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Alanis Morissette「You Oughta Know」




英語の勉強も一応続けなきゃなぁ、と思いつつ日々の仕事で疲れて中々進まない...という感じですが、和訳付きで洋楽聴くのも一つの勉強やんね!とこれは続けてます。いや、普通にどうせ聞くなら歌詞と和訳見ながらにするかって程度ですが。

そんな感じで雑に「洋楽 和訳」とかでYouTube検索とかしてたら、あーこれ知ってるわっていう懐かしのヒット曲が出てくるんですが、そんな感じで聴いてたらめっちゃいい曲だったので最近よく聞いているこの曲。
Alanis Morissetteっていうと「Ironic」は歌詞も含めて知ってたけど、アルバム『Jagged Little Pill』も持ってたのにこの曲の事は忘れてました。
しかし、いい歌詞ですね。
「Does she know how you told me You'd hold me until you died? Till you died, but you're still alive」
(彼女はあなたが私に言ったことを知ってるの? 死ぬまで抱きしめてくれるって 死ぬまでね  でもあなたはまだ生きてる)
ですよ。一緒に歌いたくなりますね。
なんか改めて聞くとサウンド的にも思いっきりオルタナティブですねぇ、ちょっとラップっぽくリズミックに歌うパートがあったり、90年代って感じですねぇ。いやー、いいなぁ。なんかよく聞いてます、最近。
またこの時のツアーメンバーが凄いのよ。Chris Chaney、Taylor Hawkins、Nick Lashley 、Jesse Tobiasですよ。ねぇ......R.I.P. Taylor Hawkins。↓

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Polyphia「ABC feat. Sophia Black」




一時期から新時代の若手ギタリストとして、ギター動画をyoutubeで検索していると目に付くようになったティム・へンソンがメンバーであるインストゥルメンタル・プログレッシブ・メタルバンドPolyphiaの新曲。けっこう話題になったんで既に聴いた人も多いでしょう。なんせ歌詞がね......。はい、歌ってるのは日米ハーフでトライリンガルのSophia Blackがフィーチャーされている、と。名前くらいしか知らなかったですけどね、私は。調べるとエレクトリック・ソウルみたいな感じか、あんまり聴かないからなぁ。

いやでもこれがね、歌詞が話題になってたからネタとして聴く感じかなーなんて思ってたんですが、良いです。なんか最近何回も聴いてる。
勿論バカテクで、歌の裏で弾いてるフレーズは中々エゲツないんですが、ちゃんとすげーポップなんだよね。それもJ-POPっぽいのよ。サビが分かりやすくしっかりある感じとか。
Sophia Blackもまたいいんですよね。PVとか見るとステレオタイプなSuper Kawaii的な感じも勿論あるんですが、いやー、歌はめっちゃうまいんだけどちゃんとポップというかキッチュな感じが出せてて。
PVもそうだけど歌詞や挿入されるセリフなんかに狙いすぎてる感はあって、そこはやはり若干抵抗はあるんだけど、狙ってやってちゃんと話題になって世間に届いて、そこから私はけっこうハマっちゃってるので、これはウマい事いったなぁ、って感じですね。日本以外でどのくらいうまくいってるのか不明だけど。というか、ギターギーク達はもうティムは知ってるし、Sophia Blackのファンはこの呑気なまでのポップな「あいうえお〜♪」って歌を受け入れるとも思えないから、どこ向け?とは思うけど。
ビッグインジャパン的になるのかなぁ?日本では盛り上がるだろうけどなぁ。

なんにせよ俺は好き。
マレーシアに来て、映画や音楽好きで集まってワイワイやる会を月1くらいでやってるんだけど、次はこれからスタートするかなぁ。微妙に知られてなくて、音楽好きにもカワイイモノが好きな女の子にも受けるいい温度だと思うんだけど。まぁドンズべる可能性もあるわな。
ちなみに前回大ウケしたのはBloodywoodとThe HuとBad Bunny。あとハードコアパンクバンドのライブのモッシュ映像集。

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Zoomgals 「GALS feat.大門弥生 (YAYOI DAIMON)」 大門弥生「Rich or Dead feat.Swervy,あっこゴリラ,なみちえ, C.Holly」 Asian Girls Remix





この『GALS』という曲にメッチャハマって、発表当初からしばらくメチャメチャ聴いていたのでブログに記事を書きたかったのだが忙し過ぎたのと掘ってたらめっちゃ広がってしまったので書けずにいた一曲。うわ、もう1年経ってんじゃん。書けずにいたうちに、なみちえはメンタルの調子を崩し、Marukidoもまた……と思ってたらなんと妊娠を発表。
HipHop関係のメディアだけでは無く、アート、レイシズム、そして近頃頻繁に議論されるジェンダー論に絡めて書かれた優れた記事も多くあるので、今更俺が紹介じみた事を書かんでもいいか、と思ってたんですが、やっぱり書きます。
というのは、最初はZoomgalsに注目していたのが大門弥生に興味が移ったから。こっちはね、意外と「新世代のディーヴァ」的なステレオタイプで終わらされてる感じも多いので。
まずZoomgalsは、やっぱ特殊なんですよ。HipHopのジャーゴンでいう「現場で見ない」メンバーが多いんですよ。ラッパーらしいラッパーはあっこゴリラくらいとvalkneeくらいかな。だから、正直Marukidoも知ってたけどネタキャラとして見てたし、ASOBOiSMやなみちえはOLや芸大生がやる課外活動だと思ってたし、田島ハルコもSSWとして認識してたし。
とはいえ、面白かったんですよ、いきなり。1曲目の「Zoom」から良くて、一気に認識を改めたんです。で、各々のソロをメンバーでft.しあってる曲とか含めて出す曲出す曲全部良かったんですよ。各々バラバラなんだけどグループになってるって一番かっこいいですからね。凄いなって思ってて。
でもこう……なんか嫌な意味でのサブカル感が拭えなかったんですよ、わたしの中で。そんな中で、そこの壁を大門弥生っていうヤンキーが突破していく感じの「GALS」が痛快で。
「みんなやっぱり宮台真司は知ってるんですけど、大門弥生ちゃんだけ『なんでオッサンがGALSのPV撮影におんの?』みたいな感じで」
ってMarukidoが吉田豪のインタビューで言ってましたけど、PV観たら一番絡んでるのとか、なんか色々最高ですよね。みんながギャルの鉄則言ってく中で最後に出てきて
「は?ギャルの鉄則?なんてあるようで無いし好きにやりや」
ですよ。
ある種、身を護る為の仮面(キャラ)としての「ギャル」のグループでいきなりコレかますわけですよ。
「乗り掛かった船の舵切る私がダイモンヤヨイー」

「丸ごと頂き〜!」
ですよ。



で、興味がそっちに移って聴いた『Rich or Dead』がまた最高で。この人ラッパーというわけではないのに、パンチラインが凄過ぎてラッパー食っちゃうんですよね。

「子供はバイリンガルに育てたいの あっそ」
ですよ?最高すぎますよ。
バキバキにアメリカナイズされてて踊れて歌えてラップ出来るのに、大阪のヤンキーネーちゃんなんですよ?格好良過ぎません?「建前わからん 関西人」ですよ?

『ヒールで仁王立ち』でも
「生まれも育ちも 日本だし」
「女は無理とか出来ひんとか 偉そうに言ってたん誰かなぁ?」

ですよ。
もうね、サブカルっ子の私は降参ですよ。
前にビジュアル系の本の感想で書いたけどね、
市川哲史 「私がヴィジュアル系だった頃。」↓
https://fanblogs.jp/gateofdoom/archive/132/0
たくましく広めていくのはヤンキーなんですよ。
久々に衝撃でした。
今更だけど書きましたー。

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Megadeth 「In My Darkest Hour」

定期的に「ハッハー、ビッチ!」が聴きたくなる。
3rdアルバムである「So Far, So Good... So What!」は悪いアルバムでは無いが、名作というほどではなく、私にとっても後半3曲は好きだけどねぇ...くらいの感じ。
アルバムとして通して聴くことはほぼないのだが、この曲は定期的に聴きたくなる。
クリフ・バートンの死の報を受けて歌詞を書き直したと言われており、ただの失恋ソングから更に一段深い絶望を感じる曲になっている。
とはいえ何といっても「ハッハー、ビッチ!」である。ミッドテンポでジックリと絶望や恋しさ、苦しみを歌うが、後半でテンポアップ、強烈なギターソロ、そしてこの吐き捨てっぷり。メタル、大好き。



久々にPV観たらミニインタビューみたいなの入ってたのね。
「I didn't stay on the street long because I don't have any pretentious values in life. I had to start learning music just for the dollar sign.
俺はストリートには長くいなかった、人生に気取った価値観なんて持ってなかったからね。ただ金のために音楽をはじめないといけなかったんだ。」
うん、ムステインらしい。

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The Struts 「Could Have Been Me」



定期的にこういうバンドが現れるイギリスってやっぱさすがって感じてしまった。
明らかな60〜80年代の煌びやかなロック好きっぷりで、最近だとThe Darknessを思い出すようなバンド。やっぱりイギリスのバンドかー、って。
なにより歌詞見て泣けちゃいますよ。

Wrapped in your regret 後悔に包まれて
What a waste of blood and sweat 血と汗を無駄にするなんて

Never look back and say 振り返ってこう言いたくない
Could have been me 俺だったかもなんて


いやー、ねぇ。シンガロングしますよ、そりゃ。

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Ozzy Osbourne「Ordinary Man」

とんと新譜を聴いていない。「アルバム」という概念すら若い世代から消えたといわれる昨今に、まだズレたことを書いている気はするが、まぁ事実だ。勿論、twitterやyoutubeの関連動画で流れてくる曲を聴いたりはしているが、「新譜」、うーんもうなんか懐かしい響きだよ。
ともあれ、オジーの新譜からのタイトルトラック。新譜っつっても半年近く前に出てたのか。Post Maloneにフィーチャーされてて驚いたけど、その良い流れの中でスルッと出来たような、リラックスしつつもテクノロジーと各世代からのリスペクトとオジーの覚悟が感じられるいい作品だ。

御年71歳のオジーの新作は、ハッキリと死を意識した、というか今までの人生を振り返る作りになっている。
先行公開されていた「Under the Graveyard」のPVでも過去の自分の"ロックンロールライフ"とシャロンとの出会いと再生をドラマにして描いていた。



この曲のPVでは、さらにハッキリと、まるで走馬灯を見るがごとく、映画館で自分の人生のドキュメンタリーを観るオジーが写される。バーミンガムでの少年時代からサバスでの成功、ソロキャリア、「オズボーンズ」、家族、歴代ギタリスト、特にランディが映ると目を覆うオジーが痛ましい。
ちょろっと「The Ultimate Sin」のジャケ写が出てくるだけで、画面には1ミリも出てこないジェイク・E・リーの事を思い出してこちらも悲しくなったりするのは置いておいて、良いPVだ。

曲も良い。ピアノメインのロックバラードで、エルトン・ジョンのピアノとスラッシュのギターソロもあって、ちょっとガンズの「November Rain」を思い出した。この手のソロはさすがにバッチリ決めてくるスラッシュ大先生。ドラムがチャド・スミスでベースはダフ・マッケイガンなんだよな。凄いメンツだ。

「The truth is I don't wanna die an ordinary man」

ってサビの歌詞だけど、もうオジーが歌うとただただ泣けますよ。あんたほど普通じゃない男はいないよ。



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ちゃんみな (CHANMINA)「CHOCOLATE」/AYA a.k.a. PANDA 「甘えちゃってSorry」





歳とって丸くなったせいか、今までなら聴かなかった曲も全然聴くようになった。
そんな感じで、昔なら重視しなかったであろう2曲。
まずちゃんみな。BAZOOKA!!! 高校生RAP選手権で有名になったラッパーで、Reiコピーライトマーク︎hiとの1戦はいまだに名勝負として観られ続けている。
興味は無くはなかったが、単純にもう私おっさんだからさ、高校生RAP選手権出身者への抵抗は無くはなかったし、その後youtubeで公開された楽曲も、「あぁ、またキリコの『女ラッパーは必ず歌い出す』か...」と思わなくも無かった。
でも、最新のこの曲は凄くいい。テーマや曲の内容的には乗れないハズのおっさんの私もお気に入りだ。PVも使える人脈総動員って感じで面白く、この曲にかける意気込みを感じる。
トライリンガルというバックグラウンド(この曲だと英語と日本語だけど)も感じられる、それでいて普通に音楽が、特にブラックミュージックが好きな感じがストレートに出ているとてもいい曲でした。
聴く側がストレートに感じてさらっと聴けるようにまとめられてる、ってのが凄いんだよな。



もう1曲はAYA a.k.a. PANDA。
なんかのREMIXだかビートジャックだかで知ってファンになり、「COMA-CHIの次は完全にこの娘やろ!」と思ったのだが、その後、S7ICKCHICKsでの活動がはじまったりしたもののイマイチ「コレ!」って1曲が出ないままな感じ。
で、久々にソロでの新曲が公開されてたので聴いたら、これがまたイイ。



これまたラブソングで、クラブでの夜遊び的な内容なので私には遠い題材なわけですが、イイんだよねぇ。
まぁ元々ファンなんだけど、ソロで最後まで楽しんで聴けた曲は初めてじゃないかな?今までもこのワンバースはイイ!ってのはあったんだけどね。



こうやってまとめられてると凄くイイんだけど、曲単位でってなると中々ね...難しいところなんだろうけど。

今回の曲は、題材も使ってる言葉も特別ではないんだけど、ちゃんと聴かせるっていう貫禄みたいなものまで出てきてるなぁ、凄い。
私の中でこの人、一番「フィメールラッパー」って感じするんだよな。
リリックやフロウとかのテクニックが素晴らしいのは勿論、ちゃんといわゆるヒップホップ界のジャーゴンも使えて、かつ女性目線での切り口が詩にハッキリと出てるってあたりが。
今回の曲でも、「赤く割ったビール」「どれを飲んでもあんま変わんないな」とか、いわゆる「へネシーがどうの」とか「クラブでドンペリ〜」とかと逆の、重要なのは相手の男性であって、この場や酒はさほど重要ではないっていう女性の心理がこうやってサラッと表現できるのが凄いと思うんだよな。
今までで一番関心したのがNEW MONEY【Female REMIX】の
「広げるMarket カリカリのバゲットの上に乗っけて食べちゃうターゲット」
ってので、それは、男ラッパーでは出てこない、たぶん男ラッパーでは様にならないラインだからなんだよね。「カリカリのバゲット」出てこないし言わないよ、うん。最後の吐息交じりのフロウもグッとくるしね。

2曲共に言えるのは、フィーメールラッパーである必然性というか、歌とラップの境界であるとか、RUMIやCOMA-CHIが模索していた部分を自然にやっちゃう世代なんだなぁ、という事。
詩の内容にせよ、フロウやメロディにせよ、次世代感あるなぁと思っちゃうね。
男勝りでもフェミニンでもビッチでもサブカルでもない、そういうキャラクターを必要としない普通な感じ。
高ぶりゃ歌うだろうし、細かく伝えたきゃラップする、激高すれば叫ぶだろう。

最新の流行は勿論チェックしているだろうがいわゆるトラップとか最先端のフロウとかそういうのではなく、冬や年末に発売されがちな、ベタなくらいの曲調かも知れないんだけど、聴いていて心地よくて、最近よく聴いてる。

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Senshi 「Righteous Fighter」





セルビアのラウドロックバンドらしい。
戦士、ですよ。最初に上げたPVが「Musical Warriors」って曲ですよ。
バンドロゴは鎧兜。
三味線をサンプリングし、日本人ラッパーがfeat.、もうね、いきなりお腹いっぱい。
まだ新しいバンドっぽいんで紹介しますけど、すぐ話題になるんだろうなぁ。つーかもうなりつつあるし。



こっちは和太鼓がフィーチャーされてますね。今のところその2つのPVが公開中。こっちはファイターか。
ボーカルはアニメーションやビデオゲームを作る仕事が本業らしく、さすがクオリティ高いです。
twitterも日本語でやってたり、音源の売り上げを全て日本ツアーにブッ込むつもりだったり、本当に日本大好きなバンドです。

やはりそういうバンドは応援したくなるもんですが、それだけではなく、音楽的にもけっこう面白いです。
基本的には普通のラウドロックですし、日本風味の入れ方も驚くほどではないし、演奏が特別上手いわけでもない。
ただ、セルビアという国にはあまり明るくないのですが、中東風(正確には南東ヨーロッパでしたが)のメロディーや、ラガマフィンぽかったりする馴染みの薄い譜割りのボーカルが特徴的で、意外と最後まで聴くともう1回聴きたくはなるんだよね。

Queen、Styxなんかをはじめ、一昔前ならPleymoとか、最近だとRise of the NorthstarやWhisperedか。日本が好きなバンドって定期的に出てくるよね。
まぁでも『デスメタルアフリカ』に出てきたバンドとかが一番近いかなぁ。
面白いバンドだと思うし、応援はしたいですね。

インタビュー↓見つけた
http://digxdigxdig.blog.fc2.com/blog-entry-656.html

ツイッター↓
https://twitter.com/senshitheband



Bob Dylan 「Mr. Tambourine Man (Live at the Newport Folk Festival. 1964)」





なんとなく好きになれないまま来てしまったビッグネームというのがいくつもある。
そのひとつがこのボブ・ディラン。
去年、歌手としては初めてノーベル文学賞を受賞したことでも話題になった。

みうらじゅんの『アイデン&ティティ』とか大好きなんだけど、なんでこの世代の人がこんなに影響を受けているのかがよく理解できないというか。
そりゃ、そこかしこの本や映画で引用されるディランの詩は素晴らしいし、「ライク・ア・ローリング・ストーン」も「Forever Young」も「風に吹かれて」も知ってるし名曲ですよ。「天国への扉」はコピーもした。

でもこう、ファンって感じにはならなかったんだよねぇ。むしろ年取ってきてThe Bandはドンドン好きになってきてるんだけどね。

フォークシンガーってものにあんまり馴染みが無いんだろうなぁ。SIONくらいだもんな、大ファンだっていえるのは。シオンはもうむしろ吟遊詩人って感じの受け取り方だし。

とはいえ、これだけ評価されてるんだから・・・って思って、定期的に買ったり動画見たりしてるのよ。今回もノーベル賞の事で話題になったから、いい機会なんでyoutube漁ってたの。
そしたら↓


これが妙にツボに入ってね。

なんだろう、大道芸人感。
結局ね、芸術じゃなくて芸能だ、って事をどっか頭の隅っこにでも置いてないと、ミュージシャンは駄目だと思うんですよ。クラシックは例外としても。
なかなかそのニュアンスは伝わらないし、ファンはミュージシャンを高いところに置こうとするし、ミュージシャンは勘違いしていく。

なんかこの動画の姿に、ブルースミュージシャンの持つ土着的な感じとはまた別の、大道芸人(あくまで比喩表現ね)として転々としながら詩を歌っていく感じを強く受けてさ。
それはそれで素晴らしいな、と。
はじめてファンになったかも。



Coaltar of the deepers 「Joyride」





大槻ケンヂの特撮への参加で広く知られているNARASAKIが率いるバンド、COALTAR OF THE DEEPERS。
そのディーパーズの『NO THANK YOU』ってアルバムの中の曲。リードトラックかな。
なんかたまにフッと口ずさんでしまう。

このバンドは基本シューゲイザーなんだけど、さすが元々「臨終懺悔」なんて名前のハードコアバンドでキャリアをはじめただけの事はあるNARASAKIの、ハードコアやデスメタルの成分がふんだんに入った音作りが特徴的です。
またNARASAKIは自身でボーカルもとっており、猫なで声からデスボイスまでこなす幅広さを見せている。
現在の姿からも解るとおり、音楽プロデューサーとしての面も持っており、プログラミングもこなすため、ドラム以外はほぼNARASAKIだと言っていいと思う。

現在は多方面で活躍されているので勿論素晴らしいミュージシャンだと思うが、バンドという事になるとその器用さが仇になったというか、良くも悪くもだよなぁと思わされる。
同じような出自で、同じような経緯を辿っているバンドにDeftonesがいるが、チノ・モレノの妖艶ボイスを中心にアンサンブルをし、方向性が決まってからはある種その一芸のみに磨きをかけている感じとは対照的だ。

でもこの曲はスゲー好き。



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