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柳下毅一郎「皆殺し映画通信 御意見無用」




なんだろう、このシリーズはさもすればダークツーリズム的な、わざわざ酷かったり文化が違うと分かっているところに行っておいて、それをあげつらって嘲笑するみたいに思われてるだろうし、正直最初はその気もあったと思うんだけど、もう前書きでも書いている通り「映画の最期を看取る」って感じになってますね。
ホント、今やスッコーンと真ん中が抜けて、映像は超大作かYouTube、なんならインスタのストーリーかって感じの世の中で、わざわざ劇場公開するのって変に金を使えて箔をつけたがる、そしていまだに劇場公開で箔がつくと思っている中年がお金を出したものばっかりですからね。
そりゃ今「映画館で映画を観る」ってなるとほぼ全部そんなんですよね、大作以外って。

そんな時代だよな、と思いながら読んでました。邦画っていう縛りもまたね。でも私でもタイトルは知ってる有名どころもあるんだけどね、まぁすべからく何か原作ありきの映画化とか、ドラマの延長みたいなやつで、一応タイトルは知ってるけどホント縁遠いというか……。
しかし本当に末期って感じですね。なんかこう、罵倒芸とか、ツッコミどころが〜とかそういうのじゃ無い、静かに終わりが近いている感じの、ため息混じりに「おやおや……」みたいな感じ。
最初の2、3冊の「キター、ビッグタイトル!うひゃー!デビルマン超えちゃう?」みたいなはしゃぎ方も出来ず、読むのが辛かったです。
まぁ期待通りの『貞子』や蜷川実花の『ダイナー』評があったりはするんですが、なんかテンションが上がらない。物悲しいというか、本当に終わっていってる感じ、「俺もお前も歳をとったなぁ……」みたいな。

なんか最初にいろいろ言ったけど、「Amazon unlimitedで読めるなら買わなかったのに!」って今思ってるし、最近ほぼAmazon prime videoでしか映画を観ていない私の言えた事じゃないんですけどね。

映画館、行ってないなぁ。

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第62回ビジネス実務マナー検定を受けてきました。(令和3年11月21日)




普段、仕事の休憩時間に資格などに向けて勉強している同僚を馬鹿にしていた若い子が、そうしつつも内心羨ましかったのか急に「俺、今度コレ今度受けます。まぁ当然受かるっしょwwww」と3級を受けてあっさり落ちてたのがキッカケで知ったこの資格。
酷いきっかけだが調べてみると民間資格ではあるが文科省後援で年2回しかないという事で、思ったよりちゃんとした資格みたいだし、日本語教師養成講座で「ビジネスパーソン向けの日本語教育」というのをやった事もあり、受験料の安さもあって受けてみた。いわゆるデスクワークってやった事ないから自分でもどのくらい出来るか不明だったし。
まぁ接客業は長くやっていたので敬語とか立ち振る舞いは困らないけど、新幹線だとどこが下座とか、「拝啓-敬具」「前略-草々」のセットとかね、意外と知らないなっていう。
まぁメインは日本語教師の勉強だし今月は休日出勤+夜勤だらけで時間が無いしで結局、過去問1冊を1回解いただけで試験受ける事になりました。
正解率60%で合格らしいから過去問やった感じだとどうにかなるかな、と思ったんですけどね。



はい、で、実際試験を受けた感想なんですが、まぁどうにかなったかなとは思うんですけど、結局これって知ってるか知らないかですからね。さっきの上座下座の問題とかも今回出て、応接室や車やタクシーはチェックしてたけどそっちは知らねーよってなって間違えたんですけど。あとはビジネスの場面を短い問題文にまとめてるんで、文がちょっと独特だってのに慣れておけばどうにか。
雰囲気は正直ユルかったですね。人数も少ないし、専門学校の小さめの教室でもちゃんと距離とって座れたし、試験時間半分過ぎたくらいで答案提出して帰れるし。
今回セットだと安くなるからって2級と3級をセットで続けて受けたんですよ。1、2級の過去問しか買ってなかったんで2級の事でしか話せませんが、結構モロに過去問と同じ問題出てましたね。全く同じ問題が出てたんで当然そこは拾えたんですが、その事も踏まえるとかなり取りやすい資格かな、と思います。それに、例えば英検は2級までは中学生高校生が多くて、この歳で受けに行くのはなかなか抵抗があったんですが、この資格は受験者の平均年齢が高くて気分が楽でした。会社で受けさせてるところもあるんでしょうね、なんかそんな会話も聞こえてきましたし。
これ持ってたらどうって資格でも無いですが、難易度も低いし、3級なら3000円しないし、とにかくなんか資格をと思ってるけど何を取っていいか……って人はまずこれでいいんじゃないですかね、これからも働いていく上で知っておくべき事ばっかりなんで、絶対無駄にならないと思います。

まぁ偉そうに言っといて落ちてたら笑いますけど。
というか最近寒くなってきてさぁ、とにかくトイレが近くてさぁ、この日はギリギリまで寝てご飯食べないで受けてたからってのもあるし、教室がちょっと寒かったってのもあるんだろうけど、2級の時も3級の時も途中でトイレ行きたくなってねぇ。110〜120分の試験時間なんだけど、1時間10分くらい経ったら提出して帰れるんですけど、即行で出してトイレ行きましたね。
120分も試験時間あるんだけど、正直さっきも書いたけど知ってるか知らないかだからさ、ジックリ解いて見直ししても解き終わるまでに30分もかからなかったですね。
いやー、受かってて欲しいなぁ。

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掟ポルシェ「豪傑っぽいの好き」




要は人物紹介のコラム集なんだけど、やはり人選がさすがの掟ポルシェです。
俺、2021年にこんなに花形ハヤシの話読むと思わなかったよ、20年前にQuick Japanを古本屋で買って以来だよ…。

本当にもう、理屈抜きに笑えるコラム集ですね。登場する人物は知ってる人も知らない人もいましたけど、全部面白いです。
やはり同業であるミュージシャンが多く登場し、私は増子直純や木幡東介、吉村秀樹などの話が特に好きでしたが、本当に多岐にわたる人選になっています。
今パッとAmazonの商品ページの内容紹介の所読んでて、[豪傑さんリスト]って登場する人物名があがってるんだけど、「…山口明
、Perfume、鳥肌実、ジグ・ジグ・スパトニック 、オジー・オズボーン 、ウチのマネージャー 、カーカス 、ごみ収集に来た男…」って凄い並びだな…。

はい、もう別に書くこと無いっすね。面白いので最高の暇つぶしになります。で、すぐ忘れて、私これ買うの2回目だって読み終わってから気がつきました。「あーなんかそんな話聞いたことあるなぁ。しかしこの人ぶっ飛んでるな〜」とか思いながらなんの問題もなくもう一度楽しく読めたんでOK!

昔はこういうのはエロ本の白黒ページとかで読めたんだけど、今ないからなぁ。ホントこういうのなんですよね、疲れたときに読みたいのって。

なんとなく検索したら、花形ハヤシ、フォロワー数711か↓......うん、思ったより多い。
https://twitter.com/hanagata884

たまに観たくなる↓

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令和3年度日本語教育能力検定試験を受けてきました。(令和3年10月24日)




ここ数ヶ月間、日本語教師養成講座を受けてたので長くなりそうなので、とりあえず受けた感想だけ。
まぁ受けてきましたよ。
420時間の養成講座も残すところ教育実習のみで、まぁ順当にいけば1月に資格はもらえるんですけど、一応やっぱり受かっときたいよね、っていう。受験料も上がったし。
ただ予想外というか、試験1ヶ月前から養成講座もこの試験のためにお休み期間になるんでそこで対策すればいいやと思ってたら、予想以上に養成講座とテストの内容が違ってて、こりゃヤバいってなって、結局時間が足りずに満足にはテスト対策できませんでした。特に聴解と記述はほぼぶっつけ本番でした。実践の授業で「日本語教育と国語教育は違う!文法の解説を日本語でしようとしない!」って口酸っぱく言われるのに試験では文法問題ガッツリ出るってなんだよって話で。そこら辺の対策で時間オーバー。
受けた感想は、どうなんだろう?正直出来たとは思えないけど、どうだったかすら考えられないくらい試験について知識がないからわかんないっすね。ポコッとラッキーで受かってねぇかな、って感じ。正直な話、みなさん時間が足りないなんて言われる試験 Iの時にね、私めちゃめちゃトイレ行きたくなりましてね...追い込まれた状態でやったら凄く早く終わらせられたんでね、さてどっちに転ぶやらですね。



「今年は試しに受けるだけ」とか思ってたけど、やっぱテスト前は精神的に追い込まれましたね。年1だし、15000円だし。
試験の難易度としてはそう高くないと思うんだけど、内容の性質上、ハッキリとした答えがなかったりする(公式から回答が出ても議論になる)のでベテラン講師や解答速報を出すようなプロでも9割くらいしか取れないと言う事なので(前年度の最高点からして)、大体7割5分が合格ラインというのは中々厳しいと思いますね。
資格系のサイトを見ると「独学では少し無理」と書かれていたりするしますしね。
日本語の試験なので、試しに過去問をやると最初から無勉強で5割くらい取れてしまうので勘違いしてしまうが、そこからがだいぶしんどいです。流石に私もサボりつつ赤本くらいはほぼ丸々覚えたし、この半年オンラインの動画観るだけとはいえ養成講座の授業は受けて科目テストもパスしたが、最初は出来なすぎて焦ったくらいです。いわゆる赤本には載ってない用語もあるけど、よく考えれば授業をこなす事に必死で、学校から送られてきた十数冊の教科書のうち赤本と用語集を入れても3、4冊しか読んでいないから当然ですよね。講座と試験は別、の前にまぁそうだよね、とは思いました。多くのサイトが「数ヶ月で試験合格」とか言ってるけど、私も勉強はじめて7ヶ月目ですが、その間に働きながら講座を教育実習前まで進めたから、単純にしんどかったです。言い訳ですけど。

難しくは無いが落とすための試験で、問題数も多く、間違いを限りなく少なくしていくのが合格のコツ、という事で、TOEICと運転免許のペーパー試験合わせたみたいだな、と思いました。なんか変な捻った問題や日本語が出る感じとか。私は車にも運転にも一切興味がなく、助手席でナビとかもほぼ経験が無いので、ペーパー試験は一発で受かったものの辛かったです。ゼロからだし興味ないしで。それに近かったかな。

なんにせよお疲れ様でした。怖くて解答速報も見てないし自己採点もしないつもりなので、後は神のみぞ知る、ですな。

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卯月妙子「鬱くしき人々のうた 実録・閉鎖病棟」




まさかの復活と思えた『人間仮免中』そして続編の『人間仮免中つづき』、過去作の電子書籍での復刊。そしてTwitterやpixivなどでの活動を見ていたので以前ほどの驚きはないものの、実際に本屋に並んでいるところを見るとやはりびっくりした。
17年前に序章だけ掲載され、その後病状が悪化し、描けなくなってしまっていた本作。復活したとしても一番辛い時期だったはずの事を思い出しながら作品にするのは難しいだろうし、pixivでスケッチ的なモノを発表して終わりだろうと思っていたので、一冊の本として出版までいったのは素直に凄いと思った。
さて、内容ですが……うん、うん、こんな感じですよね。
いや、度々名言として出す、クリーンになって曲に刺々しさの無くなったデイブ・ムステインへのダン・リルカの「もう一回ヘロインやれ」じゃないんですけど、まぁ端から見りゃボーダーライン上が面白いわけだけど、一回落っこちて戻ってきた人に「もう一回」ってのはあまりにも酷なわけで、まぁ無事出てよかったな、ここまで回復したんだな、というのがファンである私の心情かな。
前作の感想も好意的では無かった筈なんだけど↓
卯月妙子「人間仮免中」感想↓
https://fanblogs.jp/gateofdoom/archive/57/0
卯月妙子「人間仮免中つづき」感想↓
https://fanblogs.jp/gateofdoom/archive/570/0
今作も一読して「絵本か?ってくらいコマがデカいな、細かい絵は書けないんだろうな」「『人間仮免中』が特殊だっただけで、絵がどうのって人でも無かったしな」「長編は無理だろうからコラムっぽいというか短い話で一話完結っぽくなっちゃうよな」という感想になってしまい、良くも悪くも全て丸出し実況中継される現在で、閉鎖病棟は特殊な環境とはいえ既に語られつくしているような現状で、さらに本作で描かれるのが日常エピソード的なモノが大半なので困ってしまう。書きたくなる気持ちはわかるんですけどね、以前の感想で少し書いた、病気だった私の元友達も「閉鎖病棟に入院していた」というのが持ちネタというかアイデンティティみたいになってたんで。
でも正直、ブログ本ブームでイヤってほど「特殊な経験/環境」とやらを見せられたあとでは、そう特別とは思えないんですよね。良くも悪くも絵は普通になったし(後書きを読むと仕上げはアシに任せたっぽいし)。
もちろんファンだし、待望の作品ではあったんだけど、作品としては引っかかるところはほぼ無かったなぁ…。
しかしこう考えてみると凄い時代だね。自殺でもテロでも実況中継されるんだから。



あとは、あとがきで謝辞を述べられている中に太田出版の村上清氏もおり、最近起きたいわゆる「小山田圭吾問題」を思い出してしまったのだが、20年近くに渡ってこうやって辛抱強く著者と付き合っているという事実をとっても、過去の事もただ面白がってただけの悪人だとはやはり思えないんだよな。
もちろん商売っけも、時代なりの配慮の無さも、自己顕示欲も、この著者の卯月さんほどの才能を感じさせない対象への軽い扱いもあっただろうが、やはり私は一方的な非難は違うと思うんですよね。
そういうアレコレも含めて「17年越しの出版」という事で色んな意味での変化を感じた一冊でした。
ファンとしては、現在は落ち着くところに落ち着いて、緩やかでも活動できている、という事がただただ嬉しいです。
ただまぁ、初めて読むなら電子書籍で読めるようになった過去作、特に『新家族計画』の方をやっぱり勧めるなぁ。あれは本当に鬼気迫る作品だったので。

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