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清野とおる 「バカ男子」





「定価では買う気がしない」と言いつつwebでの連載を読んだり古本屋で探してしまうので、単に私が貧乏なだけかもしれません。そんな清野とおるの本。
平山夢明からも心配されるほど、ピュアに変な人と関わってしまう清野さんの原点というべき「男子」だった時代の思い出話。
自分もちょっとそうだし、友人にかなりそうな人がいたので解るが、変な人や事柄に出会う確率が異常に高い人というのが世の中にはいるのだ。そしてついて行ってしまう癖がある人がこうなる。ラジオ聴くと、伊集院光さんとかがそうだと思うんだけど。
実感する方法として一番簡単なのは、とりあえず何事も一番安いのを選ぶ事だろうか。私も適当に安い順に選んだ結果、最初に一人暮らしした部屋は一階がパブで自分の上が893の建物の7階だったし、次に引っ越したのは新興宗教の建物の真隣で日に2度太鼓入りのお祈りが聴こえてくる部屋だった。その次がボロボロのアパートなのに何故か電気と水道代が定額制で使い放題という謎物件。
どれも駅から近くて安かったが、人によっては絶対無理だと言うだろう。私はテキトウなのでどこも2年以上住んだけど。思い出すと今が一番まともだなぁ。

まぁこの本に出てくるエピソード自体は初見で読んだほうがいいと思うので書かないが、この人の本はどれも同じ感じです。好きな人は好きでしょう。
ただ、「男子」時代ならではのピュアさや馬鹿さ、無駄なアクティブさや、「先生や親に怒られる」というこの時代ならではの縛りがあって、これはこれで面白い。
まえがきやあとがきで結構まともっぽい事を書いているが、絶対この人一生こんな感じだし、なんとも思ってないと思う。今「東京都北区赤羽」とかで書いていることと一緒だもの。

あ、っていうか清野とおるのブログ見てみたら再録が結構あるな。というかブログを元にして本に出来そうなものだけまとめた感じかな?うん、とりあえずブログ読もう。で、面白いと思ったら買えばいいのか。

バカ男子

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