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Zoomgals 「GALS feat.大門弥生 (YAYOI DAIMON)」 大門弥生「Rich or Dead feat.Swervy,あっこゴリラ,なみちえ, C.Holly」 Asian Girls Remix





この『GALS』という曲にメッチャハマって、発表当初からしばらくメチャメチャ聴いていたのでブログに記事を書きたかったのだが忙し過ぎたのと掘ってたらめっちゃ広がってしまったので書けずにいた一曲。うわ、もう1年経ってんじゃん。書けずにいたうちに、なみちえはメンタルの調子を崩し、Marukidoもまた……と思ってたらなんと妊娠を発表。
HipHop関係のメディアだけでは無く、アート、レイシズム、そして近頃頻繁に議論されるジェンダー論に絡めて書かれた優れた記事も多くあるので、今更俺が紹介じみた事を書かんでもいいか、と思ってたんですが、やっぱり書きます。
というのは、最初はZoomgalsに注目していたのが大門弥生に興味が移ったから。こっちはね、意外と「新世代のディーヴァ」的なステレオタイプで終わらされてる感じも多いので。
まずZoomgalsは、やっぱ特殊なんですよ。HipHopのジャーゴンでいう「現場で見ない」メンバーが多いんですよ。ラッパーらしいラッパーはあっこゴリラくらいとvalkneeくらいかな。だから、正直Marukidoも知ってたけどネタキャラとして見てたし、ASOBOiSMやなみちえはOLや芸大生がやる課外活動だと思ってたし、田島ハルコもSSWとして認識してたし。
とはいえ、面白かったんですよ、いきなり。1曲目の「Zoom」から良くて、一気に認識を改めたんです。で、各々のソロをメンバーでft.しあってる曲とか含めて出す曲出す曲全部良かったんですよ。各々バラバラなんだけどグループになってるって一番かっこいいですからね。凄いなって思ってて。
でもこう……なんか嫌な意味でのサブカル感が拭えなかったんですよ、わたしの中で。そんな中で、そこの壁を大門弥生っていうヤンキーが突破していく感じの「GALS」が痛快で。
「みんなやっぱり宮台真司は知ってるんですけど、大門弥生ちゃんだけ『なんでオッサンがGALSのPV撮影におんの?』みたいな感じで」
ってMarukidoが吉田豪のインタビューで言ってましたけど、PV観たら一番絡んでるのとか、なんか色々最高ですよね。みんながギャルの鉄則言ってく中で最後に出てきて
「は?ギャルの鉄則?なんてあるようで無いし好きにやりや」
ですよ。
ある種、身を護る為の仮面(キャラ)としての「ギャル」のグループでいきなりコレかますわけですよ。
「乗り掛かった船の舵切る私がダイモンヤヨイー」

「丸ごと頂き〜!」
ですよ。



で、興味がそっちに移って聴いた『Rich or Dead』がまた最高で。この人ラッパーというわけではないのに、パンチラインが凄過ぎてラッパー食っちゃうんですよね。

「子供はバイリンガルに育てたいの あっそ」
ですよ?最高すぎますよ。
バキバキにアメリカナイズされてて踊れて歌えてラップ出来るのに、大阪のヤンキーネーちゃんなんですよ?格好良過ぎません?「建前わからん 関西人」ですよ?

『ヒールで仁王立ち』でも
「生まれも育ちも 日本だし」
「女は無理とか出来ひんとか 偉そうに言ってたん誰かなぁ?」

ですよ。
もうね、サブカルっ子の私は降参ですよ。
前にビジュアル系の本の感想で書いたけどね、
市川哲史 「私がヴィジュアル系だった頃。」↓
https://fanblogs.jp/gateofdoom/archive/132/0
たくましく広めていくのはヤンキーなんですよ。
久々に衝撃でした。
今更だけど書きましたー。

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