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小林勝行「神戸薔薇尻」




みんなが待ってた、俺も待ってた。小林勝行(ex.神戸薔薇尻)待望の1stアルバム。
なのだが...
難しいなぁ、書くの。正直、うきうきしすぎて発売日前日にフライングゲットするくらい楽しみで、もう「絶対名盤!クラシックになるに決まってる!」と意気込んで、その日の内に感想を書き上げようと思っていたのだが...もう言おう、俺にはイマイチでした。
ただやたらとハードルを上げ過ぎただけで、悪いアルバムではないです。事前情報無しで聴いたら、「あ、おもしろいな、神戸のラッパーなんだ、ライブ見てみたいな」ってなると思う。
ただ、アホほど「絶対いける」や「Here Is Happiness」をリピートして聴いていて、絶対この人がアルバムを出したら凄いことになる、とワクワクしてた私の気持ちは次のアルバムまで持ち越されるようになってしまった。
あまりにも期待と違ってしまい慌てた俺は「しばらく待って、他の人のレビュー見てから書こう」という卑怯な作戦で待っていたが、発売からもう10日以上経ったが、レビューはほぼ見当たらず、変な話2ちゃんねるのスレも伸びず、という、「いくらなんでもここまでhiphop人口少なくないはずだよね?」という事態になっている。
予想するに、みんな困っているんだと思う。

だって絶対、絶対名盤だと思ってたんだもん。
こんなに1stアルバムの発売でワクワクすることは最近無かった。
リアルタイムで天才が現れるかもしれない、同世代に生き、悩み苦悩しながらも成長する天才を見て、後々「全盛期のライブを俺見たぜ」って言えるかもしれない、って、そういうチャンスだと正直思った。期待してた。

みんなずっとループしてるんだと思う、リリックをめちゃめちゃ読んで解読しようとしてると思う。
だけどごめん、俺にはイマイチでした。

いい加減ちょっとずつでも理由書くか。
とりあえず、1曲目の『108 bars』は凄くよかった、名盤の匂いはここではまだある。いいオープニングだ。
いわゆる自分の半生をラップする曲、「あー、ヤンキーのあるあるネタでしょ?」って言ってしまえばそうだが、言葉の選び方がやっぱりおもしろい、迫力もあるし、「普段の口喧嘩の延長でラップするようなのじゃないと〜」みたいな言説の回答としてはアナーキーよりこっちのほうが正しいかも、なんて思いながら聴いていた。
ただ、心配にはなっていた。
「親への感謝」「元彼女への愛情、懺悔」みたいなものが入っていたからだ。

まぁ1曲目だからな、と嫌な予感を振り払ってその先を聴くんだけど・・・。
印象的な曲が無いままアルバムは進み、長くて苦痛だと思い、必死で自分の気に入るラインを探しながら聴くが、アルバムは終わってしまった。

嫌な意味で何度もアルバムを流した、自分の意見を変えないために、角度を変えればさっきまでの自分のふくらんだ期待にこたえるものが得られるかもしれないと思いながら。
が、ギブアップだ。
悪くは無い、悪くは無いが、悪(元悪)を売りにするラッパーの昔の話や、親や彼女への感謝や懺悔、あぁ次は子供だね、それでも夢をあきらめちゃいけないね・・・といったお決まりのトピックはまるで、男の子用のケータイ小説みたいだ。
インタビューを読んでみると、影響を受けた音楽3点が尾崎、長渕、カッツェと、ぴったり私の嫌いなものにハマるので、実は元から合わなかったのかもしれない。
でも、それらが嫌いな俺が好きになってしまうような曲を作ってきたんだよ、この人は。そのはずなんだよ。

願わくは、ここで過去は出し切ったことにして、2ndアルバムで1人のラッパーとしてのスキルのみで勝負したものを聴きたい。
まだ、もっと期待したい。

神戸薔薇尻

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(追記)
やはりと言っていいのか、このタイプのアーティストによくあるように病気などもあって活動は順調にはいかなかったが、やはりその才能故に注目はされていて、昨年にはドキュメンタリー映画「寛解の連続」も公開された。

難しいよね、その特殊さ(特別さ)故に注目されるわけだけど、それは当然生活していく上ではデメリットでしかなく、スターみたいに稼げるならそれは「破天荒な私生活」で済まされるけど、そんな稼げる人は一握りだからね。


TAPROOT「WELCOME」




2002年発売。TAPROOTメジャー2ndアルバム。
昔、このアルバムのファーストシングルの『POEM』のPVを観て気になっていたがCDは買わず、久々に思い出してyoutubeでいくつかPVを観たところ、ちょっと気になり、中古屋で200円で購入。
しかし最近のこのあたりのラウドロック勢のCDの投げ売りっぷりは凄いね、ありがたいけど。
はい、聴いてみた結果。やっぱりフルアルバム全部聴くのはキツかったわ...。
あの頃掃いて捨てるほどいたラウドロック勢の中で俺がこのバンドを気になった理由は、まずラップも歌もスクリームも上手いということ、リズムの作りの上手さ、ドラムの心地よさ、わかりやすい静→動の曲展開だと思うわけです。
これはラウドロック勢の多くに言えるが、派手なギターソロやハイトーンシャウト、凄く速い曲がないということで、今聞いてみると、リズムがちょっと凝っていたり、リズム隊が凄くよかったりすることが多いんだよね。
んー、でもやっぱり、フルアルバム1枚聴きとおすのがツラいな。youtubeでPV観たり、ベストアルバムを聴くのが一番なジャンルに思えてしまうんだよね。曲の幅がどうしても狭い。それでもDEFTONESみたいな方向だとじっくりどっぷり浸ってアルバム1枚丸々聴けるんだけど、いわゆるグランジスタイルの進化系みたいな方向だけだとツライ。
冒頭2曲のシングル曲が終わったあと、すでに3曲目でちょこっとバイオリンとか入れてみたりの飽きさせない工夫ははじまってて、まぁクオリティは高いんだけど、しばらく経つとやはり飽きてきて、曲数表示を見るとまだアルバム半ばで...という感じでした。
好きなんだけどなぁ。youtubeで観てた時は「もっともっと!」ってなったんだけど。
まぁあとは歌詞の対訳読んでみたら、思ったよりたいしたこと言ってなかったってのがでかいかな。

この曲とかはいまだに好きなんだけどね↓


(追記)
最近Metal Hammerの「The 10 best songs by the 10 worst nu metal bands」って記事に載ってましたね、この曲。そうそう、いい曲なんですよこれ単体で見ると。「worst nu metal band」って書かれちゃうとちょっとあれだけど、まぁあの時代は本当にヌーメタルだらけでしたからね。この記事に載るだけでも凄い事ですから。
懐かしいなぁ、Beast feastとか行ったなぁ。SUNS OWLのライブ行ったら写真撮られてHP載ったり。青春。

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