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「伊集院光のでぃーぶいでぃー ~夢にときめけ仲間を疑え 草野球芸人対抗連係プレー選手権の巻」





これも前評判が高く、期待して最後まで残していたんだけど、あれー?ってなったんだよね。

これも『裸フィッシング』と同じく、以前伊集院が他番組でやっていた(月刊イジューインだったかな?)「筋書きのある野球をやろう!」の延長線上にある企画だと思うんだけど、なんか私は乗れなかった。

まず野球がそんなに好きじゃないからかな?
「筋書きのある野球をやろう!」もあんまり記憶に残っていないけど、まぁ予算が無いからグダグダになったんだろう、みたいな感想だったような・・・ブルーマウンテンのジョンコリンズっていうインパクトの強い名前の若手だけ覚えてるけど、たしかもう廃業したんだよな。

なんか根本的に、「草野球だったら、そんなにダブルプレーとか決まらないんじゃん?しかもGO君足速いし」っていう疑問が頭にあってさ。
別にゲーム性や心理戦抜きにしても可能性は低いんじゃないかな?と思っちゃうんだよ。
実際、GO君の俊足が無ければ・・・って場面もあったし。

これ、成り立ってるのかなぁ?って。

そんな感じでモヤモヤしたまま普通に終わっちゃった。
コメンタリーというか、感想戦みたいなやつを足したバージョンもあるんだけど、それで観てもイマイチ。

野球好きだったらもっと楽しめたのかな?

それともやっぱり、俺が疲れすぎてるんだろうか?

あ、そういやシンキングタイムの音楽がフリースタイルダンジョンの審査の時の音楽と同じでちょっと笑っちゃったな。あれ、フリー音源なのかな?

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「伊集院光のばらえてぃー 裸・裸・裸フィッシングの巻」




このシリーズもあと2本。
いまだにBDプレイヤーを買っていないんだけど、次のシリーズ観る為にいいかげん買わないとかなぁ・・・。

さておき、今回は『裸・裸・裸フィッシングの巻』というわけで、以前にもやった企画『裸☆フィッシング!』の増強版みたいな内容。けっこう評判もよく、期待して観たんだけど、なーんか・・・。

泥酔ドミノは最終的に上手い事着地したけど、やっぱり最初のインパクトには勝てないよなぁ、と思い知らされる。前回は田代のゲロなんて凄いハプニングもあったりのかなりの良回で何度か観た記憶があるんだけど、今回は逆の意味で何度も観てしまったほど印象に残らない。

ここ2ヶ月くらい新しい職場で初めて正社員として働く日々の中だったので、あんまり腰を据えて観られてないからかな?とも思ったけど、そんなにしっかり向き合って観るもんでもないよな、とも思ったり。バラエティだからね。
何度も観てるんだけど、やっぱりずっと集中できるほど面白くないんだよな。

とりあえず、なんかシンプルでバカバカしかった筈のルールが人が増えたせいか面倒になり(基本はそりゃ野球拳+釣りなんだけど)、それも途中でコロコロ変わっていき、結局最後は皆で全裸(女子は水着)で釣り、ってのがね・・・。
途中からは、全くもってゲーム性を感じなくなって、いつものメンバーとのおふざけ釣り番組って感じになっちゃうし、それも結局みんな全裸で、三田寺ちゃんマジ嫌がりってのがさぁ、なんか伊集院のダメな部分が凝縮されちゃったような身内ノリに見えちゃうんだよねぇ・・・。
船の上って逃げ場の無い状況で、おっさんのチンコ見せられるのなんてそりゃ嫌だろうよ・・・正直笑えないわ。いまだにそんなメンタリティかよって。
「ステージで変な格好して、ワーとか叫んでフロア降りて、女子にキャーとか言って逃げられるのが唯一のコミュニケーションで、快感だった」
なんていう、高校時代の大槻ケンヂレベルだよ。しかも、自分の番組によんだ同じ事務所の売れないアイドル相手って。
そういう意味では田代さやかは立派だったけどな。
私、信者って言ってもいいくらい伊集院ファンなんですけどね・・・今回はダメでした。
私はこのメンバーのファンにもなっちゃってるから、このDVDも面白くなくはないんだけどねぇ。
面白いと思ってやってる本体のゲームとか罰ゲーム部分が全然ダメってなっちゃうとね。

これなら、普通にダラダラ喋りながら釣りしてるメンバーを2時間観てる方が私は楽しいわ。
さすがの小峠も今回はリザーバー役って事でどうにもなんなかったね。

評価は高いんだよなぁ・・・俺が変なのかな?疲れてるのかな?さっき書いた事はいちゃもんなのか?

ぶっちゃけ、次に記事書こうと思ってる、同じく評価の高い『夢にときめけ仲間を疑え 草野球芸人対抗連係プレー選手権の巻』も、俺ダメだったんだよねぇ・・・。

疲れているのか、俺は?

追記
今アマゾンのプライムビデオとか色々な所で観れるのね。ブルーレイプレイヤー買おうかなーとか書いてたけど、結局買わないまま配信の時代になっちゃったよ。

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裸・裸・裸フィッシングの巻




「伊集院光のばらえてぃーぷらす おぼえておぼえて6ヶ月の巻」





ずっと観てるこのシリーズだけど、Amazonなんかで見ると、中古価格がだいぶバラけている。
だからといって高いほうが面白いとか言うわけではないんだろうけど、なんか高い方のこの作品。

既にテレビで観ていたので、「あぁ、あれか」という感じで後回しにしていた。
いわゆる、超頑張らせた上でスカすやり方で終わっていたんだけど、その後もずいぶんと進めていたという、DVD独自企画。

タイトル通り、色んなことを覚えさせ、その最中にいつもの通り邪魔や変な映像なんかも盛り込み、結果、覚えさせただけでクイズも何もやりませんよ、というのがテレビ放送分。

その後、「だってお前らクイズやりたいっていってたじゃん」と1ヶ月にいきなり再度集められてクイズ。
そして、そこで負け残った2人が更に5ヵ月後に対決、という流れ。

最初のを6ヵ月後まで覚える、ということではなく、最後の対決は違うお題を与えられるので、本当に思いつきで延長していった印象。
スポンサーや協力企業が徐々に増え、それに関わるクイズになったりする感じ。

最初に覚えた事をずっと覚えてなきゃいけないわけではないので、あんまり6ヶ月っていう期間に意味は無いし、罰ゲームも嫌だろうけどとってつけたようなものなので、今までほどシリアスな感じも無い。

元々はテレビ放送初回で、出演者紹介のような企画だったので、そこからそんなにぶっ飛んだ方向に行きようも無いんだけど、正直行き当たりバッタリ感は否めない。

ただ、じゃあ面白くないかというと、けっこう面白い。
出演者紹介を、いつもの伊集院の悪ふざけを交えながらやっていくので各々のネタや特徴がわかるし、最後に入る唐突な女子会もけっこう楽しく観れた。

あんまり企画(実験)も、罰ゲームのシリアスさも無い、ある種普通に楽しめる作品でした。
「楽しく観れる」って感じですね。

以前書いたこのシリーズの感想↓
「伊集院光のばらえてぃーぷらす ランナーズハイでわっはっはの巻」
https://fanblogs.jp/gateofdoom/archive/397/0
「伊集院光のばらえてぃー だるまさんが動いたらみんなバラバラの巻」
https://fanblogs.jp/gateofdoom/archive/596/0
「伊集院光のばらえてぃー 体内時計でぴったんこの巻」
https://fanblogs.jp/gateofdoom/archive/418/0
「伊集院光のばらえてぃー 酩酊ドミノ ハイパーの巻」
https://fanblogs.jp/gateofdoom/archive/417/0
「伊集院光のばらえてぃー ノンアルコールドミノ毒入りの巻」
https://fanblogs.jp/gateofdoom/archive/608/0
伊集院光のばらえてぃーぷらす 本当は怖い話だった話の巻」
https://fanblogs.jp/gateofdoom/archive/398/0

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「伊集院光のばらえてぃー ラジオの魅力に迫りまSHOW!〜投稿しNIGHT〜の巻」





このシリーズもあと3本。けっこう観たな。

今回は本職ともいえるラジオをネタにしたもの。
ちなみに、今やメイプル超合金で大人気になった安藤なつが、前のコンビぷち観音で出ている。

1つ目の企画は、簡単にいえば大喜利なのだけど、選ぶのが77歳のめいどのみやげ、ティーチャ(でも芸暦3年目)という事で、選ばれるように、となると別の難しさが出てくる。
普通に大喜利として面白いもの、おじいちゃんとはいえ芸人狙い、そして単におじいちゃん狙い。この3つがまた入り乱れるわけです。

キチンと考える時間が合ったからか、大喜利としてはなかなか粒ぞろいな回答で楽しめるが、大人数が出てる割には、フィーチャーされるのが1人ずつなので、発表している芸人以外は暇そうだな、と余計なお世話な事を思ってしまう。
ティーチャが何を選ぶか、というの自体はそんなにね、何でもありえるから。

次は19歳のアイドルが何を選ぶか、というもの。
今度はティーンの女子からの相談、という設定でオッサン芸人や30過ぎた女芸人、20歳の三田寺理沙が挑む。
声が似てる似てる言われていた伊集院の、はまり過ぎてるマツコのコスプレが見もの。その他のオッサン芸人も女装するのだが、ここでもやはり小峠の芸人っぷりが炸裂。

これも、芸人として面白くするのか、結果を残す為に採用されるようにリアルにいくのか、それが自然にズレて面白くなるのか、そんな感じ。
ぷち観音松原の本気か狙ってるのかわからない90年代フレーバーや、2本のうち1本ではやってやると決めていたであろう小峠のぶっ飛びっぷり、そして伊集院の本気っぷりが光る。
オッサン芸人の思うティーンの相談っていうお題なのでそれなりには面白いが、同じく1人ずつの発表はなんとなく無駄な感じ。

ガチった伊集院の勝ちってオチも含めて、まぁまぁ、かな。
単調さを避ける為にチョコチョコ入れる伊集院の変なDJキャラとかも、よくある感じだし。
ラジオのネタが読まれるまでの流れとかが理解できるし、あの伊集院がやる擬似ラジオ企画って事でやっぱり興味深くはあるんだけど、そんなに面白くはなかったかなぁ。
まぁゆったりのんびり観れます。

以前書いたこのシリーズの感想↓
「伊集院光のばらえてぃーぷらす ランナーズハイでわっはっはの巻」
https://fanblogs.jp/gateofdoom/archive/397/0
「伊集院光のばらえてぃー だるまさんが動いたらみんなバラバラの巻」
https://fanblogs.jp/gateofdoom/archive/596/0
「伊集院光のばらえてぃー 体内時計でぴったんこの巻」
https://fanblogs.jp/gateofdoom/archive/418/0
「伊集院光のばらえてぃー 酩酊ドミノ ハイパーの巻」
https://fanblogs.jp/gateofdoom/archive/417/0
「伊集院光のばらえてぃー ノンアルコールドミノ毒入りの巻」
https://fanblogs.jp/gateofdoom/archive/608/0

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「伊集院光のばらえてぃー ノンアルコールドミノ毒入りの巻」





もし、私と同じように
「最初の『酩酊ドミノ』は面白かったけど、『〜ハイパー』はイマイチだったし、もうドミノシリーズいいよ・・・」
とスルーしてた人、大間違い。絶対観た方がいい。
しかも、レビューを一切見ないで。

ということで、今回は感想は白字でいきます。観てから読んで!


まさかの号泣。

いやー、ドミノシリーズもういいや、って思ってスルーしてたんだよね。
今回は安く見つけたから買っただけ。全然期待してなかった。

それがこんな事になるとは・・・。
初代の『伊集院光のばんぐみ』放送時から観てた人には感慨深いよ〜。私もそうなんだけどさぁ、もう泣けちゃって。

今回は「ノンアルコールドミノ」と「ノンアルコールドミノ ハイパー」の2本立てになってるんだけど、正直、「ノンアルコールドミノ」の方は、まぁこんなもん、って感じ。
イロイロやってたゲーム(実験)を組み合わせたらさらに味わい深くなるかと思いきや、ルールが複雑化した分なんかおもしろさが散っちゃった感じ。
メンツが安定の定番メンバー+実力派芸人のバイきんぐ小峠なので、それなりに面白くはなるんだけど、この番組のシステムにもドミノにも慣れてきた感じで、上手く行き過ぎたというか、なんか小さくまとまっちゃってる。
オーディオコメンタリーで感想戦があるので、そこを含めて及第点かな。

「ノンアルコールドミノ ハイパー」も最初は、「こんなもんか、しかももっとメンツ増えたよ・・・」と思ってたら、急に大逆転。
今度は新レギュラーメンバーが大量に合流したのに、最終的にまた偶然ドミノの初期メンバー+器用な新メンバーというメンツに絞られ、それが故に「もう、ずっとやってきた皆を信じよう」という流れでひとつになり、結果成功・・・。
頑張って我慢して顔戻してたけどさ、ぶっちゃあが最後のドミノ並べる時に、伊集院も泣きそうになって顔クシャクシャだったもんね。
そこで私も号泣よ。
けっこう今まではさ、本当にずっとドミノを完成させようとしてたぶっちゃあをさ、芸人に徹せられない(もしくは逆に徹しすぎる)、めんどくさいおっさんみたいな感じに思ってたわけ。「ドミノ完成したら売れる」ってなんだよ、いつまでも引っ張るほどおもしろくねぇよ、くらいに思ってたわけ。
「こんなことされたら完成させられるわけねーじゃねーか!この悪魔!伊集院のクソ野郎!」でいいわけ、ラストは、芸人的には。
それがさ、そのぶっちゃあと、最初のドミノから一緒の、芸人ではないので一生懸命ドミノをやる田代さやかを中心に、その「本気で完成させよう」ってのが広がってきて、どんだけでかいミスをしようがもう誰も疑わない、みんなで頑張ろう、みたいになっていって、偶然新メンバーが器用だったからドミノも進んで、ついに完成ですよ。
キレーにドミノも倒れてね。
もう、いいもん観たとしか言えないよ。

前回、この番組には小峠浮いてる、って思ったけど、凄いわ。
そりゃネタで日本一になって、ドッキリでも日本一になるわ。
作ってても作らなくても日本一ってことだもんなぁ。
芸人らしい動きも出来て、マジにやっても器用にこなすっていう。

いやー、本当に、ノーマークでスルーし過ぎてレビューも見てなくてよかった、って本当に思ったよ。
そして、この感動は最初から全部観てないとありえないと思うから、それも本当によかった。
5年っていう時間の感じもいいんだよな。これだけ観たら、3時間×2で6時間で、芸人がドミノやって完成して、喜んで終わり?は?って思うと思うもの。
それこそ「こんなことされたら完成させられるわけねーじゃねーか!この悪魔!伊集院のクソ野郎!」だろ、ラストは、って思ったかも。

本当に実験的なドキュメンタリー的番組だからこそ、こういうこともあり得る。それが5年目についに出たっていう・・・。
凄い。
本当に伊集院の、この番組のファンでよかった。
前に書いたかな?
なんかもう、シットコム感覚なんだよね。この番組のメンバーみんながなんかやってればもうなんでも観れちゃうっていうくらいファン。
その弊害で、普段テレビ見ないから、私の中で田代さやかと三田寺理紗ってトップアイドル感覚なんだよな。この前wiki見て内容の少なさにビビッたわ。
だから冷静な評価ではないとは思うけどね。
でも、最初から全部観てれば絶対感動するって!
必見!
ドミノシリーズを最初から順番に!
あ!『だるまさんが動いたらみんなバラバラの巻』も!
つーか全部!本当に集大成って感じだから、このシリーズのファンであればあるほど面白いよ!


以前書いたこのシリーズの感想↓
「伊集院光のばらえてぃーぷらす ランナーズハイでわっはっはの巻」
https://fanblogs.jp/gateofdoom/archive/397/0
「伊集院光のばらえてぃー だるまさんが動いたらみんなバラバラの巻」
https://fanblogs.jp/gateofdoom/archive/596/0
「伊集院光のばらえてぃー 体内時計でぴったんこの巻」
https://fanblogs.jp/gateofdoom/archive/418/0
「伊集院光のばらえてぃー 酩酊ドミノ ハイパーの巻」
https://fanblogs.jp/gateofdoom/archive/417/0

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「伊集院光のばらえてぃー だるまさんが動いたらみんなバラバラの巻」





「伊集院光のばんぐみ」から続く、伊集院光が制作する番組のDVD。

今回は強化版「真剣じゃんけん」とも思えるゲーム。
面白かった。
が、
これは初見の人には厳しいかもな、とも思った。

最初に『伊集院光のばんぐみ』がはじまった時ですら、先に伊集院光のラジオで「今度やる番組に出てくれる事になった若手の誰々が凄くてさ〜」という話を聞いていた上で私は観ていた。「凄い女芸人が同じ事務所にまだいた」という煽りがあった上での現たんぽぽの2人をはじめて見た時のインパクト。ラジオには出ていたがテレビではじめて見た桐畑トール。若手とはいえない年齢になり、コンビ解散なども経験した上でのレギュラー抜擢に歓喜し、伊集院のイタズラによってそれが無しになるかもしれないというのがどこまで本気かわからない中での緊張感のある企画。
それでも正直、「バラエティーではなくドキュメンタリーであり、実験」と伊集院本人が言うように、実験的な番組であった為に全然おもしろいと思えない回もあった。

今回は、名作「真剣じゃんけん」の香りのする企画なので期待していたのだけど、初見として考えると、50分ほど何も起きないのだ。
勿論、これが新シリーズ1発目でレギュラー陣の顔見せという意味も含んでいるが故だというのもわかるし、ラジオリスナーではない人への、いわゆる「黒伊集院」の理解もしてもらわなければいけないのだろう。
私はもう皆のファンになっているのでシットコムを観る時みたいに感じて、全然楽しく観ていたのだけど、初見だとさすがに長く感じるよな、と思った。
そこから事態がドンドン動いていく様はやはり面白いのだけど、その前に脱落する人もいそう。


今回で特に思ったのが、初参加のバイきんぐ小峠の、後のドッキリ王の片鱗がうかがえる堂々たる芸人っぷり。それが素晴らしい、と思うと同時に考えてしまうこの番組の特殊さ。
芸人としてリアクションをしなければいけないが、そこに徹しきれないギリギリの部分。未成熟な売れていない若手芸人の虚実皮膜の部分のおもしろさを感じている所だ。

近いのは、「裏笑い」というやつだろう。
芸人は熱湯風呂が熱くなくても「熱い!」と飛び出して氷を体に擦りつけまくる。では、お湯が温かったらどういうリアクションをするのか?今ではそういうコンセプトのドッキリもそう珍しいものではなくなったが、この当時はまだ珍しかった。
いわゆる「裏笑い」というやつが表に出てきた状態。
簡単にいうとオードリーの漫才だ。
「こうツッコむ」という基本を皆が認識している上でしか成立しない漫才。売れる前には先輩がわざと過剰に笑いながら「あれ裏だな」とバカにしていた、というエピソードが解りやすい。

前シリーズ経験者にしたら、負けたら本当に休まされる。しかし、実は企画によって呼ぶ人を選んでいるだけで、そこまで支障はない、しかし勝った方が出られる確率は高い。そして芸人として出来る部分も見せたい、というジレンマ。

対して小峠の、「俺はブレないっすよ」からの事態が動くと同時のブチ切れまくりリアクション。あげく匿名のはずが名のる。というメンバーの中で唯一やっている「芸人らしい」動き。
それが、後の小峠のブレイクを予感させ、同時に芸人としての能力の高さを示すものである事は間違いない。そして、それがこの番組の本質を見抜いた上での事だというのも見て取れる。

それが、今回かなりギリギリだったなぁ、という感じ。
あくまで伊集院光の番組内では、という事で言えば、だ。

前シリーズで、ベテラン芸人がピンポイントでしか登用されないのはその辺りだと思うのだ。
あくまで芸人たろうとするX-GUN、芸人らしい壊れっぷりのぶっちゃあ。
逆に重宝されたのが意外な名脇役っぷりのつぶやきシロー。

そう考えていくと、小峠は素晴らしいが、この番組にフィットするには芸人としての能力が高すぎるかも、そして結果を残そうとする若手特有のギラギラ感を抑えて脇に回れるほどには、枯れていないかったな、と。
そういう意味では、芸人としてはどうかと思うが、田代32ってこの番組には完璧に必要だよな、と思う。もう廃業してしまったが、前シリーズでのサードメン高橋とかも。

今回はそういう意味でギリギリだったなぁ、と。
今回はギリギリ面白かった。

でも、時間の都合かちょっと駆け足になってる感じはあるし、『真剣じゃんけん』のDVDのように後日談とか、個人インタビューはもうちょっと欲しかったな。特典映像でもいいから。
結果発表!はい終わりー!では寂しいよね。

あとは唯一平和だった三田寺理紗が、キチンと状況分析が出来ている感じも良かったな。ちゃんと出来る子じゃんか、って。

番組も飛び飛びで観てて、今やDVDがいっぱい出でてるから時系列はよくわからなくなってるけど、「伊集院光のばらえてぃ〜」の名の今シリーズって他はどうだったかな?
既に観た『酩酊ドミノ ハイパー』は失敗に思えたんだよな。前シリーズの『酩酊ドミノ』と比べればわかると思うんだけど。

ちなみに書いた『伊集院光のばらえてぃー 酩酊ドミノ ハイパーの巻』の感想↓
https://fanblogs.jp/gateofdoom/archive/417/0
『伊集院光のばらえてぃー 体内時計でぴったんこの巻』↓
https://fanblogs.jp/gateofdoom/archive/418/0
『伊集院光のばらえてぃーぷらす ランナーズハイでわっはっはの巻』↓
https://fanblogs.jp/gateofdoom/archive/397/0

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「ハウス・オブ・カード 野望の階段 シーズン4」





暇に飽かせてシーズン4も一気観しました。
一応、いまのところ最新シーズンなのでネタバレ無しでいきます。

クオリティは物凄く高いし、面白いといえば面白いけど、なーんか・・・という感想だったシーズン3までですが、ここに来てドラマとして面白くなってきました。
壮大なネタ振りからの一気に面白く、って感じではなく、どうしようもなくなって在庫全部出した、という感じも無きにしも非ずですが、ドラマ的には単純に一番盛り上がりました。

前に書いた感想はココ↓
「ハウス・オブ・カード 野望の階段 SEASON 1」
https://fanblogs.jp/gateofdoom/archive/389/0
「ハウス・オブ・カード 野望の階段 シーズン2 」
https://fanblogs.jp/gateofdoom/archive/393/0
「ハウス・オブ・カード 野望の階段 シーズン3」
https://fanblogs.jp/gateofdoom/archive/588/0


「長いな、大統領選・・・でもこれが一番の見所なんだし・・・」と思っていたらフランクに大事件発生。
そこから、もう過去に出てきた人みんな出てきて、懐かしいやらなんやら。そしてついにフランクの悪事が暴かれるかも・・・。一時危うかったクレアとは共同戦線を張り、いなくなったキャラクターもいろんな事情で復活し・・・・。

という感じ。

シーズン4までくるとこういうことが出来るよね、って。まぁ盛り上がりますよ、オールスターみたいな感じで。大事件も起こるし、党大会っていうお祭り感溢れるものもあり、その裏でフランクの悪事を暴くために動く者もいる。いろんなところで摩擦が起こり、身内でさえ気が抜けない。
本当にいままでの事をギューッとまとめた感じ。
起こる事の規模が大きいので、交渉などの会話劇との緩急もつけられていて、ワンシーズン通しで観たときに、一番ワクワクして観られた。

ただ、やっぱり上手くいかないので在庫一掃、デッカク事を起こそう、って感じも否めない。流石の力量でバランスをとっているので、ちゃんと面白くて破綻していないように観えるけど。
次のシーズンから企画、そして多くの脚本を書いていたショーランナー、つまり製作現場のボスがその立場を外れる、というのもなんか邪推してしまうなぁ。
やっぱ思ったほど上手くいかなくて、やってきた事を総決算して次に渡そう的な。
シーズン5はあさって配信らしいけど、その次はあるのかなぁ・・・?なさそうな感じがするんだよね。

期待が膨らみ過ぎて、もう追いつけない感じになってただけなのかね?面白いけどさ、なんか「もっと面白くなるはずなんだろ!?」って思ってしまう。

次が早く観たい。って感じでも無いんだよな。あれば絶対観るけど。
面白くなって続いて欲しいなぁ。エミー賞獲ったドラマに何言ってんだ、って話だけど。

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「ハウス・オブ・カード 野望の階段 シーズン3」





困った。
シーズン4を借りてきて、「あ、シーズン3の感想書いていないや」なんて思ったんだけど、今思い返してみてもあまり感想が浮かばない。

惹かれていたキャラクターであるダグは生きていた。
シーズン1ではどのキャラクターにも感情移入できなかったが、シーズン2での娼婦への入れ込みっぷりとその孤独に引き込まれ、徐々に感情移入していっていたので、いかにも死んだっぽい描写だったような気もするのがちょっと気にはなるがこれは喜ばしいといえば喜ばしい。
そして、このシーズン3でさらにいろんなバックグラウンドや孤独な私生活が描かれ、そしてそれによって逆に冷酷さが際立ってきているので、結果は大成功だ。

ただ、そのダグくらいにしか印象に残ったところがないんだよねー。
シーズン2で主要キャラクターを何人も退場させ、メンツを絞っていざ大統領になって話を・・・という感じのはずなんだけど、なんかイマイチ盛り上がらない。
新しく主要キャラクターとしてプーチン大統領っぽいキャラクターやヒラリー的な女性大統領候補が登場して、けっこう出番が多いんだけど、そんなに・・・。
ダグに代わって側近になった2人も影が薄いしなぁ。

やっぱシーズン3はメインはダグといってもいいくらいの感じ。

大統領になってしまうとイチイチ話が大きくなっちゃうから、リアルに描くとドラマが作りにくくなっちゃうのかなぁ?なんだか話がイチイチ止まっているように感じて。夫婦喧嘩もずっとやってんな、みたいな。
そんな中ではダグが大怪我をしてもガツガツ動いているのがやっぱ目立つんだよね。

退場したと思われた、スペアリブでお馴染みの店のフレディが戻ってきたりして、登場人物を絞ったものの広がらない・・・って感じが見え隠れする感じだったかな。

海外ではシーズン5がそろそろ配信されるということで、まだ続くんだけど、うーん・・・。
シーズン1からイマイチだって言い続けながらも観ていて、これからも観続けるつもりなくらい、ストーリー以外には全く持って文句がないから、どうなってもいいといえばいいんだけど、なんかね。

そろそろ、「やっときたー!おもしれー!」って素直に言いたい。

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メタリスト シーズン7(終)





ついに最終シーズン。もう、最後ですよ。
シーズン6でレッドジョン事件にケリがつき、どうにもこうにもテンションが落ちてしまった感じは否めなかったわけですが、堂々の完結です。
今回も旧作になってるのでネタバレとかは気にせず書きます。

ちなみにシーズン6の感想↓
https://fanblogs.jp/gateofdoom/archive/488/0

前シーズンでついにくっついたジェーンとリズボンなので、正直もうドンドン緊張感が無くなってしまってます。
CBIの時はチームの他の捜査官とも、上司とも、他の部署や地元警察とも摩擦があり、それをすり抜けながら事件を解決し、徐々に共闘するものが増えていき・・・という感じが痛快であり、又燃える展開であったし、どの事件を捜査していても「レッドジョン」という連続殺人鬼の存在が頭にあったし、「レッドジョンは身内にいるかもしれない」という疑惑も相まって、どのエピソードも緊張感を持って観れた。

しかし、FBIに移ってからは皆いい人だし、レッドジョンは死んだし、リズボンともくっついた。もう、ほとんど緊張感が無い。
もちろんジェーンはとても魅力的なキャラクターなので、リズボンと事件を解決していくだけでも普通におもしろい刑事ドラマではあるんだけど、やはりどうにも盛り上がらない。

新人捜査官に対する前シーズンから加わっていたナードっぽい捜査官が恋愛感情を持つも、その後に新人が殉職してしまう、という流れも、「初めて仲間が殉職する」というシーンを盛り上げる為か、と作為的にしか思えなくて残念。
どうにかニューキャラクターを!新天地での盛り上がりを!と工夫していったのだと思うが、あまり芳しい結果にはならなかったようだ。
ラストシーズンが13話で終わってるのも、打ち切りかな、という感じ。

最後は少し残念で、レッドジョン事件で終わらせとけば・・・と思わなくも無いものの、最後は結婚式でみんな集まって、子供が・・・というラストはハッピーで希望の持てるものだし、微笑ましく2人を祝福しながら終われたのは、なんだかんだいって良かったのかな。
大ファンだからさ、結局私は。

ガキの頃に無意識に観ていた『フルハウス』、はじめて意識してシットコムのおもしろさを体感した『フレンズ』、海外ドラマってバジェットも凄いし面白いなと改めて思い知った『アグリー・ベティ』など、全部観た海外ドラマはそんなに多くないんだけど、いやー、これは本当に面白いドラマでした。

パトリック・ジェーンというキャラクターは本当に秀逸だったと思う。たぶん、名探偵ホームズとか、刑事コロンボとか、前の世代の人にとってのそういう存在に、私にとってはなったと思う。
警察でも探偵でもない、っていうのが盲点だったというか、しかもそれがサーカス出身の元インチキ占い師っていうのが凄い着眼点だったと思う。

人気がある限り延々と続ける事になって、最後はグシャグシャっと終わる事が多いのは海外ドラマもジャンプ漫画もいっしょ、しょうがないし、このドラマはそれでも名作だったと思います。

次は『ハウスオブカード』の続き観よっと。

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「ジブリの本棚」





児童書を原作としてアニメを作る事も多い宮崎駿が児童書について語る、という感じのDVDなのだが、そんなに宮崎駿中心の作りでも無かった。
というか、寄せ集め感が強くある。若手女優さんの朗読とかは別に無くてよかったし。
穿った見方をすると、『借り暮らしのアリエッティ』の販促用にしては良く出来過ぎたし、嵩増ししてDVDにしよう、って感じ。

それに私は基本的に今回の宮崎駿の相手役になっている阿川佐和子は苦手で、インタビューの名手、って感じの扱いはずっと疑問に思っている。実際、このDVDでもけっこう噛み合っていないところがある。
でもまぁ、「いつも自分が言いだしっぺだけど、人間が集まると面倒になる。」という宮崎駿に、
「宮崎さんて変!本当に人嫌いならこんな事やってないでしょ。じゃあ宮崎さんはご自身で『ぼくはこういういいところがあるな』と思われますか?」
と、自身については基本的に謙虚というか自虐的なコメントばかりをする宮崎駿に訊き、
質問が気に入らなくて不機嫌そうな宮崎監督にも、更にニヤッとしちゃうまで突っ込んだり出来るのもこの人だけかもな、とも思ったり。
良い意味でも悪い意味でも「美人なおばちゃん(もう60近いからおばあちゃんかも。そう考えるとメチャメチャ美人だ)」なんだよなぁ。

そこまで突っ込んだ話は無く(阿川佐和子では無理だろうし)、宮崎駿だけに焦点を当てたわけでもなく、児童書というものを広く題材としているDVDだし、「『借り暮らしのアリエッティ』の販促用なんだな」という感じが途中から強くしたが、それなりには面白かった。宮崎駿の絵のルーツの話とか、児童文学の翻訳者の話とか。

特に心に残ったのは『アルプスの少女ハイジ』の推薦文で、

「〜前略〜ぼくらの先頭にいたのは若い演出家でした。〜中略〜アニメより原作を本で読んだ方がいいという人がいます。ぼくも半分位そう思っていますが、この作品はちがうと思っています。見、読みくらべてみて下さい。ぼくらはいい仕事をしたと、今でも誇りに思っています。」

って書いていた所かな。自虐ばっかり言う中で、自分の仕事へのプライドと自負や、宮崎駿と高畑勲の関係性が感じられて凄くよかった。

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