2021年11月18日
令和3年度日本語教育能力検定試験を受けてきました。(令和3年10月24日)
ここ数ヶ月間、日本語教師養成講座を受けてたので長くなりそうなので、とりあえず受けた感想だけ。
まぁ受けてきましたよ。
420時間の養成講座も残すところ教育実習のみで、まぁ順当にいけば1月に資格はもらえるんですけど、一応やっぱり受かっときたいよね、っていう。受験料も上がったし。
ただ予想外というか、試験1ヶ月前から養成講座もこの試験のためにお休み期間になるんでそこで対策すればいいやと思ってたら、予想以上に養成講座とテストの内容が違ってて、こりゃヤバいってなって、結局時間が足りずに満足にはテスト対策できませんでした。特に聴解と記述はほぼぶっつけ本番でした。実践の授業で「日本語教育と国語教育は違う!文法の解説を日本語でしようとしない!」って口酸っぱく言われるのに試験では文法問題ガッツリ出るってなんだよって話で。そこら辺の対策で時間オーバー。
受けた感想は、どうなんだろう?正直出来たとは思えないけど、どうだったかすら考えられないくらい試験について知識がないからわかんないっすね。ポコッとラッキーで受かってねぇかな、って感じ。正直な話、みなさん時間が足りないなんて言われる試験 Iの時にね、私めちゃめちゃトイレ行きたくなりましてね...追い込まれた状態でやったら凄く早く終わらせられたんでね、さてどっちに転ぶやらですね。
「今年は試しに受けるだけ」とか思ってたけど、やっぱテスト前は精神的に追い込まれましたね。年1だし、15000円だし。
試験の難易度としてはそう高くないと思うんだけど、内容の性質上、ハッキリとした答えがなかったりする(公式から回答が出ても議論になる)のでベテラン講師や解答速報を出すようなプロでも9割くらいしか取れないと言う事なので(前年度の最高点からして)、大体7割5分が合格ラインというのは中々厳しいと思いますね。
資格系のサイトを見ると「独学では少し無理」と書かれていたりするしますしね。
日本語の試験なので、試しに過去問をやると最初から無勉強で5割くらい取れてしまうので勘違いしてしまうが、そこからがだいぶしんどいです。流石に私もサボりつつ赤本くらいはほぼ丸々覚えたし、この半年オンラインの動画観るだけとはいえ養成講座の授業は受けて科目テストもパスしたが、最初は出来なすぎて焦ったくらいです。いわゆる赤本には載ってない用語もあるけど、よく考えれば授業をこなす事に必死で、学校から送られてきた十数冊の教科書のうち赤本と用語集を入れても3、4冊しか読んでいないから当然ですよね。講座と試験は別、の前にまぁそうだよね、とは思いました。多くのサイトが「数ヶ月で試験合格」とか言ってるけど、私も勉強はじめて7ヶ月目ですが、その間に働きながら講座を教育実習前まで進めたから、単純にしんどかったです。言い訳ですけど。
難しくは無いが落とすための試験で、問題数も多く、間違いを限りなく少なくしていくのが合格のコツ、という事で、TOEICと運転免許のペーパー試験合わせたみたいだな、と思いました。なんか変な捻った問題や日本語が出る感じとか。私は車にも運転にも一切興味がなく、助手席でナビとかもほぼ経験が無いので、ペーパー試験は一発で受かったものの辛かったです。ゼロからだし興味ないしで。それに近かったかな。
なんにせよお疲れ様でした。怖くて解答速報も見てないし自己採点もしないつもりなので、後は神のみぞ知る、ですな。
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