2017年07月23日
鈴木智彦「ヤクザ専門ライター 365日ビビりまくり日記」
なんだろう、完全にタイトル通りなんだけど、「タイトル通りすぎるじゃねーか!」と怒りたい気分。
出た時から気になってたし、ちょっと話題にもなってたんだけど、期待はずれだったなぁ。
最近はイロイロ騒がしいし、興味を持つ人は多いと思うんだけど、なんというか、本当に「日記」なんですよ。いや、タイトルにそうあるし、日記でいいんですよ、勿論、でもマジでただの日記なんですよ。
普通こう、もうちょっとネタ繰っておくでしょ、っていう。
ヤクザ専門のライターなら、ただその日常を描くだけで作品になる、みたいな感じなんだろうけど、そんな甘いもんじゃないよな、と。
本当に日記で、しかもヤクザに厳しい世の中になった為、仕事も減った状態なので、密漁や原発などのヤクザ関連だと思える事にも手を出しているので、なんか散漫な感じだし、当然、ちゃんとした記事は雑誌の記事なり単行本にするので、核心の所は書けない。
だから、ホントただの日記なんだわ。
さすがにそれでは面白くない・・・なんなら単行本の宣伝にしか思えなかったりしてイライラする。面白そうな取材してるな、と思っても内容書いてないんだもん。
で、ずっとおねーちゃんがどうだ、酒飲んでどうだ、ヤクザに怒られたーヤバいー、ってのが書いてるだけなんでねぇ・・・。
フリーライターなので、面白ければ記事に、本にしてお金に換えるってのが当たり前なのは理解できる。
だからって、ダシガラみたいな日記本出されても・・・ってのが正直な感想でした。
新品価格 |
【本の最新記事】
この記事へのコメント