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マレーシアでの日々6「研修。いきなり消える同期」


まず最初の研修は1ヶ月あって、まぁ流れとしては座学でシステムの勉強とかやって、コールセンター業務なんでロールプレイとかして、第一試験としてモック(模擬)コール、第二試験としてネスティング(実際のお客様からのコールに対応をして、録音したものをチェックされる)、に受かってやっとデビューです。その後もさらにスキルアップのための研修があるんですが、まずはコレ。
テストに受からなかったらクビです。まぁ普通にやったら受かるって話でしたけどね。

コールセンターとはいえ、いわゆる座りっぱなしのデスクワークは初めてだし、36歳という年齢的にも新しい事を一から勉強できるのはありがたいけど頑張らないとなぁ......とか思ってたら、研修3日目にいきなり一人消えてました。
はい、第一脱落者です。同期13人いたんですが、早々と1人目。
いやー、さすがにショックでしたね。最後に書きますが、結末にもウンザリしましたし。

それでも研修自体はそのまま続き、楽しくも辛く、若い子たちは覚えもいいし海外が長い子たちが多いので、「ダメだったら次はどこの国に行こうかなー」みたいな感じだったんですが、私はもう後が無かったんで休みの日も自習しにオフィスに行ったりしました。
まぁでも仲良くなるよね、1ヶ月も一緒に勉強してりゃ。みんな借りた家も近所だし。みんなで集まってホームパーティーしたり、山にハイキングに行ったり、楽しかったですよ。同期はほとんど20代半ばで、私はもう36歳なので邪魔しないように、って思って参加は控えめにしてましたけど、それでもイロイロ一緒に遊べて楽しかったです。研修期間は月〜金の9‐18時に固定だったので予定も組みやすく、ライブを観に行ってバンドの奴らと友達になったり、今考えると恵まれてましたね。
そうそう、この期間に皆一回は初めて出会う菌にやられて体調を崩してましたね。これ海外長期滞在あるあるみたいです。行ったことない国行くと、初めて出会う菌で一回は体調崩すっていう。

そんなこんなで1ヶ月経ち、試験はあるものの、さすがに落とすためのテストではないので残りの同期12人は無事に全員受かり、デビューとなりました。

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最後に脱落してしまった人のその後の事を書くと......
これは良くも悪くもですけど、会社的にもさすがに日本からお金と時間をかけてこっちにこさせたのに2日で帰られても...ってなったみたいで、別部署に空きがあるか調べるから待機、って事になってました。それで結局、しばらくそのまま待機で1ヶ月後くらいから別部署で勤務って事になりました。
良くも悪くもって言ったのが、そっちの部署の方が条件が良かったからなんですよね...これはどこでも起き得る事なんですけど、問題があって移動になった人間の方が楽で条件のいいポジションに就けちゃうことがあるっていう。
とりあえず2日でもう無理ですってどういう事だって思ったし、結末にもウンザリしたし、まぁ彼の事は同期だと認めてないっす、私。実際同期の集まりにも呼ばれてないしね。「皆さんにはお詫びとお礼をしなければいけないので食事でも...」とか言ってたけど何もしないし。
同期の半分以上が1年で会社に不満を持ってやめていった今、彼がまだ働いてるのを見ると複雑な気持ちになります。

働いていたのはコロナで大打撃を受けた業界なんだけど、この時はまだ会社的にもコロナ後を見越した採用を再開したばかりで、こんなことが出来る余地があったんですよ。
ただ、最近もうコロナは大丈夫だろうってことで、ドカッと大量に採用してたんですが、2人研修期間で首になって帰国させられたらしいです。もう余裕はないです。その場合、会社が払ってくれた航空券とかビザ代とかは全て返却の義務がありますので、まぁ金銭的にはマイナスでしょうね。
まぁ後にまたいろいろあって、そこも微妙な話ではあるんですが、それはまた後々...。

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マレーシアに1年住んだ感想。




マレーシア生活も今月末で1年2ヶ月になります。
どうか?と訊かれて一言で答えると、「つまらないが楽」です。

生活としてはあんまり変わらないんですよね、当たり前ですけど週5日は仕事してますから。で、普通に1日休んで1日遊んでみたいな。それもそんなに派手に遊ぶことも無いんで、あまり変わらないなぁと。ただ、怠惰に暮らすときのコストが全然安いので、楽だなって感じです。タクシーで30分くらいの所に行くのに20RM(600円くらい)で行けたり、出前でピザ頼んでも7、800円くらいで済んだり。
同僚なんかは日本と比べる安いから、って理由で、旅行したり整形したり歯の矯正したりって感じでガンガンやってますしね。
生活費は安いのです。家賃と電気水道ネット代などのリビングコストの安さのおかげですね。2ベッドルームの部屋に住んで、毎日出前(GRAB FOOD)遠出する時はタクシー(GRAB)みたいな暮らしでも、かかるのは月15万円くらいです。
来る前は会社の人事の人に「生活費は日本の3分の1」とか言われてましたけど、それはさすがにウソです。現地人と結婚してたり、バックパッカーみたいに現地人と同じ生活をするならそれでいけると思いますが、そこはやはり、外国人として暮らしているとやはり余分にお金はかかります。
それでも、私の場合で言うと、会社に歩いていける距離の2ベッドルームのジム/プール付きのコンドミニアムに住んで、食事はほぼGrabで宅配頼んで、毎週末値段を気にせず飲みに行ったりデートしたりして、安物とはいえ3本ギター買って、って暮らしてても1年で150万以上貯まりました。
ただこの1年ですらインフレを感じるので、いつまでこんな感じで暮らせるかはわからないですね。
たった1年の間にも、ちょっとした、それこそ散髪屋の値段が30RM→40RMに上がったり、スーパーの冷凍ピザが11RM→14RMに上がったり。今はある程度給料がもらえてるからいいですけど、日本で手取り20万以下で働いてた時にいつも買ってる冷凍ピザが100円値上がりしてたら死活問題でしょ?そのぐらいのインフレの仕方はしてますよ。

生活している中で思うのは、厳しい戒律のムスリムが多数派なのもあって、いわゆる海外生活!って感じのキラキラ感は無いんですが、治安もいいし、英語も通じるので、住みやすいって事ですかね。一応、仕事で使えるくらいには英語が出来るようになったからというのもあるんでしょうけど。
マレーシア人といってもマレー系、中華系、インド系とかミックスになっているので一概に言えないですけど、やっぱ中華系が一番文化が近い感じで、あっちも近しい存在として接してくれますね。

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で、何がつまらないかというと、あんまり観光地って感じの所も無いし、文化的に目立ったものも無いという事でしょうか。これ、全然普通にマレーシア人の友達も言います。勧められるのは海くらいかな。やっぱランカウイとか。でもそれならタイに行くってみんな言うんですよね。
それと、ある程度表面上は発展してしまっているというところでしょうかね。ネットのインフラを頑張って無理矢理どうにかしてる感はあって、Grabで頼める事も多いですし、支払いで現金を使う事もあまりないんですが、外に出てちょっと歩くと道ボコボコみたいな感じ。どうせそれならもっと東南アジア〜!って感じのユルくて雑な方がいっそいいんだけど、ムスリムはマジメなんでそうはならないんですよ。
あとは、安いのでどこに行くにもGrab使うんですが、逆に言うと車使わないとどこにも行けないんですよ。超車社会。酷い渋滞でも有名ですよね。KLならちょっと頑張ればあの店行って、この店でご飯食べて〜って歩いて回れますが、私の住んでる所はKLから電車で3、40分かかるイナカなので、もう完全に無理。歩道がないもん、まず。留学で行ったフィリピンなんかよりは発展はしている感じはあるのですが、単純に言って散歩しても楽しくないです。
やはり清潔感とかは日本と比べるまでもないですし、どローカルな店はそりゃわりと安いですけど、まともな店でお腹いっぱい食べると日本より高かったりしますから。なんかね。

同期の半分が1年で退職しましたが、話を聞くと同じような感想で、「マレーシア行くとこないし、アジアの汚い感じはもういいからヨーロッパの綺麗な所を見たい」というような感じでその後はヨーロッパに行く人が多いです。

私としては今の所、給料は日本にいる時よりいいし、リビングコストは安いし、こっちで友達もできたので、可能な限り居ようかな、と思っています。「凄くマレーシアが好き!」って感じではないですが、住みやすい良い国だと思います。



まとめると

良い所
・リビングコスト(家賃、光熱費、ネット代など)が安い
・マレー系、中国系、インド系と色々なカルチャーを体験できるのが興味深い
・アニメや漫画はやはり強く、日本好きな人が多い

嫌な所
・ローカルと同じもので良ければ安いが、それなりのクオリティのモノはむしろ全部輸入なので高い
・多数派であるムスリムが厳しい戒律の上で生活しているので、いかにも海外生活って感じのハジけ方は出来ない


......とか書いてたら、最近何かと話題のTHE 1975のマット・ヒーリーが、ヘッドライナーを務めたマレーシアのフェスでまた騒動を起こしていますね。アーティストのステージ上の言動によってフェス自体が残りの2日間も中止って、ちょっとはじめて聞きました。好きなバンドではあるものの、少し前のポッドキャストの件もあって全面的に支持は出来ないですが、マレーシアという国を表すときのいい例だと思います。
NMEの記事↓
https://nme-jp.com/news/131762/

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桂明日香「47歳、V系」(1〜5巻 完結)


なんでマレーシアですごす初の正月からこんな事書いてるのかわかりませんが(正月に暇すぎて書いて忘れてた)、いやー、終わっちゃいましたね。この漫画は渡馬する前の一番不安だった時に、友達から餞別で貰ったAmazonギフト券で買ってハマったんで、ちょっと思い出深かったりして、まぁ普通に面白くて、しんどい時期に救われてたんですが。

というわけで「47歳、V系」。過去記事でも何度か書いたことがありますが、残念ながら私はV系のファンではないです。でも、思春期にチャートに入ったりTVに出ている「日本のロックバンド」はV系がほとんどだったこともあり、普通に好きなバンドもいますし、元カノバンギャだったりもしました。

市川哲史 「私がヴィジュアル系だった頃。」
https://fanblogs.jp/gateofdoom/archive/132/0
蟹めんま「バンギャルちゃんの日常」
https://fanblogs.jp/gateofdoom/archive/670/0

近いようで遠く、日本独自の文化として色々と聴いたり読んだりしつつも、ファンであった事はないという距離感。
さておき、コレめっちゃキャッチーなタイトルじゃないすか?でサンプル読んだら、老いを気にしているベテランV系バンドマンが青汁を「ケール100%のスムージーだ!」って言い張るところで、もう好きですよね。買いますよ。
ここ数年の自分の事でもありましたからね。私今36歳ですから。数年前から髪の毛が減ったり太ったりでもう、頑張ればいいんだか諦めりゃいいんだかわからねぇ、みたいな状態です、ずっと。

で、まぁV系あるあるみたいな、まぁ「特殊な体験モノ」としてのエッセイ漫画とか、まぁ象徴としての「日本のロックバンド」として登場する漫画は結構あるんですけど、ちゃんとメインのキャラクターが普通に生活しているというのは珍しいです。そして、そのために俗世とつなぐキャラクターがマネージャーの金治さんな訳ですが、コレが素晴らしいキャラクターでしたね。

結局ネタとしてギャグにして終わりでも、それこそ歌詞の世界そのままのトラウマなんかを出していい話にするでは無く、キチンとバックグラウンドを描いて、キャラクターを生かしている所が凄く良かった。

基本ギャグ漫画なんで笑えるんですが、もう後半は普通にいい話として読んでましたし、最終巻は特にそう感じました。
コレはまぁ良くも悪くもという感じであるんでしょう。やっぱりギャグ漫画ですから。
もう舞台装置としてのV系というところにはほとんど気をかけなくなり、好きなキャラクターの日常を眺める気分で読んでいたので、この漫画のファンになった私はよくても、これからこの漫画として描けることは無くなってしまったのでしょう。

中途半端に恋愛なんかにせず、サッパリと希望を持てる終わり方になっているのも素晴らしい。
コンパクトで、引き際も素晴らしいと思います。うーん、マジでこの半年はこの漫画に救われてたなぁ。
このお正月にもゆっくり楽しませてもらいました。この作者の他の漫画も読もうっと。

いまだにやっぱりV系と言えば思い出すのはコレ↓

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マレーシアでの日々5「研修スタート」


はい、月曜から研修スタートです。まぁ初日は朝から入社式とオリエンテーションみたいなやつで、その後昼からち契約書の確認とこっちの銀行の口座作るセッションとかあって、最後にちょこっと研修で、それも自己紹介とかでほぼ終わった感じ。
同期で遅れてきた人も数人いたんでけど、一昨日の夜にこっちに着いて今日朝から入社式っていうスケジュールはキツイよな。俺らはまだ2、3日余裕があったから休めたし周囲を散策も出来たけど。
昼飯買いに外出たら、遅れて到着した同期の1人に「皆さんどこでご飯とか買ってるんですか?」って声かけられて近くのモールまで案内したけど、そんな状態だもん。ビザとかの関係で時期がずれる事もあるみたいなんだけど、まぁリモートで研修よりはマシと思うしかないわな。ちなみにこの声をかけてきた同期の10歳下のギャルと後に一番仲良しになるとは思わなかったっすね。

まぁもう「海外だなー」って感じで何一つスムーズにいかないですね。入社式とオリエンテーションはリモートで、ホテルのwifiを使って自分のPCやスマホでやってたんだけど、そりゃ小さいホテルでみんな一気に使うとwifiも不安定になるわけで......そのくせ最後にサーベイの提出で出席とするみたいな。いきなり大混乱でしたね。私の部屋にも「今どうなってます?見れてます?」って同期3人来ましたもん。英語だし、結構焦りましたけど、もうそういう問題じゃない感じでしたね。
昼からオフィスに行ったわけですが、もうある程度わかってたし暑い国あるあるでもあると思うんだけど、とにかく室内が寒い。モールとかレストランもなかなかだけど、オフィスがとにかく寒い。一応それは前から言われててライトダウンとか持って行ってたんだけど、もうガチダウンじゃないと寒い。だってまずトレーナーがブランケットで体くるんでるんだもん。

というわけで研修後に即ブランケットを買いに行く事に。何故かまた同期の女の子と2人と一緒に。ホント海外出るとこうなるの謎。最高。
ちょっと遠いけど大きいスーパーでブランケットとカップ麺を買い帰宅。米と油で合計20キロくらいあるパンパンのバックパックを背負って交通量の多い道路を横切る為に叫びながら走る同期の女の子にちょっと感動。いやね、マレーシアの道路事情は酷いよ、正直。車社会過ぎて歩道があんまりないんだもん、まず。信号も全然ないし。だから気合で道路渡るしかないんだよね。歩行者優先の意識とかも皆無だし。今のよく轢かれなかったな、ってのも数回あったもんなぁ、まぁ住む地域にもよるんだろうけど、リタイア後の移住ってのの結構大きいハードルかもね。気軽に散歩とか出来んよ、基本超暑いし。

というわけで、ココから1ヶ月は研修なんですよね。研修は研修で、どの仕事も最初は覚えること多くてしんどいよねー、でも同期がいっぱいいて一緒にやってるから仲良くなるよねー、的な感じです。
なんか留学した時も思ったけど、やっぱ狭いコミュニティで集中して勉強するっていう学校っぽいのをこの歳でもう一回やれるっていうのは結構嬉しいんだよね。
まぁこれも後にいろいろあるんですけどね......。

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マレーシアでの日々4「物件即決め」




さて、マレーシア着きまして、とりあえずスタートはいい感じ、と。
最初の3日間は基本ホテルでゆっくり出来たんですが、着いた次の日に不動産会社のスタッフに連れられて物件見学に行ってますね。
出発前に、「マレーシアだとジムとプール付きのすごく広い部屋に住めます」みたいなこと言われてて、本当かなぁと思ってたんですが、そこは本当でした。
今私が一人で住んでいるのも最上階16階の2ベッドルームのコンドミニアムで凄く広いんですが、家賃は日本で住んでたクソ狭いワンルームマンションとほぼ同じ家賃です。ジムもプールもあるので運動もできますし、セキュリティも不必要なほどしっかりしています。
驚いたのは同期皆がすぐに物件を決める事でしたね。まぁ会社が借りてくれたホテルは2週間泊まれるんでその間に部屋決めて、と思ってたんですが、みんな物件見学ツアーの後の昼食の時にもう決めてるんで、マジかよっていう。私はもう一回くらい改めて個人的に不動産屋と話しつつ物件見て決める感じだと思ってたんで。
というわけでその日のツアーで見た物件は全部決まってしまって、困ったので不動産屋に「まだ見せてない部屋があったら紹介してくれ」と頼み込んで、ツアーが終わった後に個人的に部屋を見せてもらって、その日の夜10時くらいにやっとこさ契約済ませました。しかし海外の人は怠ける人とハードワーカーの差が凄いわ。物件ツアーはじまったの朝10時よ?何時間働くんだこの人って思ったよ、ホテルに帰ってからも今後の事のフォローメールとかきてたし。いつtextしてもすぐ既読ついて返信くるし。
しかし、どの物件見ても広いんだよね。日本で貧乏バンドマンやってたから余計そう思うだろうけど、ちょっとトゥーマッチな感じ。普通の独身者用ワンルームみたいなやつってあんまりないみたい。まぁ値段も安いし、広い分にはいいかー、って思ってツーベッドルームの部屋借りましたけどね。家賃5万5千円くらい。
まぁ住んでみるとそこまでいいもんでも無かったりはするんですが......まぁそれはおいおい。
ちなみに日本で最後に住んでたワンルームマンションと今住んでるコンドミニアムの写真がこれ↓
IMG_6418.jpegIMG_6465.JPG

比べるもんじゃないね。

で、あとの土日の2日間はゆっくりしてた感じかな。まぁ前回書いたように散歩してたら熱中症っぽくなって焦ったりはしたけど。物件見学のついでにsimカードも買ったからチャージ(こっちではTopUp)しにコンビニ行ったり、モール行ったり、さっそくググって近くの楽器屋見に行ったり、って感じ。
なんか海外でもテキトウな店でテキトウにメシ食ってる自分に成長を感じたかな。別に英語困らなくなってるな、って。

いよいよ月曜から研修がはじまるんですが、それまではホント旅行気分でした。
よく言われることですが、マレーシアは日本からの移住者も多いので日本食は手に入りやすいですね、ちょっと高いけど。近くのモールのグロサリーもこんな感じ、
IMG_6523.JPGIMG_6526.JPG

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Alanis Morissette「You Oughta Know」




英語の勉強も一応続けなきゃなぁ、と思いつつ日々の仕事で疲れて中々進まない...という感じですが、和訳付きで洋楽聴くのも一つの勉強やんね!とこれは続けてます。いや、普通にどうせ聞くなら歌詞と和訳見ながらにするかって程度ですが。

そんな感じで雑に「洋楽 和訳」とかでYouTube検索とかしてたら、あーこれ知ってるわっていう懐かしのヒット曲が出てくるんですが、そんな感じで聴いてたらめっちゃいい曲だったので最近よく聞いているこの曲。
Alanis Morissetteっていうと「Ironic」は歌詞も含めて知ってたけど、アルバム『Jagged Little Pill』も持ってたのにこの曲の事は忘れてました。
しかし、いい歌詞ですね。
「Does she know how you told me You'd hold me until you died? Till you died, but you're still alive」
(彼女はあなたが私に言ったことを知ってるの? 死ぬまで抱きしめてくれるって 死ぬまでね  でもあなたはまだ生きてる)
ですよ。一緒に歌いたくなりますね。
なんか改めて聞くとサウンド的にも思いっきりオルタナティブですねぇ、ちょっとラップっぽくリズミックに歌うパートがあったり、90年代って感じですねぇ。いやー、いいなぁ。なんかよく聞いてます、最近。
またこの時のツアーメンバーが凄いのよ。Chris Chaney、Taylor Hawkins、Nick Lashley 、Jesse Tobiasですよ。ねぇ......R.I.P. Taylor Hawkins。↓

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マレーシアでの日々3「行っちまうとどうにかなる」




いやね、やるしかないっすからね。行っちゃったら。
もう空港で一人で飛行機待っててめっちゃしんどかったんですけど、もう離陸しちゃったらどうしようもないし、ちょっと吹っ切れましたね。機内でも最初色々考えてしまってちょっと涙とか出たんですけど、機内食でデザートにハーゲンダッツ出てテンション上がるっていう。
IMG_6426.JPG
まぁとにかく私は運だけはいいんで前回の留学の時も、空港で同じ語学学校のコミュ力高い女の子と知り合いになる→学校に着いて3時間後にはその子含む女の子3人と一緒にモールに行く→次の日の朝は履修登録からの皆でご飯、っていう運任せムーブで乗り切ったんですが、今回も同様でして。
空港のイミグレで並んでたら同期になる女の子たちと知り合いになる→夜は同期皆でご飯→朝ご飯食べに行ったら昨日の女の子たちがいるんで一緒に食べた後近くのモールを散策に、という日本の友人に「ん?デジャヴっすかね?」と言われた運任せムーブでやはりどうにかしました。
IMG_6431.JPGIMG_6433.JPG

あのね、オレ留学時33歳で今36歳よ?自分でも謎過ぎてビックリするって。海外だからって訳でもないんだろうけど、なんかねぇ......
という事で、なんかもう初手から楽しすぎましたね。ただねぇ、同期皆でご飯食べながら自己紹介するじゃん?みんな若いし、経歴も外大外語大長期留学ワーホリ英語講師って感じなのよ。で、最後俺だったんだけど「30歳まで音楽やってまして...」なんてチンピラみたいなん俺だけなんですよ。いやー、やべーなぁ、って思いましたよね。



まぁ会社が取ってくれたホテルは快適だし、研修がはじまるまでの3日間はなんか普通に過ごしましたね。
あ、散歩好きなんで暇なときはウロウロしてたんですが、クソ暑い真昼間に歩いてたら1時間くらいで熱中症になりかけてヤバかったですね。ホテル返って冷房最強にして、塩分取るためにカップ麺2つ食べて水がぶ飲みして寝ました。最近は慣れたし、ある程度どこら辺にココナッツジュースの露店があるとかがわかってるんで手ブラで普通に3、4時間くらい散歩したりしますけど、マジ何にも知らない時にノープランではヤバいです。自販機もコンビニも全然ないからね、っていうか日本が異常にありすぎるんだけど。最初は常に水の500ミリペット持っといた方がいいです。暑い国ナメてると本当に危険。

研修はじまるまではそんな感じかなぁ。散歩してちょっとモール行ったりお店入ったりした感じだとそこまで物価安くないなぁ、ってのは思ったな。
まぁモノによるっていうか、店にもよるけどね。徒歩1分にあるインド料理屋だと今日の晩御飯と夜食にした、ナンチーズ(カレーとグリーンチャツネ付き)とナシゴレンベジタブルで13リンギだから...400円しないくらいか。
IMG_7370.jpegIMG_7371.jpeg

これは店で食べた時の写真で、ナンバター頼んだのか、この時は。でもこのくらいのボリュームですからね。まぁこういう現地の人が行く店で安いメニュー頼むとこんな感じですが、綺麗なスーパーとかオシャレなカフェとか行くと、日本よりちょっと安いくらいですからね。
私が最後に住んでたのが日本のインドと言われる高円寺だし、そもそもずっと貧乏バンドマンだったんで、余計にそう思うんだろうけどね。
そんな感じでとりあえずスタートはいい感じでした。
なんかある程度英語出来るようになると生活してても困らなくなって海外居る感じがしませんね。一緒に働く同僚が日本人だから余計になんだろうけど。バキバキの英語圏なら違うんだろうけどなぁ、公用語の一つだったと思うんだけど普通のマレーシア人は思ったより英語喋れないです。それは意外だったかな。

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マレーシアでの日々2「渡航前。転職活動」




やっぱ時系列順に思い出すのが楽かな、と携帯の写真フォルダをスクロールしているのですが、とりあえずダラダラ書いていこうと思います。
まず渡航前の事なんですが、留学が2ヶ月で中断→中止になってしまって↓
https://fanblogs.jp/gateofdoom/category_21/

とりあえず食べるために元の職場には戻ったんですが、転職しようとは思ってたんですよね。出来れば海外で。英語の勉強は続けててTOEIC825までいったし、ギリギリ35歳10ヶ月くらいの感じだったんで応募は出来るし、という事で。
最初は人生最後の長期休みくらいの気持ちで、語学留学っつーのも後付けくらいな感じだったのですが、これじゃ不完全燃焼過ぎて逆に外に出たくなっちゃったんですよね。留学がメチャメチャ楽しかったのもあったし。
まぁコロナ下では海外どころか家の外にもろくに出られなかったんで転職どころじゃなくて、とりあえず日本語教師の資格取ったりしてたんですが↓
https://fanblogs.jp/gateofdoom/category_26/

まぁ未経験で就職するとなるとこれじゃ弱いしお給料も安いんでね、どうもこれは厳しいなって事で
「とりあえず英語はソコソコ、接客業でマネジメントの経験有り、コロナ禍で留学中止になったけどその間も新たに資格を取りました」
的な感じで転職活動したんですね。
まぁ年齢も年齢で、30歳までフラフラ音楽やってた私が採用されたのはやはりお馴染みのコールセンター業務なんですが、給料は前職よりいいし、物価は日本より安いし、東南アジア行きたかったし、という事で決めました。
出来るだけヘラヘラしていようと思ってる私なんですが、36歳ともう次を考えにくい年齢で、海外転職、おそらくキャリアにはならないコールセンター業務、「使用度としては日本語70%英語30%くらい」という説明があって、私のスキル的にはちょうどいいかもとは思いましたが、海外で英語でバリバリ仕事やる姿を思い浮かべてると大間違いですからね。電話かけてくるお客様も同僚も日本人だし。という事で渡航前1ヶ月間は鬱状態で本当にしんどかったです。
最後に友達と飲んだ日「店を出ると現実に戻ってしまう...」と遅くまで付き合ってもらいました。画像見ると行きたくなるなぁ、せっかく高円寺に引っ越したのにコロナ下であんまり遊べなかったもんなぁ。
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「なんでマレーシア?」
というのはやはり皆に訊かれるんですが、やっぱ大きな理由はお給料の良さと物価の安さです。当然、普通は物価が安いと給料も安いんですが、そのバランスがとても良い。
最近オーストラリアなんかもお給料の良さで話題ですが先進国はまず労働ビザを貰うのが困難なので、現実的に考えて労働ビザが出て、給料と物価のバランスで考えるとマレーシアかな、となります。
私は東南アジアにも興味があったんですが、大きな理由はそこです。もうお金の事を考えずに動ける年齢では無いので。前回も書きましたが「移住先として人気ナンバーワン」みたいな事も良く書かれていたので特に興味がありましたしね。それも結局物価と発展具合のバランスだと思います。

なので理由としては現実的に考えた結果、という面白みのない結論なんですが、まぁ同僚に話を聞いてもほぼそれです。マレーシアが大好きでここで働きたかった、って人は皆無です。
「先進国でビザが出るような資格も経歴も無いけど、そこそこの給料は必要」
という身も蓋もない話です。

なんだろ、一度留学の際に荷物はある程度片づけていたんでそこまで悩むことも無かったし、書類や各種手続きなんかは面倒ではあるんだけどググって解説に沿っていけばどうにかなるし、その辺りはそこまで大変でも無かったかな。年金の任意継続くらいかな、知らなかったの。
就職なんで、航空券やホテル、不動産会社は会社で用意してくれるし、最低限の保険も付いてるし、あまり心配はしていなかったな。まだコロナ下ではあったのでMySejahteraっていうアプリを入れてイロイロ登録しなきゃいけないんだけど、このアプリがイマイチ使いにくいとかはあったけど。
会社の金で行くから選べないってのはあるけど楽ではありました。

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Polyphia「ABC feat. Sophia Black」




一時期から新時代の若手ギタリストとして、ギター動画をyoutubeで検索していると目に付くようになったティム・へンソンがメンバーであるインストゥルメンタル・プログレッシブ・メタルバンドPolyphiaの新曲。けっこう話題になったんで既に聴いた人も多いでしょう。なんせ歌詞がね......。はい、歌ってるのは日米ハーフでトライリンガルのSophia Blackがフィーチャーされている、と。名前くらいしか知らなかったですけどね、私は。調べるとエレクトリック・ソウルみたいな感じか、あんまり聴かないからなぁ。

いやでもこれがね、歌詞が話題になってたからネタとして聴く感じかなーなんて思ってたんですが、良いです。なんか最近何回も聴いてる。
勿論バカテクで、歌の裏で弾いてるフレーズは中々エゲツないんですが、ちゃんとすげーポップなんだよね。それもJ-POPっぽいのよ。サビが分かりやすくしっかりある感じとか。
Sophia Blackもまたいいんですよね。PVとか見るとステレオタイプなSuper Kawaii的な感じも勿論あるんですが、いやー、歌はめっちゃうまいんだけどちゃんとポップというかキッチュな感じが出せてて。
PVもそうだけど歌詞や挿入されるセリフなんかに狙いすぎてる感はあって、そこはやはり若干抵抗はあるんだけど、狙ってやってちゃんと話題になって世間に届いて、そこから私はけっこうハマっちゃってるので、これはウマい事いったなぁ、って感じですね。日本以外でどのくらいうまくいってるのか不明だけど。というか、ギターギーク達はもうティムは知ってるし、Sophia Blackのファンはこの呑気なまでのポップな「あいうえお〜♪」って歌を受け入れるとも思えないから、どこ向け?とは思うけど。
ビッグインジャパン的になるのかなぁ?日本では盛り上がるだろうけどなぁ。

なんにせよ俺は好き。
マレーシアに来て、映画や音楽好きで集まってワイワイやる会を月1くらいでやってるんだけど、次はこれからスタートするかなぁ。微妙に知られてなくて、音楽好きにもカワイイモノが好きな女の子にも受けるいい温度だと思うんだけど。まぁドンズべる可能性もあるわな。
ちなみに前回大ウケしたのはBloodywoodとThe HuとBad Bunny。あとハードコアパンクバンドのライブのモッシュ映像集。

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マレーシアでの日々1「あっという間に4ヶ月」




気が付いたらマレーシアで働きだして、まぁ移住して、もう4ヶ月経ってるんですねぇ。
前のフィリピン留学の時も留学日記みたいなん書こうとして速攻で諦めましたけど、やっぱそれどころじゃないっすからね。留学の時はスパルタコースにしたら1日に10時間以上授業あったりしたし。まして今回は働く、そして移住って事で余計にイロイロありますからね。
到着して3日後には研修はじまって、1週間後にはもうこっちで借りたコンドミニアムに引っ越してんですよ?全てが早いっつーの。
海外に長期滞在の経験が無いまま来ちゃったんで、なんかやっぱり最初の1ヶ月が忙しすぎるけど楽し過ぎて、2か月目に逆に思いっきり鬱状態になって、そこから同期に救われつつ、やっぱりフラれたりして、なんかもうイロイロ振り切れて日本ですら使わなかったマッチングアプリで現地の人とデートしたり、同期の10個下のギャルの娘と謎に友達になったり、やっと落ち着いたと思ったら体調崩して病院行ったら高ぇーなオイ!とか、それがつい2日前ですね。

「毎回なんかネタ持ってくるから面白い」

と友達のギャルには言われますが、もう落ち着きたい......本当に落ち着きたいなら30も半ばを過ぎてから海外で働こうとかしちゃダメだけどね。まぁそんな感じで、やっとちょっと余裕が出来たんでボチボチ書いていこうと思います。
「移住先として人気ナンバーワン!」とか言ってますけどね、まぁイロイロしんどい事もありますよ。基本良い国だと思いますけどね。

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