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ルディ・サーゾ/飯村淳子訳 「オフ・ザ・レイルズ」





ルディ・サーゾのオジーバンド時代の自伝、というか完全にランディ・ローズの思い出本。

私の現在の職場はかなりメタラー率が高いのですが、その中でもランディ・ローズ(と湯浅晋)の大ファンという人がいて、最近、自慢のギターコレクションの写真を見せてもらったらSuhr Guitarsのストラトなんかに加え、ランディー・ローズ・モデルのレスポール(しかもBURNYとギブソンのモディファイもの両方・・・)やジェイク・E・リー仕様にオーダーしたストラトなんかもあって、大人ファンの財力をまざまざと見せつけられたりしてたので、ここ10年ほどちゃんと聴いてなかったオジー・オズボーンのアルバムを久々に聴いていたのです。
そのせいで気になってこの本を購入したのですが、ここまでハッキリとランディ・ローズ本だとは思わなくてビックリしました。

ルディ・サーゾといえばクワイエット・ライオット(インディー時代)〜オジー・オズボーン〜クワイエット・ライオット(メジャー・デビュー時)〜ホワイトスネイク〜ディオという凄まじい経歴を持ったべーシストです。
そしておそらく1番長くランディ、及びその周辺と活動していたミュージシャンであり、オジーがこの時期最もヘロヘロだったのと悲しみのせいで「記憶が無い」と言っている以上、ファンに「ランディってどんな人だった?」と訊かれた時の語り部として最もふさわしいのも彼なのです。

いやー、読んだんだけどさぁ、今更だけど本当に惜しいよねぇ・・・。
私は後追いにも関わらず、オジーのアルバムは順番に聴いていったせいで1st〜4thまでが一番印象に残ってて、中でも中高生時代に1st2ndはメチャメチャ聴いたんだよなぁ・・・当時MDでさぁ・・・。

多少神格化されてる部分はあるんだろうけど、本当にひたすらいい奴で、音楽好きな真面目な青年なんですよ。
時代的にも全然今よりいろんな意味で緩い時代だし、この時期のオジーっていえば、ブラック・サバスであまり良い扱いをされなかった鬱憤を晴らすかのようにアル中薬中真っ盛りで暴れ狂ってた時で、そのオジーとツアーしてるのに、ツアーで行った各地でイエローページめくってクラシックギター教室探してオフに行ってるんですよ?しかも大体が逆に教える羽目になるっていう、もう、ぐうの音もでないですよ。
ランディが、もう1枚のアルバムとツアーでオジーバンドを離れてクラシックギターを本格的に学ぶという決断をしていたのはよく知られているが、同時に「今度スティーブ・ガッドに紹介してもらうんだ」なんて言っていたのを考えると、その後が本当に見たかったよ・・・。

ルディ・サーゾは当時付けていた日記を元に書いたらしく、キチンと時系列通りに、細かくエピソードを重ねていく文章は読みやすく、ルディ・サーゾ自身の真面目さと勤勉さも伺えます。
というか、おそらく何万回もファンやメディアに自分への質問ではなく、「ランディってどんな人だった?」と訊かれてきて、拗ねるでも怒るでもなく、誠実に答え、こんな本まで書くなんて、なんといい人なんだろう。自身の経歴も十分読み応えのあるものだと思われるのに、そこは本当にさらっと数ページにまとめていて、なんて控えめなんだっていう。

あ、あと、公式なライブ盤の「トリビュート〜ランディ・ローズに捧ぐ」で使われている音源が、お蔵入りレベルの酷いライブだった事もビックリしたなぁ、どうりであんまり良いと思えなかったわけだ。youtubeでなんかいいのないか探すかな。

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