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『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』





もうここら辺は外れるはずが無いだろうという感じで、いつ観てもいいや、と思っててやっとそのときが来た感じ。

ご存知『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』『 スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』『宇宙人ポール』なんかのエドガー・ライト、サイモン・ペグ、ニック・フロストら製作陣の作った『ワールズエンド』。
ちょっとごっちゃになってて、『ハングオーバー』みたいな感じだと思ってたら『ホットファズ』だったのが個人的にちょっと面白かったけど、まぁ予想通りな感じ。
っつーかまた同じ話じゃね?って言っていいくらい。

基本的には好きだったアメリカ映画の引用しまくりで、ボンクラ映画なんだけど最後にどんでん返しでヒーローに、っていう。
設定もSFの古典、ジャック・フィニイの『盗まれた街』ほぼそのまんまだからなぁ。
SFとか言わない方がいいのか。まぁ結構前の映画だし。

うーん、面白いんだけど、やっぱ手法が一緒だからこっちも準備が出来てしまってるし、衝撃がないんだよねぇ。パブ巡りっていうイギリスっぽさとか、青春時代云々の話は好きでは在るんだけど・・・。
なんかそういうのばっかだな、って気もしてきたんだよね。サブカルおじさんの考える事は一緒だよね、私も含めてだけど・・・もっと清々しいくらいの馬鹿馬鹿しさが欲しかったかなぁ。

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