2018年01月05日
西原理恵子 「毎日かあさん13 かしまし婆母娘編」
毎日かあさんの13巻目。
次の14巻で完結したんだよな、たしか。
西原理恵子の大ファンな私だが、さすがに子育て漫画はそんなに熱心に読んでいない。
『毎日かあさん4 出戻り編』は鴨ちゃんの事があって、何度も読み返したし、号泣したんだけど、まぁやっぱ基本子育て漫画はそこまでね。私は結婚もしてないんで。
なので、その後も何冊かは読んだ気がするが、間がだいぶ開いていたのでけっこう驚いた。
息子が留学先から帰国、って留学してたんだ?とか、娘めちゃめちゃ反抗期になってんじゃんとか。
まぁなんすかね、息子の変わらなさっぷりと、娘の変わりっぷりが対称的で、「へー」みたいな。いや、私には分からない世界なんで。
あとは「まっすぐな道」ってタイトルの話でエリート法曹一族の息子がグレて中卒バンドマンになるも才能が無く、ためしに実家に帰って勉強したらあっさり国立大学法学部に合格、ってのが中々身につまされるというか...わかるわー、ってなったり。
まぁ『毎日かあさん4 出戻り編』が特殊なだけで、基本は新聞連載の子育て漫画で、しかももう子供が大学に行くまでに大きくなっちゃったわけで。その最後の時期だから、どうしても初期みたいな「男の子って馬鹿ねー女の子は小さくても女ねー」みたいなほのぼの感もないし、子供って言ってイイかすら分からない時期だからね。
うん、まぁ普段のエッセイ漫画に近いテイストになってきてるから私的には読みやすくなってるけど、そら次あたりで終わらせるわな、という感じ。
悪い意味じゃなくね。もう育て終わったって言う事で。
西原作品はほぼ外れ無しだと思うファンなので、普通におもしろかったっす。
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