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MASAKI「独裁国家に行ってきた」

以前書店で見て気になったが、チープな表紙に躊躇して、今度見たら買おうと思って忘れてた一冊。数年後の今古本屋でふと目に入ったので今度は迷わず購入。

私は面白く読めました。
と、まず書いたのは、まぁ一応Amazonのレビューくらいは自分の感想を書く前に読んだりするんですが、この本は中々に厳しい言葉が並んでて、そしてそれが納得できる内容だったのでなんともね…。
まずやはりタイトルに惹かれて買ったわけけど、そこやっぱり突っ込まれるよね。この本ではシンガポール、ナウル、ブータンについても書かれているのだけど「それ独裁国家か?」という。
正直文章は個人ブログレベルで、結構不確かな事も書いてあるから、政治や世界情勢とかに詳しい海外ガチ勢にイロイロと突っ込まれている。サラッととんだ私でも首をひねる部分はあったので、当然といえば当然だけど。
初っ端から「204ヵ国を訪問」て書いてるけど、国連加盟国数は193ヵ国じゃんとかね、そのレベルなんで…。
ただまぁ、旅行記なんて個人の感想でね、いい人に会ったら「いい国だったな」ってなっちゃって当然だと思うし、全部を見るなんて不可能ですから。いいんじゃないの、このくらいで、と思うんですけどね。編集者もうちょっと直してあげなよ、とは思ったけど。



というわけで前置きが長くなりましたが、要は旅行記ですよ。で、その中でレアな、危なかったり行きにくかったりする国の話。まぁ大体独裁国家だよね、っていう感じです。
良くも悪くも個人の旅行記、感想って感じなので、小難しい話もなく、あった事や人をそのまま書いてあるのでサラッと読める。ホントにブログ読んでる感じ。
この本の出版が5年前か、まだYouTuberとかもそんなにいないもんな。コロナ前はスラムでボランティアで食糧配りました!寄付よろしく!みたいなYouTuberけっこういて、上手いことやってんなと思ったけど。

そんな感じなんで、あー早く海外行きてーなー、でも面倒臭い国はやっぱりビザとかがなー、でもこの中で特別行きたい国ってキューバくらいだしな、とか思いながら楽しく読みました。
著者がよくわかんないタイミングで感動しちゃったり、ほぼ国に入れなかったり、こんだけ世界中行くと結局アジア系ってだけで安心したりしてるのがリアルでしたよ。
独裁国家ではないけど、元カノが中国に帰った途端にSNSはWeChatしか使えなくなって、YouTubeの面白動画すら共有出来なくなった事とか思い出したりしました。
あと国民はまったく働かなくても生きていけたのに、資源が尽きてしまった元資源大国ナウル共和国をはじめて知って、凄く興味深かったなぁ。
私がそのレベルの知識だから楽しめたのかもしれませんが。
ただ不思議に思ったのは賄賂を払うのをものすごく嫌がる所。お金がふんだんにあるお大尽旅行じゃないにしろ、賄賂は要求されたら払わないとそりゃどうにかされるだろって話で、外国人料金と同じようなもんだろうに、と思ってしまった。実際に危ない目にもあってるし、それだけ経験があれば交渉して安めに済ませるんじゃないの?と。


良くも悪くもちょっと前の本って感じですね。
もう嫌ってほど情報が入ってきてしまう現在で、いきなりコロナで海外行けなくなって、なんでしょうねぇ…ホント、早く海外行きたいっすね。

今気が付いたけど、書籍版では収録されていた北朝鮮の章がKindle版では削除されていますね...

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