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雲田はるこ 「昭和元禄落語心中 1〜8巻」





絶対好きに決まってる、って思っていたものの、スルーしてたのをやっと読んだ。
好きだとは思ってたんですよ。「落語」という、現代においては娯楽でありながらちょっと教養寄りになってしまったものを知れる、というのもあるし、既に評価も高いし。
でもなんか狙いすぎじゃね?とスルーしてたんですよ。
BL漫画家の一般狙い的な感じかなと。
落語とか演歌とか、男社会な上に、芸事の師弟関係という擬似家族関係を結ぶ世界というのは、ゲイ的な目線で見ればいくらでも見られるわけだし、『タイガー&ドラゴン』とかのドラマなんかで落語モノはあったし。

なわけなんで、どーもねー。と。
まぁ絶対面白いに決まってるからある程度、巻を重ねたら一気に、とも思ってたんだけど。

で、読んだけどね、やっぱ面白いよね。
元極道が違う道、それも芸事の道に行き、今度はその道を極めようとするが、一般社会との齟齬があったり、昔のしがらみに絡め取られそうになったり、みたいなやつはそれこそ『タイガー&ドラゴン』はじめたくさんあるし、現実にも音楽業界にはけっこういる。
なので、そこはどうかなー?主人公も師匠もキャラはイイんだけど、と思って1巻を読み終えて、2巻の2話からもう師匠の回想シーンなんですよ。
「長ぇ夜になりそうだ 覚悟しな・・・・・・」
から5巻の第1話まで回想シーンっすよ?主人公一切出てこない。
あのね、そこまでの覚悟は無かったわ、っていう(笑)
ただコレがね、物凄く面白かったんですよ。
で、5巻の2話目から主人公久々に出てきたー、と思ったらもう真打昇進っていう。

なんかね、とても変わったバランスです。
落語を現代人にわかりやすく、漫画として登場人物のキャラも合わせて「お話」として解説するってのが主でもなく、上記したような主人公が起こすドラマが主なわけでもなく。
いや、師匠の回想は超面白いしドラマチックですよ。お互い親に捨てられて、同時に入門したタイプの違うライバル、戦争中に禁止された落語があったり、落語どころじゃない状況で踏ん張り、お互い切磋琢磨し評価されるようになり、そして1人の女を巡って悲劇が・・・みたいな。
勿論、元ヤクザの主人公だから起こることもあります、落語の内容も解りやすく入ってきます。
でもね、なんか不思議なバランス。
なんというか、いわゆる主人公の修行っぽいシーンは無かったのよ。だからといって、天才って感じでもないし。落語も、現代に置き換えて、というのではなく、そのままなんだけど、どうおもしろがるか?みたいな感じの解説なのよ。それを演る人間によってどうなるか?とか。そこら辺はちょっとジャズと重なる部分があって、落語家でジャズ好きとか、ジャズマンで落語好きが多い理由がわかったり。

これからは主人公の事が主になっていって、そこでまたお話が動いていくんだろうけど、なんか不思議な漫画だなぁ・・・。これ、連載なんだよね?掲載誌の『ITAN』ってどんなんなんだろ?見た事ないや。

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Syd Barrett「the madcap laughs」





「俺には解るんだ!」と言ってしまえば、全てが終わってしまうし、そんな感受性豊かブリッコに付き合ってられない。
でも、「解るわー」と問答無用に思ってしまうことはたしかにある。

初期の、プログレッシブではなくサイケデリックだったピンク・フロイドのリーダー。狂ったダイヤモンドことシド・バレット。
そのファーストソロアルバム。
おそらく、ギリギリ作品を作れた時期の最後でしょう。セカンドはシドが自由に弾き語ってるものに無理矢理ベースやドラムをオーヴァーダブしたものらしいし、そのあとは未発表音源集みたいなものだけなので。

ピッキング弱弱しいー、ちょっとギロみたいになってんじゃん。え!?これ途中で終わってね!?、とかピッチおかしくね?とか、この妙に長い何小節かの部分なに?とか、1本調子のボーカルに、無理矢理気味に盛り上げる上モノ、シドとその他のメンツの距離感が果てしなく遠いのにどうにか収めている感じ。
聴けば聴くほど、寒々しく空虚で恐ろしく美しい。
デスメタラーで馬鹿なガキの頃に聴いても、「これはなにかオカシイ・・・」と思って折に触れて聴き返していた作品。

セカンドになるとシドのコントロールが効かなくなって、逆にもうシド以外の人が取り繕い過ぎて普通になってしまっている感じなので、実質これが唯一のソロアルバムだと思うんだよね。そこまでくると素直にアウトサイダーミュージック聴けばいいやってなっちゃうし。

ただ、やっぱりソロではなくピンクフロイドでのものが一番だとも思うんだよな。未発表曲ながらけっこうカバーされてる「Vegetable man」が一番好きだし。狂ったダイヤモンドと、仲間であり、シドが抜けた後も名作をものにする才能のあるメンツの邂逅ってのはやっぱりスリリングですよ。

「Shine on you crezy diamond」聴くかな。泣くよなやっぱ。中途半端な私は、シドにも残されたピンクフロイドにも「解るわー」って思ってしまうのよ。

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V.A. 「悪名」





日本語ラップの名盤。
・・・とされているが、たしか中学生の時に『続・悪名』とまとめてレンタル屋で買って、全く理解できなかった事を思い出す。

今聴いたらどうかな?理解は出来るけど、古臭いって感じになっちゃうかなー?と思いつつ購入。

1曲目のRINOの「もうひとつの世界」がはじまった瞬間、「あれ?普通に超カッコいいな」と思った。アブストラクトなYASっぽいトラックで、RINOのラップもバッチリ。あらー、カッコいいな。と思いながらスッとアルバム最後まで聴けた。
特にラップに時代を感じてしまう事はあるだが、今や名前を聴かなくなってしまった人も当時なりの高水準のモノを見せており、聞き苦しいという事は無い。
しかしやっぱりRINOやZEEBRAはさすがというか、飛びぬけて良い。どっかで流れてたのかミクステか、曲や歌詞を覚えてたりするし、フロウもライミングも、今でも口ずさみたくなる見事さだ。ラッパ我リヤの無骨さも、特に当時は必要な要素だよなぁ。

当時ならではのテンションを見事にパッケージングしていて、収録曲がどうとかではなく、やっぱコレはB−BOYなら全員聴いとくべきものだな。

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Muddy Waters 「Best of Muddy Waters」





エリック・クラプトンに「これ1枚あればいい」と言わしめた名盤。

こういうブルースとかジャズの名盤って昔は、ロックから入った自分にはとてもかったるく、BGMにして掃除はじめちゃったりなんかしてたんだけど、30代に入ってあらためて聴き返してみると染みるねー。
マジでグッタリ何にもしたくなくて、止めちゃった煙草や酒にまた手を出すのもなぁー。うわー、また雨かよ。とか思いながら流してたんだけど、くるねー。

全てがあまりに生々しい、スライドの音の伸びなさ、リズムがよれながらのフレーズの繰り返し、そして激しく悲しいマディの声。全てがブルース。この「至らなさ」っていうか、届かない、コントロールの効かなさみたいなものに、今は涙が出てくる。

最近やっと『The American Folk Blues Festival』の映像とか見てるんだけど、見事に全員アウトローっていうか、犯罪者と狂人たちにしか見えないっていう。マディの若い頃とか超コワいっすよ。最近のラッパーとか目じゃないくらい強面。

1曲1曲どうって分析する感じでもないアルバム全部オールリピートでずっとかけてりゃ良い。
誰だっけ?カート・ヴォガネットだっけか?誰か小説家が
「ブルースは悲しみを癒してはくれない。しかし、悲しみを部屋の隅に押しやってはくれる」
みたいな事を書いてけど、実感する昨今。

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John Scofield 「Uberjam」





ジョンスコさんのジャムバンド物。

って言うほどジャズ詳しくは無いんですが。
というか、ぶっちゃけ私もう5年以上ジャズギター習ってるんですけど、あんまりジャズ好きじゃない・・・。
まぁいくらなんでもそれは語弊があるんだけどね、好きなジャズギタリストは何人もいるし。
でも、昔デスメタルバンドを組んでた時のような情熱でメンバー探しもしないし、普段はヒップホップを聴いている事が一番多い。

ジョン・スコフィールドは何枚か買ったけど(一応、一通り聴いてはみてるんすけどね・・・)、凄いのはわかるが特別好きではない。マイルスとやってる時の映像はたまに観るかなー、くらい。

ジャムバンドってのもそんなに・・・souliveとかトミー・ゲレロとかくらいは聴いたけど、むしろ苦手意識があるくらいで・・・ってなんで俺このCD買ったんだろ?むしろ疑問だわ。苦手なんじゃん。ジョンスコまとめ買いして忘れてたやつか。

と言う事で、『UBER JAM』。評価高いっすよね?確か。だから買ったんだと思うんですけど。
でもうーん・・・やっぱ苦手。
まずもう、ギターの音作りからちょっと変な方向にデジデジで懲りすぎな感じだし、テーマがジャムバンドってことで、ヒップホップ、ドラムンベースなんかも混ぜてきて、ブレイクビーツとか出てきながら進んでいくんだけど、なんか上滑りしているような・・・。
例えば、私も1ヒップホップヘッズとして思うんだけど、少なくともこのCDに入ってるラップ聴いて反応するヒップホップファンはいないと思うのよ。
演奏も、曲もクオリティ高いと思うし、ジョンスコのギターは凄いけど、だからといって、これそんなに良いか?と思ってしまう。
2002年の作品だけど、当時だからといって先鋭的ってわけでもなかっただろうし、嫌な意味で「ジャズっぽい」と思ってしまったなぁ・・・。

ジャズ「ファン」ではないから、とも思うんだけど、「ファン」って事でなんでも受け入れてもしょうがないしね。
私はダメでした。BGMにするには高級すぎるしね。

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V.A. 「CONCRETE GREEN/WHITE CHRISTMAS」





はい、コンクリートグリーン。
これいつのだろ?書いてないや。5の次。

なんといっても神戸薔薇尻の「絶対行ける」でしょう。私はこの一曲の為に買いました。
勿論、いつものSEEDA周辺の人脈がまるっと入ってて悪いハズもなく、いいのだけど、「絶対行ける」一曲の為に買って損は無いと思います。
特に関西人は。私もそうなんですけど、もう泣くよね、正直。

「おばちゃん裁判立たせた挙げ句おれん地元に。 『一丁前男になりや』継げお好み焼き屋。『皆でまた集まりたいんじゃ』子供みたいか?」

「東京までいくらくらいなん?ちゃんとある?ない?貸すで金いるバス代。 『大丈夫』アホやから風邪ひくはずない」

メチャメチャ関西弁、スラング満載、なのにちゃんと韻を踏んでるっていう。超ヒップホップじゃんっていう。
カッコいい曲はいっぱいあるんだけど、ここまで土着的に表現できてる曲ってちょっと他になかなか思いつかない。

BRON-Kの歌う「WHITE CHRISTMAS」からはじまって、STICKY、SIMON、bay4k、TOP、BES、A-THUG、GEEK、鬼などなど、次々と登場する、さすがコンクリートグリーン、良いです。
私は後追いなんだけど、リアルタイムに追っかけられてたらスゲー楽しかっただろうなぁ。



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ルイ・アームストロング「サッチモ・シングス・ディズニー」




甘い題材な分だけ、苦さが際立つ。

なんだかすごくアンビバレンツな気分になるCDでした。
ルイ・アームストロングがジャズの巨人である事は間違いないのだけど、「白人に媚び過ぎ」と現代の人間が思うのも無理は無い、というかいわゆるマイルスみたいな(マイルスも同様の批判があったりするけど)ジャズジャイアンツ達と違ってジャズファンから、なんというか歴史上の偉人みたいな、「あの時代は〜」みたいな文言とセットみたいな、それか「ショーウィンドウに飾ってあるトランペットをずっと眺めている黒人少年にトランペットをプレゼント」みたいなおとぎ話の住人というか。
その存在自体が大きすぎると言うのもあるのだけど、逆に下手すると「だみ声で『この素晴らしき世界』歌う人」みたいな。

で、このCDなんですが、いやー、苦いっす。
ビタースウィートというかスウィートの後ビターキッツいっていう。
全部ディズニーの曲を歌っているんですけど、あのダミ声で歌ってくれてて微笑ましい感じがするんだけど、ソロになった途端もう微笑ましいとか無くなってめちゃシリアスにジャズというかブルースというか。BGMにするには急に耳を持ってかれるっていう。
晩年の録音らしいんだけど、ボーカルもトランペットも凄いわ。天才なんだなこの人、超今更だけど。

いやー、これは。そんなに期待しないで買ったんだけど、油断してたら刺された感じ。凄いわ。

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ライムスター 「グレイゾーン」





ライムスターの『グレイゾーン』。何枚目だ?意外と一番聴いてるかも知れないアルバム。
『リスペクト』は名作だけど、自らがそう位置づけよう志向した感じがあって、重苦しく、力んでいる感じがあって、一時期リピートしまくった後は年に一度も棚から出さない感じになっている。
元々、アーティストのパーソナルな部分の出たアルバムが好きなんだけど、ライムスターだとコレかなー。

『グレイゾーン』の名の通り、パーソナルな部分の出た結果、煮え切らない感じというか、いかにもライムスらしいなーという結論になっている。
ただ、結論これかよ。という感じは確かにある。磯部涼はライムスに厳しい感じはあるけど、批判してた気持ちもわかる(最近古本屋でかったblastに載ってた)。
ドラゴン・アッシュとのことにしても、シュガーヒル・ストリート出演にしろ、表立って向かっていったのは全部ジブラで、いい位置というか、文系サブカル的スタンスというか、スチャダラパーと似ててもそこまでマスな方向に行くわけでもなく・・・・。
なんか、それを「ヒップホップらしくない」と批判する気は毛頭無いんだけど、考えすぎと言うか、嫌われないように気にしすぎな感じは若干感じるし、それはある種のイヤラシさにも思う。

共感しちゃうんすけどね、私なんかは、やっぱ。
キングギドラやブッダブランドは帰国子女感があって距離ありすぎる感じで、結果ライムスに行くっていう。
でも、ここまでキャリアを積み上げてきて、いざパーソナルな内容で、っつって『グレイゾーン』ってのは拍子抜け、ってのは確かになぁ・・・。

以前はかなり共感しながらだったんだけど、今聴くとちょっと批判的になっちゃう部分があったなぁ・・・。好きな曲が多く入ってるアルバムなんで、やっぱたまに聴きたくなるんだけど。

ちなみに内容とは関係ないが、私が持ってるCD。これ、レーベルゲートCD2というやつらしい。
なんだか全てが懐かしいですな。

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楠本マキ 「致死量ドーリス」





コアなファンを強固に持つ作家、楠本マキの1巻完結の漫画。

この人の漫画は昔から好きで、というか、私に声を掛けてくる女性の部屋には大抵この作家の本があって・・・。今はイカツイおっさんになっちゃったけど、昔は女の子に間違われるようなガリガリで長髪だったんだよなー、俺(遠い目)。

まぁそういう、「いくつ?」って訊かれて「中1」とか答えると、お目目をキラキラさせてご飯を奢ってくれるような女性が好きな・・・とかいうと語弊がありすぎますな。
耽美で、ジュネ系というか、そういう括りで語られがちな作家さんですな。

この作家さんの本は全部面白いんですが、その中でもとくにモノローグの威力が抜群な一作だと思うんですよ。
勿論絵も素晴らしいんだけど、主な登場人物は20代前半くらいの男女2人で、なんというかキャラクター重視という感じではない作品。女性の方は相手の嗜好を読み取り、それに成りきるという設定なので、特にそう感じる。色々なキャラの服とか動きの絵を見て楽しむ、という感じではないかな、と。印象的な一枚絵は勿論あるけどね。

それよりとにかくモノローグが、もうここに全部書き出したくなるような、呟きたくなるような、それでいて特殊な用語や極端な言葉を使うでもなく、これが素晴らしい。

「この部屋のエアコンディションは快適だ。」
「すごいよ君 もしあれが もっと さえないチンケな車だったら 撥ねられやしなかったんだろう? だって君には似合わないもの」
「保養所の 規則正しい生活は 悪くなかった。 少なくとも 何かの延期には役立った。」

言葉を選ぶ、連ねるという事の妙を感じる。今こう書き出してみると短歌みたいだ。
漫画としても面白いけどね、モラトリアム満開なので、オッサンになった今の私にはキツイから、ついモノローグばっか読んじゃうわ。

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平山夢明 「独白するユニバーサル横メルカトル」





前に一度書いた気がする・・・・・・・・・・・・・・・・。
よく覚えてないからいいや。

ということで、『独白するユニバーサル横メルカトル』。賞も獲ってる名作ですな。
元々平山夢明は好きだったんだけど、もうとにかくタイトルがカッコよくてさ、本屋で見て一目惚れ。表紙もカッコよくて即購入。
私は「たしか地図にメルカトル技法ってあったな」、とかその程度の知識しかないんだけど、いやー、この言葉の並びは半端じゃなくカッコいいよね。
正直、表題作はこの短編集の中では好きじゃない方なんだけど、タイトルは秀逸としか言いようが無い。

いつも通り、狂った世界で狂った事が起こるんだけど、直接的な目的の為に『怖い話』みたいなタイトルでコンビニに並べられていた時のような作品と比べると、その中でも悲喜交々というか狂った世界でも普通に生活している人々がいるわけで、でもまぁ狂ってるんだけどね。


『ダイナー』も好きだけど、こっちの方が好き・・・・・・前に書いたのは『ダイナー』の方か・・・?
まぁいい。
なんだろ、あっちは長編でこっちは短編集なわけで、3時間ある映画より、その前にやってた予告編集に超面白そうなのあった、みたいな。
さすが、やっぱりどれも映画っぽいんだけど、どれももっと膨らませられそうな所を、短くまとめているような、パイロット版みたいな感じ。期待込みでこっちを読んでしまうし、エッセンスが濃くまとまっているという意味でも良くて、何度もリピートしてしまう。

うーん、そう考えると、本当に名作!って感じの小説はまだ無いのかな?
いや、全部面白いし、『ダイナー』はかなりいい感じだったんだけど。
あ、でもコレも面白いんで、お勧めです。

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