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第62回ビジネス実務マナー検定を受けてきました。(令和3年11月21日)




普段、仕事の休憩時間に資格などに向けて勉強している同僚を馬鹿にしていた若い子が、そうしつつも内心羨ましかったのか急に「俺、今度コレ今度受けます。まぁ当然受かるっしょwwww」と3級を受けてあっさり落ちてたのがキッカケで知ったこの資格。
酷いきっかけだが調べてみると民間資格ではあるが文科省後援で年2回しかないという事で、思ったよりちゃんとした資格みたいだし、日本語教師養成講座で「ビジネスパーソン向けの日本語教育」というのをやった事もあり、受験料の安さもあって受けてみた。いわゆるデスクワークってやった事ないから自分でもどのくらい出来るか不明だったし。
まぁ接客業は長くやっていたので敬語とか立ち振る舞いは困らないけど、新幹線だとどこが下座とか、「拝啓-敬具」「前略-草々」のセットとかね、意外と知らないなっていう。
まぁメインは日本語教師の勉強だし今月は休日出勤+夜勤だらけで時間が無いしで結局、過去問1冊を1回解いただけで試験受ける事になりました。
正解率60%で合格らしいから過去問やった感じだとどうにかなるかな、と思ったんですけどね。



はい、で、実際試験を受けた感想なんですが、まぁどうにかなったかなとは思うんですけど、結局これって知ってるか知らないかですからね。さっきの上座下座の問題とかも今回出て、応接室や車やタクシーはチェックしてたけどそっちは知らねーよってなって間違えたんですけど。あとはビジネスの場面を短い問題文にまとめてるんで、文がちょっと独特だってのに慣れておけばどうにか。
雰囲気は正直ユルかったですね。人数も少ないし、専門学校の小さめの教室でもちゃんと距離とって座れたし、試験時間半分過ぎたくらいで答案提出して帰れるし。
今回セットだと安くなるからって2級と3級をセットで続けて受けたんですよ。1、2級の過去問しか買ってなかったんで2級の事でしか話せませんが、結構モロに過去問と同じ問題出てましたね。全く同じ問題が出てたんで当然そこは拾えたんですが、その事も踏まえるとかなり取りやすい資格かな、と思います。それに、例えば英検は2級までは中学生高校生が多くて、この歳で受けに行くのはなかなか抵抗があったんですが、この資格は受験者の平均年齢が高くて気分が楽でした。会社で受けさせてるところもあるんでしょうね、なんかそんな会話も聞こえてきましたし。
これ持ってたらどうって資格でも無いですが、難易度も低いし、3級なら3000円しないし、とにかくなんか資格をと思ってるけど何を取っていいか……って人はまずこれでいいんじゃないですかね、これからも働いていく上で知っておくべき事ばっかりなんで、絶対無駄にならないと思います。

まぁ偉そうに言っといて落ちてたら笑いますけど。
というか最近寒くなってきてさぁ、とにかくトイレが近くてさぁ、この日はギリギリまで寝てご飯食べないで受けてたからってのもあるし、教室がちょっと寒かったってのもあるんだろうけど、2級の時も3級の時も途中でトイレ行きたくなってねぇ。110〜120分の試験時間なんだけど、1時間10分くらい経ったら提出して帰れるんですけど、即行で出してトイレ行きましたね。
120分も試験時間あるんだけど、正直さっきも書いたけど知ってるか知らないかだからさ、ジックリ解いて見直ししても解き終わるまでに30分もかからなかったですね。
いやー、受かってて欲しいなぁ。

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掟ポルシェ「豪傑っぽいの好き」




要は人物紹介のコラム集なんだけど、やはり人選がさすがの掟ポルシェです。
俺、2021年にこんなに花形ハヤシの話読むと思わなかったよ、20年前にQuick Japanを古本屋で買って以来だよ…。

本当にもう、理屈抜きに笑えるコラム集ですね。登場する人物は知ってる人も知らない人もいましたけど、全部面白いです。
やはり同業であるミュージシャンが多く登場し、私は増子直純や木幡東介、吉村秀樹などの話が特に好きでしたが、本当に多岐にわたる人選になっています。
今パッとAmazonの商品ページの内容紹介の所読んでて、[豪傑さんリスト]って登場する人物名があがってるんだけど、「…山口明
、Perfume、鳥肌実、ジグ・ジグ・スパトニック 、オジー・オズボーン 、ウチのマネージャー 、カーカス 、ごみ収集に来た男…」って凄い並びだな…。

はい、もう別に書くこと無いっすね。面白いので最高の暇つぶしになります。で、すぐ忘れて、私これ買うの2回目だって読み終わってから気がつきました。「あーなんかそんな話聞いたことあるなぁ。しかしこの人ぶっ飛んでるな〜」とか思いながらなんの問題もなくもう一度楽しく読めたんでOK!

昔はこういうのはエロ本の白黒ページとかで読めたんだけど、今ないからなぁ。ホントこういうのなんですよね、疲れたときに読みたいのって。

なんとなく検索したら、花形ハヤシ、フォロワー数711か↓......うん、思ったより多い。
https://twitter.com/hanagata884

たまに観たくなる↓

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令和3年度日本語教育能力検定試験を受けてきました。(令和3年10月24日)




ここ数ヶ月間、日本語教師養成講座を受けてたので長くなりそうなので、とりあえず受けた感想だけ。
まぁ受けてきましたよ。
420時間の養成講座も残すところ教育実習のみで、まぁ順当にいけば1月に資格はもらえるんですけど、一応やっぱり受かっときたいよね、っていう。受験料も上がったし。
ただ予想外というか、試験1ヶ月前から養成講座もこの試験のためにお休み期間になるんでそこで対策すればいいやと思ってたら、予想以上に養成講座とテストの内容が違ってて、こりゃヤバいってなって、結局時間が足りずに満足にはテスト対策できませんでした。特に聴解と記述はほぼぶっつけ本番でした。実践の授業で「日本語教育と国語教育は違う!文法の解説を日本語でしようとしない!」って口酸っぱく言われるのに試験では文法問題ガッツリ出るってなんだよって話で。そこら辺の対策で時間オーバー。
受けた感想は、どうなんだろう?正直出来たとは思えないけど、どうだったかすら考えられないくらい試験について知識がないからわかんないっすね。ポコッとラッキーで受かってねぇかな、って感じ。正直な話、みなさん時間が足りないなんて言われる試験 Iの時にね、私めちゃめちゃトイレ行きたくなりましてね...追い込まれた状態でやったら凄く早く終わらせられたんでね、さてどっちに転ぶやらですね。



「今年は試しに受けるだけ」とか思ってたけど、やっぱテスト前は精神的に追い込まれましたね。年1だし、15000円だし。
試験の難易度としてはそう高くないと思うんだけど、内容の性質上、ハッキリとした答えがなかったりする(公式から回答が出ても議論になる)のでベテラン講師や解答速報を出すようなプロでも9割くらいしか取れないと言う事なので(前年度の最高点からして)、大体7割5分が合格ラインというのは中々厳しいと思いますね。
資格系のサイトを見ると「独学では少し無理」と書かれていたりするしますしね。
日本語の試験なので、試しに過去問をやると最初から無勉強で5割くらい取れてしまうので勘違いしてしまうが、そこからがだいぶしんどいです。流石に私もサボりつつ赤本くらいはほぼ丸々覚えたし、この半年オンラインの動画観るだけとはいえ養成講座の授業は受けて科目テストもパスしたが、最初は出来なすぎて焦ったくらいです。いわゆる赤本には載ってない用語もあるけど、よく考えれば授業をこなす事に必死で、学校から送られてきた十数冊の教科書のうち赤本と用語集を入れても3、4冊しか読んでいないから当然ですよね。講座と試験は別、の前にまぁそうだよね、とは思いました。多くのサイトが「数ヶ月で試験合格」とか言ってるけど、私も勉強はじめて7ヶ月目ですが、その間に働きながら講座を教育実習前まで進めたから、単純にしんどかったです。言い訳ですけど。

難しくは無いが落とすための試験で、問題数も多く、間違いを限りなく少なくしていくのが合格のコツ、という事で、TOEICと運転免許のペーパー試験合わせたみたいだな、と思いました。なんか変な捻った問題や日本語が出る感じとか。私は車にも運転にも一切興味がなく、助手席でナビとかもほぼ経験が無いので、ペーパー試験は一発で受かったものの辛かったです。ゼロからだし興味ないしで。それに近かったかな。

なんにせよお疲れ様でした。怖くて解答速報も見てないし自己採点もしないつもりなので、後は神のみぞ知る、ですな。

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卯月妙子「鬱くしき人々のうた 実録・閉鎖病棟」




まさかの復活と思えた『人間仮免中』そして続編の『人間仮免中つづき』、過去作の電子書籍での復刊。そしてTwitterやpixivなどでの活動を見ていたので以前ほどの驚きはないものの、実際に本屋に並んでいるところを見るとやはりびっくりした。
17年前に序章だけ掲載され、その後病状が悪化し、描けなくなってしまっていた本作。復活したとしても一番辛い時期だったはずの事を思い出しながら作品にするのは難しいだろうし、pixivでスケッチ的なモノを発表して終わりだろうと思っていたので、一冊の本として出版までいったのは素直に凄いと思った。
さて、内容ですが……うん、うん、こんな感じですよね。
いや、度々名言として出す、クリーンになって曲に刺々しさの無くなったデイブ・ムステインへのダン・リルカの「もう一回ヘロインやれ」じゃないんですけど、まぁ端から見りゃボーダーライン上が面白いわけだけど、一回落っこちて戻ってきた人に「もう一回」ってのはあまりにも酷なわけで、まぁ無事出てよかったな、ここまで回復したんだな、というのがファンである私の心情かな。
前作の感想も好意的では無かった筈なんだけど↓
卯月妙子「人間仮免中」感想↓
https://fanblogs.jp/gateofdoom/archive/57/0
卯月妙子「人間仮免中つづき」感想↓
https://fanblogs.jp/gateofdoom/archive/570/0
今作も一読して「絵本か?ってくらいコマがデカいな、細かい絵は書けないんだろうな」「『人間仮免中』が特殊だっただけで、絵がどうのって人でも無かったしな」「長編は無理だろうからコラムっぽいというか短い話で一話完結っぽくなっちゃうよな」という感想になってしまい、良くも悪くも全て丸出し実況中継される現在で、閉鎖病棟は特殊な環境とはいえ既に語られつくしているような現状で、さらに本作で描かれるのが日常エピソード的なモノが大半なので困ってしまう。書きたくなる気持ちはわかるんですけどね、以前の感想で少し書いた、病気だった私の元友達も「閉鎖病棟に入院していた」というのが持ちネタというかアイデンティティみたいになってたんで。
でも正直、ブログ本ブームでイヤってほど「特殊な経験/環境」とやらを見せられたあとでは、そう特別とは思えないんですよね。良くも悪くも絵は普通になったし(後書きを読むと仕上げはアシに任せたっぽいし)。
もちろんファンだし、待望の作品ではあったんだけど、作品としては引っかかるところはほぼ無かったなぁ…。
しかしこう考えてみると凄い時代だね。自殺でもテロでも実況中継されるんだから。



あとは、あとがきで謝辞を述べられている中に太田出版の村上清氏もおり、最近起きたいわゆる「小山田圭吾問題」を思い出してしまったのだが、20年近くに渡ってこうやって辛抱強く著者と付き合っているという事実をとっても、過去の事もただ面白がってただけの悪人だとはやはり思えないんだよな。
もちろん商売っけも、時代なりの配慮の無さも、自己顕示欲も、この著者の卯月さんほどの才能を感じさせない対象への軽い扱いもあっただろうが、やはり私は一方的な非難は違うと思うんですよね。
そういうアレコレも含めて「17年越しの出版」という事で色んな意味での変化を感じた一冊でした。
ファンとしては、現在は落ち着くところに落ち着いて、緩やかでも活動できている、という事がただただ嬉しいです。
ただまぁ、初めて読むなら電子書籍で読めるようになった過去作、特に『新家族計画』の方をやっぱり勧めるなぁ。あれは本当に鬼気迫る作品だったので。

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ISHIYA「ISHIYA私観 ジャパニーズ・ハードコア30年史」




FORWARD/DEATH SIDEのボーカリストであるISHIYA氏のnoteでの連載の書籍化。『関西ハードコア』の感想の時に書いてたやつですね。なにせ30年史で400ページ超えてますから、辞書くらいある厚さに躊躇して中々手を出せないでいましたが、やっと読めました。
内容はとりあえず最高。著者にしか書き得ないであろう本であることは間違いなく、『関西ハードコア』と並んで貴重な記録であり、今後のパンクスにとっては必読書になると思う。
内容としてはいわゆる歴史を年代順に辿っていくものではなく、共に時代を過ごしたバンドや来日した時に交流を持ったバンドについての話、著者が見たハードコアシーンの移り変わり、著者が活動しているにら子供〜DEATH SIDE〜FORWARD〜DEATH SIDE再結成に至るバンドの歴史、ハードコアが盛んだったり思い出に残っている地域の紹介、海外ツアーを行うようになったバンドの話、東日本大震災とハードコアパンクの関わりなどで構成されている。
やはり歴史に残る素晴らしいハードコアバンドたちの話が読めるのは嬉しいし、なんといってもDEATH SIDEについては当然最も深く語れる創始者なので、その文章が読める本はこれしかない。みなさん気になっているであろうCHELSEA氏との話も勿論たっぷりあります。
局地的で刹那的でありながらいまだに全世界にファンが多くいる日本のハードコアをここまで深く、そして広く書けるのは著者しかいないだろう。



......なのだけど、あくまでISHIYA氏の「私観」で、しかもnoteでのDIY的な連載なので、正直読みにくい部分や首をかしげてしまう部分もあった。『関西ハードコア』の時はロフトブックスからの出版でルーフトップ(編集)という表記があったのだけど今回は無いので、おそらくほぼ編集者の手が入っていないと思う。バンド名のスペルなどの誤記や文章的におかしいところもちょいちょい見受けられるし、構成のせいでただのコラム集のような感じに思えてしまう所もある。この本は著者がnote上で書いていた物の書籍化なのでかなりラフな所はラフで、データ的な所は「覚えていない」「知ってるやつは教えてくれ」的な感じだったりするのでそういう本ではあるのだけど、せっかくこういう本を出すならデータ的な所や本の構成は編集者にまかせれば...とは思ってしまった。DIY、著者のキャラクターといえばそれまでなんだけど。
それに例えば「ブラストビートもデスボイスも日本のハードコアバンドが発祥」のような事を書いているが、正直Lärmは?Siegeは?Repulsionは?と思ってしまった。以前にも書いたが、それらはスピードやアグレッションの要求から同時多発的に起こった事で、正規リリースの前にアンダーグラウンドのテープトレーディングで広まっていたので、どこベースで議論するにもよるし...あくまで「私観」だと言われればそれまでだが、「知り合いの海外のバンドに聞いたところによると〜」みたな感じで書かれた根拠の無い話でしかない。
あとは何度も「日本ハードコア界最重要バンド」と回りくどい書き方をしながら、ハリポタの「名前を呼んではいけないあの人」みたいな扱いをしているバンドがあったり...。想像はつくが、著者は誰でもなくISHIYA氏なのに書けないんだね。

そんなこんなで、間違いなく素晴らしい本だとは思うのですが、ちょこっと引っかかるところも感じてしまいました。
いやでもホント、日本のハードコアについて書くのは大変なんだな...と感じましたね。ISHIYA氏でも書けない事がいっぱいあるんだな...と。そう考えればおそらくこれ以上の本は出ないと思います。
昔仲良くなったブート屋のおっちゃんも「日本のハードコアは怖いんで扱ってないんですよ」って言ってたし、いろんな意味でいまだに幻想が膨らむのは凄いわ。

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日本語教師になるまで 3「はじめの一週間はなかなかうまい進め方が見つからない」




2日目

教科書が無いままだが、授業のビデオを見ながらノートを取るスタイルで勉強を進める。気が付いたのだが、授業のビデオが細切れにされている。1コマ3時間が18個に分かれていた。ビデオを再生だけして寝て「視聴終了」って事ができないようにだろうか?復習にはいいのだろうが、いちいちホームに戻って次のチャプターを再生して、というのはとても面倒だ。
授業のビデオはマジメに観ているが、正直言って飛ばせる部分も多々あるはある。カリキュラムの最初の授業だからか挿入される、「なぜ日本語教師に?」「どんな先生が好きですか?」みたいな講師や生徒の個人的なインタビュー映像や、授業っぽくするための生徒役のアバターたちの先生からの質問の応答や、議論風の時間なんかは2倍速で十分だと思って聴き流してた。
それでもノートを取りながらだと1コマ2時間はかかってしまう。

3日目
仕事で8時間拘束の後、買い物をして夕食を作り、その後勉強というスケジュールではじめて動いたが、まぁ何とかなりそう。
ただ、早く終わらせたいので2コマくらいは進めたいのだが、それだと睡眠時間が厳しそうだ。まだ教科書的な教材が届いてないまま進めているせいもあるが、こまめに板書みたいな感じでノートを取っていると、ちょこちょこ止める事になるので進めるペースも限界がある。

4日目

今日は仕事の後に無理矢理1コマ半進めてみる。やはり終わると午前1時を過ぎるし、ずっと頭を働かせていたのですぐには寝付けず、2時過ぎまで寝られなかった。
無理ができる年齢でもないのでこのくらいが限界だなぁ。ちゃんと毎日進められていることはいい事だけど。

5日目

今日は仕事が早く終わり、昼には家に帰れたが、半コマやってご飯を食べたら寝てしまう。そりゃここのところ寝不足だったからね。
深夜に起きて少し進める。

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「山口冨士夫/皆殺しのバラード The documentary film of FUJIO YAMAGUCHI in his late years.」




山口冨士夫のライブドキュメンタリー映画待望のDVD化。
公開時に観逃してしまって、そこから7年だよ...ちょこちょこHPやTwitterをチェックして、どこかでまた劇場公開してないかと思ってたら、DVDですよ。あえて劇場公開のみの『サウダーヂ』みたいなパターンかと思ってたんで嬉しかったです。
なんの気無しにフジオちゃんのCDなんか買おうかななんてアマゾン開いたら出てきて、しかも先々月出てるやんってなってファン仲間の友達に知らせたら速攻買ってきてくれたんで仕事終わりに観賞会をしました。二人とも発売を知らなかったんだけど、話題にならなかったのかな?
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しかもDVD発売記念で新宿で一週間だけだけど劇場でやってるやん。

さて、映画ですが「in his late years.」という事で、最晩年の山口冨士夫のライブ映像と少しのMCやバックステージの映像で構成されています。
正直、観るのコワイ部分もあったんですよ。無駄に派手な衣装で、メンバーや客に気を使われながら弾けなくなったギターを弾く老いた姿なんかは見たくないな、と。ロックバンドのドキュメンタリーは観ると悲しくてやりきれなくなる事も多いからね...。
でも杞憂でした。マジでヤラれました。超カッコよかった。最晩年のライブ映像なのにめちゃくちゃ良かった。
確かにソロで手が動いてない所もあった。歌い終わりに倒れそうになって最後のジャン!の後、膝に手をついて立ってるのもやっとに見えた所もあった。
でも、カッコいい。
よく考えれば、村八分やラリーズのギタリストとしてのフジオちゃんが伝説的に語られてるから印象的なだけで、ダイナマイツのデビュー曲もリードボーカルだったし、ソロでもTEARDROPSでも歌ってるからギターボーカルの方が長いよねっていう。最高のフロントマンですよ、彼。一人でギター一本で出てきてこんな魅せられる人なかなかいないよ。



ライブ映像も素晴らしかったが他にも感銘を受けたのが、この映画で観れるライブ中のMCや客とのやり取りから、彼は天上人のアーティストなんかではなく、ずっとロックで、俗でいる事に、ファンを楽しませる事にこだわり続けた人だとよくわかった事でした。
照れ屋で、でも冗談で人を笑わせたり楽しませる事が好きな人。
「俺なんてアップで撮ってねーで客のみんな撮ってやってくれよ」とライブ中にステージにカメラマンを上げて客席撮らせてたのはグッときました。
出自からして大きな虚無を抱え、戦後にハーフの孤児院上がりとして生きてきた彼がシリアスになろうとすればいくらでも出来ただろうし、伝説のアーティストでございとも生きれただろう。しかし、あくまで彼は舞台に上がり、目の前を人間を楽しませようとする。
勿論ミュージシャンだし、偏屈でめんどくさい人間だったのは間違いないだろうが、予告編で観られた緊迫した雰囲気というのは実はほとんど無い。『何笑ってんだよ』と凄むのも本気だが、その後雰囲気を戻す為に皆を笑わせるのも山口冨士夫なのだ。
本人も劇中で「ブルースが大好き」と語るが、60を超えた最晩年さえ露骨にブルースブルースした曲や演奏は皆無で、最後までロッカーであったのが本当にカッコよかった。

「チャー坊は可愛かったけどよ、俺も可愛いんだ。可愛い同士だと殺し合いになるんだよ」なんて冗談めかして言ってたが、うん、フジオちゃんも可愛いわ。
あぁ、一度でもライブを観たかったなぁ。

そんな後悔を無くすために、これからはもっとライブを観に行きたいなぁ。早くコロナが治まりますように。

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日本語教師になるまで 2「 オリエンテーション」 




1日目

説明を聞きに行ったのが月末で、すぐに「じゃあ来月からやります」という事になったのですぐに養成講座がはじまった。
とりあえず今日は最初のオリエンテーション的な授業。授業といってもオンライン学習なので動画を見るだけなんだけど。月末に申し込んで翌月からすぐスタートという感じだったせいで教科書もまだ来ていないし、色々様子見な感じで授業で使うサイトやアプリをイジってみる。
授業は1コマ3時間なのだが、再生スピードを2倍速にまでは出来るとは聞いていて、「じゃあ実質の授業時間は半分じゃん」と甘い事を思っていたが、意外と、というと変だが双方向では無いオンラインでもちゃんとした授業なので「こりゃ飛ばせねーわ」とちょっと焦る。まぁ先生はゆっくり喋ってるから1.6倍速がちょうどいいかな。



そしてオリエンテーション動画に続いて最初の1つ目の授業に取り掛かる。
授業内容は面白いが、まずこのオンライン授業が9教科×3時間×7コマで約200時間近くあると思うと気が重い。早期リタイア後のセカンドキャリアとして日本語教師を選ぶ人も結構いるらしいので授業内容自体は難しくは無いと思うが、その後にテストも教育実習もあると思うと不安ではある。
ただ英検やTOEICと違って資格っぽい資格というか、「持っていると日本語教師として働ける」というような文化庁指定の420時間ある講座で取れる資格なので、そりゃちゃんとしてるしある程度はしんどいわな。
私は1年以内での取得を目指しているから、どうにか一年間は我慢しようという感じだが、この歳からの転職を考えるとその一年が重いんだよな。今年一年でコロナが完全終結とはいかないと思うので、良くも悪くも今はこれやるしかないんだけど。
ちなみに同日から仕事も再開した。これは偶然だけどね。勉強のしやすい仕事だし、「多分1年半後までには辞めるし、授業やテストでシフトのことで迷惑をかける」とはっきり言って契約社員で戻ったのでどうにかなるとは思うけど。

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日本語教師になるまで 1「 説明を聞きに行く。日本語教師養成講座に申し込む」 




0日目

去年1年間ほど行く予定だった留学がコロナのせいで2ヶ月で中断からの中止になり、もう1年がたってしまった、帰国後も勉強を続けたのでそこそこTOEICの点数は取れたものの、英語を使う仕事も壊滅的な状況で嫌々前職に戻ることになった。
さすがにもう年齢的に留学再開を待っていられないので、前からうっすら考えていて何度もHPは見ていた日本語教師養成講座の説明を聞きに行った。コロナ後に海外で働くという可能性をどうにか繋いでおきたかったんだよね。ちなみに某H。
メールで資料請求したら、すぐ「よかったら実際校舎に来て説明させてもらえませんか?」みたいな電話がきて、時間はあったのですぐ行った。説明はとても丁寧にしてくれたんだけど、スタッフさんも生徒を集めないといけないからいいことしか言わないだろうなぁ、と若干構えて聞いていた。
他にこれといってやりたい事も海外で働く為のスキルも無いし手段も思いつかなかったし、以下4つの点もあって日本語教師養成講座の受講を決めた。
1 今後2、3年で法律が改正されてより日本語教師資格の取得が大変になる(時期は未定なものの、法の改正自体は確定済み)
2 日本語教師は退職後のセカンドキャリアとして考える人が多く、平均年齢が40代なので35歳の私は若手に入る。
3 テスト一発で取得するという手もあるが、一年に一回しかチャンスは無いし、今後どうなるかわからない。正直言って受かる自信も無い。
4 以前英語の塾講師の仕事の最終面接まで行ったが模擬授業が上手く出来なかった事で不採用になったので、教授法を習いたい。



ということで、手付金的なものを払って帰る。まぁ実はここからちょこちょこある学校側の不手際がもうはじまっているのだけど、それはとりあえず置いておこう。
その後学費は一括で払うのが怖かったのでローンにした。約50万円ですね。小さい額では無いですが、教授法を学びつつ科目テストのみで日本語教師資格が取れるなら悪くないかな?と思いました。

とりあえずこの1年で「TOEICスコア800以上」「英検準1級」「日本語教師資格取得」を目標に動くことにする。


ちなみにあと2週間ちょっとで日本語教育能力試験です...追い込まれて現実逃避の為に今書いてます。あはは

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MASAKI「独裁国家に行ってきた」

以前書店で見て気になったが、チープな表紙に躊躇して、今度見たら買おうと思って忘れてた一冊。数年後の今古本屋でふと目に入ったので今度は迷わず購入。

私は面白く読めました。
と、まず書いたのは、まぁ一応Amazonのレビューくらいは自分の感想を書く前に読んだりするんですが、この本は中々に厳しい言葉が並んでて、そしてそれが納得できる内容だったのでなんともね…。
まずやはりタイトルに惹かれて買ったわけけど、そこやっぱり突っ込まれるよね。この本ではシンガポール、ナウル、ブータンについても書かれているのだけど「それ独裁国家か?」という。
正直文章は個人ブログレベルで、結構不確かな事も書いてあるから、政治や世界情勢とかに詳しい海外ガチ勢にイロイロと突っ込まれている。サラッととんだ私でも首をひねる部分はあったので、当然といえば当然だけど。
初っ端から「204ヵ国を訪問」て書いてるけど、国連加盟国数は193ヵ国じゃんとかね、そのレベルなんで…。
ただまぁ、旅行記なんて個人の感想でね、いい人に会ったら「いい国だったな」ってなっちゃって当然だと思うし、全部を見るなんて不可能ですから。いいんじゃないの、このくらいで、と思うんですけどね。編集者もうちょっと直してあげなよ、とは思ったけど。



というわけで前置きが長くなりましたが、要は旅行記ですよ。で、その中でレアな、危なかったり行きにくかったりする国の話。まぁ大体独裁国家だよね、っていう感じです。
良くも悪くも個人の旅行記、感想って感じなので、小難しい話もなく、あった事や人をそのまま書いてあるのでサラッと読める。ホントにブログ読んでる感じ。
この本の出版が5年前か、まだYouTuberとかもそんなにいないもんな。コロナ前はスラムでボランティアで食糧配りました!寄付よろしく!みたいなYouTuberけっこういて、上手いことやってんなと思ったけど。

そんな感じなんで、あー早く海外行きてーなー、でも面倒臭い国はやっぱりビザとかがなー、でもこの中で特別行きたい国ってキューバくらいだしな、とか思いながら楽しく読みました。
著者がよくわかんないタイミングで感動しちゃったり、ほぼ国に入れなかったり、こんだけ世界中行くと結局アジア系ってだけで安心したりしてるのがリアルでしたよ。
独裁国家ではないけど、元カノが中国に帰った途端にSNSはWeChatしか使えなくなって、YouTubeの面白動画すら共有出来なくなった事とか思い出したりしました。
あと国民はまったく働かなくても生きていけたのに、資源が尽きてしまった元資源大国ナウル共和国をはじめて知って、凄く興味深かったなぁ。
私がそのレベルの知識だから楽しめたのかもしれませんが。
ただ不思議に思ったのは賄賂を払うのをものすごく嫌がる所。お金がふんだんにあるお大尽旅行じゃないにしろ、賄賂は要求されたら払わないとそりゃどうにかされるだろって話で、外国人料金と同じようなもんだろうに、と思ってしまった。実際に危ない目にもあってるし、それだけ経験があれば交渉して安めに済ませるんじゃないの?と。


良くも悪くもちょっと前の本って感じですね。
もう嫌ってほど情報が入ってきてしまう現在で、いきなりコロナで海外行けなくなって、なんでしょうねぇ…ホント、早く海外行きたいっすね。

今気が付いたけど、書籍版では収録されていた北朝鮮の章がKindle版では削除されていますね...

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