヶ月に1回くらい受け続けたいな。

留学前と同じ仕事に戻った今、彼女と連絡をする時と週1回だけ続けているオンラインレッスン以外に英語を使う事も無くなり、本当に去年の一年間が夢のようですが、いろんな意味でまだ続いてはいるので、早くこれが仕事に、お金に繋がらないかなぁ、とため息をつきつつも、通勤電車の中でポチポチ単語アプリなんかやってます。
TOEIC関係ない話になったな。まぁそんな感じの近況です。

「あわてんなよ 雨が上がったからって いきなり晴れるわけもないのさ 俺はまだ やっと今 始まったばかりだろ」

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Love and Death「Perfectly Preserved」




Love and DeathがEarache recordsってのは意外だったな。クリスチャンロック中心のレーベルであるTooth & Nail Recordsからは離れたのかな?
はい、Love and Deathの2ndアルバムです。
満を持してのリーダーバンドであるLove and Deathのセールスが伸びず、その他色々あって大方の予想通りKORNに戻り、ジョナサン色の強くなり過ぎたKORNの方向を戻したことでちょっと評価が上がった感すらあるヘッド。現在もKORNでも順調に活躍しています。
その後フィールディーもボーンアゲインクリスチャンになったりで、もうKORNでいい感じはするのだが、やはり自分中心で表現したい事もあるのだろう。
2ndアルバムです。
PVになった「Down」を一聴して、あれ?良くね?と思って、アルバムも聴きました。
久々のアルバムで、変わった事と言えばメンバーですね。リズム隊が変わりましたが、やはり元クリスチャンロック/メタルバンドのメンバーで固めています。
まぁ音はKORNのヘッド要素強めヴァージョンで、割とそのまんまではある。初期KORNの荒々しい感じを思い出したソロアルバムより、本家と同じく成長していっているのでやはりほぼ同じ路線だ。ただゴシック要素はジョンサン由来なので、歌い上げても憂いというよりかはもっと抜けた感じの明るさになっている。クリスチャンロック的と言って仕舞えばそうなんだろうが、その部分がかなり違う。
Djentからデスコア以降を感じるリフや展開もありーので、器用だなやっぱ。ボーカルも本職と遜色なく出来るし。ボーカル単体に魅力があるかと言われれば無いので、まぁボン・ジョビとリッチー・サンボラとか思い出してもね、やっぱボーカルって本当上手い下手より魅力あってのものですからね。ラップ的なボーカルにもチラッとチャレンジしているがそれはイマイチでしたね。
というかPV観た感じ、ギターの人のコーラスがめちゃくちゃ上手いな。今作はそれもデカイかな。それに助けられてると思う。よりクリスチャン・ロック的でオルタナティブな感じの曲調になってもじっくり聴ける。それに、ソロアルバムとしての色が強かった過去作よりバンド感と曲の練度の深さを感じるのはベースとして加入した元RED、元Breaking Benjaminでありプロデューサーとしても活動するメンバーのおかげだろうか。
KORNを脱退までしたヘッドのマジさと比べると周りとのギャップを感じた前メンバーと比べてちゃんとバンドになった感がある。

ただ、まぁやっぱね、そこまでですね。
ソロの自己満インストの1stEPや宅録みたいな1stアルバム、そして満を辞したもののイマイチだった前作と比べると確実に良いです。クオリティは高い。ヘッドのバンドである意味もあると思う。
ただ、やっぱりスペシャルなものは感じない。
もっとこう、めちゃめちゃクリスチャンロックでありながらそれを超えて広まるくらいのモノを期待し続けているんだけど、まぁ難しいよな。最近は本家KORNですらそこまで追わなくなってしまったし。
「L.O.V.E」「Flush」以降の曲で久々にサビに良いフックがあったという事で「Down」はとても良かったです。好きな曲ですよ。
でもねぇ、もっともっと期待してしまうんだよねぇ。

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