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posted by fanblog

「マッドマックス」





意外と見てなかった映画シリーズの中の1本。
早いうちからからサブカルっ子だったせいで、気がつくと「そういえば話のネタにはしているものの、『ダイ・ハード』って観てないな」とか「『スター・ウォーズ』一本も観たことないな」とか「『マトリックス』って3本目観てないや」とかいう事が結構ある。
逆に「そういえば『ルール』シリーズって5まで我慢して観たけどどんどん元の話関係なくなってったな・・・」みたいないらない知識があったりはするのだけど。
そういうわけで最近、超今更ながらにスター・ウォーズ観たりロッキー観たりしているわけなんですが、やはり観てないのに結構内容知ってるくらいの大ヒットした名作なので当然面白いです。
そんな中ではマイナーな方かな?という『マッドマックス』。
これはどっちかというと「Tシャツの柄として買おうと思ったけど映画観てないしなぁ・・・」パターンで、まぁ『スカーフェイス』とか『タクシードライバー』みたいなサブカルっぽい流れでなのですが、目当ては『マッドマックス2』だけど、まず最初から観ないとな、的なアレです。

という訳で、「2は名作とされてるけど、どうなのかなぁ?」と思いつつ観ました。
いや、これ凄いわ。あんまり細かいストーリーとか解んないけど凄いわ、面白い。安い映画っぽいダルいシーンでちょっと退屈してくると派手なアクション・シーンが入ってくるし、出てくるキャラは濃いし、なんか必要性がよくわからないことするしで、なんだか妙に「あー俺、映画観てるわ」って気分になりました。
『狂い咲きサンダーロード』『爆裂都市 BURST CITY』とかの暴走族映画の元となった映画だと思うんだけど、凄いなぁ。「『爆裂都市 BURST CITY』ってカッコいいけどいまだにどういう話かわかんねぇわ」っていうのはバンドマンのよくする会話ですが、その元となったこれに忠実だったんだな、と納得しました。
すげーよなぁ、ジャケットの写真とか観ると絶対車からロケットなりビームなり出る感じなのに出ないんだもん。「しょうがないか、低予算映画らしいしなぁ」って思ってたらアクション・シーン超派手だし。なにげに「SAW」の元ネタっぽいの入ってるしね。

なんだか全部が全部噴き出してしまうくらい過剰で、物凄いパワー。やっぱり傑作だなぁ。
2って本当にこれ以上にもっと面白いんだろうか?

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NITRO MICROPHONE UNDERGROUND 「NITROCAMP 06'」





もちろん知っているし、代表曲くらいは聴いている。流れていれば「Microphoneから調子はどうだ〜」くらいは口ずさむ。ただ、一世代上の人間の熱狂ぶりというのはさすがに理解できない、という感じのNITRO MICROPHONE UNDERGROUND。
「LEGENDオブ日本語ラップ伝説」なんか読むとなんとなくわかるんだけど、やっぱり実感がない。
ゴリゴリのメタラー時代に、ヒップホップも好きな先輩の家でDABOの「HITMAN」のCDが面出しにされてるのを見た時はあんまりなジャケットに爆笑しながら馬鹿にしたし。
DABOに関しては、上手いとは思うが基本的にこの時の感想と変わってないし。
ただ、漏れ聞こえてくる「エアフォースワンとコラボした」「デフジャムジャパンの最初のアーティスト」みたいなことを聞く限り、ふーん昔は凄かったんだなぁ、という感じだ。あ、あと中古屋で働いてた時に特殊パッケージが多くて包装が面倒だったって印象。
そんな感じだけど有名なグループなので、まぁ折にふれてyoutubeでくらいは聴くんだけど、どうも・・・。いまさら「何を言ってるのかわかんない」などとアホなヒップホップ否定派みたいな事は言わないが、歌詞が聞き取りにくいのは確かだし、DABO以外はトラックに比べてフロウが飛び抜けていいとは思えないし、たまに聴き取れる歌詞も「よくあるヒップホップの歌詞」としか思えず、興味が持てない。さすがに代表曲の「NMU」くらいは何度も聴いてるはずだが、いまだにワンラインも歌えず、最近検索してやっとフックが全部解ったくらいだ。

このDVDは気になっていた。
なぜならブックオフの500円コーナーで異常に見たから。
どうも「TSUTAYA」と「新星堂」限定で発売したらしく、そのせいでデータが無くて安売り棚にぶち込まれていたのであろう。まぁ最近はその横に他のタイトルも置いてあったりするので、いまや価値的には正解なのかもしれない。ちなみに私は250円で買った。
しかしAmazonにデータがないってなかなかだ。
中身は『「渋谷AX」にて開催されたNitro Microphone Undergroundのライブ映像を全編収録』ということだが、まぁ本当にそれだけ。
ライブの内容も、「ラージ」で「ラフ」で「ハーコー」な面々のライブは画が全くといっていいほど変わらず、あまり大きいアクションもないために見ていて退屈してしまった。
観客との意思の疎通もろくにはかれず、結局「セイ ホー」的なコールアンドレスポンスのみに終始。せめてMC部分をカットした音源のみだったら評価はもう少し高かったかもしれない。というかこの時代のグループのライブ映像見ててよく思うんだけど、どんだけMC(曲間のトークの方ね)下手なんだよ。まぁウータンとかに憧れてるんだろうけど、キャラ立ってない人がただ不機嫌そうにステージウロウロしてても見る気にならないよ。

一世代あとの自分には常々なぜ彼らはこんなに態度が「ラージ」なんだろう?と思っており、そのわりに客がメチャメチャ入っているのを見て、「時代かなぁ・・・」などとため息をつくばかりだ。
「Still Shinin' ALL DAY」のPVのCGを今観ると苦笑してしまうように、このDVDも同じ反応をしてしまった。

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MEGADETH 「Cryptic Writings」





MEGADETHの7thアルバム。
エクストリームなメタルのファンとは4thまでの話になるし、ハードロック寄りの人とは後期メガデスで言うとやはり「破滅のカウントダウン」の話になる。
逆に硬派メタラーからは大失敗作と言われる「YOUTHANASIA」と「RISK」の間のアルバムということで、秀作でありながら印象が薄く、あまりメガデスファンの口に上らないアルバム。
とはいえ、ナンバーワンヒットである「Trust」が入ってもいるし、個人的には大好きなアルバムだ。名作だとすら思っているし、1st、4thに次いで聴くことが多いアルバムだ。
元々、スラッシュ/スピードメタルとして世に出たが、速さや勢いに頼らずともリフの良さに加えてアレンジやメロディーセンスによってミッドテンポでも十二分に聴かせられるバンドであり、速さを求めなくても楽しめるバンドだと思うのだ。
最近、スラッシュメタルを聴き直しているのだが、ムステインがMETALLICAに残した曲と、MEGADETHの1stの曲の違いにかなりビックリしている。簡単に言ってしまうと、METALLICA時代の曲はカヴァーもしているDiamond Head等のNWOBHをパンク的に倍速にしたもので、革新的ではあるものの正統的な進化というか若さゆえの勢いでやるとこうなるよな、という納得できるものではあるのだが、「METALLICAと同じ音も出せたが、違うものを作りたかった」という考えで作った「Killing Is My Business... and Business is Good!」はその延長戦上とは言え、短期間で随分先に行った作品だと思うのだ。
そう考えると、METALLICA→MEGADETH1st→MEGADETH4th→MEGADETH5th→MEGADETH6th以降〜解散まで、という感じで何度もモデルチェンジをしながらも確実に評価を得ているという物凄い才能だ。
長々とメガデスというかムステインについて書いているが、だって正直1stから順番に聴いてたら、このボーカルで歌モノのシングルヒット出すと思えないもの。

さて、このアルバムの話だが、「破滅へのカウントダウン」より続くミッドテンポ中心でシンプルなアレンジとはいえ「グランジの波に飲まれてミッドテンポにシンプルアレンジ、チューニングまで下げて・・・見ろよ、今じゃあの大佐がネルシャツ着てるぜ」なんてあの時代なりの悪口の一番の標的になった前作に比べて、はっきりと曲のタイプを分けてきており、前半にシングルになりそうな(なった)曲を並べ、その後に昔ながらのスラッシュファンも納得するであろう中盤の「The Disintegrators」やギターバトルもありの後半3曲があったりと、この1枚でどちらも聴ける構成になっている。

私はどの時代も(再結成後はよく知らないが)好きなので、1曲目の「Trust」のイントロのドラムから、「Almost Honest」のシンプルながらどうやってこれを思いつくんだろう?という名リフから、「Use The Man」のムステインの過去を思わせる内省的なメロディーや歌詞から、後半の「あんたやっぱ最高のスラッシャーや!」と思わせられる流れから、全部好物で、好きなもん全部入った幕の内弁当的なアルバムです。
いくらシンプルになったとはいえ十分ヒネクレたリフばっかだし、歌モノの曲にマーティの泣きのギターもよく映えるし、何よりこの路線の中でも曲が粒ぞろいでアルバムを通してとばそうと思う曲が無い。
俺、やっぱこの時代に一番思い入れあるなぁ。
ってどのアルバム聴いても思うんだけど。

こんなシンプルで、それでいて人が思いつけないリフが作れるってのが・・・才能だよなぁ↓




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VISION OF DISORDER 『Cursed Remain Cursed』





テレビを捨て、一時期ネット環境さえなくしてみた結果、とんとニュースを見る習慣がなくなってしまった。更にバンドをやめたら、「あのバンドの新作聴きました?」なんてとりあえずの無難な会話もしなくなり、新譜はたまーに行くCD屋で目に付く範囲しかわからなくなってしまった。
元々オタク的な収集癖のある私は、二十代も中盤になったある日にふと、部屋を埋め尽くすCD、DVD、本の山を見て、「これ、丁寧に、楽しみとして仕事の合間に振り返っていったら、人生終わりまでかかるな・・・」と思って、既に人生が終わったように感じてウンザリしてしまい、どんどんコレクションを売り払っていったのだ。
これがオッサンになっていくという事か、とか思いながら最近も、改めて初期のEaracheやDISCHORDモノを聴きかえしては熱くなったり新たな発見をしたりする日々なのだが、ライブ映像を求めてyoutubeを巡っていたりすると、時々こういうものに出くわす。

まさかのVISION OF DISORDER、11年ぶりの新作。
といっても去年とっくに出ていて、今更ながらに「マジかよー!」と興奮していたのは私くらいだろうし、日本盤も出ないような扱いになってしまっていたので、あまり語り合える人はいなそうだ。
しかし、紛れもなくこれは名作だ。
4thの「From Bliss To Devastation」の時のインタビューで、ボーカルのティムは「朝から夜まで大工の仕事、その後リハーサルやレコーディングで何年もろくに寝れてない」なんて言っていたので、コアなジャンルでは音楽仕事以外に生業を持たざるを得ず、ありがちな悩みではあるのだが、正直「これはこのアルバムでドンと売れないと解散かな・・・」と思ってしまった。
個人的には4thアルバムは好きで、「インプリント」はもちろん名作だがこれはこれで凄くいいじゃないかと今でも思っているのだが、やはりほどなくして活動停止。
VODのVo、Gがその後組んだバンド、BLOODSIMPLEは来日もしていたみたいだが、その頃はメタルやハードコアから離れていて未聴なので、私にとっては本当に11年ぶりの再開だった。
流石にオリジナルメンバーでの再結成だといっても、以前と同じように新曲に期待するほど子供ではない、うんざりするような再結成を何度も見ていてこっちもさすがにスレているのだ。



本気でビックリした。前よりかっこいいのだ。
基本的には「インプリント」時代のニュースクールな感じなのだが、リフもグルーブも、歌心も兼ね備えられた、今までのVODの歴史を凝縮した音になっている。11年ぶりの新作ということでゆっくり作れたからか、とにかく曲もいい。
急いでアルバムも買ったが、アルバム1枚飽きることなく聴き通せ、むしろ1曲1曲聴くごとに凡百のメタルコアやデスコアとの違う貫禄を見せつけられる素晴らしいアルバムだった。
若さでも機材でも時代でもないのだ、やはり人間なんだな、と思わせられる。やはり一番の注目はティムのボーカルだろうが、強烈な咆哮はさらに凄みと悲しみを増していて震える。
歌詞の日本語訳をじっくり読みたいから、日本盤。出してくれないかなぁ・・・。

Cursed Remain Cursed

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