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posted by fanblog

「BODY COUNT - Raining In Blood / Postmortem」







『ジャッジメント・ナイト』で共作したとはいえ、なんで今スレイヤー?
しかもベタベタな選曲で完コピ?
更に曲順まで入れ換えて?

と疑問は尽きないカバー。しかもビデオまで作る(スタジオの映像だけどさ)という力の入れっぷり。

不思議な気持ちで観ていたが、ちょっと自分の中で考えていた事の疑問が解けた事がある。
あのね、スレイヤーってメチャメチャ歌詞の量多いのよ。単語数っていうかな?
めちゃめちゃ詰め込んでるんだよね、曲が速いからその分減らすんじゃなくてそのままギュッと詰め込んでる感じ。メタルバンドだと、ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードも歌詞詰め込むんだけどね、あっちはミドルテンポの中に詰め込んでる感じだけど、こっちは曲自体が速いからさ。
ヴォーカル/ベースのトム・アラヤが歌詞書いてないっつーのもあるかもしれないけど、めっちゃ歌うのキツイんだよね。リズム感もいるし、どこでブレス入れるとかも。しかもデス声でもないじゃない。NWOBHMの流れをちゃんと汲みつつ叫ぶように歌っているっていう。
デスメタルバンドなんかがカバーしてもなんかイマイチなのはやっぱこのあたりでさ、難しいな、と思うわけ。

で、正直面白半分でこのビデオを観はじめたんだけど、まぁ完コピだってのもあるけど、ボーカルがけっこうしっくりきてんな、と。やっぱリズム感イイよなラッパーは、と。アイス-T流石だな、と。
そういや昔友達に「スレイヤーってボーカルがラップみたいじゃね?」って言われた事あったなーとか思い出したり。その時も「んー...歌詞の量は多いかな。ラップってこたないけど」と答えたけど。
今回、実際にラッパーが歌ってる音源聴くと、ちょっとだけ納得も出来たり。
いや、元々リズム感が素晴らしくて、ロックやメタルにも造詣が深いラッパーが上手い事歌いこなしてるだけなんだけどさ。
あんまりにも完コピで、過去に言われた事とストレートに繋がったんで不思議な気持ちでした。

いや、勿論このカバー自体への感想は、「完コピやがなwww」くらいのもんなんすけどね。

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Ihsahn「Arktis.(遥かなる北極点へ)」

元EMPERORというのはいい加減いいんだろうか?Ihsahnのソロ6thアルバム。
エンペラーは大ファンなのだが、イーサーンのソロはチラッと何曲か聴いただけだったので、ちゃんとアルバムを聴くのは初めて。
一聴して音が明らかに丸く、曲調も爽やかとまでいえてしまえる部分さえあるのにビックリ。
正統派のメタルとプログレ趣味に、多弦ギターのチューンダウンされ、刺々しさの無いサウンドプロダクションも加わり、とても聴きやすい。ボーカルもクリーントーンが多く、エクストリームメタルという範疇からは外れてきている感じ。

で、内容がどうかというと、私的にはそれ程だったんだなぁ...。
なんというか、こういうと語弊があるんだろうけどなんか若々しいというか、まだ照準が定まってない頃のデモテープみたいですらある。多岐に渡る音楽趣味を全部出そうとしているところが微笑ましいとさえ思ってしまう。
とはいえ、70年代ロック〜ハードロック/メタルやプログレ、フュージョン、テクノ、アンビエント、フリージャズ、ノイズなどの趣味は意外と筋が通ったもので、意外性は実はさほど無い。
よく使われる「アーティストとしての成長」みたいにはあまり思えなかったんだよね。EMPERORが最初から凄すぎたんだけどね。最初のレコード16歳の時だもん。

ソロプロジェクトっぽいな、と思うのはソロプロジェクトだから当然なんだけど、本当にそんな感じ。
バンドと別で好きにやってます、というならわかるんだけど、バンド解散後のソロ活動ももう10年以上やってて、6作目にしてはちょっと頂けない。
比較するとしたらデヴィン・ダウンゼンドになるかな?
でもあれ程はぶっ飛んでは無いんだよな。そこはやっぱテクニックや音楽知識の差かもしれないし、変人のデヴィンに比べて、まとも過ぎるのかもしれない。
基本はやっぱリフ、繰り返しなんだけど、そこから離れたい、アヴァンギャルドに行きたい、又はクリーンボイスも大胆に導入してじっくり聴かせられるくらい音楽的にしたい、ってのが両面出てて、両方そこまでかなぁ...っていう。

「あのイーサーンが明るく疾走感のあるフレーズを!?」
とか
「あのイーサーンがこんなLAメタルみたいなリフを!?」
とかを聴き進めながら驚いたり楽しんだりできるくらいにはファンなので(EMPERORの、ではあるけど)最後まで面白く聴けたんだけど、この作品自体がどうかと聴かれれば、とりたてて褒める所はないと思えてしまう。
勿論クオリティは高い、エンペラーらしさが垣間見える曲もある、新味もある、だけど衝撃は無いんだよなぁ。

「あのイーサーンのソロ」と考えると難解なモノを想像してしまうが、むしろとてもわかりやすいと言えると思う。
いわゆる「〜っぽいフレーズ」というのを排除して徹底的にEMPERORたらしめていた時代より、自身の影響をオープンに出しているので、イーサーンのファンには嬉しい驚きはあると思う。

ただ、聴きやすく、ポップになったとも言えるのに、ファン以外に受けるとは思えないんだよなぁ...。

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