2021年06月29日
味野くにお「先生白書」
発売前に物凄く話題になって、発売後にスッと消えて感想すら見なかった。そんな印象。
買ったの2回目、間違えた。というかマジで3分の1くらい読むまで一回読んでた事に気が付かなった。今過去記事を検索しても感想書いてなかったね。そりゃそうだ、そのくらい印象薄かったもの。
なんというか、偉人伝を買ったつもりが日常ほのぼの漫画だった的な感じ。
ご存じの通り、著者は冨樫義博の元アシスタント、それも『幽☆遊☆白書』の連載開始時期から『レベルE』までという、売れ始め〜大人気作家になるまでのすごく良い時期にアシスタントをしていた人物で、この本はその時の思い出エッセイ漫画です。
御多分に漏れず私も冨樫義博先生のファンでして、『レベルE』なんて何度買い直したかわからないくらいマジで大好きなんで勿論この本も買ったんですが、ねぇ...。
いやー、期待外れもいいとこですよ、マジで自分が何の本を買ったのか分からなくなるくらいうっすーい内容でねぇ...これで10回以上もネーム直したとか書かれても...。
まぁ百歩譲って、アシスタントの仕事ってどんな感じなんだろうって事は知れますよ。それは確かに。
アシスタント先の先生が売れていけば環境も良くなっていくでしょう、そりゃ。でも本当に冨樫義博関係ないような話ばっかりでねぇ。
いや、アシスタントっていうパーソナルな部分に触れてきた人だとは思うけどさ、昼飯の話とかはさすがにいいよ、しかも「コンビニ弁当でした」「たまに定食屋でテイクアウトして持ってくと喜んでいるようでした」ってレベルの話をされても困るよ。
今思い出そうとしても全く引っかかったエピソードとかないもの。
あの名作制作の裏側とか、先生の変人エピソードとか、そういうのを期待するわけですよ。「冨樫義博の元アシスタント」って売ろうとしてるんだから。
私は著者のアシ先が『冨樫義博』だから買ったの!
いやー、本当に呆然とするくらいつまらないです。さっきの昼飯レベルの話が1冊丸ごと続きます。
穏やかな良い先生と、ゲームしたりして息抜きしながら漫画を描いていた、という話です。
でしょうね!
本当に、もう、言葉が無いです、だって内容が無いんだもの。
そんなものを2回も買っちゃったんだから、ちょっとは元を取りたいというだけで今これ書いてます。広告いっぱい貼っとこうかな。なんかだんだんムカついてきたわ。
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